今では定番になりつつある夏の釣りにパンチングがあります。
これは夏場にシェードが形成されるウィードの中や、マットカバーの下に隠れるようになったバスを釣るためのテクニックです。
カバーから強引にバスを豪快に引きずり出すパワーフィッシングの釣りですが、アプローチの仕方からバイトそしてファイトまでアングラーの腕はもちろん、タックルの性能が大きく左右する釣りでもあります。
そんなパンチングに最適なロッドの特徴とおすすめロッドをご紹介します。
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パンチングロッドとは?特徴や選び方を解説!
長さ
一般的にパンチングロッドと言われる番手のロッドレングスは最低でも7フィート以上のロッドが適切になります。
これは、ショートロッドと同じモーションでファイトした時にロッドレングスが長い方がバスをカバーから引き寄せやすくなるメリットがあるためです。
また、カバーの中へルアーを入れた際にロングレングスな程、ルアーからロッドまでに角度を付けることができるのでルアーの落とし込みと回収も容易になるメリットがあります。
硬さ
パンチングロッドに欠かすことが出来ない重要な要素にロッドの硬さがあります。
これはフィールドでパンチングを行うカバーが濃い程ロッドパワーを上げる必要がありますが、一般的には最低でもHクラスの硬さを持たせることが良いとされています。
ボートフィッシングであれば、ファイト中にウィードに巻かれてしまってもボートで近づくことでキャッチできる可能性がありますが、オカッパリの場合はパワーで寄せてくる他ありません。
フィールドのカバーの濃さを考慮して十分なパワーを持ったロッドを選定すると良いでしょう。
テーパー
パンチングロッドに適したロッドのテーパーは一般的にファーストテーパーとされています。
これは、パンチングで送り込んだルアーに対して繊細な動きを与えながら、バスのバイト時の食い込みを良くするメリットがあるからです。
メーカーによってはビックベイトやスイムベイトなど巻き物系ルアーの使用想定と、パンチングでバスをフックセットした時にブランクス全体を曲げることでリフトアップしやすくする狙いから、ミディアムテーパー寄りに作られている場合もあります。
パンチングロッドおすすめ10選
【シマノ】
ゾディアス(172H)
シマノのゾディアスは、初心者からベテランアングラーまで幅広い層で人気のあるハイコストパフォーマンスロッドです。
172Hはジグやテキサスリグなどをオープンウォーターで使用することはもちろん、マットカバーでのパンチングまでこなすことが出来るロッドとなっています。
パンチング専用ロッドではなく、他のワーミングも含めて一本のロッドでバーサタイルに使っていきたいと思っているアングラーには特におすすめの番手となっています。
【シマノ】
エクスプライド(1711XH-2)
シマノがバス釣りの本場であるアメリカのビックバスまで視野に入れて作り上げられたロッドがエクスプライドシリーズです。
1711XHは非常に濃いカバーへのパンチング用にデザインされたロッドとなっており、2oz以上のシンカーを用いて厚いヘビーカバーを攻略することが出来るパワーを秘めております。
また7フィート11インチのロングレングスを活かして、ロングディスタンスでのアプローチが出来る点もアングラーにアドバンテージとなる、対ヘビーカバー用のパワーロッドです。
【シマノ】
バンタム(177XH)
バスフィッシングの楽しみと本質を追求して作られたロッドがバンタムシリーズです。
177XHはバットからティップまでロッド全体にパワーが与えられており、パンチングで送り込んだ重量のあるルアーに対してキレのあるアクションを与えることが可能です。
また、パワーフィッシングに対応できるようにロッドガイドも全てダブルフットの仕様になっているのでラフな環境下でも問題なく使用が可能です。
ストロングな釣りを突き詰めたいと考えているアングラーには特におすすめのロッドです。
【ダイワ】
ブレイゾン(741XHB)
ダイワがプロデュースしているブレイゾンは、2万円以下の価格帯となっていますがハイエンドシリーズにも使用されているブランクス技術の“ブレーディングX”や“高密度HVFカーボン”が採用されている人気シリーズです。
741XHBはブレイゾンシリーズの中でも特にパワー設計がされており、ダイワのプランクス技術でビックベイトやパンチングなどに使用するルアーをブレることなく、ピンポイントに送り込むことが出来るロッドです。
このロッド一本で重量のある巻き物からカバーフリッピングまでこなすことが出来る万能ロッドです。
【ダイワ】
