ロックショアゲームの安全性と機動性を確保するのに役立つアイテムが、ウェットスーツです。
ウェットスーツはサーフィンやダイビングのイメージが強く、「釣りにウェットスーツ?」と思われるかもしれません。
そんな疑問を解決すべく、今回はロックショアにおすすめのウェットスーツを紹介します。
メリットやデメリットの解説とともに、磯釣りに人気な製品を厳選しました。
ウエア選びの際は、ぜひ参考にしてください。
- 釣り歴21年
- 年間釣行50日以上
愛知県在住で休日はもっぱら釣りのことばかり。20年前、友人に誘わて行った根魚釣りに魅了され自らタックルを揃えるように。今はエギングとジギングメインで、地元愛知や三重を中心に、福井や富山にも遠征します。デカイカをこよなく愛する3児(0~7歳)の父で、いつか一緒に釣り出来る日を夢見て日々奮闘中。
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目次
- 1 ロックショア(磯釣り)でウェットスーツを使うメリット・デメリット
- 2 ロックショアに適したウェットスーツの選び方
- 3 ロックショア用ウェットスーツおすすめ10選
- 3.1 【リバレイ】RBB ウェットスーツⅡ(8779)
- 3.2 【タカミヤ】REALMETHODアングラーズウェットスーツ
- 3.3 【ZEAK】フルスーツ男性用5×3mm ウェットスーツ(ZSM5LLB)
- 3.4 【mazume】mazume×AIMS ウェットスーツ3点セット(MZWS-320)
- 3.5 【モルゲンスカイ】ウェットスーツ3mm
- 3.6 【RUSH】DZ ロングチェスト 5/3.5mm DRK(21RASH53DZ-DRK)
- 3.7 【リアス】ウェットスーツ3(FWS3500)
- 3.8 【リアス】SWウェットスーツ(FWS3400)
- 3.9 【UMINEKO】メンズウェットスーツ(UM-N06)
- 3.10 【ファンキークルー】ウェットスーツ2点セット(MT-702 LO)
- 4 まとめ
ロックショア(磯釣り)でウェットスーツを使うメリット・デメリット
ロックショア(磯釣り)にウェットスーツを着用すると、どのような影響があるのでしょうか。
ここでは、ウェットスーツ着用のメリットとデメリットをまとめました。
メリット
安全性が高まる
ロックショアゲームは安全面重視の釣りですが、時と場合によっては落水するリスクがあります。
万が一落に落水した時、高い性能を発揮してくれるのがウェットスーツです。
体にフィットすることで動きやすく、泳ぎやすさは一般的なウェアの比ではありません。
ライフジャケットと併用することで、さらに高い安全性を確保できます。
高い機動性
ウェットスーツはフィット感が抜群で、体を動かしやすいことが大きなメリットです。
ウェーディングのように入水が必要な場面では、水に濡れる前提で設計されたウェットスーツが適しています。
最も機動性を発揮するのは、一発波などの大波から退避する時でしょう。
身を守る行動が瞬時にできる機動性は、ウェーダーなどよりはるかに高いものです。
防寒性に優れる
ウェットスーツはネオプレン素材を使っているため、防寒性に優れています。
濡れることでスーツと体の間に入った水を温める作用があり、保温効果によって体温が低下しません。
また密着感が高いため、新たに冷水が入ってくるのを防ぐ機能も備えています。
現時点でウェットスーツ派はまだ少ないですが、ロックショアゲームに適しています。
デメリット
着脱が面倒
ウェットスーツは体にフィットする設計のため、作りが非常にタイトです。
それゆえ慣れていないと着脱に手間がかかり、初めての方は一人で着用するのが難しく感じます。
またトイレ時の着脱問題も、ウェットスーツのデメリットの一つと言えるでしょう。
近年はファスナーの改良などで用を足しやすくなりましたが、慣れるまでは大変です。
ウエアとしての汎用性がない
ウェットスーツを釣りウエアとして見るならば、汎用性が無いことがデメリットです。
ウェットスーツを着用するフィールドは限られており、ロックショアもしくはウェーディングくらいかもしれません。
通常のロックショア用ウエアは、堤防などでも着用が可能です。
汎用性の高さを基準にウエアを選ぶと、ウェットスーツまで手が回らないのが現状ですね。
慢心や過信の危険性
ウェットスーツは体を動かしやすい性質を持ち、泳ぎやすいのが特徴です。
そのため「落水しても泳げるから大丈夫!」などの慢心や過信を生みやすくなります。
リスクを顧みず未開ポイントへ入ったり、海へ近づきすぎることも否定できません。
ロックショアは安全第一を忘れず、過信して海に近づき過ぎないようにしてください。
ロックショアに適したウェットスーツの選び方
サイズ
ロックショアに適したウェットスーツは、体にフィットするサイズ選びがとても重要です。
生地の伸縮性と胸囲を基準に、アングラー自身の体型に合わせて最適な製品を選びます。
特に胸囲は、締め付け感が強いと息苦しくなり、運動性能そのものが落ちかねません。
逆にだぶつき気味だと体を動かしにくくなり、性能はむしろマイナスに作用してしまいます。
また「首」「手首」「足首」がしっかり密着している製品を選ぶことも、覚えておいてください。
購入の際は、可能であれば試着したり店員のアドバイスを受けるのがおすすめです。
生地の厚み
ウェットスーツは、薄手から厚手まで様々な厚みのものがリリースされています。
スーツの厚みは好みにもよりますが、水温や動きやすさを考慮することも大切です。
5~7mmは厚めの生地で、水温が下がる11月以降の寒い時期に最適でしょう。
それ以外の春から秋にかけては、スタンダードな3mm厚がおすすめです。
