近年注目を集めるグルーパー（ハタ）ゲーム。
ハタを代表するクエやオオモンハタ、アカハタなどハタの種類も様々有りますが、中でも生息域が広く、高級魚で名高いキジハタはグルーパーゲームでも格別人気のターゲット。
ゴールデンウィークあけの水温が上昇し様々な魚の活性が上がり始める頃からキジハタゲームも開幕し、11月の水温が低くなるタイミングまでの期間ショアから狙うことが出来ます。
狙い方も様々で、大型になるほど魚食性も強くなり、力強い引きはアングラーを熱くさせます。
専門ロッドも多く出ていますが、意外とシーバスロッドでも問題なく釣ることが出来ます。
そこで今回は、キジハタ釣りに代用できるシーバスロッドの特徴なども含めて、おすすめロッドをご紹介させていただきます。
- 釣り歴25年
- 年間釣行150日超え
- 大会出場経験あり
新潟県下越地区出身。クリスマスや誕生日のプレゼントも釣り道具が第一希望でした。 最近では、特にソルトでのルアーゲームを主に、シーバス、ヒラメ、マダイなどショアから狙えるビッグゲームを楽しんでいます。 今後も季節ごとに釣れる魚を狙いつつ、まだ釣ったことのないシーバスのメーターオーバーが目標です。
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目次
キジハタ釣りにシーバスロッドは代用できる？
キジハタ釣りにシーバスロッドは十分に代用できます。
根魚は海底付近をネチネチと狙うイメージが強いですが、キジハタはシーバスのミノーなどにもバイトしてくるほど遊泳力もあります。
勿論、ボトム攻略はマストになりますが、条件を満たしているシーバスロッドであれば、むしろ快適にキジハタ釣りを楽しむことが出来ます。
キジハタ釣りに代用できるシーバスロッドの条件
レングス（長さ）
シーバスロッドは遠投性能を重要視していますので、一番使用されている長さは9.6フィート程が多いですが、このレングスは遠投が必要なポイント以外では正直扱いづらくお勧めできません。
ボトムを丁寧に探り、適度に遠投出来るロッドレングスがおすすめで、長くても8フィート台までが理想です。
遠投が必要ない堤防やテトラ、磯などがメインのフィールドとなる場合には7フィート台でも十分です。
グリップ長が短い分、操作性も良くなり、ロッドが短いほど風に煽られる事も減るので扱いやすくなります。
硬さ（強さ）
キジハタは掛けた途端に力強く根に潜ろうとします。
イメージとしては、30センチ程の大きさで50センチ程のシーバスの力が有ります。
その為、アベレージが30センチならMLクラス、40から50センチが釣れる場所ならM〜MH程のパワーがおススメです。
使用するリグの重さよりも、釣れるキジハタのサイズで硬さを選ぶと掛けてから安心してやり取りが出来ます。
根の荒いポイントなど強引なやり取りが必要な場所は少し硬めのロッドを選びましょう。
スピニングタックルの場合
遠投する場合でもボトムを探る場合でも使いやすく、初心者の方にもお勧めです。
特にスイミングでキジハタを狙う際には抜群の使用感です。
ただし、ボトム感知に関してはベイトタックルと比べ少しタイムラグが出やすい為、バイトを逃さぬよう注意が必要です。
フィールドを選ばず万能に使えるので、一本でなんでもやりたい方にはスピニングタックルがおすすめです。
ベイトタックルの場合
ボトム感知能力に優れたベイトタックルは、ナイトゲームでボトムをリフト&フォールなどで誘う釣りに抜群の使用感です。
ベイトタックルは、ロッドを強くしすぎると軽い物をキャストしにくく、飛距離もスピニング程出せませんが、力強く強引なファイトができます。
太いラインでも細いラインでも飛距離に大差が無いため、根の荒いポイントやテトラ帯など強引なやり取りが必要な所では抜群の安心感があります。
ベイトタックルならではのダイレクト感はスピニングでは味わえない良さが有ります。
キジハタ釣りに代用できるシーバスロッドおすすめ5選
【ダイワ】
LATEO 86ML
コスパに優れたダイワの人気シーバス ロッドのラテオになります。
ウェーディングでも使いやすい設計なのでグリップも短めで、非常に扱いやすいレングスです。
やや柔らかめですが、アベレージがそこまで大きくない場合に向いており、ライトウェイトのシンカーでもしっかりと存在を感じられ丁寧に釣りができます。
【メジャークラフト】
トリプルクロス TCX-862ML
メジャークラフトのハイエンドシリーズのトリプルクロスは、張りも有りしっかりとした強さも秘めたロッドです。
グリップ長も短めで扱いやすく、足場の高い堤防や遠投が必要なシチュエーションにおすすめです。
また価格帯も他のメーカーより安いのに、使われてる素材などは良い物を使用している為、軽く感度もいいロッドになります。
【アピア】
グランデージ STD.C76MH
近年流行りのビッグベイトなど、ウェイトのある大型のルアーでもキャスト可能なパワーをもったアピアのベイトロッドです。
中弾性カーボンを使用している為、粘り強く破綻強度に優れています。
またMHですがロッド自体はパキパキと言った硬さではなく、マイルドな調子のロッドです。
掛けてからのパワーは力強く、40センチ以上が釣れるフィールドでは頼もしい相棒となります。
【アブガルシア】
ソルティーステージプロトタイプ XSBC-842M
人気だったソルティーステージが10年ぶりにフルモデルチェンジをして登場したアブガルシアの最新シーバスロッドです。
国産カーボン100%で作られ、感度、強さ、軽さと三拍子揃った仕上がりになっております。
8.4フィートのレングスは、遠投もでき、足場の高いポイントや磯端でもリーチを活かしたやり取りが可能です。
軽めのシンカーでもキャストもしやすく、使用するウェイトの幅も広いので汎用性の高い一本です。
【シマノ】
ディアルーナ B86M
シマノのシーバスロッドの中でも非常に人気の高いコスパに優れたロッドがディアルーナになります。
シマノらしいシャキッとした張りが有り、非常に軽く、感度が良いロッドです。
8.6フィートのレングスは気持ちよくスパッと遠投でき、遠投先でもしっかりと手元に伝わる感度で沖のストラクチャーを探ることが出来ます。
パワーは申し分なく、ベイトロッドで悩んだ際には非常におすすめな一本です。
まとめ
6月の梅雨シーズン辺りから10月位までがキジハタのハイシーズンとなります。
意外と近くで釣れる事もあるので、気になるポイントがあったら狙ってみる価値ありです。
サイズの割にヒキが強い為、ラインは太めに強引なやり取りが必須となります。
成長するまでに時間がかかる魚の様ですので、なるべく小さいサイズは速やかにリリースしてあげましょう。
ただ大きいサイズが釣れた際は、非常に美味しいですので是非食べてみてください。
様々な釣り方でアングラーを夢中にさせてくれるキジハタゲームは、一度やったら病みつきになりますよ。
キジハタロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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