昨今、琵琶湖のバスボートではエレキモーターのウルトレックス機能を使用し自動でポイントにステイして釣りを行うアングラーが増えてます。
ポイントにステイして高比重ワームをキャストして10分かけてネチネチ釣りを行うのは当たり前になりました。
巻物においてもロッドを動かさず一定のロッド角度とスピードで巻くのがキモになります。
そういった釣りをゴムボートで行うのに必要な道具がアンカーになります。
今回はゴムボートで使用する、お勧めアンカー紹介します。
湖底の状況に合わせたアンカーの選び方も説明しますので是非参考にしてください。
- バス釣り歴30年
- ゴムボート釣行(琵琶湖)
中学生から琵琶湖でバス釣りしてきました。最近ではゴムボートでのバス釣りをメインとしています。
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目次
アンカーとは
簡単に言えば、漁礁やウィードエッジやハードボトムなどのポイントにゴムボートなどを固定するための道具です。
琵琶湖でゴムボートの釣りを趣味としている私には、ロッドやリールと同じように無くてはならない道具の一つになります。
良いポイントにはブラックバスは回遊してきますので、アンカーを落としてルアーを投げ続けていると良い釣果に繋がることが多々あります。
巻物やワームを使った釣りにおいても、アングラーに大きなアドバンテージを与えてくれる道具と言えるでしょう。
ゴムボートでアンカーを使うメリット・デメリット
メリット
アンカーが教えてくれる情報が釣りの参考になります。
アンカーを繋ぐロープに1m刻みで印をしておくと水深が一目で分かります。
アンカーを引き上げた際にウィードや砂などが付着して上がってきますのでウィード種類や湖底の状況も一目で分ります。
こういったアンカーが教えてくれる情報はパイロットルアーと同じ役割をしてくれます。
魚探が無くても、アンカーが教えてくれる情報だけで地形やウィードエッジが分かったりしますので、面倒くさがらずアンカーをこまめに落とすと釣果に差が出てきます。
デメリット
とにかくアンカーの揚げ降ろしはアングラーにとって重労働です。
過去に沢山のアンカーを使用し、軽量化に挑戦しましたが軽い物は少しの風で流されていきます。
そしてアンカーは頻繁に根がかりをしてしまします。
根がかりを外す作業がアングラーにとって重労働になりますので、アンカーを落としまま風で流されていて、急にゴムボートが止まった時は必ず何かに根がかりしていますので注意が必要です。
バス釣り用ゴムボートに適したアンカー・ロープの選び方
重さ
過去に色々なアンカーを試しましたが、結論は3kgほどが一番良いです。
揚げ降ろしも比較的に楽で、アンカーの形状にもよりますが3m程の風にも流されず頑張ってくれます。
根がかりの際にも3kgのアンカーなら比較的に楽に外れてくれます。
漁礁や岩場での使用なら1,5kgのアンカーでも使用が可能になります。
ロープ
私がおすすめするのは太さ9mmのクレモナロープです。
クレモナロープは対候性に優れておりトラックの荷締めに使用され、手触りも良く柔らかく作られています。
ホームセンターで安価に売られていますので通販で探す手間も省けます。
私は長さは10m刻みで売られているクレモナロープを使用しています。
カラビナ
アンカーのロープとゴムボートを繋ぐのにカラビナを使用しましょう。
10mのロープを使用しても、3mの水深で釣りを行うのにロープを全て出して使用する必要は無いです。
釣りを行う水深によってロープの長さを調整して、ゴムボートとロープを固定するのに、カラビナは非常に便利なアイテムです。
カラビナの強度は丈夫な物が良いですが、最近は100均で購入可能であり、強度もゴムボートで使用するには十分な仕上がりになっています。
形状
アンカーにはマッシュルーム型・ダンフォース型・フォールディング型など、沢山の種類が存在します。
各アンカーには得意な地形が存在します。
おすすめ5選に記載しますので参考にしてください。
ゴムボート用アンカー&ロープおすすめ5選
【エスコ】
マッシュルーム型アンカー EA915R-2
ゴムボートに傷がつきにくいプラスチックでコーティングされたマッシュルーム型アンカーになります。
20mのロープもついて6,800円程度になります。
私も長く使用しておりましたが砂地での食いつきは抜群に良かったです。
アンカーの引き揚げ時は水の抵抗があるマッシュルーム型アンカーですが、傘になっている部分に開口部を設け、水が抜ける構造になっています。
