トラウトフィッシングの中でも特に人気のイワナ。
漢字で「岩魚」と書く通り、水量が乏しい源流域でもたくましく生息しています。
大河川から小川、渓流、源流と生息域も広く、サイズも大きくなりヒキも強いイワナは、アングラーの心を掴んで離さないターゲットです。
今回は、そのイワナにフォーカスして、おすすめのルアーや大きさ、カラーなどを紹介させて頂きます。
解禁時から禁漁になる秋まで、四季を感じながら楽しめるイワナ釣りをより楽しんでいただけるルアーとなります。
- 釣り歴25年
- 年間釣行150日超え
- 大会出場経験あり
新潟県下越地区出身。クリスマスや誕生日のプレゼントも釣り道具が第一希望でした。 最近では、特にソルトでのルアーゲームを主に、シーバス、ヒラメ、マダイなどショアから狙えるビッグゲームを楽しんでいます。 今後も季節ごとに釣れる魚を狙いつつ、まだ釣ったことのないシーバスのメーターオーバーが目標です。
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目次
- 1 イワナがルアーで釣りやすい時期や時間帯
- 2 イワナをルアーで狙うメリット・デメリット
- 3 イワナ釣りに適したルアーの選び方
- 4 イワナ釣り最強ルアーおすすめ15選
- 4.1 【ダイワ】シルバークリークミノー
- 4.2 【スミス】Dコンタクト
- 4.3 【ラッキークラフト】ハンプバックミノー
- 4.4 【パームス】アレキサンドラ AX-50HW
- 4.5 【アイマ】イッセン45S マックス
- 4.6 【スミス】チェリーブラッド MD
- 4.7 【バスディ】シュガーディープショートビル 85F
- 4.8 【ラッキークラフト】ワンダー
- 4.9 【ウォーターランド】ローリングスティック95H
- 4.10 【シマノ】カーディフ スリムスイマー
- 4.11 【ツララ】トレモロスプーン
- 4.12 【スミス】D-Sライン
- 4.13 【スミス】ピュアシェルII
- 4.14 【SHIMOTSUKE】桜鱒スプーン
- 4.15 【スミス】ボトムノックスイマーⅡ
- 5 イワナをルアーで釣るコツや釣り方(アクション等)
- 6 まとめ
イワナがルアーで釣りやすい時期や時間帯
イワナだけに限らず、魚全般に言える活性の上がる時間帯は、早朝の朝マヅメが最も良い時間帯です。
日の出から、虫たちが騒ぎ出し、それを狙って小魚が騒ぎ出し、それを狙ってイワナも捕食を開始します。
渓流域でのイワナは、食物連鎖の上位にいる魚ですので、餌となる虫、小魚が騒ぐ時間は自然とイワナの活性も高くなります。
イワナは雪が残る解禁直後の冷たい水でも、果敢にルアーにアタックしてきますので、解禁してからは時期を特に気にせず楽しむことができます。
また、日中は木の影、岩の影、草木の影、滝壺など日陰に潜んでることが多くなりますので、狙う場所を変えながらランガンするとイワナとの出会いも多くなります。
イワナをルアーで狙うメリット・デメリット
メリット
ルアーを使う事で、素早くそのポイントにイワナがいるかいないのかチェックしながら釣りを展開できます。
イワナがいればルアーを追いかけてきたりする姿も見れたりとかなり興奮するシーンを目の当たりにします。
また、ポイントによっては、大型のイワナを狙いやすい場合もあり、手返しの良さとサイズを出しやすいメリットがあります。
なにより誘いをかけて釣るルアーゲームは、アングラーを熱くさせてくれます。
デメリット
デメリットは、なんといってもスレてしまうのが早いことです。
餌釣りでは、何度もアプローチ可能ですが、ルアーでは見切られてしまうと反応しなくなってしまい、居るのに釣れないと言う事が多々あります。
少ないチャンスを物にするためには、より正確にキャストし、しっかりとフッキングする事が重要です。
小規模なポイントほど、スレやすくなりますので、怪しいと思うポイントは、慎重にキャストし狙いましょう。
イワナ釣りに適したルアーの選び方
種類
ミノー
小魚をイミテートしたミノーは、イワナなどトラウトを狙う上では欠かすことの出来ないマストアイテムです。
フローティングとシンキングの2種類あり、状況に合わせた使い分けが出来ます。
