バス釣りのプリスポーン攻略ルアーおすすめ10選!狙い方も紹介!

年中楽しむことが出来るバスフィッシングの中でも、最もバスが大型の状態となるプリスポーンは攻略が難しい反面、釣れた時の喜びは非常に大きなものです。

マイレコードを更新するチャンスでもあるプリスポーンフィッシングは、フィールド状況を的確に読み取り、最適なルアーを選択することが非常に重要な要素となります。

そんな一年におけるビッグチャンスであるプリスポーンバスを攻略するための、おすすめルアーを狙い方を合わせてご紹介します。

落合宗一
執筆者
  • バス釣り歴20年
  • 年間釣行100日超え

中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。

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バス釣りのプリスポーンとは

バスは早春から晩春にかけて産卵行動を行い、このことをスポーニングと言います。

バス釣りのプリスポーンとは、バスが産卵を意識しており、産卵場所であるベットへ入る前の状態のことを指しています。

水温が低い冬の状態は、多くのバスが水温が安定する越冬場所と言われるポイントで過ごしますが、水温が上昇することで、越冬場所から離れ、産卵を意識した行動に移りはじめます。

プリスポーンの雌バスのお腹には既に卵が存在し、通常の状態よりもウェイトが重く大きな個体となる特徴を持っています。

雄バスは抱卵しないため同時期であってもサイズに目だった変化はなく、多くのアングラーがこの産卵前となるプリスポーンの雌バスを狙ったアプローチを行っています。

スポーニングは早春から始まることが通説ですが、フィールドの地域や、その年の水温や気温の変化によっても変化するので、各地の釣果情報や過去の釣れたバスの状態を参考にするとプロスポーンバスに出会える可能性が高くなります。

プリスポーン状態のバスの特徴

体力づくりのための捕食行動

越冬場所で冬を過ごしたバスは、産卵を行うために体力をつける必要があります。

これは抱卵する雌バスはもちろん、雄バスも同様であり、一時的ですが積極的に捕食活動を行うと言われています。

バスが春に積極的に捕食行動を行うので一時的に釣果が飛躍的に上昇することで”春爆”などとも言われています。

この状態で雄と雌を釣り分けることは非常に困難ですが、一年の中で最もバス釣りが楽しみやすい時期の一つとも言われています。

シャローとディープを行き来する

体力をつけるための捕食行動を積極的に行うプリスポーンバスの初期段階ですが、常に捕食行動を行っているわけではなく、時間帯や気温の変化によってポジションを変えやすい状態にあります。

特にスポーニングを行う春の季節は三寒四温として知られており、気温と水温の変化が起大きい季節となります。

水温が上昇し、捕食行動を行う時間帯であれば、シャローエリアで積極的な捕食行動を行いますが、急激な気温や水温の変化はバスの行動を鈍らせる他、ディープエリアへポジショニングを戻す要因の一つとなります。

このためディープとシャローが隣接してるポイントは春の好ポイントの一つとして知られています。

産卵を強く意識して捕食行動が少なくなる

スポーニングのための体力づくりが行われたバスは、季節が進むにつれてスポーニングをより強く意識し始めます。

この状態のバスは非常にナーバスな状態となり、積極的にベイトを捕食する行動を止めるので、ルアーへの反応も悪くなります。

この時には、雄バスも雌バスも捕食行動よりも産卵に向けた外的の排除を意識した行動をとる様になることが特徴となります。

ステージングエリアに留まる

バスのスポーニングエリアとなるのは風を防ぐことが出来、日の光を得ることが出来るシャローエリアになります。

産卵を強く意識したプリスポーンの雌バスは、このシャローエリアでのスポーニングをシャローよりも一段深いエリアに身を潜めており、シャローエリアでのスポーニングベットと産卵を行うためのタイミングを待っている状態となります。

環境変化のタイミングによっていつでも産卵行動をとることが出来る状態となっています。

バス釣りのプリスポーン攻略ルアーの選び方

シャロー攻略出来るルアーを選択する

スポーニングを行うために積極的にベイトを捕食しているバスをターゲットとする場合におすすめしたいのが、シャローを攻略することが出来るルアーです。

早春にあたる時期は甲殻類の数が少なく、バスがメインで捕食するのは中層に存在する小魚となり、バス自身も目線が上を向いていると言われています。

産卵を意識して捕食行動を積極的に行っている状況では、特に中層を攻略することができるスピナーベイト、バイブレーション、クランクベイト、ミノー、スイムジグなそが有効となり、タフなフィールドではソフトベイトを使用したミドストなどがおすすめとなります。

