0番のオイカワ用フライロッドおすすめ4選!メリットデメリットは?

オイカワは小型でありながら、果敢に毛鉤に食ってくるので、フライフィッシングで狙っても楽しい魚です。

そんなオイカワの引きを存分に楽しむには、フライロッドの中でも非常に柔らかい0番がおすすめです。

オイカワ以外にあまり使われない番手ですが、0番を使用する場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

そこで今回は、オイカワに使う0番のフライロッドの特徴や、おすすめモデルもご紹介します。

塩谷純一郎
執筆者
  • 釣り歴15年
  • 釣り具の販売経験あり
  • 全国10都道府県へ遠征

北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。

オイカワ釣りで0番フライロッドを使うメリット

オイカワ釣りで0番のフライロッドを使用する一番のメリットは、オイカワの引きでもよく曲がって楽しめるという点でしょう。

例えば3番や4番のフライロッドでもオイカワを釣ることはできますが、この硬さでオイカワを釣っても曲げられません。

曲げられないとラインにテンションを掛けにくくバレやすいですし、なにより魚の重みを感じられないと面白みに欠けます。

0番であればオイカワのレギュラーサイズでもしっかり曲がりこむので、釣りやすく掛けて面白いでしょう。

また、オイカワ釣りで中心に使うことになるミッジの投げやすさも、0番のフライロッドを使うメリットと言えます。

オイカワ釣りで0番フライロッドを使うデメリット

0番のフライロッドのデメリットは、圧倒的に種類が少ないという点です。

国内メーカーでも数えるほどしか種類がなく、海外メーカー品も♯0はほとんどラインナップにありません。

調子やデザイン、長さなど細かく選びたい場合は、好みのものが見つからない可能性が高いでしょう。

もう一点デメリットがあるとすれば、オイカワ以外へのターゲットへ使用する際の汎用性の低さです。

0番はかなり柔らかく、遠投もしにくいため、オイカワ以外に使用できるターゲットはプールトラウトなどかなり限られます。

このため、ほとんどオイカワ専用になるため、一本のロッドでいろいろな魚を狙いたい方には適さないでしょう。

0番のオイカワ用フライロッドおすすめ4選

オイカワ釣りを存分に堪能できる0番のフライロッドから、おすすめモデルをご紹介します。

オイカワ専用モデルも紹介するので、本格的にオイカワフライを楽しみたい方もぜひチェックしてくださいね。

【ティムコ】
ユーフレックス・インファンテ オイカワSP(760‐4)

引用:Amazon

気軽なオイカワ釣りに!取り回しのいい7.6ftのオイカワ専用ロッド

入門者用として高い支持を得ているインファンテシリーズを、オイカワ用にブラッシュアップしたロッドです。

中弾性のカーボンブランクスを使用した0番なので、オイカワの引きもしっかり受け止めて曲がり込む面白味があります。

塗装もバンブーロッドをイメージした趣のあるデザインで、塗装の厚みでブランクスのトルク感も絶妙に調整しています。

7.6ftは小規模河川での釣りとも相性が良く、より気軽にオイカワ釣りを楽しみたい方にちょうどいいでしょう。

【ティムコ】
ユーフレックス・インファンテ オイカワSP(800-4)

中型河川にも対応!広く探れる8ftのオイカワ専用ロッド

同じくユーフレックス・インファンテをベースにしたオイカワ専用ロッドで、8ftとやや長めのモデルです。

オイカワ釣りは中規模の都市型河川などでも活発に楽しまれますが、夏場などは川べりの草が生い茂ることもあるでしょう。

そういった場所では少々長めのロッドのほうが取り回しが良く、広く探れるのも便利です。

長さがある分、よりスローなアクションを楽しめるので、オイカワの引きを曲がりで楽しみたい方にもおすすめです。

【Aventik】
Zウルトラライト(6'1'' LW0/1)

引用:Amazon

コスパも良好!小物釣りに最適なライトフライロッドシリーズ

ライトな番手を中心にラインナップした、小物釣りにおすすめのショートフライロッドです。

0番1番兼用ですが、ティップが良く曲がりこむ作りなので、オイカワの引きも楽しむことができるでしょう。

柔らかすぎずトルク感も残っているので、風が気になる場合は1番でキャスティングすることも可能です。

価格は手ごろですが品質的にも悪くなく、0番だけでは汎用性に欠けると感じる方にもおすすめできるモデルです。

【Aevntik】
リバーベンド(6フィート1インチ LW0/1)

引用:Amazon

小規模河川にも対応できる6.1ftのショートフライロッド

6.1ftと非常に短く、狭い河川にも対応できる取り回しのいいフライロッドです。

オイカワは住宅街を流れる水路のような川にも生息するので、6.1ftならそういった川でも釣ることができるでしょう。

0番と1番兼用のロッドですが、ファストテーパー気味なので、もし少しパワフルな外道が掛かっても対応しやすいです。

扱いには慣れが必要ですが、小規模河川を中心としたオイカワ釣りを楽しみたい方には、ベストなロッドの一つと言えます。

紹介アイテム一覧

0番のオイカワ用フライロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

ティムコ
ユーフレックス・インファンテ オイカワSP(760‐4)
ティムコ
ユーフレックス・インファンテ オイカワSP(800-4)
Aventik
Zウルトラライト(6'1'' LW0/1)
Aevntik
リバーベンド(6フィート1インチ LW0/1)