ショアジギングのみならず、オフショアジギングにおいても欠かせない存在であるグローブですが、夏場は気温も高くなり、蒸し暑いのでなかなかグローブを付けたくないという方も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、夏でも快適に使えるオフショアグローブを8選ご紹介します。
簡易的なものから本格的なものまで様々なバリエーションでご紹介しますので是非参考にしてみて下さい。
- 釣り歴13年
- 大会出場経験あり
小学生の頃に行ったサビキ釣りをキッカケに釣りの世界にのめり込み、今に至ります。 休みの日はショアジギングメインに磯、防波堤問わず各地を飛び回るほどの釣りバカです。 時期によってエギング、フカセ釣り、シーバス等、他のジャンルも含め様々なターゲットを狙っています。
夏用オフショアジギンググローブを使うメリット
ホールド力が上がる
ジギングに限らずルアーゲームにおいては、ロッドをしっかりホールドしておくことは重要なポイントであると言えます。
魚が掛かった時、アタリがあって合わせる時、アクションを加える時など、様々な状況においてホールド力の恩恵を受ける場合は多くあり、これがあるのと無いのとでは釣りの快適性に大きな差が出てくることでしょう。
人間の素手ではホールド力に限界がありますので、滑り止め等の意味合いでグローブを着用しておくことでより結果的に釣りがしやすくなるのです。
また、雨などでグリップが濡れている際もグローブのホールド力はかなり活躍します。
疲れにくくなる
次に紹介するメリットとしては、疲れにくくなるということが挙げられます。
どうしても素手では滑ってしまい上手くホールド出来ない場合や、上手く握れないという場面は必ず発生します。
その際そのままアクションさせていると、パワーロスが生まれるのでルアーにアクションが上手く伝わりませんし、無理な握り方で握ることで手が疲れる原因にもなってしまいます。
ジギンググローブの多くは滑り止めが付いており、グリップを握り込みやすく作られていますので装着しているのとそうでないのとではアクションやファイトの安定感に大きな差が生まれてくるのです。
安全性が高い
素手ではなく手が布に包まれているという単純な理由から安全性が格段に高まります。
万が一ルアーからフックアウトしたフックが飛んで来る場合や、釣れた魚が不意に暴れた際に手を怪我から守ることができます。
釣りをしていたらいつの間にか手を怪我しているというケースも珍しくはなく、オフショアにおいても十分にそれは起こりえますので、怪我の予防や不慮の事故を防ぐという意味でもオフショアジギンググローブは活躍すること間違いないでしょう。
手が汚れない
磯などのショアジギング同様、オフショアジギングにおいても、船べりやタックル等を素手で触ることで手が汚れるのを防ぐことができます。
素手ではいくら気を使っていたとしても、どうしても手が汚れてしまうのは避けられません。
特に釣った魚を持って記念撮影する際は直接手が汚れないだけではなく、魚が掴みやすく滑り止めにもなりますし、直接魚に触らないので人間の体温で魚がダメージを受けることも防げるのです。
夏用オフショアジギンググローブの選び方
素材
まず素材ですが、夏に使うということを想定して、素材はメッシュ生地になっているものをオススメします。
クロロプレンや皮革等のグローブは伸縮性に優れ保温効果が高いので冬の寒い時には重宝しますが、夏は熱が逃げませんので逆効果となります。
また、背面も生地でしっかりと覆われているタイプのフルカバーのグローブは、耐久性では優れているのですが、内部に湿気と熱がどうしてもこもりやすく、真夏ではどうしても汗ばみあまり快適とは言い難いでしょう。
耐久性
オフショアジギングにおいては、ショアジギング同様シャクリやファイトで高負荷をかけることになりますので、耐久性は避けては通れない項目になります。
特に布の継ぎ目や手のひら側の滑り止めの耐久性はよく確認しておく必要があり、ここの作りが甘いと使い方にもよりますがすぐに使い物にならなくなってしまうこともあります。
専用のグローブでは、負荷のかかりやすい場所に補強されていたりしますので、どれを買えばいいか分からないという方は専用グローブをオススメします。
ホールド力
先述にもありました通り、オフショアジギングではファイト時やシャクリの動作を行う際にロッドまたはリールをしっかりとホールドできるグローブは必須になります。
大きな力を込めることもあるこの釣りでは滑り止めの無いものはまず論外ですし、付けていて多少の動きでズレるような簡易な作りのものはオススメできません。
オフショアジギンググローブには、ハンドルノブを滑らずしっかりと握り込むことができ、ファイト時も竿のグリップに力を込められるホールド力が求められます。
フィット感
最後にご紹介する選び方のポイントとして、フィット感があります。
正直このポイントが最も重要であると言っても過言ではなく、これが悪いとたとえしっかりと付けてもズレて動きますのでホールド力等他の項目の要件も十分に満たせません。
