河川アメマス用ルアーおすすめ10選!ミノーやスプーンの選び方も紹介!

アメマスは北海道全域から東北、千葉県にまで生息しているサケ科の魚で、海と川を季節によって移動しながら生活する蝦夷イワナです。

今回はトラウトフィッシングの中でも手軽に大物に出会えて、ファイトの強いことで人気のある河川アメマス釣りにおけるルアーの使用方法とおすすめルアー10選をミノー5選、スプーン5選に分けて紹介したいと思います。

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河川アメマス用ルアーの種類やカラー等の選び方

釣具屋に行くとさまざまなルアーが売られています。

メタルジグ、ミノー、クランク、スプーン、スピナーなどさまざまな種類とカラーがある中で魚種にあったものを選ぶには、ある程度の知識がいるのです。

初心者の方にも分かりやすいように河川アメマス釣りにおけるルアーの種類やカラー等の選び方を解説していきます。

ルアーの種類

ミノー

一般的にミノーはフローティングタイプとシンキングタイプが良く使用されますが流れのある河川の釣りならシンキングタイプをメインに使用します。

時期や周囲の環境にもよりますが、フローティングミノーを水面に浮かせて昆虫のように動かしたりゆっくりと巻いてじれったい動きでやるとハマる場合もあります。

しかし、基本はミノーを使用する場合、素早いトゥイッチングで捕食のスイッチを入れリアクションバイトを狙うのが効果的です。

その日のパターンを頭でイメージしてロッドで操作することで釣れたよりも釣った感覚が高いルアーだと思います。

スプーン

スプーンのメリットはとにかくルアーが安くて釣れることです。

ミノーのように一個千円するものはほとんどありませんし、安いということはカラーを豊富にそろえられ、その日の当たりカラーを見つけることや見切られる事を防ぐことに役立ちます。

さらに、安価が故に根掛かりを恐れずに魚がついているカバーの際まで攻められるので、結果として釣果が上がるのです。

スプーンの選び方は水の抵抗を受けにくいややスリムなものを選ぶと良いと思います。

しかし細すぎてもアピール力がないのでそこらへんの塩梅が非常に難しく楽しいところです。

ミノー、スプーンのどちらにもいえることですが、河川の流れに負けずしっかりと泳ぐことが一番重要になってきます。

色(カラー)の選び方

ルアーカラーについてはピンク、赤、オレンジ、ナチュラル系があれば基本的にはどんな場面にも対応できるでしょう。

基本は濁った河川はナチュラル系ではアピールが弱いのため、赤、ピンクなど派手な色を使用します。

また水の澄んだ河川ではナチュラル系がフラッシュ効果に優れ、アピール力が高くておすすめです。

どちらともいえない場合、私はナチュラル系に赤やピンクのワンポイントが入っているものを使用します。

サイズ(大きさ・重さ)の選び方

ルアーのサイズ、重さとしましてはミノーであれば9cmを基本として5cmから11cmまでを複数本、スプーンであれば8gを基本として5gから18gまでをそろえるといいと思います。

基本的にルアーの大きさ、重さはベイトのサイズにあわせて考えますが、流れの速さ、フィールドのプレッシャーも考慮しなければいけません。

小さなルアーはプレッシャーに強いですが、飛距離がでない、重さがなくて流れに負けるなどのデメリットがあります。

大きなルアーは飛距離がでますが、警戒されやすいです。 

結局、フィールドの環境に合わせて色々試してみるのが一番だと思います。

河川アメマス用ルアーの使い方

それではここから河川でアメマスを釣るためのルアーの使い方について解説していきます。

ミノーの使い方

ただ巻き

ルアーを上流に向かって投げ、河川の流れより少し速いくらいのスピードでただ巻いてくるだけです。

活性の高い個体、もしくスレていない個体を効率よく探れます。

見切られないため一定のスピードで巻くことが重要なのですが、このテクニックは後述のルアーの使い方でも基本となりますので必須です。

トゥイッチ

ルアーを巻きながら竿先をチョンチョンと動かして弱った小魚を演出する方法です。

竿を動かした際にミノーのリップが水の抵抗となりイレギュラーな動きをしてアピールします。

活性の高い魚からスレた魚まで使える万能テクニックです。

ジャーク

あまり使いませんがトゥイッチよりも勢いよく大きく竿をあおり、ルアーを動かします。

低活性時やスレた魚に無理やり捕食のスイッチを入れたいときに有効です。

ただ水切り音で魚が警戒してしまう場合もあるので注意してください。

スプーンの使い方

ただ巻き

基本は先ほどのミノーと同様ですが、シングルフックのスプーンを川の流れにのせて川底を転がしてくるように流すテクニックがあります。

また、スプーンはミノーよりも少ない水の抵抗でもアクションしますので下流側に投げて河川の流れによってラインにテンションをかければ、その場にステイさせてピンスポットで魚に対して長くルアーを見せることができるのです。

