ナイロンラインは釣り糸の中でも最もポピュラーなラインであり、しなやかで扱いやすく初心者におすすめのラインです。
しかし、寿命が短い、経年劣化が早いなどのデメリットも存在するので、特性を理解して使いこなす必要があります。
そこでこの記事では、ナイロンラインの寿命、経年劣化による交換時期について解説します。
耐久性に優れたおすすめのナイロンラインもご紹介しますので、参考にしてください。
- 釣り歴20年
- 釣り大会の出場経験あり
静岡県在住。 小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。 ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。 魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。 釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。 現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。 離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。
新製品や人気製品をどこよりも安く販売中！
少量入荷のため売り切れ注意！
- クレジットカード決済
- Amazon Pay
- コンビニ払い
目次
ナイロンラインの寿命は短い？
ナイロンラインは吸水性が高く、紫外線による劣化も生じるため、PEラインのように長期間使用することはできません。
これはナイロンの特性による経年劣化ですので、対策としては交換する以外に方法はありません。
また、伸縮性が高いため、負荷が掛かると伸びてしまい、糸よれが起きて使えなくなることも寿命が短いと言われる理由です。
そして、フロロラインのように擦れ傷に強い特性もないので、根の強い場所ではザラザラになってしまいます。
そのため、ナイロンラインはPEライン、フロロラインに比べて寿命が短いといえるでしょう。
ナイロンラインの経年劣化で交換する時期
ナイロンラインは吸水性が高く紫外線劣化も生じるので、一度使用すると劣化が始まります。
ただし、1回使用しただけでダメになるほど、寿命が短い訳ではありませんので、釣行回数や使用期間を目安に交換してください。
わずかなやり取りのミスがラインブレイクにつながる大物狙いの方は、初期性能が維持できる1ヶ月を目安に交換してください。
釣行回数5回程度でしたら経年劣化を気にすることなく、ナイロンラインのメリットを生かせます。
ギリギリの太さではなく、余裕を持たせた太さを選択している方は、2ヶ月または釣行回数10回を目安にしてください。
経年劣化による性能低下はあるものの、思わぬラインブレイクに見舞われることはないでしょう。
劣化しにくいナイロンラインはあるのか？
ナイロンラインの特性である吸水性を下げるコーティングを施すことで劣化を遅らせているものは存在します。
ただし、使用中に剥がれ落ちてしまうため、劇的に寿命を延ばすことはできません。
そこで、ラインメーカーとして有名なサンラインは、東京工業大学と共同研究することで、「P-Ion」という技術を生み出しました。
商品説明の項目において「プラズマライズ」と表記されているで簡単に見分けられるでしょう。
大気圧プラズマを利用してナイロンラインの表層部を改質することで、初期性能を大幅に持続させることに成功しています。
コーティング剤のように剥がれ落ちることは無く、水キレの向上により劣化を防いでいます。
耐摩耗性の向上、色落ち防止効果も得られているので、劣化しにくいナイロンラインといえるでしょう。
ナイロンラインおすすめ3選
【サンライン】
松田スペシャル ブラックストリームマークX
操作性抜群の磯釣り用ナイロンライン
プラズマライズによって水切れが向上しているため、思い通りに仕掛けを流せるナイロンラインです。
潮馴染みがよく、しっかり流れを掴んでくれるので、強風の中でも思い通りにラインを操作することができます。
無駄な道糸操作を減らすことができるので、理想的な流し方で魚に刺し餌を届けられるでしょう。
耐久性は従来品の4～5倍になっているので、釣行頻度が高い方ほど、コスパのよさを体感できます。
【サンライン】
磯スペシャル グレミチ
グレ釣りに最適なナイロンライン
15cmピッチのカラーパターンを採用しており、沖の本流へ流し込んだ仕掛けのアタリも素早く感知することができます。
ラインの張りもほどよく仕上げられているので、感度を生かして掛けにいくこともできます。
大型グレと対峙するため、2.75号のラインもラインナップされているので、男女群島でも安心して使用できるでしょう。
プラズマライズ仕様のラインですので、経年劣化も最小限に抑えられています。
【東レ】
銀鱗 スーパーストロング ネオ
高撥水系のナイロンライン
表面に特殊コーティングを施すことで、吸水による劣化を遅らせることに成功したナイロンラインです。
引っ張り強度にも優れているので、根掛かりが多い磯からのぶっ込み釣りや穴釣りでも活躍します。
また、フロロラインに近い感度を有しているので、ベイトリールに巻いてロックショアを楽しむのもよいでしょう。
手頃な価格で販売されているので、ライン代を抑えたい方におすすめします。
ナイロンラインの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方