肌寒いと感じてしまいやすい時期なので、ボトムの釣りを行ってしまいがちですが、フィーディングモードのバスを効率よく狙う場合は、中層系のルアーがおすすめです。

ミドルレンジ攻略を行うルアーを選択する

スポーニングを意識し始めたバスは水深の深いエリアから徐々にシャロー側へポジショニングを行います。

季節の進行が遅く、シャローエリアに存在しているバスの個体数が少ない場合は、シャローエリアよりも一段深いミドルレンジを攻略することが出来るルアーを使用することがおすすめです。

シャローを攻略する時と使用するルアータイプは同じで中層攻略するルアーがおすすめですが、ミドルレンジを攻略する為に使用するルアーの潜行深度やルアー重量はしっかりと抑えておくと良いでしょう。

リアクション要素の多いルアーで攻略

シャローでに存在するフィーディングモードのバスは、食い気があるので比較的口を使い易く効率よくフィールドをサーチすることが出来るルアーが有効となりますが、食性が無いバスに対してはスローダウンを行ってアプローチする必要があります。

積極的にルアーを追う行動をしないため、出来るだけ移動距離を抑えながら、瞬間的に口を使わせることが出来るルアーがおすすめとなり、ダウンショットリグや、テキサスリグなどは特に相性が良いリグとなります。

プリスポーンと一言で言っても季節の進行具合によってバスのコンディションは大きく異なるので、条件に合ったアプローチを模索する必要があります。

バス釣りのプリスポーン攻略ルアーおすすめ10選

【ノリーズ】
クリスタルS

人気ルアーを数多くリリースしているノリーズの代表的ルアーとなるのが、クリスタルSです。

スピナーベイトの名手として知られている田辺哲男プロによって作り上げられたルアーで、発売から20年以上の歳月が経過していますが、現在でも高い人気を誇っているスピナーベイトです。

アングラーの中では釣れるスピナーベイトとして幅広く認知されている他、フィールドの条件に合った最適なタイプを使用出来るように異なる6種類の派生モデルがリリースされています。

【DEPS】
Bカスタム

日本屈指のビッグバスフィールドである琵琶湖を中心として、ビッグバスハンターから絶大な人気を得ているスピナーベイトです。

デカバスを獲るためのスピナーベイトとして作り上げられているモデルであり、低重心&水流を受けやすいヘッド形状を採用することで、リーリング時に自発的なふらつきアクションと振動を発生させることが出来るようになっています。

Bカスタムは1997年にリリースされたスピナーベイトですが、現在でも非常に多くの愛用者を獲得している名作ルアーの一つとなっています。

【メガバス】
ヴィジョンワンテン

本場アメリカで爆発的な人気を出し、現在では世界の名作ジャークベイトとして知られているルアーがヴィジョンワンテンです。

ジャークを行うと、移動距離を抑えながら幅広の鋭いダートアクションと強烈なフラッシングを演出することが出来るようになっており、水深のあるエリアや、広大なフィールドで効率よくコンディションのよいバスを引き付けることができるようになっています。

世界的に認められている実釣性能の高さはもちろん、現在は異なる水深をアプローチ出来る派生モデルも多くリリースされているので、更にフィールドに合ったアプローチが出来るようになっています。

【ノリーズ】
レイダウンミノー 110JP

ノリーズのレイダウンミノーは、低活性用のジャークベイトとして作り上げられているルアーです。

一般的なジャークベイトとは異なり、ジャークを行った時のダート幅は狭く、移動距離が短い特徴を持っているフィネスジャークベイトです。

ダート時の移動距離が短いので、越冬状態から回復したての体力が少ないバスでもルアーに追いつくことが出来るようになっています。

スポーニングシーズンはもちろん、冬のフィーディング状態にあるバスを効率よく狙うのにもおすすめのルアーです。

【ジャッカル】
ソウルシャッド

数あるシャッドの中でも最も釣れるシャッドと多くのアングラーが評価するルアーです。

超高速リトリーブから低速リトリーブまで対応することが出来る高いバランス設計が施されているルアーとなっています。

水深別で非常に多くのラインナップが施されている他、高い障害物回避能力を持っているので、波動の弱いクランクベイトとしても使用することが出来るルアーとなっています。

ハイプレッシャーなフィールドであるほど、おすすめしたいルアーとなっています。

【エバーグリーン】
ワイルドハンチ

トッププロも好んで使用するクランクベイトとして知られているのが、ワイルドハンチです。

しっかりと泳ぐことを突き詰めて作り上げられたクランクベイトであり、固定重心と相まってあらゆるリーリングスピードに対応することができるルアーとなっています。

類まれな障害物回避性能も多くのアングラーから信頼されているポイントとなっており、積極的にカバーエリアでの使用も行うことが出来るようになっています。

ハードボトムのエリアを効率よく攻略したいアングラーには特におすすめしたいクランクベイトとなっています。

【ジャッカル】
TNバイブレーション

数々の人気ルアーをプロデュースしているジャッカルの名作バイブレーションとして、日本全国で高い釣果を出しているルアーです。

TNシリーズはルアーのアゴ部分にタングステンを露出しているアウトメタルシステムが採用されているので、飛行姿勢とスイミング姿勢が安定する他、ボトム付近をリーリングした場合でも根掛かりが発生しにくい特徴を持っているルアーとなっています。

