渓流ベイトフィネスのラインの種類や太さ、巻き量の選び方!おすすめ製品も紹介!

近年盛り上がりを見せている渓流ベイトフィネス。

川を遡上しながら、主にトラウトを狙う釣りです。

そんな渓流ベイトフィネスでは軽いルアーを扱うので、ライン選びがとても重要になってきます。

まだ渓流ベイトフィネスを始めたばかりの方の中には「どんな種類や太さを選べばいいの?」「リールにどのくらい巻けばいいの?」などの疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、渓流ベイトフィネスで使用するラインの選び方やリールへの巻き量、おすすめのラインなどをご紹介させていただきます。

渓流ベイトフィネスでのライン選びの重要性

渓流ベイトフィネスにおいて、ライン選びは特に重要です。

渓流ベイトフィネスで使用するラインは大きくナイロン、フロロカーボン、PEの3種類がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、使い分けが必要です。

狙うトラウトのサイズやフィールド、使うルアーによって使い分けることによって、釣果に大きな差が出ます。

また、適切な太さを選択することで、魚に警戒心を抱かせることなく自然なアクションを付けることができたり、ファイトの最中に擦り切れてしまうリスクを低減できます。

ストレスなく渓流ベイトフィネスを楽しむためにも、ライン選びはとても重要なのです。

メインラインの最適な巻き量はどのくらい?

渓流ベイトフィネスを始めたばかりの方が悩みやすいのがメインラインの巻き量です。

一般的にラインはリールのキャパシティいっぱいまで巻くのが普通ですが、渓流ベイトフィネスではおすすめできません。

私は使用するフィールドによって巻き量を変えています。

源流域であれば2~30m、下流域や湖などの飛距離が出る場面では6~70mほど巻いています。

ラインをリールのキャパシティいっぱいまで巻くのをおすすめしない理由は2つあります。

1つ目は、タックルの重量が重くなるからです。

渓流を遡上しながら釣りを行う渓流ベイトフィネスでは、タックルの重さは非常に重要です。

6~8時間渓流を上り続けることもある釣りなので、タックルを含めた荷物の重さは極力軽い方が疲れにくく、ストレスもありません。

2つ目は、バックラッシュからの復旧が困難になるからです。

ベイトリールを使っていて、厄介なことと言えばバックラッシュです。

バックラッシュが起きてしまったときに、リールのキャパシティいっぱいまでラインを巻いていると、復旧にかなりの時間がかかります。

復旧が不可能なくらいのバックラッシュが起きてしまった場合でも、ラインをカットし、スプールに巻きなおすことも簡単に出来ます。

以上のことから、渓流ベイトフィネスでリールにラインを巻く際には、フィールドに合わせて巻き量を変えることがおすすめです。

渓流ベイトフィネスで使うラインの種類

渓流ベイトフィネスで使用するラインの種類は、大きく分けて3種類です。

ナイロンライン、フロロカーボンライン、PEラインの3種類がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。

各ラインのメリット・デメリットを理解し、最適な素材のラインを使うことで、釣果も向上します。

ここでは、各ラインのメリット・デメリットや選び方などをご紹介させていただきます。

ナイロンラインのメリット・デメリットや太さの選び方

ナイロンラインは良く伸びるラインのため、魚のバイトを弾きにくいというメリットがあり、価格も安いので、初心者の方にもおすすめのラインです。

一方で紫外線に弱く、定期的な交換(巻きなおし)が必要なラインでもあります。

ナイロンラインの場合、源流域で4lb、下流域や湖では7lb前後の太さを選ぶのがおすすめです。

ナイロンラインの特徴や選び方、おすすめのラインについてはこちらの記事でもご紹介しておりますので、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

フロロカーボンラインのメリット・デメリットや太さの選び方

フロロカーボンラインは水なじみがよく、比重が重いので素早く水に沈みます。

ルアーを素早く沈めたい場面では、とても使いやすいラインです。

しかし、ラインに張りがあり、バックラッシュが起きやすいというデメリットもあります。

フロロカーボンラインの太さはナイロンラインと同じか、やや細めの3lb~6lbを基準にラインを選ぶと良いでしょう。

フロロカーボンラインのメリット・デメリットや得意な場面、おすすめのラインについてはこちらの記事でもご紹介しておりますので、ぜひ読んでみてください。

PEラインのメリット・デメリットや太さの選び方

ルアーゲームで主流となっているPEラインは、伸びない素材なので感度がとても良いです。

また、ナイロンラインやフロロカーボンラインのと比べて、同じ強度ならラインが細くできるという特徴もあります。

しかし、全く伸びない素材なので、リーダーの使用が必須です。

また、耐摩耗性が低く、すぐに擦り切れてしまうというデメリットもあります。

こちらの記事でPEラインについて詳しくご紹介させていただいているので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

今回は、渓流ベイトフィネスで使用するラインの選び方についてご紹介させていただきました。

ナイロンライン、フロロカーボンライン、PEラインとそれぞれにメリット・デメリットがありますが、それらを正しく理解し、選ぶことで確実に釣果を上げることができます。

今回の記事が、みなさんに合った最適なラインを選ぶ助けになれば幸いです。