ブラックレーベル(SG 7111XHXB)
高感度と高い操作性を重視して作られたロッドシリーズがブラックレーベルです。
SG 7111XHXBはフリップ&パンチング専用のロッドとしてつくられている番手となっており、非常に厚いカバーからバスを引き出すパワーはもちろん、ロッドバランスを見直すことでシャープな振り抜きでカバーポケットに静かにルアーを入れ込むことが出来るロッドになっています。
ライントラブルが発生しやすいPEラインを想定したガイドセッティングもされているので、この一本でストレスフリーなカバーゲームを行うことが出来るロッドです。
【アブガルシア】
ホーネットスティンガープラス(HSPC-7112X-FP)
アブガルシアのホーネットスティンガープラスのHSPC-7112X-FPはウィードレイクである琵琶湖で徹底的にテストを行って開発されたパンチング&フリッピング用のロッドです。
このロッドのテーパーは、パラボリックに曲がるようになっているので、バイト時の食い込みの良さとブランクス全体で曲がりビックバスをカバーから引き抜く力の両方を持ち合わせています。
カバーからバスを引き出す為に設計された特殊なグリップも魅力のポイントとなっています。
【デプス】
サイドワインダー ヒュージカスタム(H3S-73RF/FE)
デカバスハンターのロッドとして有名なデプスのサイドワインダーシリーズです。
そんな中でもヒュージカスタムはデカバスのみの留まることなく、あらゆる巨大魚をターゲットとして作られているロッドです。
パンチング&フリップ用のロッドとしてはショートレングスが採用されており、手返しの良いアプローチが出来るようになっています。
また、ヘビーカバーからバスを引き抜くことはもちろん、ショートバイトを弾かない繊細なティップと長時間でもパンチング出来るようにフォアグリップまで排除した軽量化がされている、拘りの詰まったロッドです。
【エバーグリーン】
ヘラクレス(HCSC-74X)
ハイパワー&ハイトルクのパンチングロッドであれば、エバーグリーンのヘラクレスHCSC-74Xはお勧めの一本です。
4ozを超えるビックベイトを使うロッドとしても有名ですが、ヘビーパンチショットやヘビーテキサスリグまで幅広く対応できるロッドとなっています。
ブランクスは4軸カーボンが使用されており、バットからティップまでハイテーパーなデザインを使用することで、軽さと強度の両方を高い次元で実現しているロッドです。
品質に関しても拘りのMade in Japanとなっているので、安心して長期間で使えるロッドとなっています。
【ノリーズ】
ロードランナーヴォイスジャングル(760JH)
ベテランアングラーから高い支持を得ているノリーズのロードランナーの中でも、ヴォイスジャングルは対カバー攻略用のロッドとして開発がされたシリーズです。
760JHは釣り人の腕力ではなく、ロッドのトルクでカバーからバスをリフトアップさせることが出来る様にデザインされており、今まで濃いカバーでバスとのファイトに苦戦していたアングラーはもちろん、ガチガチのパワーロッドだけでは物足りないと感じたカバーフィッシングのエキスパートにとっては無くてはならないロッドとなること間違いありません。
ヴォイスジャングルシリーズを代表する一本です。
【テイルウォーク】
フルレンジ(C711H)
テイルウィークがあらゆるバス釣りをカバー出来る様にプロデュースしているのが、フルレンジシリーズです。
C711Hは意図的にテレスコピックを採用することで、通常のパンチング&フリッピングロッドよりもバットパワーが上げられて作られている対カバー用ロッドです。
一般的に専用のパンチングロッドはそのパワーとレングスから価格が高くなりがちですが、このC711Hは2万円を下回る価格で購入できるロッドとなっています。
これからパンチングの釣りも積極的に取り入れていきたいと考えているアングラーには、先ずお勧めしたいパンチング用ロッドです。
まとめ
パンチングでの釣りではロッドの選定は非常に重要な要素となっており、正しいロッド選定を行うことで、より一層バスのキャッチ率を上げることが出来ます。
今回ご紹介したロッドでもパンチング専用ロッドや、他のルアーへの汎用性を持たせたロッドがあり、アングラーが理想とするフィッシングスタイルに適用出来る様になっています。
ご自身のフィールド規模やカバーの厚さを考慮して、スリリングなパワーフィッシングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
商品の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。