渓流ベイトフィネスで釣れるルアーおすすめ10選!重さやカラー(色)等の選び方も!

渓流ベイトフィネスにおいて、ルアー選びはとても重要です。

渓流ベイトフィネスの人気が高まるにつれて各メーカーから様々なルアーが発売されており、初心者の方の中には「何を選んでいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は渓流ベイトフィネスで使用するルアーの種類や重さ、カラーの選び方やおすすめのルアーをご紹介させていただきます。

梶原
執筆者

    神奈川県在住。海釣りから渓流釣りまで幅広いジャンルをシーズンに合わせて楽しんでいます。友人にライトショアジギングに誘われたのをきっかけに釣りにハマり、今では毎週のように釣りに出かけています。渓流ベイトフィネスをメインに、渓流に行けないときは近所でシーバス、メバル、タチウオなどを狙っています。最近はボートでのロックフィッシュ、タイラバなどにも挑戦中です。

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    渓流ベイトフィネスに適したルアーの選び方

    渓流ベイトフィネスでは、様々なルアーを使います。

    ミノーやスプーン、バイブレーションなど様々な渓流用ルアーが出ていますが、それぞれに得意な場面や苦手な場面があります。

    また、各ルアーの重さやカラーも釣果に直結する重要な要素です。

    それぞれのルアーの特徴を理解し、適切に使い分けることで釣果をしっかり上げることができます。

    ここでは、ルアーの種類や大きさ、カラーの選び方についてご紹介させていただきます。

    ルアーの種類と使い分け方

    渓流ベイトフィネスで使用するルアーの種類は大きく分けて6種類あります。

    6種類のルアーそれぞれに適した場面があります。

    ここではそれぞれのルアーの特徴を詳しくご紹介させていただきます。

    ミノー

    渓流ベイトフィネスでもっとも使う頻度の高いのがミノーです。

    ミノーは魚の形に似せたルアーで、ただ巻きやトゥイッチなどのロッドアクションによって小魚のような動きをさせることでトラウトにアピールします。

    ミノーは水に浮くフローティングミノーと、水に沈むシンキングミノーに分かれます。

    フィールドに合わせて源流域~下流域まで幅広く使えるルアーです。

    スプーン

    スプーンは涙型の金属プレートで、投げてただ巻くだけでキラキラと光ってアピールしてくれるため、初心者でも扱いやすいルアーです。

    金属プレートなので、小さくても重さを感じやすく、キャストしやすいという特徴があります。

    比較的水深のある中流~下流域や湖でおすすめのルアーです。

    バイブレーション

    バイブレーションはミノーのように魚の形に似せたルアーです。

    しかし、ミノーと違いただ巻くだけで波動を起こして魚にアピールすることができるので、活性が高い魚に対して有効です。

    ラインを結ぶ位置を変更することで、アピール度を変更することができるものもあります。

    バイブレーションも水深の深いフィールドで使い勝手の良いルアーです。

    ボトムノックスイマー

    ボトムノックスイマーは特徴的な円筒形をしたルアーです。

    コツコツと川底を叩くようなアクションをさせることで、トラウトにアピールすることができます。

    滝つぼなどの特定の条件ではものすごい威力を発揮することのできるルアーです。

    スピナー

    スピナーはスプーンによく似た形をしているルアーですが、スイベルが付いているので回転する際に糸ヨレが生じないという特徴があります。

    回転するブレードが隠れたトラウトを引きずり出すのに有効です。

    着水した瞬間からブレードが回転を始めるので、水深の浅い源流域でも有効なルアーです。

    トップウォータープラグ

    トップウォータープラグは魚や水面に落ちた虫に似せた形のルアーです。

    水面でアクションさせると音が出るので、音によってトラウトをおびき寄せます。

    管理釣り場で使用することの多いルアーですが、ミノーやスプーンなどのルアーで反応が悪い時などに使うと有効です。

    サイズ(大きさ)の選び方

    渓流ベイトフィネスで使用するルアーの大きさは、フィールドや狙う魚の大きさによって変えます。

    ミノーの場合、源流域なら4~5cm、下流域や湖では7~10cmのものを基準として選ぶのがおすすめです。

    まずは基本となる大きさのルアーを投げてみて、魚の反応を見ながら大きさを変えていきます。

    スプーンやスピナーなども同様に、魚のサイズや反応を見ながらサイズを調整します。

    重さの選び方

    渓流ベイトフィネスで使用するルアーの重さは、源流域で3~4g、下流域や湖などでは7g程度のルアーを使用します。