アングラー思いの設計に仕上がっています。
【古寺製作所】
マリンコデラ フォールディングアンカー FA-1.5
折り畳みも出来て場所を取らないのが魅力なアンカーです。
アンカー重量1,5kgで揚げ降ろしも、とても楽です。
砂地には全然食いついてくれませんが、漁礁や岩場にはロックしてくれます。
根がかりの際にも外しやすい重量なので、マッシュルーム型アンカーのサブとして持っておくのがベストな選択になります。
【1ボート55】
PVCアンカー(シャックル付き)
デザインも良くカラーも沢山あって、お洒落なアンカーです。
PVCで加工されていてサイズも33cm×20cmと場所を取らないサイズです。
砂地や岩場ともに、がっちりロックしてくれるタイプなので一つあれば十分です。
4,5kgの重量の揚げ降ろしが苦に思わない方には、お勧めのアンカーです。
価格は4,000円程度になっております。
【Dongyue】
折りたたみ式 シーアンカー
流し釣りを行うには最適なアンカーです。
ゴムボートはアンカーを使用せずに、クランクベイトなど水押しの強いルアーを使用すると、ルアーに引っ張っていかれる軽い乗り物です。
シーアンカーを使用する事で、巻物にも負けず安定して流し釣りが行えます。
私はワームやライトリグやってもダメって時の最終手段として、シーアンカーを使用しビッグベイトを無心で投げ続けます。
ビッグベイトを投げ続ける事で、バスはチェイスくらいのサービスはしてくれます。
ただ、風速や風向きなどに左右されるので使用条件は制限されます。
【まつうら工業】
クレモナSトラックロープ 約9mm×10m
アンカー用ロープは、これで十分です。
ホームセンターにクレモナロープは1,000円程度で売られています。
運送業の知り合いがいれば、ロープの先端に輪っかを編み込んで作ってもらえば、カラビナが不要になるくらいの頑丈な輪っかを作れます。
クレモナ素材は水に対して丈夫なのでアンカーとボートの接続には非常に適しています。
ゴムボートアンカーの自作や代用
ゴムボートのアンカーは他のモノで代用して自作することが可能です。
私が10年程度、使用しているのは「信和 ジャッキベース」です。
用途外使用になりますが、重さは3.3kgで揚げ降ろしも楽で砂地にも岩場にも食いつきは最高に良いです。
私が過去に使用した沢山のアンカーは、根がかりやゴムボートに結ぶのを忘れたりし、殉職されていきました。
アンカーを購入するにも4,000円程度は必要になり、近所の釣り具店で簡単に購入は出来ない商品です。
ホームセンターでアンカーに使用できる物がないかと物色していた時に、ジャッキベースに出会いました。
ロープとアンカーを結ぶのに手間が掛かりますが1,000円程度で売られているコスパの良さは最強レベルと言える一品です。
ゴムボートアンカーの使い方
アンカーをポイントに落とすにも使い方があります。
私は風向きを考えてポイントに対してゴムボートが風上に来るようにアンカーを落としバックラッシュが起こりにくいように釣りをする事が多いです。
ウィードエッジや漁礁は側面を狙えるようアンカーを落とします。
2人乗りで釣りを行う場合はポイントに対してゴムボートが横向きになるようにゴムボートにロープ結ぶようにします。
少しでも根がかりを避けるよう魚探で漁礁をさけて落とすように心掛けています。
風の強い日にはロープを長く使う事でゴムボートが流されにくくなります。
アンカーを落とす際には、しっかり結ばれているかを確認しましょう。
アンカーを落としたい場所の付近に、バスボートや他の釣り人がいる場合は落水音に注意しないとマナー違反になります。
アンカーの根がかりはルアーと同じで攻めた釣りをすると必ず起こりますので安全を考えて諦めも必要になります。
まとめ
アンカーはゴムボートでルアー釣りを行うには必要不可欠な道具ですが、間違った使用は危険を伴います。
私は2馬力エンジンを使用してゴムボートを走行している際に、アンカーが落水しロープがエンジンのプロペラに絡まった経験があります。
必要な道具ですが危険と隣り合わせです。
安全には十分に配慮しライフジャケットを使用して楽しんで釣りを行いましょう。
ゴムボート用アンカー&ロープの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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