黒色のPEラインおすすめ10選!黒い釣り糸を使うメリットとは?

黒色のPEラインは釣り場で見かけることが少ないカラーですが、用途によってはとても役に立つ釣り糸です。

とはいえ、あまり見かけない色を使うのには、勇気がいることも。

では、黒い糸を使っている人には、どのような利点があるのでしょうか。

そこで今回は、黒色のPEラインのおすすめモデルを、使用するメリットとデメリットを交えて紹介いたします。

黒い釣り糸が効果的な場面を想定しながら、ライン選びにお役立てください。

野村裕紀
執筆者
  • 釣り歴21年
  • 年間釣行50日以上

愛知県在住で休日はもっぱら釣りのことばかり。20年前、友人に誘わて行った根魚釣りに魅了され自らタックルを揃えるように。今はエギングとジギングメインで、地元愛知や三重を中心に、福井や富山にも遠征します。デカイカをこよなく愛する3児(0~7歳)の父で、いつか一緒に釣り出来る日を夢見て日々奮闘中。

黒色のPEラインを使うメリット・デメリット

黒色のPEラインは玄人的な印象を受けますが、他のカラー同様に初心者にも適しています。

ここではメリット・デメリットをまとめました。

メリット

ステルス性が高い

黒色は水中で目立ちにくい性質があるため、ターゲットに対して違和感を与えません。

PEラインはナイロンやフロロカーボンより屈折率が高く、それ自体は目立ってしまいます。

そこを黒色で目立たなくすることで、魚に見切られる確率を低減することが可能です。

黒いPEラインは、ブラックバスなど警戒心の強い魚にかなり有効と言えるでしょう。

フグ対策

食べて美味しいフグですが、実はライトゲームにおける厄介者としての側面を持ち合わせています。

フグは鋭い歯を持っており、ソフトルアーを噛みきるだけでなく、時としてPEラインそのものを切ってしまう外道です。

そんな時は、フグに違和感を与えず、水中で目立たない黒色のPEラインが最適でしょう。

また黒色はベラ対策にも使えるカラーです。

近海ジギングに使える

タチウオやサワラ(サゴシ)は、鋭い歯でPEラインそのものを切る可能性がある魚です。

水中で目立つ色のラインは違和感を与えてしまうため、光の反射がほとんど無い黒色が最適と言えるでしょう。

黒色のPEラインは存在がわかりにくく、見切られない可能性が高くなります。

タチウオやサワラ相手の船釣りでは、黒色の効果を試すのもいいですね。

デメリット

視認性が悪い

ルアーフィッシングでは、アングラーからの視認性が高いPEラインが求められます。

黒色は視認性が悪いだけでなく、夜釣りではラインがどこにあるのか全く分かりません。

視認性が良いとされるピンクやオレンジ系と比べても、その差は歴然です。

視認性が悪いとアングラーに敬遠されやすいため、結果として釣り場で見かけることが少なくなります。

紫外線の影響を受けやすい

黒は熱吸収しやすいだけでなく、紫外線の影響もかなり受けやすいカラーです。

そのため、ホワイト系と比べて、色あせや劣化スピードが速くなる傾向があります。

黒色のPEラインは、用途が限られるうえ劣化も早いので、使う度に新品に交換することになりかねません。

近年は劣化しにくい黒色のPEラインも発売されており、ランニングコストは極力抑えたいですね。

数が少ない

ルアーゲームのメインラインとして数多くのPEラインがリリースされていますが、黒の単色は非常に少ないのが実情です。

店頭に並んでいないことも多く、すぐに欲しくてもなかなか見つかりません。

数が少なくても用途によっては需要があるため、売り切れている場合も多々あります。

ネットなどを駆使しながら、余裕を持って購入しておきたいですね。

黒色のPEラインおすすめ10選

【ヤマトヨテグス】
PEストロング4 ブラック

単色のブラックカラーが人目を惹く、4本撚りタイプのスーパーPEラインです。

0.8~2号までのラインナップはライトゲームに最適で、特にライトジギングに適しています。

ナイロンの2.5倍もの直線強度を持っており、その耐久性は折り紙付きと言えるでしょう。

フグやタチウオのアタックによる高切れを防ぐPEとして、高い人気を誇っています。

【ヘラクレス】
PEラインX8 ブラック

長く使っても色落ちがしずらく、抜群の耐久性と強度を誇る高性能PEラインです。

ライトゲームから本格的ジギングまでをカバーするサイズ展開で、ラインは最大1000m巻きの大容量となっています。

独自工法による8本撚りは遠投に適しており、黒色がターゲットに違和感を与えません。

コスパに優れたPEとして、初めてのかたにおすすめです。

