ゾディアス パックロッドの徹底解説！インプレや他機種比較も！

バス釣りの楽しみ方は時代と共に変化してきており、近年では海外を含めて遠征を行い、釣りを楽しむ方も多くなってきました。

そんな遠征を行う時に必要となってくるのが、分割して持ち運びすることができるロッドの存在です。

細かくロッドを分割して持ち運ぶことができるパックロッドは、年々注目度が高くなってきています。

そんなパックロッドの中でも、高コスパを発揮できるゾディアスのパックロッドをインプレ交えて徹底解説します。

ゾディアス パックロッドとは

シマノが作り出しているゾディアスは、バスロッドの中では、入門者～中級者向けに作り出されているロッドです。

入手し易い価格で販売されていますが、本格的にバス釣りを楽しむことができる性能を追っており、幅広い年代で人気です。

そんなゾディアスは、グリップジョイントを含めて全て2ピース仕様ですが、パックロッドでは、4～5ピース仕様となります。

もともとパックロッド仕様は、北米の要求を基に作り出されたロッドとなっており、通常のゾディアスと番手表記が異なります。

全番手で7機種に分かれており、パックロッドの中では豊富な番手を持っているのも特徴です。

ゾディアス パックロッドはベイトとスピニングがラインナップ

ベイトロッドは4種類

• C58ML-4
• C66ML-5
• C610M-5
• C72MH-5

ゾディアスのベイトパックロッドは、4種類存在しています。

MLクラスからMHクラスのロッドがラインナップされており、幅広いルアーに対応することができるようになっています。

4種類の番手、全てが日本の釣り場でも主役として活躍することができる扱いやすさを持っていると言えます。

全ての番手が先調子で作られているのも特徴です。

スピニングロッドは3種類

• S64L-5
• S68ML-5
• S70M-5

ゾディアス パックロッドのスピニングモデルは3種類展開されています。

日本で使用する時の主力とすることができるLクラスから、日本ではハイパワーなMクラスパワーも存在しています。

パックロッドではないゾディアスに存在しない番手が存在しているのも、魅力となっています。

全体的にパワーの強い番手が主体となっています。

ゾディアス パックロッドの評価は？インプレを総評！

良いインプレ

• スーツケースの片隅に入れて持ち運べる
• パックロッドだが、剛性感とパワーが強い
• 必要十分な性能を持っている

ゾディアスのパックロッドの良いインプレでは、パックロッドとしての持ち運びの良さと、高いコストパフォーマンスが目立ちます。

全ての番手が4～5本継ぎで作られおり、仕舞寸法が全て50cm以下となっています。

50cm以下の仕舞寸法であれば、旅行鞄等にも入れることが可能なので、様々な場所へ持ち運び易さを感じている方が多い様です。

また、剛性が失われやすいパックロッドですが、パックロッドを感じさせない剛性の高さと使い心地も評価されています。

ゾディアスは、高性能ロッドに導入している技術も使用されており、コストパフォーマンスが高くなっています。

本格的に釣りを楽しむことができ、高品質による強度＆持ち運びの良さが人気です。

悪いインプレ

• 硬すぎる
• 重い、先重りする

良いインプレが多い反面、少なからず、悪いインプレも存在しています。

例としてゾディアスのパックロッドに対しては、ロッドの硬さとバランスの悪さを指摘する声があります。

パックロッドで作られているので、ロッドバランスが作り込みにくい傾向にあり、穂先部分が重たくなっているようです。

このため、穂先を下げた状態で使用する状況では問題ないが、穂先を立て、繊細な動き出す釣りでは使いにくさを感じるようです。

また、北米からのリクエストで作られているロッドなので、全体的にロッドが硬すぎると感じる方も多いようです。

ウィードが絡むような場所でロッドにパワーが必要な場合は使いやすく、繊細な釣りを行う時には強すぎる傾向があります。

ゾディアス パックロッドはどんな魚種やスタイルに使える？

ゾディアス パックロッドを番手毎に解説

S64L-5 の解説

ゾディアス パックロッドの中で最も小型ルアーに適しているモデルとなっているのが、S64L-5です。

6.4ftのスピニング5ピースロッドとして作られており、ボートから岸釣りまで様々な状況で繊細な釣りを行うことができます。

小型ルアーやワームを一通り使用することができるので、初めてバス釣りを楽しむ方にもおすすめなロッドとなっています。

