釣りをする上では安全を確保するということは何よりも最優先する必要があります。
特に磯やテトラポッドなどの地形では滑りやすく、あまり軽快すぎる装備では大怪我につながる恐れもあり大変危険です。
そこで今回は、磯や防波堤で使うことのできるおすすめのスパイクシューズをご紹介します。
フィールド別にスパイクシューズを選ぶ際の選び方や注意する点も解説しますのでぜひ参考にしてみてください。
- 釣り歴13年
- 大会出場経験あり
小学生の頃に行ったサビキ釣りをキッカケに釣りの世界にのめり込み、今に至ります。 休みの日はショアジギングメインに磯、防波堤問わず各地を飛び回るほどの釣りバカです。 時期によってエギング、フカセ釣り、シーバス等、他のジャンルも含め様々なターゲットを狙っています。
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磯釣りの磯靴でスパイクシューズを使う必要性
磯釣りにおいては、スパイクシューズは必須となります。
磯はアスファルトや土とは違い、岩肌のゴツゴツした不安定な地形が特徴のフィールドであることと、時期によっては海藻などが磯の表面にへばりつき、非常に滑りやすくなっているという点から、通常の靴よりもグリップ力の高いスパイクシューズが必要になってくるのです。
また、沖磯などの場合、スパイクシューズ未着用では渡船屋が乗船拒否する場合もありますので注意が必要です。
一歩間違えば大事故、大怪我につながりますので磯では必ずスパイクシューズ着用で身の安全を確保しましょう。
磯靴（スパイクシューズ）の選び方
スパイクシューズを選ぶ際に気をつけるポイントは「快適性」「ソールの素材」「防水性」「耐久性」などがありますが、中でも特に重要になるのが「ソールの素材」です。
磯釣りで用いられるスパイクシューズにはソールの素材が大きく2種類に分かれています。
まず一つ目はフェルト+ピンスパイクのタイプです。
こちらは濡れた磯やゴツゴツした岩肌やカメノテの上でも滑らず釣りができます。
しかし、海藻や藻が付着している磯の上では滑りますので注意が必要です。
もう一つはピンスパイクのみのタイプです。
こちらは通常のゴムのソールに金属のピンがついているもので、こちらもゴツゴツした岩肌をしっかりとグリップしてくれます。
しかし、表面のツルツルしたテトラ帯や堤防などではかえって滑る場合がありますので注意が必要です。
【磯靴】スパイクシューズおすすめ8選
【シマノ】
ドライシールド ハイカットシューズ（3Dカットピンフェルト）
シマノのごく標準的なモデルの磯靴になります。
ソール素材は使い勝手が良くオールラウンドに対応できるピンフェルト素材で、シマノの防水規格であるDRYSHIELDも装備されているため防水性も抜群です。
動きやすさをしっかり確保しながらも汗をかいても蒸れにくく、また、非常にタフな作りですのでハードな磯での使用には最適な仕様になっています。
これから磯釣りを始める人からベテランまで満足できる一足であること間違いありません。
【シマノ】
ロックショアウェットブーツ（ウォータードレインピンフェルト）
磯歩きに特化したシマノのブーツタイプに磯靴になります。
こちらの磯靴はブーツタイプということもあり足首までしっかりとホールドしてくれるため、フィット感がシューズタイプのものより勝り、安心感が格段に違っています。
また、万が一波を被ってブーツ内に水が侵入した際には足裏にある排水機構から水が排出されるという便利な機能が備わっています。
【シマノ】
ドライシールド・ラジアルスパイクフィットシューズ（FS-083P）
シマノのラジアルスパイク搭載スパイクシューズです。
本体のアッパー素材はドライシールドを採用しているため、防水、透水性に非常に優れており、長時間の使用も快適な使用になっています。
また、足裏のソールは柔らかく地形にフィットする素材を使用することでグリップ力を高めるとともに、足裏のピンとの効果も相まって磯でも防波堤での使用にも申し分ないクオリティに仕上がっています。
【シマノ】
カットラバーピンフェルトフィットシューズ LT（FS-041Q）
シマノのベーシックな磯スパイクシューズになります。
ソール素材はフェルトピンになっている為どのような地形にもオールマイティーに対応できます。
また、このモデルは通常の靴紐ではなくBOAシステムを採用しているため、着脱が非常に簡単かつスムーズに行えるためとても便利です。
防水性はあまりありませんが、万が一水が侵入した場合も排水性に優れ、また通気性も良いので快適に使用できます。
【マズメ】
スパイクシューズ（MZWD-528）
マズメの渾身のスパイクシューズです。
このシューズは強度と耐久性に優れ、通常のソール部に使われるステンレスのピンではなく、タングステンのものを使用。
これにより耐久性と耐摩耗性が格段にアップしているのです。
ソールの素材はフェルトピンとピンスパイクのみの両方から選ぶことができるため、自分の釣りのスタイルに合った一足を見つけやすいのも特徴です。
【ダイワ】
フィッシングシューズ（DS-2102）
ダイワから発売のファッション性と機能面を両立した磯スパイクシューズです。
ローカットデザインで、スニーカー感覚で着用できるため、非常にストレスフリーで扱いやすいのが魅力。
デザインも黒と赤を基調としたシンプルかつスタイリッシュなデザインになっており、若者にも非常に人気のあるモデルになっています。
ソールも2種類から選べるため、自分にあった一足を探すことができます。
【ダイワ】
フィッシングシューズ（DS-2150CD）
ダイワから発売のミドルカットタイプの磯スパイクシューズになります。
ミドルカットのため足首までしっかりホールドされ、安心感は抜群です。
また、この商品は本体のアッパー部分にCORDURA社のコーデュラ素材を使用しており、摩擦、摩耗に非常に強い耐久性を獲得しています。
カラーも4種類あり、ソールは2タイプあるのでさまざまな状況に対応できます。
【ダイワ】
プロバイザー フィッシングシューズ（PV-2150）
ダイワから発売の本格磯スパイクシューズです。
このモデルは靴紐ではなく、ワイヤーで均等に締め上げるダイレクトダイヤルシステム （D.D.SYSTEM）というダイワ独自のシステムを採用。
これにより着脱はよりスピーディーになり、締め上げの左右バランスも均等になります。
また、高剛性ながら軽量なので長時間履いて歩いても足が疲れにくく磯歩きにも適した一足です。
まとめ
今回はメジャーな磯スパイクシューズのおすすめをご紹介しました。
一括りに磯靴といっても、磯や防波堤などフィールドによって適するタイプは異なるため、それぞれのソールや素材の特徴を十分理解した上で履きやすく、機能性に優れた最適な一足を探してみてください。
磯靴のスパイクシューズの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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