あらゆる面でバランスの取れたバイブレーションとなっているので、フィールドを問わずおすすめ出来るルアーとなっています。

【OSP​​】
ピクロ

OSPからリリースされている人気小型ルアーで、プラグで簡単にミッドストローリングアクションを演出させることが出来るモデルとなっています。

中層をローリングさせながらスイミングさせるミドストを誰でも簡単演出出来るようになっており、トゥイッチを行いながらのリーリングで移動距離を極端に抑えた中層ローリングアクションを演出することが可能です。

特にワカサギレイクでは圧倒的な釣果が期待できるルアーとして、多くのアングラーから信頼をされているルアーです。

ワカサギレイクはもちろん、ミドストの釣りが苦手な方にもおすすめです。

【エバーグリーン】
ジャックハンマー

ジャックハンマーはバスフィッシング界のトッププロのである清水盛三プロとブレット・ハイトが共同で作りだしたチャターベイトです。

手元までしっかりと振動を伝えることが出来るハイピッチウォブル&ローリングアクションとブレードとヘッドがぶつかることで発生する独特の低音サウンドを奏でることが出来るルアーです。

日本のフィールドはもちろん、バスフィッシングの本場であるアメリカでも高い信頼を寄せられているモデルとなっています。

マッディーレイクやフィールドに濁りが入ったタイミングで高い釣果が期待できるルアーです。

【DRT】
タイニークラッシュ

シャローエリアで高活性のビッグバスに焦点を当てて釣り上げることが出来るビッグベイトです。

タイニークラッシュはリップとテールが脱着可能となっており、オプションパーツと組み合わせて多彩なアクションを出すことが出来るルアーです。

特にリップを外した状態でのデッドウォークアクションはシャローカバーをタイトに攻略することが出来ることで多くのデカバスハンターから信頼されているテクニックとなっています。

現在は人気が高すぎて入手が困難なルアーですが、春の大型プリスポーンバスが期待できるルアーです。

バス釣りのプリスポーンをルアーで攻略するコツ

季節の進行状況を把握する

プリスポーンバスをルアーで攻略するには、適切なルアー選択が欠かせません。

バスがどれだけスポーニングを意識した行動を行っているかによって、使用するルアーが異なるので、水温や季節の進行度合いを参考に使用するルアーを組み立ててローテーションすることが重要となります。

漠然とルアーを投げている状態よりも、”シャローでフィーディングしているバスを狙う”や”ステージングエリアで待機しているバスを狙う”等、狙いどころを意識することで、戦略の幅を広げることが出来るようになります。

スポーニングエリアに近いポイントを攻略する

プリスポーンのバスは、スポーニングの準備段階とも呼べる個体であり、スポーニングを行うことが出来るエリアに近いポイントに存在すると言われています。

広大なフィールドでは特に、効率良くバスのポジションを探るためにフィールドでスポーニングを行いそうなエリアや、ステージングエリアになりそうなポイントを地形と水深から把握しておくことがおすすめです。

狙うバスによって、操作スピードを変える

スポーニングのためにフィーディングしているバスは、ルアーを積極的にチェイスするので、ルアーを操作するリトリーブスピードも低速にする必要はありません。

しかしステージングエリアに入っているプリスポーンのバスは食性が無く、外敵を排除する威嚇行動が中心となっているので、あくまでもルアー操作をスローにし、瞬間的にルアーを動かすなどして、威嚇行動で口を使わせることが重要となります。

シャローエリアでスローな展開を行うと、雄バスが威嚇行動でバイトする可能性が高くなりますので、プリスポーンの大型の雌バスを狙うのであれば、スポーニングエリアよりも一段深いポイントでのスローアプローチを行うと良いでしょう。

まとめ

一年の中でビッグバスをキャッチする確率が非常に高いプリスポーンの時期は、今まで以上にフィールド攻略を行いたいと考えているアングラーが多いと思います。

新たな知識を得ることでプリスポーンバスの攻略の仕方にも幅を持たせることが出来るので、今回ご紹介したルアーや攻略のポイントを参考にしてフィールドでプリスポーンバスを釣り上げてみてくださいね。

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