【サンライン】
シューター ステューター

雷魚とのファイトを楽しむために生まれた、高性能なハイパワーモデルです。

違和感を与えず見切られにくいステルスブラックで、警戒心の強い雷魚に立ちはだかります。

素材にスーパーPEを採用することにより、他にはない抜群の高感度を手に入れました。

糸であることをカムフラージュしながら、雷魚との距離感を縮めていきます。

【ゴーセン】
ダイバーX ブラック

コスパの良さと性能の高さで、発売より瞬く間に人気となっています。

ステルス性の高いブラックカラーは、水中で目立ちにくく魚に違和感すら与えません。

またフグやタチウオなど、歯が鋭い魚によるラインの高切れを防止する効果もあります。

4本撚りのラインは、一般的なPEより高い結束強力が特徴です。

タチウオジギングに、ぜひ使ってみたい製品です。

【Spider】
PEライン X4 ブラック

豊富なカラーバリエーションから選べ、リーズナブルな価格で初心者におすすめのモデルです。

最大1000m巻きの大容量で、糸ヨレしずらく癖が付きにくいことでも知られています。

歯が鋭いターゲットに威力を発揮し、PEラインの高切れをほとんど起こしません。

4本撚りタイプのなかでは高い強度と耐久性を備えた、ライトゲームに最適なラインです。

【バスポンド】
BP Bait トップウォーターPEライン

ブラックバス専用PEラインとして高い実績を誇り、超強力で根ズレを苦にしないモデルです。

黒色はステルス性が高く、警戒心の強いブラックバスに全く違和感を与えません。

糸が水中で目立つことがないので、軽快なルアーアクションでのアプローチが可能です。

バスゲームの醍醐味でもある、トップウォーターでバイトを誘うのに適しています。

【大阪漁具】
フルブラックPE X8

8ブレイドによる編み込みが、これまでにない強度と耐久性をもたらし、船でのパワーゲームに適したPEラインです。

黒色の特性を活かして、目立たずにターゲットとの距離感を縮めることができます。

基本的には歯の鋭いタチウオ、サワラなどがメインとなりますが、大型青物にも力負けしません。

ブラック系では、根強い人気を誇るPEラインです。

【Ashconfish】
Fishing Wars PEライン X8 ブラック

強度に優れた8本撚りタイプでありながら、リーズナブルに購入可能なコスパモデルです。

編み込みが均等でムラがほとんど無いため、スムーズにフッキングへ持ち込めます。

さらにライン自体が癖の付かない仕上げとなっており、船釣りでやっかいな糸絡みも起きません。

高切れを防ぐ場合だけでなく、多種多様なターゲットに使える性能を備えています。

【Frwanf】
PEライン 1000m X4 ブラック

サイズは0.4~10号まで、1製品としてはトップクラスのラインナップを誇っています。

日本国産原料を用いた4本撚りPEは、強度と耐久性だけでなく使いやすさが抜群です。

特殊コーティングされたブラックカラーは、長く使ってもほとんど色落ちしません。

ステルス性でターゲットにわかりづらく、釣果アップのサポート役として欠かせない一品です。

【Agepoch】
8Braid PEライン ブラック

超強力なマルチフィラメントを採用し、高い強度と直線強力を兼ね備えたおすすめモデルです。

ターゲットに見つかりにくいことはもちろん、ラインナップは淡水から海まであらゆる釣りに対応しています。

キャスティング性能と操作性が良いため、初めてのPEラインとしても問題ありません。

さらに、ランニングコストを抑えるうえで役立つPEラインです。

まとめ

黒色のPEラインは、警戒心の強い魚や歯の鋭いターゲットに効果的です。

とはいえ視認性が悪くなるので、デメリットを踏まえて製品選びをしましょう。

お気に入りのブラックカラーを使って、釣果アップを目指してください。

紹介アイテム一覧

黒色のPEラインの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

ヤマトヨテグス
PEストロング4 ブラック
ヘラクレス
PEラインX8 ブラック
サンライン
シューター ステューター
ゴーセン
ダイバーX ブラック
Spider
PEライン X4 ブラック
バスポンド
BP Bait トップウォーターPEライン
大阪漁具
フルブラックPE X8
Ashconfish
Fishing Wars PEライン X8 ブラック
Frwanf
PEライン 1000m X4 ブラック
Agepoch
8Braid PEライン ブラック