オキアミやアミエビは臭いによる集魚効果が高いため、様々な釣りに使用される万能な釣り餌です。
しかし、その臭いは人間にとって、決してよい香りとは表現できないでしょう。
溶けたオキアミやアミエビの汁を車にこぼしてしまったら、簡単に臭をとることができません。
そこで今回は、オキアミやアミエビの臭い取り方法について解説させていただきます。
おすすめの商品もご紹介させていただきますので、臭いにお困りの方は参考にしてください。
- 釣り歴20年
- 釣り大会の出場経験あり
静岡県在住。 小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。 ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。 魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。 釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。 現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。 離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。
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目次
オキアミやアミエビはなぜ臭いのか?
釣り餌で使用するオキアミやアミエビはエビのような形をしていますが、動物性プランクトンに分類されます。
主に南極大陸周辺の冷たい海域に生息しており、高温になると自己消化が一気に進みます。
解凍したときに出てくる汁は、この自己消化によって発生するするものです。
この汁自体もかなり臭いのですが、釣りを楽しんだ後にバッカンに残った汁は、より強烈な悪臭を放ちます。
これは雑菌が繁殖することで腐敗が進んだ証拠であり、車のシートにこぼしてしまうと、時間経過ともに、臭いが増してきます。
繊維の奥まで入り込んでしまうと、表面を拭き取っただけでは臭いを消すことはできません。
オキアミやアミエビが臭いと感じるのは、臭いそのものと、こびり付いて消せない厄介さが原因といえるでしょう。
オキアミやアミエビの臭い取り方法
徹底的に掃除する
運悪く、オキアミやアミエビの汁を車にこぼしてしまったときには、臭いが繊維に染みつく前に、徹底的に掃除することが大事です。
ぬるま湯やコンタクトの洗浄液を使用して、染みこんだ汁をしっかり浮き上がらせ、乾いたタオルで拭きとってください。
そして、車のシート用クリーナーを使って綺麗に洗浄すれば臭いの元であるオキアミやアミエビの汁を取り除くことができます。
広範囲にこぼしてしまったときには、洗浄後にペットシーツを敷いて、上に本を載せておくと残った水分を効率良く吸水できます。
水分が残っていると、カビや雑菌の繁殖によってより不快な臭いが発生するので、しっかり乾燥させることが大事です。
スチームクリーナーで臭いの元を浮き上がらせる
シートの奥まで染みこんでしまったオキアミやアミエビの汁は簡単に浮き上がらせることができません。
表面的に綺麗になったようにみえても必ず、時間が経つと強烈な悪臭が車の中に広がります。
気温が高いときだけ、悪臭が漂うときにはこぼした部分に臭いの元が残っていることを疑ってください。
このような状況で活躍するのが、洗浄と乾燥を同時に行えるスチームクリーナーです。
お湯の力でオキアミやアミエビの汁を浮き上がらせ同時乾燥できるので、同じ場所を徹底的に洗浄できます。
消臭スプレーで臭いを消す
繊維に染みついてしまったオキアミやアミエビの臭いは、どんなに換気しても必ず残ります。
車のシートは衣類のように丸洗いすることはできないので、臭いを分解する消臭スプレーを使って消すのがよいでしょう。
沢山消臭スプレーを噴霧して乾かす作業を繰り返し行うことで、少しずつ臭いが消えていきます。
車のシートにダメージを与えない、カー用品として売られている消臭材を選択してください。
車内を燻蒸して臭いを分解する
消臭スプレーを撒いても臭いが気になる場合は、車内の繊維全てにオキアミやアミエビの臭いが染みついています。
特に、エアコンを付けて臭いを感じる場合は、風の通り道やフィルターなどに臭いが染みついている証拠です。
消臭スプレーを徹底的に撒いてもよいのですが、効率がよい方法とはいえません。
そのため、車内全体を燻蒸して臭いを消し去る方法を試すのがよいでしょう。
無香料タイプを選択すれば臭いが混ざり合う最悪な状態に陥る心配はありません。
オゾンで臭いを分解する
磯釣りなどでは大量のアミエビをコマセとして使用するので、溶けた汁の量も膨大になります。
万が一、車のシートやトランクルームに、この大量の汁をこぼしてしまったら、全て取り除くことは簡単ではありません。
臭いは必ず残りますので、オゾンによって発生する臭いを徹底的に分解するのがよいでしょう。
オゾン発生装置は決して安くないのですが、効果は高く、車を買い換えることを考えると試す価値はあります。
プロの清掃業者に委託する
どんな方法を試しても臭いが取れない場合や、気分的に臭いを感じるという方は、プロの清掃業者に委託してください。
シートや内張まで剥がして丸洗いしてくれるので、お金は掛かりますが、確実に臭いを消し去ることができます。
撒き餌に使うオキアミやアミエビを車にこぼしてしまう釣り人は意外と多いので、相談にのってくれる業者は簡単に見つかります。
業者を探すのが面倒な方は、車を購入したディーラーに相談して紹介してもらうとよいでしょう。
まとめ
万が一、車にオキアミやアミエビの汁をこぼしてしまったときには、今回ご紹介した臭い取り方法お試しください。
ペット臭並みにしつこい臭いですので、1回で消臭することは難しいのですが、時間を掛ければ臭いは軽減されます。
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