大きさも様々あるので、ポイントに合ったサイズ選びが必要となります。
スプーン
こちらもトラウトを狙うにはマストなルアーです。
ゆらゆらとしたアクションとキラキラ光るフラッシングがトラウトに非常に有効です。
1gほどの重さから7gや10gといった幅広いウェイトがありますので、釣りに行くポイントの水深や流れの速さで重さを選んで行きます。
カラーも豊富でミノーより安価なのも特徴です。
シンキングペンシル
シンキングペンシルは、ミノーよりもアピール力に欠けるものの、ゆらゆらとしたアクションでスローに誘う事ができます。
ナチュラルに誘いたい場合やレンジを一個のルアーでサーチしたい場合に有効です。
ミノーにはない艶かしいアクションは、スレた状況でも試す価値があります。
ボトムノックスイマー
ジャンル的にも特殊なボトムに特化したルアーです。
種類というよりは、商品名となってしまいますが、根がかりしやすい場所も難なくボトム攻略が可能です。
ミノーやスプーン、シンキングペンシルなどでは攻めにくいボトムを攻略する頼もしい存在。
とてもファンも多く、不思議な形状をしていますが、釣果はお墨付きのルアーです。
サイズ(大きさ)
ルアーのサイズは、ポイントによって異なります。
大中規模河川では、アピール力も必要となりますので7センチから9センチほどが多く使われます。
小川や渓流、源流などポイントが狭い場合には、5センチほどの大きさをメインで使用し、活性が低い場合などにはサイズダウンで3.5センチなど小型の物を使用します。
川によって特徴があり、反応するルアーサイズも変わってきますので、小規模なポイントでは5センチ、大規模なポイントでは7センチをベースに、反応するルアーサイズを探すのがおすすめです。
カラー(色)
様々なカラーがあり、どれを選べば良いのかと一番悩む所がルアーの色ですが、大きく3つに分類してしまうと選びやすくなります。
一つ目はゴールド系、濁りが入った状況や朝マヅメ、夕マヅメ、曇り、雨、といった光量の鈍いときに有効なカラーです。
二つ目はシルバー系、最もスタンダードでオールラウンドなカラーだと思います。
迷った時にはシルバー系を使用すると良いかと思います。
三つ目はハッキリした色、特に白や黒は、フラッシング効果は無いものの、とても反応が良い場合があります。
シルエットが、はっきりと出やすいカラーなのでフラッシングで反応しない場合に試したいカラーです。
イワナ釣り最強ルアーおすすめ15選
【ダイワ】
シルバークリークミノー
人気大手メーカーのダイワから出ているトラウトミノーです。
44mm 4.2gと50mm 4.5gの2サイズあります。
安定感のある飛行姿勢なので、遠投は勿論、狙ったところへもビシッとキャストできます。
4g台と軽すぎず重すぎない非常に扱いやすいウェイトなので、水量の少ない渓流でも問題なく使用できます。
【スミス】
Dコンタクト
トラウトミノーでとても人気なスミスのDコンタクトです。
50mm 4.5gと63mm 7g、72mm 9.5gの3種類あります。
どれもヘビーシンキングモデルで、タングステンウェイトを採用しているため非常に飛距離がでて立ち上がりが早いミノーです。
巻くとすぐに手元にブルブルと伝わるほど、よく動くミノーです。
リフト&フォールなど、リトリーブ以外の誘い方もできる万能ミノーです。
【ラッキークラフト】
ハンプバックミノー
老舗メーカーのラッキークラフトから出ているトラウトミノーです。
サイズは50mmですが、フローティング 3g、サスペンド 3.2g、シンキング 3.5gと重さの違う3種類あります。
小川などではフローティング、浅い渓流ではサスペンド、流れの速いポイントやポイントが狭く早いアクションで誘いたい時にはシンキングなど、ポイントに合わせて使い分けるのもおすすめです。
50mmとスタンダードな大きさなので、サーチするのにもぴったりなルアーです。
【パームス】
アレキサンドラ AX-50HW
パームスから出ている渓流から本流まで使えるトラウト用ミノーです。
35mmから70mmまでの全5種類あり、イレギュラーアクションで誘うルアーの先駆けとなったミノーです。
