オフショアの釣りで、最近特に人気を博しているマイクロジギングゲーム。
この釣りで使用するリールを探していて、どれを選べば良いのか迷っている方も少なくないようです。
今回は、マイクロジギングゲームにぴったりなリールの上手な選び方について、またシマノやダイワ等の人気メーカーを中心とした、おすすめアイテム8選をご紹介します。
- 釣り歴20年
- 元釣具屋店員
- 船舶免許あり
友人の誘いがきっかけでバス釣りの楽しさにハマり釣りを始める。その後、ヒラマサキャスティングゲームの発祥の地とも言われる佐賀県の呼子に移動。自身も船舶免許を取得し、ショア＆オフショアでの青物やヒラスズキ等を中心に様々なジャンルのルアーフィッシングに魅了されつつ今日に至る。
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目次
マイクロジギングリールの特徴
マイクロジギングゲームでは、浅いところでは20m前後から深い場所では70m程度メタルジグを沈めてアクションしていくこともあり、大型の真鯛や青物がヒットすることも珍しくありません。
こうして点を踏まえて、使用するリールはある程度ギアやボディに強度があるもので、引きの強いターゲットがヒットしても、対応可能なスペックを兼ね備えたものが必要となります。
またマイクロジギングでは、スピニングリールとベイトリールの両方のタイプが活躍します。
マイクロジギングリールの選び方
では、実際にマイクロジギングに使用するリールをどのように選んでいくことができるのか、3つのポイントについて見ていきましょう。
番手
一つ目は番手、つまりリールの大きさについてですが、基本的にスピニングリールで2500番~4000番、ベイトリールで100番~200番のものがおすすめです。
これらの番手は、マイクロジギングでメインラインとして使用するPEラインの0.8~1.2号を200m程度巻くことのできるラインキャパシティを備えています。
メインLINEが150mだけであっても釣り自体は成立しますが、大型魚がヒットして走られてしまう可能性を考えるとラインの量に余裕があった方が有利です。
ギア比
ギア比に関しては、スピニングタイプでもベイトタイプでもハイギアの方が扱いやすいでしょう。
ハイギアリールは、ルアーの回収時にも非常に便利ですし、マイクロジギングにおいてはファイト時にもハイギアの方が扱いやすくなります。
というのも、もちろんパワーギアリールの方が力はあるのですが、使用するロッドはかなりソフトなものなので、どちらにしてもファイトにおいて強引なやり取りをすることはできないからです。
ベイトとスピニング
ベイトリールとスピニングリールの選択は、自分にとって使いやすい方を選んでください。
釣りの経験が浅い方や、まだベイトリールを使用したことがないという方には、まずはトラブルの少ないスピニングリールを使用したマイクロジギングをおすすめします。
バズ釣り等でずっとベイトリールを使用していた方や、ベテランアングラーの方であれば、フォール操作をしやすく、フォールしている最中のアタリも取りやすいベイトリールを使用してみるのも良いでしょう。
マイクロジギングリールおすすめ8選
【ダイワ】
19 セルテート LT 3000-CXH
ダイワのLTコンセプトを纏った非常に軽量でパワフルなリールで、「3000-CXH」はマイクロジギングにもぴったりのモデルとなっています。
モノコックボディの恩恵により、ドライブギアの厚みと大きさを増しており、抜群のパワーを持ち合わせながら、シルキーな巻き心地も体感できるイチオシのリールです。
【ダイワ】
21 フリームス LT 2500
こちらはとてもリーズナブルな価格でありながら、ダイワのLTコンセプトやZAION Vボディ&ZAION Vローターを搭載したコスパ抜群のスピニングリールです。
軽く設計されていますが、非常にタフな作りとなっているので、不意の青物のヒットにもしっかりと対応することできます。
【シマノ】
21 ツインパワー XD C3000XG
シマノの人気モデル、21ツインパワーXDのC3000XGです。
HAGANEボディやカーボンクロスワッシャ採用のドラグによる高い剛性を保持しており、スプールリングにはステラSWにも採用されているバリアコートスプールリングの搭載など、シマノが誇る最先端技術がふんだんに詰め込まれています。
【シマノ】
アルテグラ 2500
安価ながらもとても優秀なリールとして、多くのアングラーから絶大な支持を受け続けている、アルテグラシリーズの2500番です。
HAGANEギアやマイクロモジュールギアをはじめ、さまざまな技術が搭載されたコスパ抜群のアイテムです。
糸巻量も1号のPEを350mも巻くことのできる容量が確保されています。
【アブガルシア】
オーシャンフィールド 2500SH
アブガルシアのオーシャンフィールドシリーズにも、コスパの良いスピニングリールがラインナップされています。
PEライン1.5号を150m巻くことのできるスプールが装備されていますが、さらに0.8号を150m巻くことのできる替えスプールが購入時についてくるのもうれしい特徴となっています。
【ダイワ】
19 タトゥーラ TW 100XH
ダイワのベイトリール「タトゥーラ」シリーズの、最もマイクロジギングで扱いやすいと言っても過言ではないモデルです。
エクストラハイギアモデルは、ハンドル1回転で86cmを巻き取ることが可能で、メタルジグを素早く回収したい時にもかなり重宝します。
ドラグも5kgまでかけることができるため、ある程度の大物がヒットした際にも十分対応することができます。
【シマノ】
20 エクスセンスDC SS XG
「20エクスセンスDC SS」は、ベイトリールに付き物のライントラブルを軽減するためのブレーキシステムが充実したおすすめのベイトリールです。
HAGANEボディやマイクロモジュールギアの採用など、リールとしての耐久性やパワーの面でも死角はありません。
【アブガルシア】
ソルティーステージ コンセプトフリー
2ポジションシングルハンドルの搭載とシャロースプールの付属により、さまざまな釣りにオールマイティに使用していくことのできる、アブガルシアの人気ベイトリールです。
ドラグMAXも7kgの設定となっており、青物などの走るターゲットともしっかりと対峙することができます。
まとめ
さまざまな魚種を気軽に狙っていくことのできるマイクロジギングは、現在全国各地で賑わいを見せている釣りです。
このエキサイティングな釣りをさらに楽しみながら、憧れの魚を手にするために、使用するリール選びをしっかりと行い、自分に合ったアイテムを手に入れましょう。
マイクロジギングリールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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