川釣り用ライフジャケットおすすめ10選！人気フローティングベストも！

昨今、釣りでのライフジャケットの着用は一般的になりましたが、川釣りなどの淡水域では、まだ着用していない方が多いのが現状です。

ウェーディングでも足が着く安心感もありますが、実は川釣りも水難事故は多く、溺れるリスクは常に付きまとい、着用は必須とも言えます。

しかし川釣り用として売られているライフジャケットも少なく、どう選んでいいかわからないという場合もありますよね。

そこで今回は、川釣りにおけるライフジャケットの重要性と、適したものの選び方やおすすめ商品もご紹介します。

塩谷純一郎

執筆者

釣り歴15年
釣り具の販売経験あり
全国10都道府県へ遠征

北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。

1 川釣りにライフジャケットは義務？必要性は？
2 川釣り用ライフジャケットの選び方
3 川釣り用ライフジャケットおすすめ10選
4 まとめ

川釣りにライフジャケットは義務？必要性は？

川釣りでは、ライフジャケットの着用義務はありませんが、基本的に着用は必須と考えましょう。

釣りにおいてライフジャケットの着用が義務付けられているのは、船釣り、または管理者の指定がある場合のみです。

ただし、川釣りでもおぼれるリスクはあり、実際毎年のように川釣りでの水難事故が報じられています。

ウェーディングでの釣りの場合、転んだ時にウェーダー内に空気が溜まって、下半身が浮く形で流されると、呼吸できずに溺れてしまいます。

また、鉄砲水や退避できない場所でのダムの緊急放流、どん深に足を取られるなど、溺れるリスクは常にあります。

くるぶし程度しか深さがない渓流のように、溺れるリスクがない場合を除いて、川釣りでもライフジャケットは着用しておくのが望ましいです。

川釣り用ライフジャケットの選び方

川釣り用のライフジャケットはどんなものでも使えるものではなく、しっかり選ばないと使えない場合もあります。

具体的にどのようなものが使えるか、選び方について解説します。

膨張式と固型式の使い分け

ライフジャケットには、エアバッグを膨張させて浮力を得る膨張式、スポンジのような浮力体を備える固型式があります。

釣り用のライフジャケットでは主流は膨張式ですが、膨張式には自動式と手動式があり、状況に応じて使い分けなければいけません。

自動式は、センサーが水濡れを感知することで膨張し、手動式はひもを引っ張って膨張させます。

川べりに立って釣りをする場合は自動膨張式でも問題ありませんが、ウェーディングなど川に入って釣る場合は使えません。

手動式ではその心配はないので、川に入って釣りをする場合は、手動式がいいでしょう。

固型式は安定した浮力を得られるのでおすすめですが、気温が高いと熱がこもるデメリットがあります。

膨張式の肩掛けタイプとベルトタイプ

膨張式ライフジャケットには、手動式と自動式以外にも、取り付ける位置にも違いがあります。

具体的には2種類あり、腰回りに取り付けるベルトタイプと、首周りに装備する肩掛けタイプです。

ベルトタイプは、ウェーディングする場合に水についてしまう可能性がありますが、熱がこもりにくいメリットがあります。

冬場もアウターを着ても違和感がないので、入水せずに川べりで釣る場合に幅広くおすすめです。

肩掛けタイプは着用位置が高いので、ウェーディングで膨張式を使いたい場合には、手動式の肩掛けタイプがおすすめです。

肩掛け式も、川べりで釣る場合にももちろん使用できますが、首周りを覆ってしまうため、暑い時期は熱中症に注意しましょう。

CSマーク認証品がおすすめ

ライフジャケットは重要な救命具なので、安全性を評価する認証マークがあります。

よく知られているものには、国土交通省の定める基準を満たした「桜マーク」と、日本小型船舶検査機構が管理する「CSマーク」があります。

船釣りを楽しむ場合に着用が義務付けられているライフジャケットは、桜マーク認証品から適したものを選ばなければいけません。

しかし川釣りでは法規制がないので、桜マーク付きでなくても問題ありません。

CSマークは、桜マークよりも若干基準は甘いものの、品質を検査されて流通しているので、信頼性を評価する指標になります。

桜マーク付きを川で使用しても問題ありませんが、CSマーク認証のほうが安い傾向があるため、川釣りにおすすめです。