特徴的なボディと靭やかな一本テールの、ピンテールワームをご存じでしょうか。
ソルトゲームでは定番ワームですが、バス釣りにおいても効果は抜群であり、全国各地でビッグバスの釣果があがっています。
それに伴い、各メーカーから様々なバス用アイテムがリリースされています。
様々なリグに対応し、ボディの水押しとテールの艶めかしさでバスを誘います。
筆者おすすめの使い方や、厳選アイテムをご紹介していきます。
- 釣り歴24年
- 海外遠征経験あり
愛知県在住。普段はブラックバスや雷魚、シーバス、ロックフィッシュなどのルアー釣りがメインです。国内外を週末弾丸遠征で釣り歩くスタイル。石垣島、タイ、マレーシアでの釣りが大好きです。今後の目標は、日本三大怪魚制覇やカヤックでGTを釣る事、アマゾン・ボルネオ・パプアニューギニア・パリ遠征など、夢が尽きません。
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目次
- 1 ピンテールワームとは
- 2 ピンテールワームを使うメリット・デメリット
- 3 ピンテールワームおすすめ16選
- 3.1 【deps】デスアダー
- 3.2 【deps】デスアダースティック
- 3.3 【O.S.P】ドライブスティック
- 3.4 【O.S.P】マイラーミノー
- 3.5 【Fish Arrow】フラッシュJ
- 3.6 【GETNET】ジャスターフィッシュ
- 3.7 【ランカーシティ】スラッゴー
- 3.8 【KEITECH】セクシーインパクト
- 3.9 【D-style】ヴィローラ
- 3.10 【ゲーリーヤマモト】シャッドシェイプワーム
- 3.11 【ゲーリーヤマモト】アングリースティック
- 3.12 【ゲーリーヤマモト】ピンテールワーム
- 3.13 【Megabass】ハゼドン
- 3.14 【JACKALL】アイシャッド
- 3.15 【GEECRACK】イモリッパー
- 3.16 【EVERGREEN】バスエネミースティック
- 4 ピンテールワームを使ったリグと使い方のコツ
- 5 まとめ
ピンテールワームとは
ピンテールワームとは、ボディに対して細いテールを備えているストレートワームのことです。
太いボディの存在感のあるモデルもあれば、リアルな小魚を模したモデルまで幅広く存在します。
どのモデルも共通して、『細いストレートテール』ここが一番の特徴です。
このテール部は、僅かな水流に反応しリアルな生命感もありつつ、ロッドアクションを加えればピリピリと小刻みに震わすことができます。
波動で食わせるグラブやシャッドテールに対し、ピンテールはよりリアルな生命感で完全に魚を騙す食わせ方のイメージになります。
スレたフィールドで特に威力を発揮しますので、先行者に入られた後や、コンディション悪く反応の無い日にもぜひ投げて頂きたいです。
ピンテールワームを使うメリット・デメリット
メリット
まずはメリットから解説していきます。
①ハイプレッシャーフィールドに強い
②サイズを狙える
③種類が豊富で入手が簡単
冒頭にも書きましたが、とにかくスレたフィールドやタフコンディションに強いです。
ルアーとしての存在感や動きにスレてしまったバスはなかなか口を使いません。
リアルな見た目と、テールの微振動で生命体に近い存在を演出してやることができるので効果があると考えられます。
また、クリアウォーターレイク攻略にも最適です。
大きなバスは賢く、なかなか騙すことはできませんがピンテールワームの大きなインチ数のワームを使用することでサイズを狙うこともできます。
各メーカーから様々なアイテムがリリースされているため、全国どこの釣具屋さんでも手に入ります。
デメリット
ピンテールワームのデメリットですが、正直ほとんど見当たりません。
筆者の経験から、強いて考えられる欠点を挙げていきます。
①濁りがキツイとアピール力不足
②真っ直ぐフックに刺さないとしっかり泳がない
③針持ちが悪いモデルが多い
基本的にはストレートワームであり波動がすくないので、遠くから魚を寄せるような釣りにはあまり向いていません。
特にあまりに濁りがキツイとアピール不足になります。
また、しっかりとフックにセットしないと本来の性能を発揮できません。
ソルトインの高比重モデルであったり、柔らかいマテリアルを採用しているモデルが多かったりで、針持ちが悪いアイテムが多いように感じています。
ピンテールワームおすすめ16選
【deps】
デスアダー
琵琶湖発の、ビッグバスハンターワームの代表格です。
その圧倒的なサイズ感とボリューム、大きなリブによる水の掻き回し、生命感のあるテールの組み合わせが最強です。
ジグヘッドスイミングが最も実績がありますが、ノーシンカーでトゥイッチを加えればダートも可能です。
ウェイトがあり、飛距離も抜群に出すことができます。
【deps】
デスアダースティック
デスアダーのボディを継承し、更に太くなる後部と極端に細くなるテールが特徴です。
ノーシンカーでの水平フォールが武器で、ウィードの中へゆっくりと落としてやります。