    下流域や湖などでは飛距離が必要なので、源流域に比べて重いルアーを使用することが多いです。

    使用するロッドの許容ウェイトを超えない範囲で、必要な飛距離に応じて適切なルアーを選ぶのがおすすめです。

    カラー(色)の選び方

    渓流ベイトフィネスで使用するルアーのカラーは大きく分けてナチュラル系とアピール系に分かれます。

    主に魚の活性の高い時にはアピール系の赤金、黒金、銀系やチャート系などがよく効くことが多いです。

    逆に魚の活性の低い時は、ナチュラル系のカラーやクリアカラーのルアーがよく効きます。

    水の透明度によっても効くカラーが変わるので、同じルアーでも何種類かカラーを用意して魚の反応を見ながらローテーションするのがおすすめです。

    渓流ベイトフィネスでルアーにスナップはあり?

    渓流ベイトフィネスではルアーをラインに直結する方と、スナップを付けてルアーとラインをつなぐ方がいます。

    直結の場合は、ルアーのアクションがよりダイレクトになる一方で、ルアーをチェンジする際に毎回結びなおす手間が発生します。

    スナップを付ける場合は、ルアーチェンジが楽に行えますが、ルアーのアクションには若干のラグが発生します。

    初心者の方やラインを結びなおすのが苦手な方などはスナップを付けるのがおすすめです。

    私もカラーローテーション等でルアーを頻繁にチェンジするので、スナップを付けています。

    渓流ベイトフィネスで釣れるルアーおすすめ10選

    ここまで、渓流ベイトフィネスで使用するルアーの種類や選び方をご紹介させていただきました。

    ここからはおすすめのルアーを10個厳選してご紹介させていただきます。

    【DUO】
    SPEARHEAD RYUKIシリーズ

    おすすめのルアー1つ目は、DUOのSPEARHEAD RYUKIシリーズです。

    SPEARHEAD RYUKIは38mm~110mmと幅広いサイズが展開されているミノータイプのルアーです。

    サイズだけでなく、カラーも多くラインナップされており、アワビプレートを装着してアピール度を高めたSPEARHEAD RYUKI AWABIもあります。

    シンキングタイプとフローティングタイプの両方がラインナップされており、源流~本流、湖まで幅広く使えるおすすめのミノーです。

    【SMITH】
    D-Contact

    おすすめールアー2つ目は、SMITHのD-Contactです。

    D-Contactは50mm,63mm,72mmの3タイプがラインナップされているヘビーシンキングミノーです。

    比重の大きいタングステンウェイトを内臓しているので、薄くて小さなフォルムのルアーでも飛距離が出せます。

    また、素早く水に沈むので、着水と同時にアクションさせても違和感なく魚にアピールできます。

    カラーラインナップも豊富で、源流域から下流域まで幅広く使えるおすすめのミノーです。

    【PALMS】
    Alexandra

    おすすめのルアー3つ目は、PALMSのAlexandraです。

    Alexandraは35mm~70mmまでの5種類が展開されているミノータイプのルアーです。

    フラットサイドトゥイッチングミノーと呼ばれるAlexandraは、その名の通りボディの側面が平な形をしており、少ないロッドアクションで大きくルアーをアクションさせることができます。

    キレの良いアクションと立ち上がりの良さで、アップストリームでも使いやすいおすすめのミノーです。

    【SHIMANO】
    カーディフ ロールスイマー

    おすすめのルアー4つ目は、SHIMANOのカーディフ ロールスイマーです。

    カーディフ ロールスイマーは、エリアトラウト用に作られた定番のスプーンです。

    0.9g~5gまでの幅広いサイズとカラーのラインナップが豊富な上に、値段も抑えられているので、初心者の方でも買いやすいルアーとなっています。

    定番のスプーンですが、トラウトやバスフィッシングなどでも有名な村田 基氏が監修しており、泳ぎの最適化のためにサイズごとにカーブ形状や厚みを変えるというこだわりのスプーンです。

    エリアトラウト用ですが、渓流でも食いが渋い時などに持っておくと便利なおすすめのスプーンです。

    【SMITH】
    バック&フォース

    おすすめのルアー5つ目は、SMITHのバック&フォースです。

    バック&フォースは4g,5g,7gの3種類が展開されているスプーンタイプのルアーです。

    群馬県高崎市で有名なビックトラウト狙いのアングラー、池谷 成就氏の得意とするドリフトとイレギュラーアクションを組み合わせたバック&フォース釣法に最適化されています。

