釣り人の命を守る大事な釣具といっても過言ではないライフジャケットは、きちんとしたものを選びたいと考える方も多いのではないでしょうか。
特に船釣りなどのオフショアフィッシングの場合はJCI認定の小型船舶対応のものでなければ乗船することもできません。
今回は、おすすめの船検対応ライフジャケットをいくつかご紹介するとともに、JCI認定や船検についても解説していきます。
選び方についてもご紹介するので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
三重県在住。基本ルアーフィッシングが好きでシーバスやエギング、アジングにのめり込んでいます。ガッツリ釣りをやるのも好きですが、のんびりアウトドアをしながら自然を満喫するのも大好きです。釣り道具も大好きでいろいろ調べるのも趣味のひとつとなっています。今後はオフショアやエサ釣りなど、釣りのジャンルを広げたいと思っています。
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目次
船検って何?JCI認定とは?
船検とは簡単に言えば車の車検と同じようなもので、正式名称を船舶検査と呼びます。
船の所有者は安全に船を航行できるように定期的に国が定めている船検を受ける義務があります。
JCIとは日本小型船舶検査機構の略称で、国の代わりに船検を行う機関です。
JCI認定を受けたライフジャケットは船検にも対応した安全性も認められているものといえるでしょう。
つまりJCI認定のモデルは国が認めた小型船舶対応ともいえる安全性も高い救命胴衣となっており、小型船舶に乗船する際にも問題ありません。
また、ほかにも桜マークとも呼ばれる桜型の証印が施されたものも同様で、JCIに安全性が認められたものとなっています。
船検対応ライフジャケットの選び方
桜マークの中でもType Aを選ぶ
JCI認定の小型船舶対応のモデルとなる桜マークの中でもType Aを選ぶと間違いありません。
桜マークのType Aは全ての航行区域に対応しているため、沖合まで船を出すことも多いオフショアフィッシングの場合はこのタイプを選びましょう。
他のタイプもありますが、航行区域に制限があるなど注意して使い分ける必要があり、違反すれば罰則や罰金の対象となります。
Type Aのモデルを選んでおけばこういったトラブルも避けられるため、桜マークの中でもType Aを選ぶとよいです。
形状で選ぶ
ライフジャケットにはおおきく分けてベストタイプと腰巻タイプの2つがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。
どちらも空気で浮力材が膨張する構造ですがベストタイプはより安全性が高く、万が一の落水時にも頭をしっかりと浮かせて保護してくれる設計です。
ただ、装着時の制限は腰巻タイプに比べると感じやすく、ジギングなどのアクションを多用する釣りでは邪魔に感じる釣り人もいるかもしれません。
腰巻タイプの場合は、ベストタイプに比べ上半身の制限がなくストレスフリーにキャストやロッドワークが行える点がメリットといえるでしょう。
デメリットはベストタイプに比べて落水時に腰で浮力材が膨らむため、ある程度自分で姿勢を整える必要があることです。
船検対応ライフジャケットおすすめ6選
製品 | ルーストーム モーゲットウエスト | シマノ ラフトエアジャケット | SEAWOLF ライフジャケット | ダイワ インフレータブルライフジャケット | 双進 RBB エアーライフポーチII | マズメ インフレータブルウエスト SP MZLJ-437 |
---|---|---|---|---|---|---|
価格 | 17,543円 | 17,820円 | 10,800円 | 15,112円 | 20,826円 | 22,285円 |
特徴 | 耐摩耗性と耐久性に優れた高品質でタフなモデル | 洗濯もできるメンテナンスしやすさがグッド | 船検対応品としては格安のコスパ最強モデル | 機動性や釣りやすさを重視したスマートモデル | 付けていることも忘れる軽量コンパクトボディ | へたらないベルトで長く使える高耐久モデル |
タイプ | 膨張式(自動+手動) | 膨張式(自動+手動) | 膨張式(自動+手動) | 膨張式(自動+手動) | 膨張式(自動+手動) | 膨張式(自動+手動) |
サイズ | フリー:ウエスト70~100cm | フリー:裾囲130cmまで | フリー:ウエスト140cmまで | フリー:ウエスト55~140cm | フリー:ウエスト70~100cm | フリー:ウエスト120cmまで |
浮力 | 7.5kg/24時間以上 | 7.5kg/24時間以上 | 9Kg以上/24時間 | 7.5kg/24時間以上 | 7.5kg/24時間以上 | 7.5kg/24時間以上 |
桜マーク | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
着用形式 | 腰巻き | 肩掛け | 肩掛け | 腰巻き | 腰巻き | 腰巻き |
D管 | なし | あり | あり | なし | なし | なし |
インジェクター確認窓 | なし | あり | なし | なし | なし | あり |
カラバリ | 4 | 5 | 5 | 8 | 4 | 2 |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ルーストーム モーゲットウエスト
