雨の日にも快適に釣りを楽しみたい、そのような時に欠かせないのがレインウェアです。
レインウェアにはさまざまな素材がありますが、今回ご紹介するのはPVCという素材で作られたもの。
PVCについて詳しく知らない方でも、PVCのメリットやデメリットがわかるよう詳しく解説しています。
さらにはおすすめのPVC製レインウェアを10種類ピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
- 釣り歴15年
- 様々なジャンルの経験
兵庫県出身愛媛県在住。5歳頃から釣りを始め、今も毎週釣りに通うほどの釣り好き。得意な釣りはメバリングやエギングですが、ショアジギングやバスフィッシングなど、ほぼすべてのルアーフィッシングを経験しています。釣りの世間イメージを「充実した趣味」にすることが夢です。
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PVC素材の釣り用レインウェアとは
PVC素材の釣り用レインウェアとは、PVC（ポリ塩化ビニル）を生地に使用したレインウェアのことです。
レインウェアの生地としてはゴアテックスやダイワのレインマックスなどの「防水透湿素材」が有名ですが、PVCはそれらとは異なる特徴を持っています。
どちらにも一長一短があり、自分の目的や使用状況によって使い分けるのがベスト。
人によっては防水透湿素材よりも快適な事もある、優れたレインウェア素材です。
PVC素材の釣り用レインウェアを使うメリット・デメリット
それでは、PVC素材の釣り用レインウェアのメリットとデメリットを詳しく解説します！
メリット
摩擦に強く丈夫
PVC素材の釣り用レインウェアの最大の特徴が、摩擦に強く丈夫であることです。
テトラや岩などで擦れても破れにくく、磯場などに行くことの多い釣り人にかなりおすすめ。
破れてしまってはレインウェアとしての機能が果たせないので、これは大きなメリットとなるでしょう。
さらに経年劣化が少なく、長期間愛用することも可能です。
汚れに強い
PVC素材の釣り用レインウェアは泥や潮で汚れてしまっても、簡単に洗い流すことができます。
摩擦に強いことからゴシゴシと洗うことができ、洗濯にも気を使いません。
磯やテトラは汚れやすい釣り場でもあるので、このメリットがかなり活かされるでしょう。
PVC素材のレインウェアはこのようなメリットから、工事現場でも多く使用されています。
リーズナブル
PVC生地は低価格のレインウェアにもよく使われている素材であり、防水透湿素材を使用したレインウェアよりもリーズナブルです。
ゴアテックスなどの防水透湿素材を使用したレインウェアは5万円近くすることもありますが、PVC素材の釣り用レインウェアは1万円前後で購入可能。
最低限濡れることを防げればよい、そのように考えている方にとってPVC素材の釣り用レインウェアはピッタリと言えるでしょう。
デメリット
重い
PVC生地は他の生地よりも重いというデメリットがあります。
そのため、雨の日でも機動力を求めたい方や、ランガン中心の釣りをする方は少し不便を感じてしまうかもしれません。
軽さを求める方におすすめなのは、ゴアテックスやレインマックスなどの防水透湿素材を使用したレインウェアです。
自分がどれほど軽さを求めるのか、それによって使い分けるのが良いでしょう。
蒸れやすい
PVC素材の釣り用レインウェアのデメリット2つ目に挙げられるのは、透湿機能がないこと。
透湿機能とは、レインウェア内部で発生した湿気を外へと放出する機能です。
透湿機能があれば夏でも蒸れにくく快適なのですが、PVC生地には透湿機能がありません。
そのため、夏場などの蒸れやすい時期にはサウナスーツのようになってしまいます。
レインウェア感がありすぎる
PVC素材の釣り用レインウェアは生地素材の特性上、どうしてもレインウェア感が強く出てしまいます。
防水透湿素材を使用したレインウェアの中には晴れの日でも使いやすいものがあるのですが、PVCは雨の日専用と言わざるを得ません。
しかし、価格の安さや耐久性などを考えると、万が一の雨のために持っておくレインウェアとしてはかなり優秀です。
PVCの釣り用レインウェアおすすめ10選
ここからは、実際におすすめしたいPVCの釣り用レインウェアを10種類ご紹介します。
【ダイワ】
PVCオーシャンレインスーツ
PVCオーシャンレインスーツはダイワから販売されている、ハードな使用向けのレインウェアです。
PVC生地が全面に使用されていることで、どこが岩やテトラに擦れても安心。
