カヤック用サイドフロートおすすめ8選!選び方も!自作はできる?

カヤックのサイドフロートは、カヤック愛好家なら誰でも欲しいアイテムの一つです。

しかし、サイドフロートの具体的なメリットがよくわからないことがあります。

この記事では、カヤック用サイドフロートのおすすめ8選を紹介します。

また、選び方や自作方法も合わせて説明します。最後まで読むと、カヤック愛好家にとって役立つ情報が得られるので、ぜひ参考にしてください。

執筆者
  • 釣り歴14年
  • カヤック所有

南国沖縄生まれの釣り人。中学生のころに釣りにハマり、現在は沖縄でカヤックフィッシングを中心に、海のルアーフィッシングを楽しんでいます。東京に住んでいた時は、暇を見つけては近くの渓流や湖にルアーやフライを投げに行っていましたので、その経験も生かしてこれからも釣りを楽しんで行けたらなと思ってます。

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カヤックでサイドフロートを使うメリット

カヤックが安定する

カヤックにサイドフロートを取り付けると、カヤックの安定性が向上します。

通常、カヤックは身体を動かすだけで容易にバランスを崩してしまいますが、サイドフロートを装着することで、海面に対する支点が増えます。

このため、カヤックは面で支えることができ、より安定して操作することができるようになります。

転覆しにくくなる

カヤックにサイドフロートを装着することで、カヤックの安定性が向上し、転覆の危険性が低くなります。

カヤックは、波の影響を受けて常に上下左右に揺れています。少しでもバランスを崩すと、すぐに転覆してしまう可能性があります。

しかし、サイドフロートを取り付けることで、カヤックを安定させることができます。

これにより、波に対してより強くなり、転覆のリスクを低減できます。

船上で作業しやすくなる

サイドフロートによってカヤックが安定し、転覆しにくくなると、カヤック内での作業が大変やりやすくなります。

例えば、ルアーの交換や仕掛けの作成、釣った魚の処理がしやすくなります。

また、体を捻ってクーラーボックスを使うことも、簡単にできるようになります。

カヤック用サイドフロートの選び方

サイズ

サイドフロートを選ぶ際には、適切なサイズを選ぶことが非常に重要です。

適切なサイズを選ばないと、カヤックが扱いにくくなったり、転覆する危険が高くなったりすることがあります。

例えば、カヤックに取り付けるサイドフロートのサイズが大きすぎる場合、抵抗が増えて漕いでもスピードが出なくなることがあります。

逆に、サイズが小さすぎる場合は浮力不足になり、波やうねりによってカヤックが安定しなくなる可能性があります。

サイズの目安

サイドフロートの適切なサイズの目安は、一般的にはカヤックの全長の半分程度とされています。

このサイズであれば、安定性とスピードのバランスが取りやすくなります。

ただし、サイドフロートとカヤックの取り付け間隔によっても、サイドフロートのサイズは変わってきます。

取り付け間隔が広い場合は、少し小ぶりのサイズでも大丈夫ですし、取り付け間隔が狭く直接カヤックに取り付ける場合は、カヤックと同じ長さくらいのサイドフロートでも問題ありません。

フロートの作り

フロートの作りは選ぶ際に重要な要素です。

ハードタイプとインフレータブルタイプの2つがあり、それぞれ発泡スチロールやポリエチレンでできた固い素材や空気で膨らませる柔らかい素材でできています。

自分がカヤックを使用する場所や海域の特徴に合わせて、どのようなフロートを選ぶかを決める必要があります。

ハードタイプ

ハードタイプのフロートは、サンゴや岩礁が多い場所でカヤックを使用する際におすすめです。

このタイプは非常に丈夫で、少し岩に擦れてもすぐに壊れることはありません。

一方で、浮力が高く強度もある反面、重くてコンパクト性に欠けるという特徴があります。

インフレータイプ

インフレータブルタイプは、カヤックを出す場所までの移動距離が長い場合や、長時間パドリングする場合におすすめです。

空気を抜けばコンパクトに折り畳めるため、持ち運びがとても簡単。

また、重量が軽くパドリング中に負担になりにくいので、長時間パドリングや移動を繰り返す方には最適です。

軽量コンパクトな代わりに強度が低く、エア漏れの可能性がある場合がありますが、補修キットが付属している商品もあるため、選ぶ際の判断材料として検討してみてください。

取り付け方

サイドフロートの取り付け方には複数の方法がありますが、フロートによっては特定の取り付け方に限定されるものもあります。

取り付け方によっても選ぶ際の判断材料になるので、注意が必要です。

また、カヤックの使用方法によっても適した取り付け方が異なる場合があります。そのため、参考にして選びましょう。

移動を頻繁に繰り返す

パドリングを頻繁に繰り返して移動する場合は、直接カヤックにサイドフロートを取り付けることがおすすめです。

サイドフロートを直接カヤックに取り付けると、カヤックを支える面積が狭くなるため、少し安定性に欠けることがありますが、水抵抗はそこまで大きくないため、意外とパドリングが楽になるかもしれません。