季節に合わせて厚みを変えることで、ロックショアゲームを快適にできます。
機能性
ウェットスーツは素材によって機能が異なり、伸縮性や着替え易さに違いが出ます。
伸縮性が高く着脱しやすいモデルを選ぶならジャージ素材がおすすめです。
ただし表面にニットが使われているので、水や風で冷たく感じるかもしれません。
ラバー素材は、保湿性重視の方におすすめです。
海水に濡れると脱ぎにくくなるのが難点ですが、寒い時期の着用に適しています。
また裏地が起毛タイプのウェットスーツはとても高い保温効果で、厳冬期に使いたいですね。
ロックショア用ウェットスーツおすすめ10選
【リバレイ】
RBB ウェットスーツⅡ(8779)
前開きダブルファスナー採用により、初めての方でも安心して着脱可能な人気モデルです。
ヒザや尻部に補強パットを入れることで、岩場での擦れを気にせず釣りを楽しめます。
セミウォータープルーフ仕様のナイロン生地は防水性が高く、保温効果も申し分ありません。
3mm厚のジャージ素材で、春から秋にかけてのロックショアに最適です。
【タカミヤ】
REALMETHODアングラーズウェットスーツ
3mmロックショアに必要な安全性と機動性を満たす、ジャケット仕様のセパレートタイプです。
一般的なジャージより伸縮性の高い素材を採用し、抜群のフィット感と着脱のしやすさを実現しました。
セパレートタイプでも水が浸入しにくく、トップクラスの機能性を誇っています。
ヒップ&二―パッドは耐摩耗性が高く、岩場での作業がしやすいスーツです。
【ZEAK】
フルスーツ男性用5×3mm ウェットスーツ(ZSM5LLB)
四季のある日本で最も使用頻度の高いタイプで、春から秋にかけて使える汎用性の高いウェットスーツです。
高伸縮性のストレッチ素材を採用することで機動性を保ち、厚みを全く感じさせません。
軽量で動きやすく、高低差のある岩場の移動もスイスイ行えます。
縫い目を少なくすることで水の浸入を防ぎ、保温性が極めて高いモデルです。
【mazume】
mazume×AIMS ウェットスーツ3点セット(MZWS-320)
ロックショアでの釣りに特化したウェットスーツで、ジャケットからソックスまでの3点セットです。
キャストからランディングまでの動作をしやすくするため、伸縮性の高いネオプレン素材を採用しました。
暑い時期はジャケットを脱ぐことができ、フロントオープン仕様で着脱が楽にできます。
独自の縫製で、縫い目から水が浸入しないのもいいですね。
【モルゲンスカイ】
ウェットスーツ3mm
マリンスポーツ全般に使用される普及モデルですが、ロックショアでの使用に適した性能の持ち主です。
ストレッチ性の高いネオプレン素材を使い、段差の激しい岩場を移動しやすい機動性を備えました。
保湿性に優れており、水温が低下しても体温を維持しやすい特性を持っています。
完全防水ではないですが、縫い目から海水が浸入するのを極力防いでくれます。
【RUSH】
DZ ロングチェスト 5/3.5mm DRK(21RASH53DZ-DRK)
一般的なウェットスーツにありがちな圧迫感がなく、抜群の着心地を誇るハイクオリティーなモデルです。
吸湿発熱起毛を採用することで、3.5mmの厚みながら寒い時期の着用に適しています。
軽量かつ保温性に優れた生地は耐久性も高く、ロックショアに求められる性能を満たしました。
国産品質は信頼性が高く、高価格でも圧倒的な支持を集めています。
【リアス】
ウェットスーツ3(FWS3500)
オールブラックスタイルで、映えるウェットスーツとして発売より高い人気を誇るモデルです。
ヒザの屈伸や段差のある岩場の移動を容易にする運動性能は、トップクラスの実力を実現しました。
最上級で高品質のスペックでありながら、リーズナブルでパフォーマンス力ある製品です。
荒波を苦にせず、ロックショアゲームをとことん楽しめます。
【リアス】
SWウェットスーツ(FWS3400)
フルオーダー製品並みのフィット感とポテンシャルを備えながら、コストパフォーマンスに優れたおすすめモデルです。
歩きやすさはもちろんのこと、ヒザやお尻など擦れやすい箇所への補強もしっかり行われています。
磯歩きに適した機動性があり、初めてのウェットスーツとしても最適と言えるでしょう。
ジャージ素材は、伸縮性が高く着脱しやすいのがメリットです。
【UMINEKO】
メンズウェットスーツ(UM-N06)
高伸縮性のスーパーストレッチ素材を採用し、トップクラスの運動性能を誇る実力派です。
専門メーカーには無いリーズナブルな価格設定は、これからロックショアを始める方に適しています。
ネオプレンによって向上した運動性能で、タフな磯での移動も苦になりません。
保湿性、耐久性、速乾性に優れ、防水機能もしっかりしたスーツです。
【ファンキークルー】
ウェットスーツ2点セット(MT-702 LO)
非透湿タイプですが、高い防水性能を備えリーズナブルに購入可能なセパレートタイプのウェットスーツです。
予算を抑えたい時や初めてのウェットスーツとしておすすめで、厳しい環境のロックショアで機能的に使えます。
暑い季節はジャケットを脱ぐこともでき、使用感も問題ありません。
メーカー品が高いと思うなら、候補に入れておきたい製品です。
まとめ
ロックショアに適したウェットスーツは、サイズや機能性、動きやすさを基準に選びます。
また生地の厚みは、着用する季節に合わせることも大切です。
お気に入りのウェットスーツで、磯釣りを安全に楽しんでください。
ロックショア用ウェットスーツの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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