    ただ巻きはもちろん、ロッドアクションを入れるとより大きくイレギュラーアクションさせることができます。

    ミノーなど他のルアーで反応が悪い時に持っておきたいおすすめのスプーンです。

    【Bassday】
    ORC レンジバイブ

    おすすめのルアー6つ目は、BassdayのORC レンジバイブです。

    ORC レンジバイブは45mm~80mmまでの4サイズが展開されているバイブレーションタイプのルアーです。

    レンジバイブはバイブレーションでありながら引き抵抗が軽く作られているので、渓流ベイトフィネスのタックルでも無理なく操作できます。

    バイブレーション特有の波動は、中流~下流域や湖などの水深の深い場面で底に貼り付いているトラウトを誘い出すのに有効です。

    ただ巻きのみでアクションが不要なので、初心者の方でも扱いやすいおすすめのバイブレーションです。

    【SMITH】
    AR-S

    おすすめのルアー7つ目は、SMITHのAR-Sです。

    AR-Sは1.6g~6gまでの5サイズが展開されているスピナータイプのルアーです。

    着水した瞬間から回り始めるほどの強力なARSブレードの回転力は、強い流れの中でも安定して波動を生むので、トラウトに効果的にアピールできます。

    また、トゥイッチによるスライド演出も可能となっており、様々なパターンでトラウトにアプローチできます。

    AR-Sスピナーは水深のあまり深くない源流域でも使用でき、強烈なアピール力を持っているおすすめのスピナーです。

    【SMITH】
    ボトムノックスイマーⅡ

    おすすめのルアー8つ目は、SMITHのボトムノックスイマーⅡです。

    ボトムノックスイマーⅡは特徴的な形をした3.2gのルアーで、川底で立つように設計されており、ボトムをコツコツとノックするようにアクションさせることでトラウトにアピールします。

    ミノーなどの横方向の誘いに乗ってこないトラウトに対して、変則的な動きで誘い出すボトムノックスイマーはとても効果的です。

    他のルアーで全く反応しないトラウトも、ボトムノックスイマーには食ってくるというパターンも多くあるので、秘密兵器として持っておきたいおすすめのルアーです。

    【DAIWA】
    PRESSO ポッピンバグ

    おすすめのルアー9つ目は、DAIWAのPRESSO ポッピンバグです。

    PRESSO ポッピンバグはエリアトラウト用に作られた1.5gのトップウォータープラグです。

    ロッドアクションでポップ音を出し、絞り込まれたテールで短いスライド幅のテーブルターンのアクションを見せます。

    渓流の中でも流れの緩い部分や、滝つぼ付近などで使うと効果的です。

    元々エリアトラウト用のバーブレスフック(返しのないフック)が付いているので、フックを交換する手間がありません。

    フックは、表面に特殊なフッ素系プレーティングを施すことで、従来の塗装フックに比べて最大40%も刺さりやすいSaqSas(サクサス)という加工がされています。

    バイトを弾きにくく、渓流においてもおすすめのトップウォータープラグです。

    【SMITH】
    美蝉

    おすすめのルアー10個目は、SMITHの美蝉です。

    美蝉はその名の通り蝉の形を模した38mmのルアーで、水面に落下した蝉や他の昆虫によく似たシルエットでトラウトにアピールします。

    ロッドアクションに応じて発せられるポップ音や波動、リトリーブでのウォブリングなどで誘い出したり、着水後に何もせずポーズを長くとるだけでもバイトしてくるパターンもあります。

    美蝉は流れの緩い渓流や湖などでは非常に使い勝手の良いおすすめのルアーです。

    まとめ

    今回は渓流ベイトフィネスで使用するルアーの種類やサイズ、カラーの選び方とおすすめのルアー10選をご紹介させていただきました。

    渓流ベイトフィネスでは様々なフィールドでトラウトを狙っていくので、それぞれのフィールドや状況に合わせて適切なルアーを選択する必要があります。

    ルアーの種類だけでなく、サイズやカラーによっても反応が全く変わってくるのがトラウトの面白いところです。

    今回ご紹介させていただいた選び方やおすすめのルアーが、皆さんのルアー選びの参考になれば幸いです。

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