パラシュートと聞いてイメージするのは『高度上空から大きな帆を広げゆっくりと降下する』ことではないでしょうか。
そのパラシュートを連想させる様な釣り『パラシュート仕掛け』が沖縄では古くから使われています。
ことの始まりは諸説ありますが、かつて米軍が使用していたパラシュートの廃材を仕掛けに再利用して始まったとも言われており、今日に至るまでに多くの釣果を残している事は言うまでもありません。
そこで今回はパラシュート仕掛けの紹介に合わせ、おすすめタックルを紹介します。
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パラシュート仕掛けとは
パラシュート仕掛けの特徴は、何と言っても仕掛けに使用する傘状のパラシュートです。
イメージはコマセカゴがパラシュートに代用になったと思って頂いて問題ありませんが、用途は少し変わっており、オモリを除く全ての仕掛け・コマセをそのパラシュートの中に納めて投入します。
投入された仕掛け(パラシュート)は、水圧で外に出ることなく目標の棚まで一直線に届けることが出来、そこでシャクルとパラシュート内の仕掛けと餌が初めて外に出て目的のターゲットを狙い撃ち出来る釣法です。
パラシュート仕掛けでマグロ等を狙うメリット・デメリット
メリット
パラシュート仕掛けのメリットは、なんと言っても目的のターゲットを狙い撃ち出来ることです。
船周辺の表層付近でシイラが回遊していると、中層または深層部にいるマグロを狙うのは、不可能と言っても過言ではありません。
仕掛けを目的の棚に確実に届ける事が出来るのが、パラシュート仕掛け最大のメリットです。
デメリット
デメリットとして挙げるほどのことではないかもしれませんが、パラシュート内に収める際に正しく収納しないと、目標の棚でシャクった際に仕掛けが絡まってしまう事です。
収納の際には、片手の親指と小指(耐えられない薬指と併せて)を使い、サルカンから鈎にかけてを8の字で巻き付けて収めましょう。
ここで注意しなければならないのは、8の字で巻き付ける際には、一定方向に巻き付けることを意識し、上下交錯したり食い込んだりしない様に注意が必要です。
パラシュート仕掛けに使うタックルや便利グッズを紹介
【SHIMANO】チェルマーレBG(H165)
幅広く大物船釣りに対応出来るSHIMANOの名竿。
この一本で100kgクラスまで真っ向勝負が出来る為、迷ったらこの一本が有れば大丈夫。
柔も剛も兼ね備えているので、老若男女問わず愛用出来るのが魅力的。
BIG GAMEを制する為にも、まずは抑えておきたいところ。
【Ocean】ROST 6’6(50-80LBS)
トローリングロッド?と思う方もいらっしゃると思いますが、沖縄の海人(うみんちゅ)ではマグロ用にトローリングロッドを使う人も少なくありません。
それもそのはず、冒頭でも触れた通り200kgを超える個体も多く存在する為、真っ向からそのパワーを止めるにはロッドパワーも大変重要になります。
まだ見ぬ未踏の怪魚との勝負には打ってつけの一本。
【SHIMANO】ビーストマスター9000
既にBIGGAME愛好家界隈では知らない人はいないと思われる為、細かい説明は敢えて割愛します。
フルドラグでは25kgの負荷を掛けられるので、幾ら巨魚とは言え、そう長い時間は耐えられないはず。
ロッドとのバランス次第では100kg以上も夢じゃないオススメの一台。
【Daiwa】シーボーグ(1200MJ)
Daiwaが誇る大型電動リール。
最大ドラグ33kgに加え、巻き上げ力も48kgとパワーにおいては申し分なし。
また、糸巻き量もPEライン10号クラスを800mと、強烈なマグロのファーストランを止めるには憂いなし。
マグロに問わず、深海大型根魚や回遊魚を狙う方にも大変おすすめ。
【ミヤエポック】マグロスペシャル(CZ-20)
プロの漁師から絶大な信頼を得るミヤエポック『CZ-20 SPECIAL』。
スペック(ドラグ耐久力:40-110kg、巻上力:115kg、糸巻量:20号1,000m)からも見てとれるように、最早敵なしと言っても過言ではない。
サイズも規格外に大きい為、別格の風格さえも漂う究極の一台。
【ミヤエポック】ミヤ・ニューディープセンサーブラック
全国のマグロ愛釣家のみならず、大物釣り愛好家から絶大な信頼を得ているミヤエポックのディープセンサーシリーズ。
細くて強いラインは、釣り糸に求める全ての希望が余すことなく練り込まれている。
釣り師と魚を繋ぐ一本のラインには、是非とも拘って頂きたい。
【クレハ】シーガー プレミアム万鮪
ハリスでお馴染みのシーガー。
パラシュート仕掛けでは袋から解ける際に、弾けるように餌や仕掛けが飛び出るのが理想。
それを可能にしてくれるのが、こちらのハリス。
バリエーションも豊富な為、対象魚や海況に合わせて使い分けるのがおすすめ。
【AMYSPORTS】ボールベアリングスイベル
「サルカンなんてどれも同じ」と考えている人も多いですが、それは大きな間違いです。
仕掛けを繋ぐジョイント部分は高負荷がかかる為、長時間のやりとりが続くと伸びてしまうこともザラです。
特にマグロはファイト終盤、弧を描く様に回転しながら上がってきます。
せっかくヒットしたマグロをみすみすバラすのは非常に悔しい為、こう言った細部にまで是非ともこだわって頂きたい。
【SHIMANO】オシア ベーシックグローブ
マグロは、巨体故に取り込みの際に力を使うのは勿論のこと、ハリスを長くとる為、取込時はハリスを手繰り寄せランディングします。
その際、素手で持っていると急にマグロが暴れると大怪我をするリスクが非常に高いです。
可能な限り回避出来る不安は取り除きたいので、是非ともグローブは着用しましょう。
まとめ
狙うエリアによって異なりますが、本格的なマグロ釣りのシーズンは春の終わりから初秋にかけてと言われています。
しかし、冬にかけては、食い渋りもありますがサイズアップも期待できるシーズンとも言えます。
まだ見ぬモンスタークラスのマグロを仕留める為にも、タックルには可能な限り妥協せずに臨みましょう。
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