西部劇をはじめ、昔の欧米を舞台に描かれた作品の夜の描写にいろどりを与えているアイテム“灯油ランタン”
映画に出てくる、灯油ランタンを卓上に置いて食事をするシーンに温かみを感じた読者もいるのではないでしょうか。
そんな雰囲気がたっぷりの灯油ランタンは、キャンプとの相性がよく近年注目を集めています。
舶来品のイメージがある灯油ランタンですが、少ないですが日本製のモデルもあり、日本の原風景とマッチしたデザインと光がより深い癒しを与えてくれます。
本稿では、灯油ランタンの解説と日本製にしぼりおススメを6つ厳選しました。
- 海外遠征経験あり
- 釣り歴30年
- 年間釣行100日程
千葉県在住の中年アングラー。 幼少期はブラックバスやブルーギル釣りを嗜む。 現在は、国内外を旅をしながら釣り歩くのがライフワーク。 ルアーやヘチ釣りのような隙間時間にふらっと行ける釣りを好む。 海外遠征経験は、中国、モンゴル、タイ、台湾、ミャンマー、ラオス、韓国等。
目次
日本製の灯油ランタンを使うメリット
暖かい光
灯油ランタンの光量は、ホワイトガソリンやLED、ガスランタンに比べると控えめです。
しかし、その分温かみのある緋色の火がランプの中で揺らめき、眺めていると心安らぎます。
照明は明るさも大事ですが、リラクゼーション効果も重要な要素。
特に癒しを求めるキャンプでは、リラクゼーション効果が高い灯油ランタンは相性がよく上級者ほど好んで使っています。
燃料が安い
燃料が灯油ですので、非常にコストパフォーマンスに優れているのも灯油ランタンのメリットの一つ。
近年のガソリン代高騰に伴い、身の回りのものが値上げしている中で、OD缶やホワイトガソリンよりも圧倒的に安い価格は魅力的ですよね。
さらに、灯油ランタンは燃費がよく、連続で10時間から長いもので20時間点灯します。
なにかとランニングコストがかかるキャンプの中で、このコストはあなどれません。
日本製の灯油ランタンの選び方
タンクの容量
灯油ランタンは、タンクの容量に応じて連続点灯時間の長さと明るさが変わります。
タンクが大きいもので900mlの容量のタイプは、連続点灯時間が25時間で芯は太いものを使用しているので明るいでしょう。
グループキャンプでは大きいに越したことはありませんが、ソロキャンプなら連続点灯時間が20時間ほどのタイプに多い、タンク容量300mlくらいのもので十分でしょう。
素材
特殊鋼板製
鉄を素材として加工された素材で、汎用性の高さからさまざまな日用品に用いられている素材。
防錆効果が高く屋外のレジャーに向いているので、アウトドアブランドから発売されている灯油ランプの素材です。
真鍮製
美しい光沢がある真鍮製の灯油ランタンはデザイン性と加工に人手間かかることから価格が高いのが特徴。
非日常を味わうキャンプには、奮発して真鍮製の灯油ランタンもいいチョイスです。
灯油ランプは単純な作りで修理しやすく、頑丈にできていますので一生物と考えてもいいでしょう。
日本製の灯油ランタンおすすめ6選
【CAPTAIN STAG】
CS オイルランタン
日本のアウトドアブラン“キャプテンスタッグ”からリリースされている、コスパと性能が良い灯油ランタン。
大きさも、用途に応じて大中小と選べるのがうれしいですよね。
製造は中国の工場で行っていますが、日本のデザインで作られています。
【VASTLAND】
オイルランタン
2018年に発足した日本の新興アウトドアブランド“ヴァストランド”
さまざまな低単価アウトドアギアを発表し、アウトドアシーンで注目を浴びています。
そんなヴァストランド社からリリースされている灯油ランタンです。
デザインに優れ、オリーブやタンなど色も選べます。
【BUNDOK】
オイル ランタン
雰囲気のあるバップテントやティピーテントで人気の国産ブランド“バンドック”からリリースされている灯油ランタン。
バンドッグ社特有の“かっこよさ”はランタンにも生かされており、キャンプに彩を与えてくれます。
【CAPTAIN STAG】
CS オイルランタン 収納ケースセット
オイルランタンと収納ケースのセットモデル。
オイルランタンはガラスが使われているので、割れやすいので収納方法には工夫が必要です。
収納ケースがセットになっていれば便利ですので、初心者にお勧めのモデルです。
【カメヤマキャンドル】
オイルランタン ミニ ロゴ入り シルバー
日本製キャンドルメーカー“カメヤマキャンドル”からリリースされている灯油ランタン。
シンプルなシルバーが使い込むほどに味わいが出てくるので、愛着がわきやすい一品。
ソロキャンプで使用するにはちょうどいいサイズ感から好まれています。
【カメヤマキャンドル】
オイルランタン ブラック&専用ケース
日本製キャンドルメーカー“カメヤマキャンドル”から発売されているオイルランタンと専用ケースがセットになっているモデル。
しっかりとした作りで定評があるカメヤマ灯油ランタンに、シックなつくりでおしゃれな専用ケースがついていますから、キャンプにおあつらえ向きですね。
まとめ
ランプのガラスのホヤの中で揺らめく緋色の火がキャンプの雰囲気を盛り上げてくれる、一度使うと手放せなくなるギアが“灯油ランタン”
欧米で発症したこの灯油ランタンですが、近年では日本のブランドも参入しています。
本稿を参考に、ご自身のスタイルにマッチした灯油ランタンに出会えたら幸いです。
日本製の灯油ランタンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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