マルイカの刺身を甘みが非常に強く、コリコリとした食感を楽しむことができます。
より美味しく召し上がるには、透明な身質を維持し色素細胞が動いている状態で持ち替えることが大事です。
持ち帰り方を知らないと身がふやけたり、墨だらけになったりして本来の美味しさを味わえません。
そこでこの記事では、失敗しないマルイカの持ち帰り方のコツについて解説します。
おすすめのクーラーボックスもご紹介しますので、釣り人の特権でもあるマルイカのお刺身を堪能してください。
- 釣り歴20年
- 釣り大会の出場経験あり
静岡県在住。 小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。 ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。 魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。 釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。 現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。 離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。
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目次
マルイカの持ち帰り方のコツ
帰る直前まで生かしておく
マルイカは比較的大きい群れを形成しているので、釣れだすと1匹ずつ絞める時間がありません。
時合いを効率良く攻めるためにも、バケツやイケスに泳がせて帰る直前に絞めます。
まず、絞める前に墨で汚れないようにバケツの中でできるだけ墨を吐かせてください。
そして、目の間の少し斜め上にナイフやアイスピックを差し込んで1匹ずつ絞めます。
赤っぽい色が一瞬で消えて身が透明になるので、目でマルイカが絶命したことを確認できます。
大漁だったときには保冷剤を海水に入れて氷締めにすると絞める手間と時間を省けるでしょう。
絶対に真水にマルイカを浸けないこと
マルイカを洗ってクーラーボックスに入れるときには、必ず海水を使用することが身を白濁させないコツです。
氷締めするときにも保冷剤や凍らせたペットボトルを使用し、海水濃度が薄くならないように注意してください。
マルイカの身は非常に繊細であり、真水に触れると白濁してお刺身したときの見栄えが悪くなります。
この注意点を頭に入れておかなければ、透明なお刺身を食べることはできません。
マルイカを綺麗に洗ってザルに並べる
マルイカの身に墨が付着していると、クーラーボックスの中を汚してしまいます。
他のマルイカに墨が付着して無駄に洗う手間が増えるため、できるだけ海水で洗い流します。
そして、クーラーボックスにザルやイカ保管用のトレーをセットして1匹ずつ重ならないように並べてください。
マルイカを重ねて並べると重みで墨袋が潰れて汚れてしまうこともあるので、必ず1匹ずつ並べます。
海水を含んだ新聞紙やタオルを上に掛けておくと身が乾燥する心配もありません。
ザルやイカ保管用のトレーをお持ちでない方は、海水氷に浸けたままイカを持ち帰ります。
この方法で持ち帰ると、氷やけも起こさないので透明な身の中で色素細胞が動いている様子を確認できます。
クーラーボックスの温度を維持
マルイカに限らずイカは非常に鮮度落ちが早いので、帰宅までの時間を計算して保冷剤を用意してください。
帰宅中にクーラーボックス内の温度が上がると、急速に鮮度が落ちて身がダレてしまい触感が悪くなります。
大漁にマルイカが釣れたときには冷気の周りが悪くなるので、やや多めの保冷剤を準備してください。
遠征する方は保冷力に優れた真空パネルを使用したクーラーボックスを用意しておくとよいでしょう。
マルイカ用クーラーボックスおすすめ5選
【ダイワ】
ライトトランクα( 3200)
イカ様トレーSを5段重ねできるクーラーボックス
ダイワが販売しているイカ様トレーを5段重ねで収納できるクーラーボックスです。
断熱材にはウレタンを使用しているので、保冷力が非常に高くマルイカ釣りに遠征する方でも安心です。
両開きの上蓋は簡単に取り外すことができるため、墨で汚れても隅々まで綺麗に洗えます。
底面には滑り止めのふんばるマンを標準装備しており、濡れた船上でもズレ動く心配はありません。
【シマノ】
フィクセル ベイシス( 30L)
冷えキントレーを6段重ねできるクーラーボックス
シマノが販売している冷えキントレーを6段重ねで使用できるクーラーボックスです。
フラットデザインに仕上げられているので、足元に置いておいても邪魔になりません。
足場の狭い場所に置いても、両開きの蓋を採用しているのでストレスなく使えます。
ワンアクションで水抜きできるので、マルイカを氷締めするときにも活躍するでしょう。
外気温が30℃を超える環境でも50時間氷が溶けない保冷力をもっているので、夏場に釣りでも安心です。
【シマノ】
スペーザ ライト( 35L)
冷えキントレーSS~Mまでの使用に最適なクーラーボックス
マルイカだけでなく、様々なオフショアのイカ釣りに活躍するクーラーボックスです。
冷えキントレーMも収納できるので、大漁にマルイカを釣っても綺麗に並べて収納できます。
45時間の保冷力を持っているので、遠征先からでも鮮度を保持して持ち帰れます。
35Lサイズの中では軽く作られているので、船への積み込みも快適に行えるでしょう。
また、内部は抗菌仕様になっているので嫌な匂いが発生しにくく、キャンプとも併用できます。
【キャプテンスタッグ】
クーラーボックス(33L)
コスパ最強のクーラーボックスをお探しの方におすすめ!
安価なクーラーボックスですが、蓋を取り外して洗浄できるのでマルイカの墨跡が残りません。
底面に滑り止めは付いていませんが、別途購入しても費用を安く抑えることができます。
サイドにハンドルが付いているので車から取し、船の受け渡しもストレスなく行えるでしょう。
断熱材は発泡を使用しているので保冷時間は劣るものの軽くて持ち運びに困りません。
【ダイワ】
プロバイザートランクHD II (3500)
イカ様トレーS~Mを5枚収納できるクーラーボックス
消臭剤を配合した素材を使用しているので、長期間使わなくても蓋を開けたときの匂いが軽減されます。
内寸長辺が55cmあるので、マルイカ釣り以外でも使いやすいクーラーボックスです。
イカ様トレーS~Mを5枚収納できる設計になっているので、イカメタル専門の方にもおすすめします。
また、椅子代わりに使用しても壊れない頑丈な作りになっているので、陸釣りでも活躍します。
クーラーボックスの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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