釣った魚を活かしたまま保存することが出来る便利なアイテム〝ビク〟と〝スカリ〟
ビクは魚を活かし保存する道具の総称、スカリは網性の魚を活かす道具の事を指します。
アジ釣りなどの小型から中型魚をキープするのには小型のスカリが使いやすいですが、青物やチヌ、シーバスなどの大型魚をキープするためには大型スカリを持っていると安心です。
本稿ではスカリの解説とおススメをご紹介します。
- 海外遠征経験あり
- 釣り歴30年
- 年間釣行100日程
千葉県在住の中年アングラー。 幼少期はブラックバスやブルーギル釣りを嗜む。 現在は、国内外を旅をしながら釣り歩くのがライフワーク。 ルアーやヘチ釣りのような隙間時間にふらっと行ける釣りを好む。 海外遠征経験は、中国、モンゴル、タイ、台湾、ミャンマー、ラオス、韓国等。
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目次
- 1 スカリとは
- 2 大型スカリを使うメリット・デメリット
- 3 大型スカリおすすめ8選
- 3.1 【OGK】玉網 パイレン ホース巻スカリ PG850 60cm×3段
- 3.2 【DRESS】折りたたみフローティングスカリ「L」
- 3.3 【Magbite】フローティングスカリ DX MBT06DX
- 3.4 （SIYOUEI）海上釣堀用ビク（黒）50×80×160cm No.656-2 底80cm
- 3.5 【PRO MARINE】メッシュスカリ角
- 3.6 【A.NET KOTOBUKIYA】RUBスカリ 40cm2段 N1170
- 3.7 【アライブ】ラバーホース巻きスカリ KG-309 枠径40cm×3段 フロート2個 8mロープ付 釣り具
- 3.8 【uxcell】釣りネット かに籠 魚籠 折り畳み網 網籠 釣具 釣り用品 捕獲ネット 収納 網細工 釣り愛好家 60cm
- 4 まとめ
スカリとは
スカリとは網で作られている魚を活かして保存するための道具の事です。
具体的には網で作られた巾着や箱型の形状をしていて、魚を入れて水中に沈め生かしておく道具です。
カンタンに畳めて収納できるので携帯性が高く、一々魚に活き締め処理を施しクーラーボックスに収納する必要が無い事から魚の一時保存に便利な道具です。
大型スカリを使うメリット・デメリット
メリット
シーバスやクロダイ、青物などの大型の魚類を保管するには氷の入った大型のクーラーボックスが必要です。
氷の大量に入った大型のクーラーボックスの重量は重く、持ち運びに苦労するでしょう。
大型のスカリは折りたためて運べるので携帯性が高く、魚を活かしてキープできるのでクーラーボックスを車中に残し釣りが楽しめます。
また、魚に活き締めを施し血抜きするさいにも、スカリの中に魚を入れるだけで済みますのでバケツやバッカンを汚さずに済みます。
デメリット
スカリの中の魚を狙ってウツボなどの鋭い歯の魚が網を破る事が稀にあるので注意が必要です。
また干潮時にスカリが宙づりになり入口のひもが緩み、魚が逃げだしてしまうことがあります。
固定したロープが外れ流される恐れもあるので波が高い日やシケの日の使用には向きません。
スカリは単純な作りの道具ですので、細かい配慮が必要でしょう。
大型スカリおすすめ8選
【OGK】
玉網 パイレン ホース巻スカリ PG850 60cm×3段
直径60㎝の輪が3段ついている大型のスカリですので、青物やシーバス、ヒラメなどのキープに最適です。
また、軽量でかさ張りませんので楽に持ち運びできるので、足場の悪い磯やキャンプをしながらの釣りなどの一か所で粘る釣りには重宝します。
別途ロープを用意する必要はありますが、おすすめのスカリです。
【DRESS】
折りたたみフローティングスカリ「L」
フタに内蔵されたウレタン素材によって浮くフローティングスカリです。
フローティングスカリは、ウツボに中の魚を襲われる心配が少ないのが特徴。
また、フタ面も折りたためますので持ち運びに便利です。
サイズは横50㎝×縦30㎝×高さ37㎝と青物やシーバスを入れるのには少し手狭ですが、アオリイカや紋甲イカ、クロダイ釣りにおススメします。
【Magbite】
フローティングスカリ DX MBT06DX
縦35㎝×横64㎝×高さ30㎝の大型のフローティングスカリです。
フタが丸められる素材でできているのでコンパクトに畳んで、クーラーボックスの中に収納できます。
また、網目が細かく折り畳みのクセがなくハイスペックなモデルです。
磯や漁港はもちろん、特に大型のトラウトが放たれている管理釣り場で使いやすいでしょう。
（SIYOUEI）海上釣堀用ビク（黒）50×80×160cm No.656-2 底80cm
大型魚が大量に放たれている海上釣り堀専用に作られているだけあり、非常に大容量の設計になっているスカリです。
磯や漁港では少し大きすぎるくらいですが、150㎝くらいの丸木を岸に固定し先に取り付ける事で使用可能になります。
大人数で行く釣りキャンプなどで活躍するモデルでしょう。
【PRO MARINE】
メッシュスカリ角
メッシュで出来ているので軽量でコンパクトに折りたためる便利なスカリです。
大きさは高さ300×縦360×横400mmと少し小ぶりですが、アオリイカ釣りやクロダイ、根魚に丁度いいサイズです。
ただ、メッシュ素材が弱いのでウツボの襲撃を受けないように少し浅い位置で固定するといいでしょう。
【A.NET KOTOBUKIYA】
RUBスカリ 40cm2段 N1170
ラバーネット素材ならではの頑丈さと、コンパクトな収納性が合わさった利便性の高いモデルです。
ラバーネット素材の強さを活かし、磯やテトラポッドなどに棲息する根魚を対象とした釣りで活躍します。
根魚の中には40㎝を超える大物も生息しているので、サイズ的にもあっています。
【アライブ】
ラバーホース巻きスカリ KG-309 枠径40cm×3段 フロート2個 8mロープ付 釣り具
ラバーホースとラバーネットで作られているので耐久性が高く、容量も大きいスカリです。
また、ロープとフロートが初期装備されており気が利いています。
磯や牡蠣殻のこびりついている漁港など、魚が多くいそうなポイントでの使用も安定しています。
高性能ながら価格が2000円以下とコスパの良さも見逃せません。
【uxcell】
釣りネット かに籠 魚籠 折り畳み網 網籠 釣具 釣り用品 捕獲ネット 収納 網細工 釣り愛好家 60cm
ナイロン素材のネットなのでやや頼りないものの1500円以内で購入できるコスパの良いモデルです。
とりあえず必要になった時にはこのようなモデルは非常に重宝しますよね。
ただ、使用の際は小まめに破損などのチェックをしないと知らないうちに魚が逃げている恐れがありますのでご注意ください。
まとめ
魚を活かしたままキープできる便利なアイテム〝スカリ〟
荷物が多くなりがちな釣りで、クーラーボックスを車中に置きっぱなしに出来るのは非常に効率が良いですよね。
本稿を参考にご自身の釣りのスタイルに合ったスカリに出会えたら幸いです。
大型スカリの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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