3月から9月春から晩夏まで楽しめる渓流フィッシング。
各メーカーからロッドやリール、ルアーに至るまで、より細分化されたアイテムが登場しています。
今ではミノーが主流となっていますが、スプーンやスピナーなどメタル系のアイテムが威力を発揮する場合も多々あります。
来年はどんな攻め方をするか、反省も踏まえて考えるのもオフシーズンの楽しみの一つです。
今回は、オールドスタイルのスピナーに着目し、重さや使い方などを踏まえ、おすすめのスピナーをご紹介させていただきます。
- 釣り歴25年
- 年間釣行150日超え
- 大会出場経験あり
新潟県下越地区出身。クリスマスや誕生日のプレゼントも釣り道具が第一希望でした。 最近では、特にソルトでのルアーゲームを主に、シーバス、ヒラメ、マダイなどショアから狙えるビッグゲームを楽しんでいます。 今後も季節ごとに釣れる魚を狙いつつ、まだ釣ったことのないシーバスのメーターオーバーが目標です。
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【渓流釣り】スピナーとは
スピナーとは、金属製のブレード系ルアーです。
リーリングし水流を受ける事で、クルクルとブレードが回転し、フラッシングでトラウトを誘います。
スプーンと同じオールドスタイルなシンプルなルアーです。
アクションなど細かな技術は必要なく、基本的には巻くだけの簡単な使い方です。
渓流釣りでスピナーを使うメリット・デメリット
メリット
使い方がシンプルに巻くだけなので、技術面で釣果の差が出にくいのもメリットの一つです。
ブレードとシンカー、フックがワイヤーによって一つの個体となっている為、正確なキャストをすることが出来ます。
スプーンと違い、フラッシングと波動で誘うのでアピール力もあります。
他のルアーに比べ、価格が安いのもメリットの一つです。
デメリット
スプーンに比べ、アピール力が有るのでスレるのが早い事があります。
ここぞのワンチャンスやルアーローテの終盤での使用がおススメです。
また一定のレンジをキープしやすい反面、単調になってしまいチェイスのみでバイトに至らないケースもあります。
スピナーでチェイスが有るがバイトに至らない場合は、リアクションで誘うと効果着でますので、ミノーと上手く使い分けることが必要です。
渓流スピナーの選び方
種類(ノーマルタイプ/インラインタイプ)
スピナーには一般的によく知られているノーマルタイプ(クレビスタイプ)とインラインタイプの2種類あります。
大きな違いはブレードの装着方法です。
ノーマルタイプは、クレビスと言う部品を使用してブレードがセットされています。
多くのスピナーはこのノーマルタイプが多く、頭の中にイメージしたままのスピナーの形状です。
一方、インラインタイプとは、クレビスを使用せず、ブレードが本体に直接セットされたスピナーになります。
立ち上がりが早く、スローに使えるのが特徴です。
サイズ
スピナーのサイズはブレードの大きさで変わってきます。
小さいものほどフラッシングやアピール力も少なくよりナチュラルに誘え、大きいものほどアピール力があり強烈なアピールで誘えます。
小さすぎず、大きすぎない中間サイズから使用し、一番使いやすい大きさを選ばれると良いです。
重さ
重さは3gから5gほどを使い、浅いポイントほど軽いものを使用し、水深があるポイントには5gなど重めのものを使用します。
足場があるポイントなどでも重めが使いやすく、春など水量が多く流れが強い時にも重めの方が使いやすくなります。
春を越し、夏からシーズンオフまでは比較的、水量も少なくなりますので3g前後が最も使いやすくなります。
ブレードの種類
ブレードの形状によって、得られる効果が変わってきます。
涙型のコロラドタイプは、フラッシングは弱いですが、水の抵抗を受けゆっくりと沈む特徴があります。
やや長細い丸型のインディアナタイプは、最も万能なオールラウンダーです。
フォールも遅く、フラッシングも有るので一番使い勝手が良いです。
柳の葉の様なウィローリーフタイプは、フラッシングが強く、浮き上がりにくいと言う性質があるため、より深いレンジを探る時に最適です。
色(カラー)
カラーは、ゴールド系かシルバー系で選びます。
早朝や濁りがある場合にはゴールド系を使い、日中やクリアな水質にはシルバーが向いています。
ですが、その日によって魚の反応は様々なので、ゴールドがよく釣れるなど当たりカラーは存在します。
なので、2色持っていくとどんなシチュエーションにも対応できます。
渓流スピナーおすすめ10選
【スミス】
ARスピナー トラウトモデル
インラインタイプのシンプルなスピナーです。
立ち上がり良くスローに誘えるため、渓流など水深の浅い所で活躍します。
評価も高く、価格も安いので一つはルアーボックスに入れる価値があります。
カラーも非常に豊富なので、シルバーやゴールドの他にも色々なカラーが有るのも魅力です。
【ダイワ】
トラウト ブレットン
ノーマルタイプのオーソドックスなスピナーです。
カラーラインナップも豊富で、40年以上アングラーから信頼されるルアーです。
ポイントの状況を選ばないので渓流以外に、湖や水路でも万能に使えます。
