大きいサイズのライフジャケットおすすめ10選！太ってる人でも着用できるタイプ！

釣りをはじめとする海のレジャーは、落水による命の危険があるためライフジャケットは必需品です。

船釣りでは2018年2月より、桜マークの入ったライフジャケットの着用が義務付けられました。

しかし、ライフジャケットのサイズは標準体型をベースに作られているため大きいサイズは簡単にみつかりません。

そこで今回は、太ってる人でも着用できるライフジャケットの選び方について解説します。

レビューの要点をまとめたおすすめの商品もご紹介させていただきますので参考にしてください。

柏崎隆之

執筆者

釣り歴20年
釣り大会の出場経験あり

静岡県在住。小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。

1 太ってる人でも着用できる大きいサイズのライフジャケットはある？
2 太ってる人でも着用できるライフジャケットの選び方
3 大きいサイズのライフジャケットおすすめ10選
4 まとめ

太ってる人でも着用できる大きいサイズのライフジャケットはある？

ライフジャケットは一般的に標準体型をベースとしてベルトで微調整するように作られています。

これは需要の多いターゲットに効率良くライフジャケットを販売するための戦略です。

また、太ってる人は体重100㎏を超えることも珍しくないのでサイズだけでなく浮力の面からも商品の選択肢が狭くなってしまいます。

これらの理由から太ってる人が求める大きいサイズのライフジャケットは簡単にみつかりません。

しかし、逆に太っている人をターゲットにした大きいサイズのライフジャケットを販売しているメーカーもあります。

フローティング式、膨張式ともに太ってる人でも着用できる大きいサイズの商品が販売されているので安心してください。

太ってる人でも着用できるライフジャケットの選び方

マリンスポーツに最適なフローティング式

マリンスポーツ全般を楽しむ方は、フローティング式のライフジャケットを選択してください。

スピードが出ている乗りものから落水しても衝撃から上半身を守る役割も果たします。

拡張式と違って浮力材に発泡スチロールなどの固形物を使用しているため、擦れや突き刺し傷にも強い特徴をもっています。

最近はゲリラ豪雨による水害も多く発生しているので、で家族分用意しておくと災害対策にも使えるでしょう。

陸からの釣りや手漕ぎボートの釣りなどでは、桜マークが付いていないライフジャケット使用しても構いません。

水上バイクに関しては桜マークの必要はありませんが、小型特殊（PWC）船舶検査対応のものが必要となります。

船釣りを楽しむ方におすすめの膨張式

拡張式のライフジャケットは、フローティング式に比べてサイズが小さく太った方でも体を圧迫することがありません。

体に接する面積が少ないため汗をよく掻く太ってる人でも快適に着用できるでしょう。

擦れや突き刺し傷に弱い特徴をもっているため、落水しても障害物に打ち付けられることのない船釣り最適です。

カヤックは対象となりませんが、小型船舶で沖に出るときには必ず桜マーク入りのライフジャケットを選択してください。

自動膨張式、手動膨張式の2種類が販売されており、落水してもすぐに浮くことができる自動拡張式をおすすめします。

拡張式の腰巻タイプとベストタイプについて

激しい動きをしない餌釣りやカヤックでのんびり景色を眺めたい方は、上半身が圧迫されない腰巻タイプを選ぶとよいでしょう。

上半身がフリーになるため、ロングロッドを使ってフルキャストを繰り返すショアからの釣りにも適しています。

一方、ジギングのように激しいロッドワークを伴う釣りを楽しむ方は体にフィットするベストタイプを選択してください。

首とバックルの2点で体に固定するため、お腹の出た太った方でも体を圧迫することはないでしょう。

浮力に着目する

太ってる人は大きいサイズだけに着目してライフジャケットを選ぶ方が多くみられます。

しかし、体重と浮力が釣りあっていなければ落水しても頭を水面に出して浮き続けることができません。

ライフジャケットには必ず浮力を数字で記載してあるので、自分の体重に適しているのかチェックしてください。

人間の頭の重さは体重の10％ほどですから、100㎏の方は頭の重さが10㎏と計算できます。

この数字に10％ほど余裕をもたせた浮力を意識しておくと、落水しても完全に水面へ頭を出すことができます。

通気性に優れたものを選ぶ

太ってる人は脂肪が放熱を妨げるので標準体型の方よりも汗を掻きやすい傾向がみられます。

そのため、通気性に優れたライフジャケットを選択しなければ着ていることがストレスに感じて脱いでしまうこともあります。

特にフローティング式は体に密着する面積が大きいため、通気性も気にしながら商品を選択してください。

背中の部分がメッシュ構造になっているライフジャケットでしたら、汗を逃がしてくれるため蒸れを軽減してくれます。