後部が太くなっているのでキャスト時に有利で抜群に飛び、デスアダー以上のダートアクションも可能になっています。
ノーシンカーでの使用がメインですが、テキサスリグでの実績も高いです。
【O.S.P】
ドライブスティック
ドライブステイックのテーマは圧倒的なライブ感(生命感)です。
これ一本で、トゥイッチベイト、フォールベイト、全てをこなします。
フォールでは左右にロールしながら誘い、柔らかなマテリアルから本物の魚のような艶めかしさを演出します。
激しくジャークを入れたときの反転は、人間から見ても小魚そのもの。
【O.S.P】
マイラーミノー
マッチザ・リアルベイト。
食い渋った時に、見た目で食わせるしかない状況で活躍します。
ボディの中にキラキラと反射するギミックがあり、小魚の反転する様子や、内臓が透けて見えているような錯覚に陥ります。
ミドストが最強ですが、i字引きも近年では注目されています。
【Fish Arrow】
フラッシュJ
こちらも元祖マッチザ・リアルベイトの代表格です。
内蔵に模した、ボディ内のキラキラするギミックを最初に備えたワームです。
この圧倒的なリアルさは、クリアウォーターや、スレた天才バスにも堂々と真っ向から勝負できる自信を与えてくれます。
各リグに高次元で対応し、海のソルトゲームでも活躍できるポテンシャルを持っています。
【GETNET】
ジャスターフィッシュ
浮力が非常に高く柔らかいマテリアルにも関わらず、非常に針持ちがいいです。
縦に平らなボディに、リアルなテールを備え、見た目以上に水中では本物の魚のようなアクションをします。
浮力が高いためダウンショットでの水中姿勢が非常によく、縦に平らなボディで左右にロールアクションしながら艶めかしく動きます。
筆者の最もおすすめアイテムです。
【ランカーシティ】
スラッゴー
元祖ピンテールワームです。
シャープなボディに、徐々に細くなるテールで、スティックベイト寄りのフォルムをしています。
ワームをダートさせる、という概念を作ったワームだと言っても過言ではありません。
ノーシンカーでのダート、水平フォール、ダウンショットが得意です。
【KEITECH】
セクシーインパクト
ノーシンカーただ巻きから、ジグヘッドスイミング、ダウンショット、テキサスと何でも高次元にこなします。
横から見ると良くある普通のピンテールですが、上から見ると腹部で大きくくびれた特徴あるボディをしており、非常にリアルなアクションを可能にしています。
腹部にセンターラインが施してあり、フックを刺すのも安心して作業できます。
【D-style】
ヴィローラ
ワカサギレイクでの春先にワカサギが酸欠で浮いてくる減少に焦点を合わせたワームです。
ノーシンカーで投げれば水面でピクピクと弱ったベイトを演出し、ゆっくり巻いてやれば完璧なi字引きをすることができます。
早めに巻くことでロールし、更にフォールでも自発的にロールをするので、常にバスに対して飽きさせない攻めが可能です。
【ゲーリーヤマモト】
シャッドシェイプワーム
本場のアメリカのトーナメントで数々の成績を残してきた名作ワームです。
ジグヘッドでのミドストで最も威力を発揮しますが、ダウンショットでシェイクすると左右へロールしながらテールを震わす独特な動きをします。
ゲーリー特有のソルトインマテリアルで飛距離も抜群です。
【ゲーリーヤマモト】
アングリースティック
シャッドシェイプワームよりも、ボディがかなり太く設計されており、コンパクトながら更に存在感を増したい時や、食い渋った時に使い分けます。
左右に揺れて、ロールとウォブリングを足した独特なアクションが最大の特徴です。
ストレートワームながら、アピール力が高く濁りの中でも魚を寄せることのできる力を持った数少ないピンテールです。
全てのリグに対応可能な万能ワームです。
【ゲーリーヤマモト】
ピンテールワーム
まさに見た目の通り『ピンテールワーム』と名付けられています。
元々はアジングやメバリングで使用されていたソルトワームですが、バスに使用したところ2インチのサイズ感で、反則的なバイトを得ました。
サイズからは考えられないくらいのアクションのレスポンスの良さと、豊富なカラーで様々なタフコンディションを攻略して下さい。
【Megabass】
ハゼドン
ハゼドンのテールは縦に薄くなっているフラットテールを採用しており、縦方向のシェイクに対してハイレスポンスにキビキビとアクションします。
またダウンショットでの水中姿勢に優れています。
ノーシンカーやキャロライナリグで無負荷状態にすればイレギュラーなダートアクションも可能です。
ゴリを捕食している個体に好反応です。
【JACKALL】
アイシャッド
ナチュラルな微波動が特徴のピンテールワームですが、アイシャッドはその微波動を極限まで追い求めた設計になっています。
水中での泳ぎを見るとまさにベイトフィッシュ。
細かなリブが抵抗になりゆらゆらと泳ぎ、オリジナル形状のテールがエサにしか反応しなかったバスを誘惑します。
【GEECRACK】
イモリッパー
カバー攻略専用設計です。