トゥイッチ

こちらも基本はミノーと同じですがスプーンの場合はアクションに間をもたせてほんの少しフォールさせます。

スプーンがひらひらと沈む瞬間が食わせの間です。

リフトアンドフォール

竿の上下によってルアーを動かす使い方です。

竿を上げルアーを浮かせてリフトし、フォールでラインのテンションを抜いてル アーを沈めます。

ここぞという時にただ巻きでバイトしないときに試してみると効果的です。

河川アメマス用ミノーおすすめ5選

【スミス】
D-コンタクト

トラウトフィッシングで一番有名なシンキングミノーではないでしょうか。

とりあえずこれを複数のサイズ持っていけば安心です。

特徴は何といっても重さ。

110mm、26gでちょっとしたジグミノーなみの重さです。

その重さから大規模河川本流で飛距離を稼いで効率よく探れますし、渓流の流れの速さにも負けません。

【DUO】
スピアヘッドリュウキ

このルアーはD-コンタクトとほとんど同じ特性があります。

同じなら一番有名なD-コンタクトでいいのではないかと思われるかもしれませんがこのルアーはD-コンタクトよりも安いのです。

その分耐久性に劣る気がしますが根掛りの多いヘビーシンキングミノーでは安価というのは大きなメリットです。

そしてもちろん良く釣れます。

D-コンタクトの良さと安価の両立した一番おすすめのミノーです。

【ハルシオンシステム】
月虫(浮)

月虫66(浮)はボディに対して大きめのリップが特徴でスローでのアピール力に優れています。

とくに流れの緩やかな場所で超スローリトリーブをしながらふらふらと漂わせてやると良く釣れることが多かったです。

また、フローティングミノーなので初夏のあたりなら水面で浮かせて虫のようにチョンチョンと動かしてやることもできます。

【スミス】
D-インサイト44

このルアーはD-コンタクトを改良したルアーで側面がフラットなのが特徴です。側面がフラットなのでフラッシング効果が高いのが特徴です。

さらにこの44mmの小型のボディが抜群のフラッシングと相まってスレた魚に対して効果抜群。

しかもこのサイズなので小さな魚も平気でバイトしてきます。

ボウズ逃れの必需品です。

【ダイワ】
ドクターミノー2 70S

このルアーはバス、ソルト、トラウト等なんにでも使える万能ルアーです。

もはや語ることはないくらい有名なルアーなのですがそれ故に、面白味にかけるルアーでもあります。

ただ、投げ良く飛び巻いてしっかりアクションし、ロッドワークにもしっかり反応する良いルアーであることは間違いありません。

価格も安価で投げ売りされていることも多く、予算の少ない方におすすめしたいのがこのドクターミノーです。

河川アメマス用スプーンおすすめ5選

【ダイワ】
チヌーク

昔からある代表的なスプーン。

やはり、昔から売れ続けているだけあってその釣果は折り紙付きです。

とにかく癖のない扱いやすいスプーンで迷ったらこれを使えばいいと思えるほど基本をしっかりと抑えた優秀なルアーの一つ。

また、チヌークはカラー、重さも豊富でさまざまな場面に対応できますので初めての場所で一投目になげるならチヌークはおすすめです。

【スミス】
PURE

こちらもチヌーク同様、代表的なスプーン。

チヌークとの使い分けはカラーの差で、チヌークにはなくてPUREにあるカラーを使えばいいです。

もちろんその逆もあります。

こちらも基本性能をしっかりと抑えた優秀かつ無難なルアーで、個人的には塗装がチヌークより落ちづらいような気がするのでこちらを使うことが多いです。

【イトウクラフト】
蝦夷スプーン

蝦夷スプーンは上記のようなスタンダードなスプーンとは一線を画します。

まず、裏面がハンマートーン仕様になっていて水噛みがすごくいいです。

そのため、スローリトリーブでもしっかりとテールを振ってくれてアピール力が高いですし、気持ちのいい引き抵抗が釣りを飽きさせません。

また塗装がとても美しく、それだけで釣れそうな気がします。

釣れそうな気がするというのは重要で、お気に入りのルアーほどよく使用するので必然的にそのルアーの釣果は良くなるのです。

【ノーザンライツ】
マスケグ

マスケグは本流など大規模河川での使用を想定されたスプーンです。

このため流れに強くまた、ただ巻きで浮いてこないので底をじっくり攻められます。

ノーザンライツは北海道のイトウ釣りのスプーンとして多くの愛好家を生みましたが、河川アメマスにもかなり効果があります。

一番おすすめのスプーンです。

【コーモラン】
タスマニアンデビル

最後に紹介するのがタスマニアンデビルという一見風変わりなスプーン。

アクションも変わったウォブリングをしていかにも釣れなさそうです。

釣れると噂を聞いて買ってはみたものの、タックルボックスの奥底にしまい込んでる人も多いはず。

しかし、信じる者は救われます。

他のルアーでどうにもならないとき、このルアーに救われたことが何度もありました。

まとめ

今回、河川アメマス用ルアーおすすめ10選!ミノーやスプーンの選び方も紹介させていただきました。

世の中いろいろな情報が飛び交っていますがまずは、今回の記事を参考に釣りに行ってみてください。

何度も釣り場に通っているうちに釣果はおのずと上がります。

せっかくの釣行を無駄にしないために、基本的な知識を身に付け、万全の装備で挑んでいただければ幸いです。

紹介アイテム一覧

河川アメマスのルアーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

スミス
D-コンタクト
DUO
スピアヘッドリュウキ
ハルシオンシステム
月虫(浮)
スミス
D-インサイト44
ダイワ
ドクターミノー2 70S
ダイワ
チヌーク
スミス
PURE
イトウクラフト
蝦夷スプーン
ノーザンライツ
マスケグ
コーモラン
タスマニアンデビル