必ず購入する際は店頭で試着するか、予めサイズを測っておくなどできるだけタイトなサイズのグローブを購入しておくと安心です。
また、ジギンググローブの中には手袋のようにはめるだけで装着できるタイプもありますが、細かい調整ができないのでマジックテープで止めるタイプの方が良いでしょう。
夏用オフショアジギンググローブおすすめ8選
【オーナーばり】
カルティバ ゲームグローブ
同社の撃投ジグでおなじみ、オーナーばりが展開するルアーブランド「カルティバ」よりショア・オフショア両用可能のゲームグローブです。
背面はメッシュ生地で通気性は抜群ですし、本体重量も軽くウォッシャブルで簡単に洗って使えるのも嬉しいポイントです。
滑り止めとなるラバーは要所要所に散りばめられており、ジギングにおいて必要なホールド力をしっかりとカバーしてくれています。
【シマノ】
オシア ベーシックグローブ
シマノが手がけるオフショアフィッシングブランドの「OCEA」から発売のゲームグローブです。
ショア・オフショア両用で使用できる作りになっており、キャスティング時に負荷のかかる指先や、握り込みやすいように手のひら部分には補強が入っており、全体的に強度の高い仕上がりになっています。
背面はメッシュ生地ですので、通気性も抜群。
時期を問わず、夏でも問題なく使用できます。
【パームス】
ソルトゲームグローブ
オフショアのジギングのみならずビッグゲームにも対応する、パームスから発売のソルトゲームグローブです。
背面はメッシュ生地で、手のひら側はアマーラという耐久性と新宿線に優れた皮革にドット加工を施すことで滑り止め効果をもたせており、非常に実用性の高いものとなっています。
その他フィット感にもこだわっており、シャクリやファイトにおいても抜群に安定した使用感を誇ります。
【ゼナック】
3Dショートグローブ
ゼナックから発売のこのゲームグローブは、立体裁断を取り入れ人間工学に基づいた設計が特徴のグローブです。
フィット感は抜群で、まるで覆われているように包み込みアングラーの手の負担を軽減してくれます。
手のひら側は上質なカンガルー革を使用し強度と使いやすさを確保しており、オフショアのジギングはもちろん、キャスティング、ショアジギングにも仕えるマルチスタイルなグローブです。
【MCワークス】
プロテクトグローブ
数々の対大物ルアーロッドを手掛けるMCワークスから発売のゲームグローブです。
背面は全て放熱性の高い「ラッセルメッシュ」という生地を採用し、通気性を高めていると共に、親指や人差し指といったキャスティング時に最も負荷のかかる指先には本革のレザーを使用するなど妥協のない性能が特徴となっています。
オフショアのジギングのみならず、GTやマグロ等を狙う離島遠征も視野に入れ開発されたタフなグローブです。
【メジャークラフト】
フィッシンググローブ
メジャークラフトから発売のこのゲームグローブは、同社の竿のように、グローブにおいてもメジャークラフトらしいコストパフォーマンスに優れた1品となっています。
手のひら側は強度のある人工皮革に全体的にラバー加工を施すことで滑り止め効果をアップさせており実用性は抜群。
背面はメッシュ生地なので夏場の使用も問題ありませんし、季節を問わず活躍すること間違いありません。
そこまで本格的なものは必要ないが、1つ持っておきたいという方にはおすすめです。
【ゼスタ】
ジギンググローブ
ここまではキャスティングにも使用出来るマルチなゲームグローブを取り上げてご紹介していましたが、こちらはゼスタから発売のジギング専用グローブになります。
ショア・オフショア問わずジギングにおける手の疲労感や手にかかる負荷を分散するよう設計されており、またほどよいフィット感で使っていてストレスが少なく、ファイト時も力が込めやすく安心して使用できるでしょう。
【mazume】
ゲームフィッシンググローブ
mazumeから発売のこのグローブは、合皮と化学繊維を上手く組み合わせてタフで使用感の高いものに仕上がっています。
特に手のひら側の生地には格子状にシリコンプリントされた滑り止めが手のひら全体から横にかけてまであり、これによりロッドに対するグリップ力が上がっておりパワーファイトの際も安心してやり取りが可能になっています。
以上の点から性能に特に困ることはないと言えるでしょう。
まとめ
今回は夏にも使用可能なオフショアジギング用グローブをご紹介しました。
この類のグローブは汎用性が高いので、キャスティング等他の釣りにも対応できるのでおすすめです。
どのメーカーも実用性に長けたデザインのものばかりですので、是非一度現物を見てみたり試着するなどしてお気に入りの1つを見つけてみてください。
夏用オフショアジギンググローブの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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