カヤックフィッシングを夏に楽しむならば、海パンとアンダータイツなどのウェアリングが快適です。
しかし気温が下がる秋・冬や、水温が低い春などはドライパンツがあると大変快適にカヤックを楽しめます。
また、出艇の際に足が濡れないことで一日快適に釣りが楽しめますし、カヤックから落ちてしまった際の安全面からも一着あると安心。
それではおすすめのカヤック用ドライパンツをご紹介していきます。
- 釣り歴30年
- カヤック所有
子供の頃にブラックバスブームがあり見事にハマり、その後クロダイのヘチ、前打ち釣りとシーバス釣りに明け暮れる。 岩手へ移住したのをきっかけにロックフィッシュへ転向。 ランカーサイズのアイナメ、ソイを狙い続け、3年前からフィッシングカヤックを導入。 あまり釣りを難しくせずに、シンプルスタイルをモットーに楽しんでいます。
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カヤックで着るドライパンツとは
カヤックで着るドライパンツは防水性が高いデザインが特徴で、専用のジャケットと組み合わせることで、落水した際にも体を濡らさずに済みます。
パンツ部は防水、透湿性のある素材でできており、各メーカーの独自素材を採用していることが多いです。
そして足首部にクロロプレンやラテックスになっており、足首から水が入らないようになっています。
また、ソックスタイプのものはパンツと一体になっているので、足も濡れずに済むので、快適にカヤックフィッシングが楽しめます。
ウエスト部分はベルクロで締めこむことができるものが多く、対応したジャケットと組み合わせることで水の侵入を防ぐことができます。
カヤックでドライパンツを着るメリット・デメリット
メリット
最大のメリットは「濡れない」ことです。
ドライパンツなんだから当たり前ですが、カヤックフィッシングではとても大切なことです。
真冬にびしょ濡れの靴下で外を歩く想像をしてみてください、かなり不快ですし最悪凍傷になってしまいます。
カヤックでも出艇際などに足を濡らしてしまうと、一日中足は冷えっぱなしでかなり辛いものです。
また、沈(カヤックから落ちてしまう)した際にも、ドライトップを併用していれば体を濡らすことなく安全に再乗艇し、帰還することができます。
一度体が濡れると気化熱でどんどん体温を奪われてしまい、最悪命にもかかわります。
気温の低い冬以外にも晩秋や早春の季節は必須アイテムといえるでしょう。
デメリット
足首や腰からの浸水を防ぐデザインになっているため、締め付け感があるので不快に感じる方もいるかもしれません。
そして意外に大変なのがオシッコ問題です。
ウエスト部分に防水性を持たせるため、パドリングジャケットと連結して使うと脱ぎ着が大変。
ましてやカヤック上でとなるとかなり難しくなってきます。
ドライパンツを着用しているときは、余裕をもってトイレを済ませておくことをおすすめします。
カヤックに適したドライパンツの選び方
ドライとセミドライ
ドライパンツにはドライとセミドライがあり防水性に違いがあります。
ドライタイプは一体型ソックス、またはラテックス性のガスケットを採用しており、高い防水・機密性が特徴。
また、ドライジャケットとの連結部の防水性が高いものも多くみられます。
しかし、防水性・気密性が高い代わりにガスケット部の締め付けや、着脱のしにくさがデメリットとして挙げられます。
セミドライタイプはガスケット部にクロロプレン等を採用しており、防水性と着易さが特徴。
ですが、気密性はラテックスよりも低いため、多少浸水することがあります。
真冬の低気温、低水温時は一度濡れてしまうと体温を奪われてしまうので、使用するには不安が残るでしょう。
外気温や水温に合わせてドライ、セミドライを選んでみてください。
ソックスタイプ?足首タイプ?
ドライパンツの足部はパンツとつながったソックス状になっているタイプと、足首でクロロプレンやラテックスのガスケットで防水しているタイプがあります。
ソックスタイプは防水性が高いのがメリット、ウェーディングに使用できるものもあります。
カヤックに乗り込む際に足が濡れることがないので、快適にカヤックフィッシングを楽しむことができます。
足首までのタイプはソックス部の摩耗や破れなどを気にすることなく使用できるのがメリット。
しかし出艇の際に足が濡れるので、必要であれば防水性のあるブーツを履く必要があります。
カヤック用ドライパンツおすすめ10選
【palm】
ゼニスパンツ
カヤックのウェアやPDFを製造しているpalmのセミドライパンツ。
コストパフォーマンスに優れた2.5レイヤーのパドリングパンツで春、秋などのシーズンにおすすめ。
足首部にはネオプレンガスケットとベルクロ付き裾の2重構造で防水性を高めています。
ウエスト部はベルクロで締め付けられるダブルウエストを採用しており、同社のドライジャケットと連結して使用することが魅力的なドライパンツ。
【Bluestorm】
レイブンパンツ カヤック
ライフジャケットやフィッシングウェアで有名なブルーストームのドライパンツ。
パンツ部は4レイヤー、一体型ソックス採用で足が濡れることはありません。
ウエスト部ダブルウエスト採用でドライジャケットと併用も可能。
座った状態を考慮した立体裁断や膝、尻部は補強されているなど、ハイエンドドライパンツといえる一着です。
【LITTLE PRESENTS】
DS パドリング パンツ II
リトルプレゼンツから発売されている定番ドライパンツ。
最大の特徴は小用のための防水ファスナーがついていること、これはかなり便利な装備です。
足部は一体型ソックス採用で防水性も高く、ウエスト部はダブルシール構造になっているので、同社のパドリングジャケットと合わせればセミドライスーツとして使用できます。
【LITTLE PRESENTS】
パドリングパンツ II NZ
リトルプレゼンツのパドリングドライパンツⅡから小用ファスナーを外したモデル。
高い防水性や、カヤックフィッシングに適したデザインはそのままにコストパフォーマンスに優れたドライパンツです。
しっかりした機能のドライパンツが欲しいけれどできるだけコストは抑えたい、そんなかたにおすすめします。
【Kokatat 】
セッション セミドライパンツ
アメリカで革新的なカヤック用品を開発し、多くのパドラーから信頼されているコーカタット。
こちらのパンツはセミドライタイプ、パンツ部のメイン素材にはハイドラス2.5を採用しており、軽量で透湿、防水性を備えています。
足首部はネオプレンガスケットを採用し、防水性と着心地の良さが魅力です。
【Kokatat 】
テンペストパンツ
コーカタットのドライパンツでパンツ部の素材はハイドラス3.0を採用しており耐久性のある撥水性、防水、防風、通気性を備えています。
ウエスト部はネオプレンウエストバンドになっており、ダブルスカートのドライトップと組み合わせて使うことができます。
まとめ
ドライパンツとよく似たものにウェーダーがありますが、カヤックフィッシングで使うには危険が伴います。
ご自身にあったドライパンツを選び、安全・快適にカヤックフィッシングを楽しみましょう。
カヤック用ドライパンツの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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