また、PVC生地のデメリットである蒸れやすさを解消するために、ポケットにベンチレーション機能が設けられています。
防水性能が高いので、高確率でずぶ濡れになるオフショアでの釣りにもおすすめです。
【がまかつ】
PVCサロペットデッキレインスーツ
PVCサロペットデッキレインスーツは、がまかつから販売されている激しい動きにも対応したレインウェアです。
サロペットというのは、ショルダーベルトが付いたズボンのこと。
動きでズレ落ちてしまうことがないので、揺れる船やランガンで歩き回る釣りに適しています。
濡らしたくないものを入れておくのに便利な、止水ファスナーのポケットが備わっている点も魅力です。
【シマノ】
マリンスーツ
ハードな使用でも簡単には壊れない、船でのエサ釣りに最適なPVCの釣り用レインウェアです。
船のエサ釣りは濡れやすいだけではなく、エサや魚で汚れやすいことが特徴。
このPVC製のマリンスーツであれば、そのような時にも気軽に水で洗い流せます。
また、袖にはネオプレーン生地が二重に使用されており、耐寒性も抜群。
PVCの釣り用レインウェアは風を通しにくいので、船の移動時にも安心です。
【コヤナギ】
PVCライトスーツ
PVCライトスーツはAmazonにおいて1000円以下で買うことのできる、激安レインスーツです。
耐水圧や耐久性は本格的なレインウェアと比べてかなり低いですが、急な雨には充分に対応可能。
コンパクトに折りたたんでバッグにしまっておけることが最大の魅力です。
ないよりはある方が良い、万が一の雨に備えて持っておくと安心でしょう。
【トラスコ中山】
プロセーフティレインスーツ
トラスコ中山という、作業着を販売している会社のPVC製レインウェアです。
野外での作業を前提としているだけあって耐久性が高く、擦れに強いことが特徴。
さらに、なんといっても最大の魅力は3000円という価格です。
釣り用として販売されているレインウェアほどの動きやすさはないものの、1万円以下のレインウェアとしてはかなりおすすめ。
【ナナロクルブリカンツ】
PVCレインウェア マリンジャケット
Amazonで販売されている、水産業用のPVC製レインウェアです。
水産用なので防水性能が高く、潮にも強くなっています。
また、大きめのフードが付いているので、首元から水が侵入する心配もありません。
水産用であることを感じさせないデザインは釣りにピッタリです。
【喜多】
PVCレインコート
1000円以下で購入することのできる、激安PVC製レインウェアです。
低価格ながらズボンに空気穴が設けられており、PVCのデメリットでもある蒸れやすさを軽減してくれています。
汚れを気にすることなく使える値段なので、ハードな使用におすすめ。
万が一の雨に備えてバッグに忍ばせておくのも良いかもしれません。
【Anytop】
レインポンチョ
サッと羽織りたい時に便利な、ポンチョタイプのPVC製レインウェアです。
急な雨が降ってきた際には、すぐに着られることはもちろん、ジャケットタイプよりも濡れにくいことが特徴。
釣り以外にも通勤や通学など、1つ持っていればさまざまな状況で活躍してくれること間違いなしのアイテムです。
【リプナー】
バックパックレインスーツ アディ
アウトドアブランドのロゴスが展開している、リプナーというブランドのレインウェアです。
生地にPVCのコーティングがされており、軽くて動きやすいことが特徴。
さらに、バックパックを背負ったその上からも着ることができる優れもの。
自分は濡れないけれど荷物が濡れてしまう、そのような経験をしたことのある方はぜひ試してみてください。
【コールマン】
レインコート上下
アウトドアメーカーのコールマンが販売している、上下セットのPVC製レインウェアです。
レインウェアには見えないデザインに、豊富なポケットと釣りにピッタリな特徴が充実。
価格も上下セットで1万円以下とお求めになりやすいので、コストパフォーマンスに優れたレインウェアを探している方におすすめです。
もちろん、防水性能はさすがコールマンと言えるものになっています。
まとめ
以上ここまで、PVCの釣り用レインウェアについてメリットとデメリットからおすすめ製品まで、詳しくご紹介してきました。
PVCのレインウェアは安いものが多く、雨さえ防げれば良いという方にピッタリ。
今回はさまざまな製品をご紹介しましたので、参考にしていただければ幸いです。
PVCの釣り用レインウェアの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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