35mm 1.9g、43mm 3.3g、50mm 4.5g、63mm 6.6g、70mm 8gのラインナップとなっております。
河川の規模や反応するサイズを細かく選べるため、このミノーだけで様々なシーンに対応可能です。
比較的軽めなので、狙うポイントの絞れた所で使用されるとより効果的です。
【アイマ】
イッセン45S マックス
ソルトのシーバスなどで人気のアイマから出ている渓流トラウトミノーです。
45mmの4gとスタンダードな大きさと重さですが、体高のあるフラットなミノーで、パタパタと動きフラッシングしてくれます。
不意の大物にも対応できるように開発されたミノーは、エイトカンとトリプルフック使用。
カラーのラインナップも豊富なのも魅力の一つです。
【スミス】
チェリーブラッド MD
トラウトでは圧倒的な人気のスミスから出ている定番ミノー。
主にサクラマスで人気のミノーですが、本流のイワナやアメマスにも有効なルアーです。
70mm 4.9gと75mm 5.9g、82mm 7.6g、82mm 9g、90mm 9.5g、90mm 11.5gと細かなラインナップが有ります。
MAX1.5mまでの深さまで潜り、本流の流れの中でも破綻せず泳ぎ、素晴らしい性能でとても人気です。
コチラはMD(ミッドダイバー)ですが、さらに潜るDEEPタイプもあります。
【バスディ】
シュガーディープショートビル 85F
本流トラウトで言わずと知れたロングセラーミノーのシュガーディープです。
85mmで8.5gと標準的なウェイトですが、しっかりと良く飛び、2mまでのレンジを攻めるのに適しています。
本流のサクラマスで特に人気ですが、イワナにも勿論効きます。
ジャークやボトムノックなどイレギュラーなアクションを誘発させて誘うことにも優れています。
ゴールド系とシルバー系がメインなので、カラーも選びやすいかと思います。
【ラッキークラフト】
ワンダー
元祖シンキングペンシルのワンダーは、魚種関係なく良く釣れるシンキングペンシルです。
45mm、60mm、80mm、90mmの4サイズあります。
渓流では45mm、本流では80mmなどが使いやすいと思います。
流れがよれているポイントや、少し深みになってあるポイントがおすすめで、弱々しく泳ぐベイトの様に誘ってくれます。
リフト&フォールで誘うのも効果的です。
【ウォーターランド】
ローリングスティック95H
釣り業界で現役バリバリのレジェンド村田基さんの手がけるブランド、ウォーターランドのシンキングペンシルです。
95mmで35gのベビーシンキングは、本流の川幅が広いポイントなどでも圧倒的飛距離でサーチできます。
35gあるので早めのリーリングが必要ですが、ただ巻きだけでなく、ジャークアクションではスライドする様なイレギュラーアクションが出ます。
ミノーでは出せないアクションを出せますので、大場所の深場をねらうときにおススメです。
【シマノ】
カーディフ スリムスイマー
大人気メーカー、シマノのトラウトシリーズのカーディフ。
エリアトラウトを中心のラインナップが多いですが、ネイティブトラウトにも対応したウェイトも出ております。
細身のスプーンで、よりベイトに似たシルエットは、大型のイワナがバイトしても飲み込まれにくい設計のデザインです。
1.5gから5gまでラインナップがあるため、水量の少ない源流域でも使用可能です。
【ツララ】
トレモロスプーン
コアなファンから絶大な人気を誇るツララ。
そんなツララから出ている、特殊なスプーンがトレモロスプーンです。
リーリングでユラユラと誘うのがスプーンの基本的、主となる誘い方ですが、こちらのスプーンはフォールに特化した細身のスプーンとなります。
リトリーブでチェイスしてきたけど足元で引き返してしまう場合など、普通のスプーンでは誘いにくいシチュエーションを、リフト&フォールなど、フォールを中心にスローに誘う事で攻略できるルアーとなっています。
【スミス】
D-Sライン
スミスから出ている人気のスプーンがD-Sラインです。
3gから6gまでのラインナップがあり、ある程度、流れと水量のある渓流や、中規模河川で抜群の使用感です。
