カラフトマスが釣れるタコベイト！おすすめや選び方を解説！

カラフトマスは近年ルアーで狙うアングラーが増えていますが、餌釣りでも釣ることができるターゲットです。

仕掛けはウキフカセやウキルアーにイカなどを付けたものが使用され、共通するのがタコベイトを使うことです。

タコベイトは日本古来のルアーの一つで、カラフトマスの仕掛けでも様々なメリットがあり用いられています。

そこで今回は、カラフトマス釣りに使うタコベイトについて、そのメリットや選び方、おすすめ商品もご紹介します。

カラフトマス釣りにタコベイトが有効な理由

カラフトマスは、夏の終わりごろに産卵で川を遡上するために岸寄りし、それをショアから狙う釣り方です。

アキアジと同じで、遡上のために岸寄りするカラフトマスは積極的に捕食を行わず、じっくり誘うスローな釣りが必要になります。

タコベイトそのものは非常に低比重なので、ゆっくり巻いても沈まずに、タナを維持してアピールさせることができます。

また、カラフトマスはあまり大きいものに食いつかない傾向があるため、捕食の邪魔にならずアピール力を上げられるのもメリットです。

副次的なメリットとして、タコベイトで餌をカバーする形になるので、餌持ちが向上するのもメリットと言えるでしょう。

カラフトマス用タコベイトの選び方

タコベイトはカラフトマスだけでなく、青物や鯛など様々な釣りに使われるので、種類が豊富です。

カラフトマス釣り用の仕掛けに組み込むにはどういったものが適しているか、選び方のポイントを解説します。

サイズは1.5～2.5号程度

タコベイトにもサイズの違いがあり、主に号数で表されています。

カラフトマスの場合、あまり魚体が大きくないことに加え、バイトが浅いことも多いため、大きいルアーは適しません。

フックサイズも小さめで、大きいシルエットのタコベイトだとミスバイトも多くなるので、なるべく小さいものを選ぶといいでしょう。

具体的には、1.5号から2.5号程度が、カラフトマスの仕掛け用に適しています。

ウキルアーのスプーンのフックに取り付けるものは小さめ、針に直接取り付けるウキフカセ用は大きめがいいでしょう。

ちょうどいいサイズがない場合、アピール力は落ちますが、スカート部分を少しカットして使っても構いません。

カラーはアピール系

ウキフカセ仕掛けにタコベイトを取り付ける理由は、視覚で餌の部分のアピール力を高めるためです。

取り付けるイカの短冊などの餌に食紅で着色することからも、視覚効果の重要性が分かります。

このため、地味なカラーよりは、派手で目に付くカラーのほうが、その役割を果たしやすいでしょう。

タコベイトによくあるのは蛍光ピンクで、カラフトマス用としても定番です。

他にもクリアーラメや蓄光などもあり、状況によって適したカラーは変わるので、いろいろ試してみましょう。

なるべく柔らかいもの

カラフトマスは強烈に食いつくようなアタリは少なく、はむような鈍いアタリが多いです。

しっかり口に入れることは稀なので、タコベイトが邪魔になってしまうと、アタリはあってもフッキングに至らなくなってしまいます。

それを避けるためにタコベイトのサイズも重要ですが、マテリアル（素材）にも気を使ってみましょう。

最近はその点にも着目し、ワームのような素材を使用したものも増えています。

フックは後付けがおすすめ

タコベイトには、元々フックが付いているものもありますが、カラフトマスにマッチするものばかりとは限りません。

一般的にタコベイトで狙う魚はカラフトマスより大型のものも多いので、フックサイズが大きいものも多いです。

フックに自分で取り付けることもできるので、タコベイトは単体で購入し、好みのフックに取り付けて自作するといいでしょう。

なお、カラフトマス用のフックはフカセ針の14～16号がよく使われているので、合わせて用意しておくのがおすすめです。

カラフトマス用タコベイトおすすめ6選

上記したポイントも踏まえて、カラフトマス用におすすめのタコベイトをピックアップしてご紹介します。

カラフトマスにマッチする様々な素材やサイズから厳選したので、ぜひ参考にしてください。