サクラマスとは、渓流魚として知られるヤマメが海に下り、大型に成長したもの。
サクラマスは非常に引きが強く、青物を彷彿とさせる強烈な走りで釣り人を魅了します。
それだけでなく、サクラマスは味が良いことでも知られ、一度食べると上品な脂のうま味が再び釣り人を海へ誘う、釣って楽しい、食べておいしい魚です。
そんな海サクラマスを釣るためのロッドはどのようなものを揃えればよいのでしょうか。
ここでは使いやすい長さ・硬さやおすすめの専用ロッドを紹介していきます。
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目次
- 1 海サクラマスロッドの特徴
- 2 海サクラマス用ロッドの選び方
- 3 海サクラマス用ロッドおすすめ14選
- 3.1 【アブガルシア】トラウティンマーキス ノーザンカスタム (108M)
- 3.2 【アブガルシア】ソルティースタイルノーザンカスタム (STNS-106M-KR)
- 3.3 【シマノ】カーディフNX (S100MH)
- 3.4 【シマノ】ディアルーナ (S106M)
- 3.5 【ダイワ】ラテオR 110M
- 3.6 【ダイワ】モアザン エキスパート (AGS 106ML)
- 3.7 【ダイワ】モアザン ブランジーノ (AGS 1010ML)
- 3.8 【テイルウォーク】ケイソン海サクラマスⅡ 106M
- 3.9 【がまかつ】ラグゼ チータ R3 100M
- 3.10 【パームス】ショアガンエボルブ (SFSGS-103M)
- 3.11 【フィッシュマン】ビームス クローラ 9.2L+
- 3.12 【ツララ】グリッサンド90
- 3.13 【ヤマガブランクス】アーリープラス100M
- 3.14 【ブルーブルー】バルバル99 ジャーキングエディション
- 4 まとめ
海サクラマスロッドの特徴
ミノーのジャークやジグミノーのリフトアンドフォールなど、アグレッシブなロッドアクションを加える場面も多い海サクラマス釣りですが、ロッドの硬さには注意が必要です。
その理由はサクラマスの口の柔らかさにあります。
サクラマスの口元は他の魚と比べると非常に柔らかく、口切れが起こりやすいのです。
ショアジギングロッドのような硬めのロッドでは負荷がかかりすぎてしまうため、バットから良く曲がる柔らかめのロッドが最適です。
海サクラマス用ロッドの選び方
長さ
海サクラマスを狙うためのロッドの長さは9~12ftがよいと言われています。
サーフからのジグを使った釣りには遠投のために長めのロッドが使いやすいでしょう。
一方で、磯からミノーを使ったジャークを中心とした釣りをする場合には取り回しの良い短めのロッドがおすすめです。
硬さ
ロッドの硬さは使うルアーの種類によって決めると良いでしょう。
例えば、ジグやジグミノーなどを中心に、遠投して沖の魚を狙うスタイルの場合、ハリのあるM〜MHクラスのロッドがおすすめ。
また、ミノーのジャーキングで魚を狙う場合には、口の柔らかいマスのジャークによる口切れを防ぐため、少し柔らかめのML程度のロッドがベストです。
どの硬さのロッドでも、最大ルアーウエイト40~50g程度までカバーしているものが使いやすいでしょう。
テーパー(調子)
テーパー(調子)とは、ロッドの曲がり具合を示す用語で、大きく分けてファストテーパー(先調子)、レギュラーテーパー(本調子)、スローテーパー(胴調子)の3種類に分けられます。
中でも海サクラにお勧めするのはファスト~レギュラーファストのロッドです。
これらのテーパーはロッドアクションをつけやすく、アタリを繊細にキャッチできます。
ただし、ファストテーパーのロッドでサクラマスを強引に寄せようとすると、前述したように口切れしやすいため、ファストテーパーのロッドを使う際には入念にドラグ調整を行いましょう。
メーカー
ここまでに挙げたものに加え、メーカーも大きな判断材料となります。
特に、シマノ・アブガルシア・テイルウォークなどは海鱒専用ロッドを展開しており、海サクラマス釣りにピッタリのロッドを取り揃えています。
なかでも、コルクやウッドをあしらったケイソン 海サクラマスシリーズを展開するテイルウォークのロッドは非常に人気で、なかなか入手もできないほど。
また、シマノ・ダイワなどの大手メーカーは多彩な番手・価格帯のロッドを取り揃えており、高いシェアを占めています。
価格帯
ロッドを選ぶ際には予算に合った価格帯であることも重要です。
エントリークラス・ミドルクラス・ハイエンドクラスのロッドはそれぞれ1~2万円・2~4万円・4~7万円程度と値段は大きく異なります。
海鱒専用ロッドは最先端の技術が数多く採用されており、高めの値段設定のものがほとんど。
一方で、可能な限りコストを抑えたいという方はエントリークラスのシーバスロッドで代用すると良いでしょう。
また、釣り初心者の方もヒラメ・ライトショアジギング・ロックフィッシュ等に代用しやすいシーバスロッドを選択するのがおすすめです。
海サクラマス用ロッドおすすめ14選
【アブガルシア】
トラウティンマーキス ノーザンカスタム (108M)
アブガルシアのトラウトロッドのハイエンドモデル、トラウティンマーキスのノーザンカスタムモデルです。
TAF製法により、ブランクスの強さとしなやかさの両立が実現。
近年定番となりつつある17㎝前後のロングミノーは、空気抵抗が大きく飛距離を出すのが困難ですが、このロッドではストレスなくキャストが可能です。
また、ミノーだけでなく、50g程度のジグまでカバーしており、シチュエーションに合わせて様々なルアーを使い分けることができる1本となっています。