ノーシンカーでスキッピングを決めてカバーの最奥へ送り込み、ボリュームのあるボディに微波動テールでアピールします。
超高比重と、抵抗のないボディで飛距離も抜群です。
他のルアーが届かない沖のストラクチャーも攻略可能。
トゥイッチで軽快なダートも可能なモデルです。
【EVERGREEN】
バスエネミースティック
ボディの先端から触覚のようなパーツが生えていて、一見変わったワームに見えます。
しかしこの触覚形状がフックポイントを隠し、ジグヘッドスイミング時の根掛かり軽減として活躍する設計になっています。
ジグヘッドでのライトカバー攻略なワームはかなりレアですのでおすすめです。
ボディのリブもしっかりと水を噛みアピールしビッグバスを寄せます。
ピンテールワームを使ったリグと使い方のコツ
ジグヘッドリグ
まずは最も性能を発揮できるジグヘッドリグです。
使い方としては、基本的にはスイミングで投げて巻くだけ。
シャローエリアで表層を巻いてくるのもOK、カウントダウンでレンジを刻むのもOKです。
ブレイクラインをボトムすれすれをデッドスロー巻きでのビッグバス実績が高いです。
針が出ているのでカバーエリアには向きません、
巻きの速度に変化をつけると見切られてしまうので、一定の速さで巻くことがコツで、更にレンジキープも心がけましょう。
速く巻いたほうがいいか、遅く巻いたほうがいいかはその日の反応で判断しましょう。
デメリットに書いた、『真っ直ぐフックに刺さないと〜』の項目で最も泳ぎに影響が出るのはジグヘッドリグです。
慣れるまでは安い中古ワーム等で練習してみて下さい。
ノーシンカーリグ
カバーに対してタイトに攻め込みたい時は、ノーシンカーリグでのオフセットフックセッティングが最適です。
スキッピングしやすい形状なので、オーバーハングの最奥へ送り込みましょう。
ワームとフックサイズがマッチしていれば、フォール姿勢もよく縦の釣りにも対応できます。
軽くトゥイッチやジャークを加えれば、ダートして左右に飛ばすことも可能でリアクションの釣りに切り替えれます。
僅かな水流でもテールが動くので、余計なアクションは加えずにウィードエリアではウィード内に放置するテクニックもあります。
フックをマス針に変えて、腹にチョン掛けしてやればノーシンカーワッキーも可能です。
宙層シェイクで誘いましょう。
ダウンショットリグ
ピンテールの最大の特徴である、細いストレートテールを最も活用できるリグはダウンショットリグです。
フックとシンカーの間にリーダーを入れ、ボトムから少し浮いた位置にワームをステイさせてシェイクを加えます。
ロッドを立ててラインテンションを張り、小刻みにティップでシェイクを加えます。
ピリピリとレスポンス良くテールが反応し、まさにリアルな小魚そのものです。
高比重モデルの場合は沈んでしまい、上手くアクションできません。
ボトムと平行にワームをステイさせて水中姿勢を保ちたい場合は、浮力の高いモデルを選びましょう。
オフセットフックを選び、カバー付近をじっくり攻めると効果的です。
テキサスリグ
濃いストラクチャーの中や、ロックエリアなど、ダウンショットリグでは根掛りしてしまうポイントではテキサスリグが最も適しています。
バレットシンカーの形状とオフセットフックでの組み合わせで、すり抜けがよく根掛かりにくいです。
テトラの中やブッシュの中へも撃ち込むことが可能で、更に重いシンカーを使用して、濃いウイードやゴミ溜まりを上から叩き込んで貫通させ内部で誘う釣り方(パンチング)もあります。
基本的にはボトムバンプとステイ、もしくはシェイクを加えてシンカーでボトムを小刻みに叩き、音と砂煙でアピールします。
シンカーを重くしていくことで、パンチングやボートでのディープ攻略にも適しています。
また、バス釣りだけでなくピンテールのテキサスリグは、海のロックフィッシュにも非常に有効です。
トレーラー
スピナーベイトやチャターベイトのトレーラーとしてもマッチします。
トレーラーとして選択する場合、アピール力を波動で増したい時にはシャッドテールやグラブを選びます。
ピンテールを選ぶ場合は、よりナチュラルに攻める時、シルエットを大きくして存在感を出したい時、ウェイトを増して飛距離を出したい時の三つがメインになります。
また、抵抗が増して浮きやすくなるのでシャローを巻きたい時にピンテールワームをセットするのも有効です。
カラーも各メーカー豊富にリリースされているので、組み合わせにも困らないはずです。
通常のスピナーベイトでは反応しない場合にぜひ試してみて下さい。
まとめ
ピンテールワームは、使用するポイントによっては記録級のビッグバスを釣ることができるワームです。
ストレートワームは動きが少なくて釣れる気がしないかも知れませんが、最初の一匹を手にすれば考え方は180度変わります。
ぜひ、マスターしてビッグバスに挑戦しましょう。
ピンテールワームの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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