S68ML-5 の解説

6.8ftと少し長めのMLロッドとして作り出されているスピニングロッドです。

穂先部分に曲がりの極点を持つ、先調子ロッドとして作り出されているロッドであり、遠投と繊細なロッド操作が両立できます。

足場の高い釣り場でも快適に使用できるので、特に岸釣りを主体とする方から人気の番手となっています。

広大な釣り場におすすめです。

S70M-5 の解説

パックロッドでないゾディアスを含めてスピニングモデルの中で、最もパワーのあるロッドとして作られている1本です。

7ftの長さに、Mクラスのパワーが与えられているので、スピニングロッドで、強引な釣りを行うことができるようになっています。

重めのルアーはもちろん、カバーの中に小型ルアーを送り込む釣りにも使用することができます。

C58ML-4 の解説

バスロッドは長くなる傾向がありますが、ゾディアスのパックロッドの中でも最も短く5.8ftのロッドとして作られている1本です。

片手で軽くキャスティングすることができる長さで、非常に精度高く狙いの場所にルアーを投入することができます。

手返しを重視する釣りで活躍させることができる他、釣り経験が少ない女性や子供でも扱いやすいのも魅力です。

C66ML-5 の解説

汎用性が高いとされている6.6ftの長さと扱いやすいMLパワーが組み合わせられた王道番手です。

軽量ルアーを中心に幅広いルアーと釣り方に適応することができるようになっているので、高難易度の釣り場攻略の基軸に最適です。

ロッド重量が107gであり、軽量に作り上げられているのもこのロッドの魅力です。

小型ルアーを中心とした釣りに最適です。

C610M-5 の解説

大規模の釣り場で、多くの釣り人が愛用する番手と知られているのが、6.10ftの長さとMパワーを持っているC610M-5です。

遠投と正確なキャストを両立することができ、中型ルアーが扱いやすいロッドとなっていることから、特に人気の高い1本です。

多くの釣り場を攻略するための要とする他、車の中に置いておき、気軽に釣りを楽しむことにも使用できます。

C72MH-5 の解説

ゾディアス パックロッドの中で、最も長く、パワーのある番手です。

7.2ftの長さにMHクラスのパワーを持っているので、1ozを超える大型のルアーにも対応することができるようになっています。

穂先から曲がるようになっているので、ワームの釣りにも適しており、大型のバスにパワー勝負を挑めます。

大型バスに勝負挑む時に活躍できるロッドです。

ゾディアス パックロッドをライバル機種と比較

【ダイワ】ブレイゾン モバイル

シマノのゾディアスとよく比較されるロッドの一つです。

ゾディアス パックロッドは4～5本のマルチピースであるのに対して、ブレイゾン モバイルは、振り出し式となっています。

ブレイゾン モバイルもゾディアスと同じく50cm以下の仕舞寸法となっているので、持ち運びに便利です。

ロッドの特性としては、ダイワのロッドらしく、細身で筋肉質な特徴を持っています。

振り出し式を選びたい方や、張りの強いロッドが好みな方におすすめすることができるロッドです。

【テイルウォーク】アウトバック

テイルウォークから出されているパックロッドであり、バスはもちろん、様々な魚種に対応することができるロッドです。

全てのロッド番手合わせると16モデルと非常に豊富な番手が揃っています。

ロッド番手が豊富なので、ルアーや使い方毎に最適な一本を使用することもでき、遠征でも本格的な釣りを楽しむことができます。

釣りの経験が豊富な方が使用しても納得する性能を持っていることで、非常に高い人気を獲得しているロッドシリーズです。

【アブガルシア】クロスフィールド

初心者向けのパックロッドとして人気が高いのが、老舗釣り具メーカーとして知られているアブガルシアのクロスフィールドです。

入手し易い価格設定となっていますが、繋ぎ目を意識することが無い綺麗な曲がりを実現しているのが特徴です。

また、小口径ガイド搭載と、アブガルシアの独自カーボンを使用し、高感度且つ、ネジレに強いロッドとなっています。

登場してから年月が経っていますが、多くの釣り人が使用し、高い人気を得ているロッドです。

まとめ

高いコストパフォーマンスを発揮することができる、ゾディアス パックロッドは、遠征はもちろん、新しい釣り場開拓に最適です。

非常に便利なロッドなので、今回ご紹介した特徴を参考に、導入の検討を行ってみて下さいね。