頻繁に移動する場合は、取り付け金具とベルトで固定できるサイドフロートを選ぶことをお勧めします。

あまり移動しない

カヤックをほとんど同じ場所で楽しむ方には、サイドフロートをポールやシャフトで取り付けるタイプがおすすめです。

ポールやシャフトを使うことで、カヤックとサイドフロートの間隔を広く取ることができます。

カヤックを支える面積が広がるため、安定性が増します。

このため、移動しない方には特におすすめですが、安定性が増す分、移動スピードが著しく低下するため、緊急時の移動の際は注意しましょう。

カヤック用サイドフロートおすすめ8選

【 Yosoo.】
カヤックサイドフロート バランスフロート

引用:Amazon

サイドフロートは空気を入れて膨らませるタイプで、収納時にはコンパクトになります。

ポールは3分割でき、差し込み式のワンタッチで連結や取り外しが可能なため、簡単に準備ができます。

このようなサイドフロートは、使い勝手が非常に良くオーソドックスなタイプです。

【Yak Gear】
カヤック カヌー用 アウトリガー

引用:Amazon

このサイドフロートはプラスチック素材でできているため、軽量かつ強度があるので、安心して使用できます。

カヤックに取り付ける際には、レイルブレイザーのスターポートを介して簡単に着脱できます。

また、ポールは左右で独立して動くので、ある程度の高波でも安心して使用できます。

【ボート55】
ポリエチレン製 サイドフロート(アウトリガー)2個セット

引用:Amazon

このサイドフロートは、ポリエチレンで作られたハードタイプで、非常に強度が高く、安心して使用することができます。

また、空気漏れの心配がないため、サンゴ礁や岩場などの厳しい環境でも使用できます。

ただし、固定用のポールは別途用意する必要がありますが、カヤックとの間隔を自分好みのポジションで使用することができます。

【UNIBUY】
サイドフロート ボート用 サイズ1000 /2本

引用:楽天市場

発泡スチロールを専用防水カバーで覆ったタイプです。

付属の取付金具とベルトを使って、カヤックに直接取り付けます。

浮力がかなり高いのが特徴で、取り付けるカヤックのタイプによっては船内で立つこともできるくらいです。

【UNIBUY】
サイドフロート ボート用 左右セット サイズ1800/2200

引用:楽天市場

カヤックに直接取り付けるタイプで、空気で膨らませることができます。

流線型で細長いのが特徴かつ軽量なので、カヤックのスピードを殺すことがありません。

エア漏れの際の補修キットもついているので、安心して使用できますね。

【IRC】
カヤック サイド フロート アウトリガー

引用:楽天市場

オーソドックスなサイドフロートで、ポールが3分割できるようになっています。

ポール同士のジョイント部分は、ネジの位置を変えることで長さを調節できるようになっています。

カヤックの幅や使用環境に合わせてカヤックとサイドフロートの間隔を調整できるので、これひとつでオールマイティに使うことができます。

【Exect Familiar】
サイドフロート 1500 200φ ボート用 左右セット

引用:楽天市場

ベルトと取り付け金具を使って、カヤックに直接取り付けるタイプのサイドフロートです。

流線型で細長い形状はカヤックのスピードを殺すことがないので、軽快にパドリングができます。

足踏み式ポンプが付属しているので、簡単に膨らませることができますよ。

【Brocraft】
カヌーアウトリガー/カヌースタビライザーシステム

引用:Amazon

耐久性のポリ塩化ビニル製のフロートを、アルミ製ポールに通したサイドフロートです。

とても丈夫なので、多少タフに使っても大丈夫。

ポールはクランプを使って取り付けるようになっていますが、クランプを分解するとカヤックにビス止めできるようになります。

カヤックのサイドフロートは自作はできる?

カヤックのサイドフロートは、意外と簡単に自作できます。

具体的な方法はこちらです。

  1. 塩ビパイプとフロート代わりの中通しのブイを用意する
  2. 中通しのブイに塩ビパイプを通す
  3. ブイが抜けないように、抜け止めの蓋をする
  4. 別の塩ビパイプをカヤックに固定するためのポールにし、カヤックに固定する
  5. カヤックに固定した塩ビパイプと、中通しブイを通した塩ビパイプを固定する
  6. 完成

カヤックを固定する方法として、ボルト・ナットや固定マウントを使用します。

また、塩ビパイプ同士を接続する場合には、塩ビパイプ用の継手を使用することをお勧めします。

意外と安く簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。

まとめ

カヤックサイドフロートには多くのメリットがありますが、使い方や場所の状況によってはデメリットが生じることもあります。

そのため、カヤックサイドフロートを購入する前に、自分がどのようにカヤックを楽しみたいかをよく考えることが大切です。

もし適切に使用することができれば、カヤックサイドフロートは安全かつ快適なカヤック体験をサポートしてくれます。

紹介アイテム一覧

カヤック用サイドフロートの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

Yosoo.
カヤックサイドフロート バランスフロート
Yak Gear
カヤック カヌー用 アウトリガー
ボート55
ポリエチレン製 サイドフロート(アウトリガー)2個セット
UNIBUY
サイドフロート ボート用 サイズ1000 /2本
UNIBUY
サイドフロート ボート用 左右セット サイズ1800/2200
IRC
カヤック サイド フロート アウトリガー
Exect Familiar
サイドフロート 1500 200φ ボート用 左右セット
Brocraft
カヌーアウトリガー/カヌースタビライザーシステム