水噛みもよく誰でも簡単に使えるスピナーです。
ビギナーの方にもおすすめです。
【Rublex】
CELTA-2 ORO セルタ
フランス産のノーマルタイプのスピナーはコスパに優れた名作です。
岩で出来た反転流などバランスを崩しやすい複雑な流れでも、安定した泳ぎで誘う事ができます。
オーソドックスな形状でポイントを選ばないルアーです。
価格が500円ほどで買える物もあり、非常にコスパに優れています。
【スミス】
スピナー ニアキス
少しAR-Sスピナーよりフォルムが大きな、ノーマルタイプのスピナーです。
重めのラインナップが多く、ブレードも大きめなので水深のあるポイントにおすすめです。
渓流では滝壺など、掘れたポイントで活躍します。
シンカー部分が小魚をイミテートさせるリアルな作りになっているのも特徴です。
【ダイワ】
トラウト シルバークリーク
ダイワのブレットンよりもシルエットが小さめの、ノーマルタイプのスピナーです。
ブレードも小さめなので、プレッシャーをかけづらいのも特徴です。
春など虫を食べているシチュエーションなど、小さい物に反応する時に最適です。
魚のサイズが小さい場合にも、とても効果的です。
【パームス】
スピンウォーク
パームスから比較的販売されている、比較的新しいスピナーです。
シンカーの形状が特徴的で、アップクロスやダウンクロスにキャストしても動きが破綻せず、安定した泳ぎが魅力です。
スイベルが付いているため、糸ヨレも起こりにくく、トラブルレスで使用できるのもポイントです。
ワイヤーも強く岩にぶつけても変形する事なく使えるのもメリットです。
【コーモラン】
パンサーマーチン
渓流アングラーから高い支持を集める、名作スピナーです。
オールドスタイルで、まさにド定番のインラインタイプです。
カラーラインナップも豊富なのも魅力ですが、時代を感じさせない釣果がなによりも魅力なルアーです。
一つは持っておきたいスピナーの一つです。
【ジャクソン】
バギースピナー
ジャクソンから新しく販売されているスピナーです。
タングステンのビーズシンカーを使う事で、シルエットが小さくなっているのが特徴です。
フォルムが小さく、重さも1.5gと3gと軽めなラインナップなので、渓流など水深の浅いポイントにバッチリです。
魚に優しいシングルのバーブレスフックが標準装備されてるのも魅力です。
【D3カスタムルアーズ】
ファーラップ
北海道で作られる斬新な形状をしたスピナーです。
一般的なただ巻きなど、リトリーブの釣りではなく、ボトム付近を探るのに適しています。
リフト&フォールやドリフトなどよりナチュラルに誘う事が出来ます。
シルエットがクロカワムシなど、水生昆虫をイミテートさせる外見で、他のスピナーとは全く違った感覚で楽しめます。
【ジャクソン】
エディ
ジャクソン独自の構造のスピナーはトラブルレスの高性能ルアーです。
ブレードのフラッシングとは別に、小魚をイミテートしたシンカー部分がフラッシングし、ダブルで魚にアピールします。
ボディーの回転を抑制する構造になっている為、糸ヨレなどスピナーで発生しやすいトラブルを無くしてくれます。
トラブルなく使えるのは、現場で釣りに集中できる大きなメリットです。
渓流スピナーの使い方
ただ巻き
最も基本で一番釣れるのがただ巻きです。
一定の速度を心がける事で、見切られにくくバイトを誘発しやすくなります。
表層を狙うには早巻き、ボトムを狙うにはスローに巻くなど、巻く速度によって狙うレンジを変えます。
特に、渓流ではシャローが多くなるので着水後は、なるべく直ぐにリトリーブする様にしましょう。
リフト&フォール
スピナーは水流を受ける事でクルクルとブレードが回転し、魚を誘うルアーのため、ただ巻きが有効的ですが、リフト&フォールも意外とおすすめです。
ロッドを立てルアー持ち上げて、リールを巻かずそのまま沈める。
持ち上げた時にもブレードは回転し、沈む時にもしっかりとブレードが回転し誘います。
よりスローに狙う場合に有効です。
ドリフト
ドリフトは、水量が多い時期に特に有効なメソッドです。
水量が多く流れが早い場合には、リトリーブすると浮き上がりすぎたり、思った様にルアーを使えないことがあります。
ドリフトは、流れを横切る様にキャストし、ラインを張ったままリールを巻かず流れに任せてルアーを泳がせる使い方です。
ラインの張り具合を調節することで任意のレンジを探ることができます。
まとめ
スプーンやスピナーなど、オールドスタイルなルアーはトラウトには欠かすことのできない定番ルアーです。
使うルアーのジャンルを広げることで、もっと渓流トラウトゲームが楽しくなります。
シーズンオフになり、来年はどんな釣りをするか、妄想や動画研究に明け暮れるアングラーさんも多いのではないでしょうか。
昔使っていたけど使わなくなった、使った時がないルアーでの釣行は、新しい発見と楽しさが待っていますよ。
渓流スピナーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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