全長 | 3.25m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 166.5cm |
自重 | 181g |
ルアーウェイト | 10~50g |
適正ライン | 10~20lb |
【アブガルシア】
ソルティースタイルノーザンカスタム (STNS-106M-KR)
アブガルシアからリリースされている海サクラ・海アメ専用エントリーモデル。
長すぎず短すぎず、磯からサーフまでカバーするバーサタイルなレングスで、ルアーウエイトの幅も広いため、これから海サクラマスを始めるという初心者の方におすすめです。
レギュラーテーパー設計のため、サクラマス特有のガツンとひったくるようなバイトも弾かずしっかりと乗せることができます。
全長 | 3.20m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 164.0cm |
自重 | 257g |
先径/元径 | 1.8/14.6mm |
ルアーウェイト | 10~50g |
適正ライン(PE) | 0.8~2号 |
【シマノ】
カーディフNX (S100MH)
小さめのミノーを繊細に動かすことから、サーフからのジグの遠投まで、なんでもこなせるおすすめの1本。
シマノが誇るハイパワーX機構を搭載。
ブレのないシャープなロッドとなっており、魚に主導権を握らせない、対モンスター仕様のスペックを持っています。
56gまでのルアーをカバーしており、サクラマスのシーズンが終わればサケ(アキアジ)にも流用できるため、これから北海道での釣りをはじめる、という方にも一押しです。
【シマノ】
ディアルーナ (S106M)
このロッドはシーバス用のロッドですが、海サクラマスに代用しているアングラーが数多くいます。
それもそのはず、長さ・アクション等が海サクラマスを狙うのにぴったりなのです。
また、非常に軽量で数時間ロッドを振り続けても疲れにくいこともメリットのひとつ。
ミディアムクラスのロッドですが、比較的柔らかめでしなやかに曲がるため、ミノーをロングキャストすることができます。
また、海サクラマスに使えるロッドの中では安価で、エントリーロッドとしてもおすすめです。
全長 | 3.2m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 163.5cm |
自重 | 166g |
ルアーウェイト | 8~45g |
適正ライン(PE) | 0.8~2号 |
【ダイワ】
ラテオR 110M
こちらはダイワのシーバスロッドで、安価でエントリーロッドに最適です。
一方で、ダイワのロッドらしい黒をベースとした高級感のあるロッドとなっています。
ハイエンドモデルに匹敵する軽さが特徴で、長時間ロッドを振り続けることができます。
X45機構を搭載したことで強化されたブランクによって、遠投性・キャストアキュラシーを向上。
ベテランにも手に取ってほしい1本となっています。
全長 | 3.35m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 172cm |
自重 | 163g |
先径/元径 | 2.0/15.2mm |
ルアーウェイト | 10~50g |
適正ライン | 10~20lb |
【ダイワ】
モアザン エキスパート (AGS 106ML)
シーバスをターゲットに展開されているモアザンシリーズですが、北海道では海鱒用ロッドとして人気を博しています。
なかでもハイエンドモデルのモアザン エキスパート AGSは、特に軽量で多くのアングラーが愛用しています。
SVFコンパイルXナノプラス機構を搭載し、ブランクスのカーボン繊維にムラがないため、軽くありながら強いブランクスを持ち、サクラマスの強烈な引きをいなすことができることも特徴です。
106MLは磯などのディープエリアでのミノーイングに適したロッドとなっています。
【ダイワ】
モアザン ブランジーノ (AGS 1010ML)
サーフからの釣りに適した少し長めのロッド。
30g程度のジグを軽快に遠投することができるだけでなく、飛距離の出しにくいミノー等のプラグもストレスなくキャストできます。
モアザンエキスパートほどではありませんがAGSシリーズであるため軽量で、先重りしないため振り続けても疲れづらくなっています。
一方で、SVFコンパイルXナノプラス機構を搭載しているため粘り強いブランクスとなっており、魚の引きに負けることなくファイトが楽しめます。
【テイルウォーク】
ケイソン海サクラマスⅡ 106M
他社の海サクラマス用ロッドに比べガイドが小さく、キャストした際に放出されるラインがブレないため非常に飛距離が出るロッドです。
ジグやジグミノーを中心に遠投で魚を狙うことができ、ファストテーパーですが、魚が掛かるとしなやかに曲がります。
グリップにコルクやウッド素材が使われているため、無機質になりがちな海サクラマスロッドの中でもロマンを感じる作りとなっています。
全長 | 10.6ft |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 164cm |
自重 | 215g |
ルアーウェイト | MAX 60g |
適正ライン(PE) | 0.8~2.0号 |
【がまかつ】
ラグゼ チータ R3 100M
フックで有名な老舗釣具メーカー、がまかつが展開しているショアバーサタイルロッドです。
前作のチータRRも数多くの上級者に愛用されたロッドでしたが、今回のモデルチェンジでさらに進化。