サイズ | フリー:ウエスト70~100cm |
---|---|
桜マーク | あり |
ライフジャケット本体には耐摩耗性の高いコーデュラ生地を採用し、破れやスレなどにも強いタフな作りとなっています。
ターポリン素材の生地も備えているため、防水性も高く波しぶきをかぶりやすいオフショアフィッシングでも最適です。
腰巻きタイプでコンパクトながら、高い浮力と浮遊性能を誇り安全性も十分のモデルといえるでしょう。
タイプ | 膨張式(自動+手動) |
---|---|
浮力 | 7.5kg/24時間以上 |
着用形式 | 腰巻き |
D管 | なし |
インジェクター確認窓 | なし |
カラバリ | 4 |
生地 | ナイロン コーデュラ500D, PVCターポリン |
重量 | 約470g |
充気装置 | ハルキーロバーツ V90000(HR 6F) |
シマノ ラフトエアジャケット
サイズ | フリー:裾囲130cmまで |
---|---|
桜マーク | あり |
自動膨張式のベストタイプのモデルとなっており、作りも細部まで丁寧で品質の高さが伺えます。
浮力となる気室を取り外すことで気軽に洗濯もできるため、非常にメンテナンスもしやすい点も魅力といって間違いありません。
ベストタイプながら、釣りの邪魔になりにくい設計が施されている安全性も高いモデルといえるでしょう。
タイプ | 膨張式(自動+手動) |
---|---|
浮力 | 7.5kg/24時間以上 |
着用形式 | 肩掛け |
D管 | あり |
インジェクター確認窓 | あり |
カラバリ | 5 |
SEAWOLF ライフジャケット
サイズ | フリー:ウエスト140cmまで |
---|---|
桜マーク | あり |
桜マークのType Aながら低価格のため、初心者の方にもおすすめできるコストパフォーマンス抜群のモデルといえるでしょう。
自動膨張式で基本性能も十分なため、安全面もしっかりと守ってくれる優れものとなっています。
デザインも幅広く受け入れられやすいシンプルながらスタイリッシュなところも魅力です。
価格と性能、デザイン性と三拍子揃った逸品といえるでしょう。
タイプ | 膨張式(自動+手動) |
---|---|
浮力 | 9Kg以上/24時間 |
着用形式 | 肩掛け |
D管 | あり |
インジェクター確認窓 | なし |
カラバリ | 5 |
ダイワ インフレータブルライフジャケット
サイズ | フリー:ウエスト55~140cm |
---|---|
桜マーク | あり |
腰巻タイプのため、腕はフリーとなりキャストやロッドワークも操作しやすい点がメリットとなります。
スリムタイプのため、さらに装着時のストレスが少なく一日中付けていても忘れてしまうほど軽量で邪魔になりにくいです。
腰回りにしっかりとフィットする立体設計も、付け心地の良さを高めている一工夫といえるでしょう。
タイプ | 膨張式(自動+手動) |
---|---|
浮力 | 7.5kg/24時間以上 |
着用形式 | 腰巻き |
D管 | なし |
インジェクター確認窓 | なし |
カラバリ | 8 |
双進 RBB エアーライフポーチII
サイズ | フリー:ウエスト70~100cm |
---|---|
桜マーク | あり |
ウエストバッグのようなコンパクトなフォルムで、装着時のストレスも少ない軽量かつアクティブに動けるライフジャケットです。
スマートな見た目ながら、万が一の時にもしっかりと浮力を与えてくれる優れもので、安全面も十分なモデルといえるでしょう。
おしゃれアングラーも納得のセンスのいいデザインも魅力のひとつといって間違いありません。
タイプ | 膨張式(自動+手動) |
---|---|
浮力 | 7.5kg/24時間以上 |
着用形式 | 腰巻き |
D管 | なし |
インジェクター確認窓 | なし |
カラバリ | 4 |
素材 | ポリエステル 420D |
マズメ インフレータブルウエスト SP MZLJ-437
サイズ | フリー:ウエスト120cmまで |
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桜マーク | あり |
ジャガード織となる硬いベルトで劣化しやすいベルト部分の耐久性をアップさせており、長く使えるタフな点はコスパにも優れます。
値段は決して安いとはいえませんが、ランニングコストからすれば十分に元が取れる耐久性が魅力です。
救命胴衣としての安全性はもちろん、機能性にも注目したモデルとなっており、硬いベルトはプライヤーホルダーやファイティングパットなどを付けてもへたりません。
安全性と機能性を兼ね備えた理想的なライフジャケットといえるでしょう。
タイプ | 膨張式(自動+手動) |
---|---|
浮力 | 7.5kg/24時間以上 |
着用形式 | 腰巻き |
D管 | なし |
インジェクター確認窓 | あり |
カラバリ | 2 |
まとめ
釣りは楽しいものですが、時に海は命の危険もある場所であり、ライフジャケットの存在は釣り人にとって欠かせないものといえるのではないでしょうか。
正しい性能のものを正しく使うことで、少しでも危険から身を守れるため、釣りをおもいっきり楽しむためにも船検対応ライフジャケットを用意しておきましょう。
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