釣りで使うウキには、仕掛けのタナを維持するだけでなく、仕掛けを打ち込んだ位置や、アタリを目視で確認しやすくする役割もあります。
このため視認性も重要になりますが、夕暮れや夜の投げ釣りではウキの位置を確認しにくい場合もあるでしょう。
そんな時に有効なのが電球を内蔵した電気ウキで、特に仕掛けを遠くに投げる遠投の釣りでは、発光する電気ウキのメリットが大きいです。
そこで今回は、遠投電気ウキについて、選び方やおすすめ商品をご紹介します。
- 釣り歴15年
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北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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目次
遠投電気ウキとは
遠投電気ウキとは、遠投用のウキに、電池と電球を内蔵して発光するもののことを指します。
日中でも遠投すると仕掛けの位置が分かりにくいですが、暗い時間はなおのことなので、発光することに大きなメリットがあります。
電池と電球を内蔵するため、そのスペースと浮力を稼ぐために、一般的な遠投ウキよりもややシルエットが大きめのものが多いです。
遠投電気ウキの選び方
電気ウキを選ぶ場合は、通常のウキの選び方に加えて、発光を活かせるものを選ぶ必要があります。
適した遠投電気ウキを選ぶために、チェックするべきポイントを解説します。
ウキの号数
電気ウキの場合も通常のウキと同じく号数があり、号数の選び方は通常のウキ選びと同じで問題ありません。
基本的にはオモリの重さに合わせてウキの号数を選び、例えば5号のオモリを使うならウキも5号と言った具合になります。
電気ウキは内部に電球や電池を内蔵するためやや重めで、通常のウキよりもシルエットも大きくなります。
シルエットを大きくすることで浮力体を大きく取り、浮力のバランスを整えているというわけです。
なので、見た目的でウキを選ぶのではなく、しっかり号数をチェックして購入することが、電気ウキを選ぶ際には重要です。
ウキの形状
遠投電気ウキも、通常の遠投ウキと同じく羽根が付いた形のものが一般的です。
遠投したときに羽根が滑空中にバランスを取って、飛距離を伸ばしたりトラブルを防止する役割があります。
電気ウキは、内部に電池や電球がある関係でバランスが悪いものもあるので、羽根でバランスを取ってあげることはより重要になります。
さらに遠投ウキにも形状に違いがあり、潮の流れがある場所なら細身で長いもの、安定性を求めるなら太目など使い分けるといいでしょう。
なお、アタリが鈍い魚を狙う場合は、羽根つきの遠投ウキよりも円錐タイプの電気ウキが適しているので、使い分けるのが適切です。
光りの色や光量
光るという点に着目すると、光の色や強さも視認性に大きく影響するので、こだわりたいポイントの一つです。
光りの色はレッドやオレンジ、グリーンなどが多く、基本的には好みで選んで問題ありません。
ただ、一般的には赤系のほうが魚が警戒しにくいと言われているので、渋い状況では赤系を使うのも一つの選択肢です。
光量に関しては、最近は強く光るLEDを採用しているものも多く、視認性は良いものが多いです。
場合によっては視認距離が表記されているものもあるので、こだわる場合はチェックしておくことをおすすめします。
電源の種類
電気ウキに使われている電池にはいくつかの種類があり、主に入手性に違いがあります。
単4などの乾電池を使用している場合は、コンビニなどで売っているもので問題ありません。
ただし、アルカリ乾電池を指定されている場合、マンガンや充電式乾電池では上手く点かない可能性があるので注意が必要です。
BR425やBR435といった、ウキや穂先ライト用のピン型リチウム電池が使われている場合もあります。
ごく小さく細い形の電池で、一般的な家電用品店などでも扱いがなく、主に釣具店などでしか手に入りません。
ウキ自体が軽量になり、小さくまとまるメリットがありますが、電池の入手しにくいデメリットがあることを承知して使いましょう。
遠投電気ウキおすすめ6選
上記したポイントを踏まえ、おすすめの遠投電気ウキを紹介します。
号数に関しては、紹介したモデル以外にもある場合が多いので、リンクなどから確認のうえ選んでくださいね。
【サニー商事】
アポロ電気ウキ 12号 イエロー
ラインが絡みにくい埋め込み式で、飛距離が出てアタリも分かりやすいスリムボディを採用した遠投電気ウキです。
羽根が後ろに傾斜している後退翼になっているので、着水後は羽根も視認性に寄与する設計になっています。
号数は6~18号までのラインナップで、カラーもピンク、オレンジ、イエローの3色展開、電池はBR425を使用します。
【ハピソン】
高輝度遠投ウキ 12号(YF-8204)
釣り用の照明機器を多く扱うメーカーだけあって、光の強さやバッテリー寿命などにこだわったアイテムです。
使用する電池はアルカリの単4型乾電池2個で、視認距離は約120m、バッテリー寿命は50時間を誇ります。
飛距離を出しやすい細身ボディに、視認性もいい蛍光オレンジのボディですが、やや衝撃に弱いので、障害物の少ないエリアにおすすめです。
【釣研】
LF遠投カゴナイトII 12号(41928)
飛距離や視認性はもちろん、高い強度を重視したカゴ釣り向きの遠投電気ウキです。
飛距離を求めるヘビータックルでの遠投にも耐えるよう、細部まで強度にこだわった設計で、遠投時の衝撃にも強い作りになっています。
使用する電池はBR425電池で、電池寿命は12時間超、ケミホタル50を装着してより視認性をアップさせることもできます。
【フィッシングピアレ】
超遠投ウキ 12号
軟質素材を採用した流線形のボディ部に羽根を埋め込み、より飛距離と安定性を高めた遠投電気ウキです。
羽根の形状に加えて、ウキ自体が非常に軽量なので、キャスティング時の負担も少なく、より飛距離を狙える設計になっています。
号数は8~20号までの6種類のラインナップで、電池はBR435を使用します。
【浮匠スワン】
遠投電気ウキ スワンA 12号(Fte-swanA12)
EVA素材をコーティングした、空気抵抗の少ない滑らかな流線型のボディを採用した遠投電気ウキです。
羽根にクリア素材を採用しており、羽根が発光を遮らないため視認性が良く、中央部分の羽を切った形状により、昼も使いやすい設計になっています。
使用する電池はRB435で、号数は8~18号まで、グリーンタイプもあります。
【ルミカ】
高輝度LEDウキ 烈光 遠投ウキ 15号 グリーン(A20962)
視認性を追求し、最大視認距離400mを誇る烈光シリーズの遠投電気ウキです。
やや長めの円錐型なので、遠投性とアタリへの感度がバランスよく、アジなど比較的小さな魚のアタリへの反応も良好です。
使用する電池は単4乾電池2本で、連続発光時間は最大24時間、号数は8~15号の4種類展開しています。
まとめ
ウキを使った釣りは夜にも有効なので、夜に視認性を確保しやすい電気ウキのメリットは大きいです。
紹介したように種類も豊富なので、視認性や使い勝手も重視しながら、遠投電気ウキを使用して釣果アップを目指してみてくださいね。
遠投電気ウキの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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