サーフ等の遠投が必要なフィールドで小さなルアーを使うのに適しており、上質なカーボンをコンポジットしているためブレのないキャストが可能です。
また、自重150gで大手メーカーのハイエンドモデルに匹敵する軽さも特徴です。
全長 | 3.05m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 157.0cm |
自重 | 150g |
ルアーウェイト | 5~35g |
適正ライン(PE) | 0.6~1.5号 |
【パームス】
ショアガンエボルブ (SFSGS-103M)
2018年に社名をアングラーズリパブリックから改称したパームスが展開するソルトバーサタイルロッド。
他社のロッドと同じく、シーバスをターゲットとしたモデルを選択すると良いでしょう。
砂や塩分などに強いとされているSicリングガイド、ブランクには高弾性マテリアルを採用しているので、どんな環境でも安心し、キレのあるキャストフィールやキャストのトルクを感じることでしょう。
中でもおすすめなのがSFSGS-103M。
全長 | 10.3ft |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 160cm |
自重 | 220g |
ルアーウェイト | 10~35g |
適正ライン(PE) | 0.8~2.0号 |
【フィッシュマン】
ビームス クローラ 9.2L+
ベイトロッド専門メーカーであるフィッシュマンのベイトロッド。
近年では、ベイトリールをはじめとしたフィッシングギアの技術の進歩により、飛距離の出しにくいベイトタックルでの遠投が可能となり、海サクラでも使用しているアングラーをちらほら見かけます。
このロッドはベイトタックルだからこそ捕れるランカーをターゲットにつくられているため、ここまで挙げてきたロッドよりも重量があります。
しかし、ときには1メートルを超える道東の海イトウまで対応するこのロッドのパワーは並みの海サクラマス用ロッドとは比べ物になりません。
とにかくデカい魚を釣りたい、という方におすすめのロッドです。
全長 | 2.79m |
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継数 | 3ピース |
仕舞寸法 | 104cm |
自重 | 236g |
ルアーウェイト | 8~40g |
適正ライン(PE) | 1~3号 |
【ツララ】
グリッサンド90
世界中の怪魚をターゲットにできるロッドを展開するツララのロッド。
キャストした際の抜け感や飛距離、重量で秀でているわけではありませんが、このロッドの武器はパワーでしょう。
サクラマスの強烈な引きをいなしつつ、粘り強いバットで寄せることで、主導権を魚に渡しません。
短くて重い、サクラマスには不向きのロッドのように感じますが、ぜひ上級者に使ってほしい1本となっています。
全長 | 9.0ft |
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仕舞寸法 | 182cm |
自重 | 225g |
ルアーウェイト | 3~60g |
適正ライン(PE) | MAX 3号 |
【ヤマガブランクス】
アーリープラス100M
ヤマガという略称で知られるヤマガブランクスのシーバスロッド。
ヤマガブランクスのロッドは全てが日本製で、アングラーの間でも評価が高いメーカーです。
大きな魚が掛かった際にロッドが曲がりきると、魚を持ち上げるように力がかかるよう設計されており、力の弱い女性や子供でも難なくランカーとファイトを楽しむことができます。
また、デザインもシンプルで洗練されており、多くの釣り人からの支持を得ています。
全長 | 3.05m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 157cm |
自重 | 187g |
ルアーウェイト | 10~35g |
適正ライン(PE) | 1~2.5号 |
【ブルーブルー】
バルバル99 ジャーキングエディション
ブルーブルーは2011年設立の比較的新しいメーカー。
ソルトルアー用品を幅広くカバーするラインナップで近年注目を集めています。
もともとはシーバル用のロッドですが、近年海サクラマス釣りでの出番が多い12~17センチの大型ミノーのジャーキングに秀でたモデルとなっています。
自重が202gと重く見えますが、少し長めに作られたリアグリップ内に30gのバランサーが組み込まれており、ロッドバランスが取れているため持ち重り感はゼロ。
ジャーキングの際にはロッドエンドを脇に挟み込むことが多いく、長めに設計されたリアグリップによって操作性が向上しています。
全長 | 9.9ft |
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仕舞寸法 | 152cm |
自重 | 202g |
ルアーウェイト | 8~42g |
適正ライン(PE) | 0.6~2号 |
まとめ
今回は海サクラマス用のロッドについて解説・紹介しました。
きっと自分にぴったりのロッドが見つかると思います。
みなさんも自然豊かなフィールドで、広大な海を旅してきたサクラマスと勝負してみませんか?
きっとこの上ない感動を味わえるでしょう。
サクラマスロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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