ダートするようなイレギュラーなアクションや、基本的なウォブンロールアクションで誘ってくれます。
癖がなく使いやすいスタンダードなスプーンですので、迷った時はこちらを使うと間違いないでしょう。
【スミス】
ピュアシェルII
アワビシートでコーティングされた、スミスのシェルシリーズのスプーンです。
ベースとなるスプーンは、ピュアというスタンダードな形状のメタル素材です。
その上にメキシコアワビ、高価な日本アワビを張りコーティングしたシリーズになります。
3.5gから9.5gまであり、天然素材ならではの怪しい輝きが魅力です。
トラウトフィッシングにおいて、アワビシートの威力は絶大。
シリーズ展開される程ですので、是非まだの方は一度お試しください。
【SHIMOTSUKE】
桜鱒スプーン
商品名の通り、サクラマス用に作られたスプーンです。
スタンダードな形状のスプーンで、14g、18g、21gのラインナップがあります。
中規模、大規模河川の本流などで、大型のイワナ、アメマスを狙う際におススメです。
ホログラムシートのラインナップなので、アピール力も高く、ランガンしてテンポ良く釣りをしたい方におすすめです。
フックが付いていないので、フックはご自身のお好みのフックをつける必要があります。
【スミス】
ボトムノックスイマーⅡ
人気メーカースミスから出ている特殊なトラウトルアーが、ボトムノックスイマーです。
名前の通りボトム攻略に特化しており、ボトムバンプして誘う際にも左右にスイングし誘います。
ただ巻きでももちろん使用可能で、ただ巻きではバイブレーションの様な動きが出ます。
タングステンウェイトが採用されているので、小さいですが飛距離は抜群で、ボトム感知にも優れています。
滝壺など、他のルアーでは攻めきれなかった所も難なく攻略可能です。
イワナをルアーで釣るコツや釣り方(アクション等)
トゥイッチ
ミノーで誘いをかける時に最も有効なメソッドがトゥイッチです。
テンポ良くチョンチョンチョンとルアーに連続でアクションを加える事で、キラッとフラッシングしながらミノーが連続でヒラ打ちアクションをします。
短い距離でも効果的に誘えるアクションですので、必ずしもマスターしましょう。
ジャーク
渓流や小川など小規模なポイントでは使えませんが、湖、大きめの河川では効果的なメソッドがジャークです。
トゥイッチは連続した細かなアクションですが、ジャークはミノーを大きくアクションさせ一瞬ルアーが止まり、食わせの間を作るアクションです。
アピール力があるので、なにをしても反応がない時には試す価値ありです。
リフト&フォール
スプーンやシンキングペンシル、ボトムノックスイマーでは是非試したいアクションが、リフト&フォールです。
上へ浮上するアクションと、ユラユラ揺れながら沈むアクションでスローに誘えます。
特にフォール時にバイトが多く、ユラユラとフォール時にアクションするルアー、または、フォール姿勢が綺麗なルアーがこのアクションに適しています。
ただ巻き
最も単純で意外に奥が深いのが、ただ巻きでは無いでしょうか。
巻く速度が非常に重要で、川上に投げ流れよりも早くルアーを巻く、川下に投げてほぼ巻いて無いほどゆっくり巻くなど、ルアーの動きを巻く速度だけで自在に変化させられます。
緩急をつけ、早く巻いたのちに急にゆっくり巻くなど、ただ巻くだけでも、速度の変化で誘えますので是非試してみてください。
まとめ
綺麗な水で育つイワナは、渓流トラウトの中でも格別な人気を誇るターゲット。
ルアーを果敢に追いかけてくる姿は、ドキドキするとても刺激的な釣りです。
とても神経質な魚で、バイトのチャンスが少ないのも釣り人の心を熱くさせます。
尺イワナは勿論、源流や渓流域のイワナだけでなく、本流では、60センチをこえるアメマス(イワナ)までおり、釣り方も様々。
大きなイワナとの出会いは、記憶に残りどんどんのめり込みます。
是非、様々なルアーを使ってイワナ釣りを楽しんでみてください。
イワナ用ルアーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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