釣りだけでなく、水辺のアクティビティの安全性を高めるために必須のライフジャケット。
ライフジャケットは意外にも汚れやすいアイテムで、しっかりと洗浄することで長持ちできます。
しかし、ライフジャケットをどのように洗って良いのか悩んでいる人も多いはず。
そこで今回は、ライフジャケットの洗い方を、膨張式、フローティングベストに分けて解説します。
買い替えにおすすめのライフジャケットも紹介するので、ぜひご参考にしてください。
- 釣り歴18年
- 年間釣行300日超え
- 調理師資格あり
三浦半島、真鶴半島、伊豆半島の地磯がメインフィールド。ターゲットは主にロックフィッシュで、アカハタやオオモンハタ、メバルを狙っています。家の近くにも海があり、時間があまりない日は近所でシーバス釣りやチニング、アジングなどを楽しんでいます。また調理師資格を持っており、釣り魚を使った料理も得意です。
ライフジャケットが汚れたら洗っていいのか？
ライフジャケットが汚れたら、洗っても問題ありません。
ただし、洗い方には注意点があり、その洗い方を守ることで浮力に関わる機能を低下させず、長期間愛用できるようになります。
また膨張式ライフジャケットは、ウォッシャブルタイプでないと水洗いできないので注意しましょう。
ライフジャケットは海水がかかったり、生地が船や岩に擦れたりして汚れが付着します。
汚れが付着したままにしておくと、ニオイやカビが発生し、着用するのに不快感を生じる場合も。
また汚れたままだと生地を痛めて、寿命が縮まること可能性もあります。
したがって、命を守るためのライフジャケットを長期間使用するためには、しっかりと洗浄するのがおすすめ。
筆者は、汗をよくかく夏場はほぼ毎釣行、冬場は7〜10釣行に1回程度ライフジャケットを洗浄しています。
膨張式ライフジャケットの洗浄方法（洗い方）
カバーを取り外す
膨張式ライフジャケットは、カバーのみ洗浄できるため、まずはカバーを取り外します。
このとき、気室がどのように収納されているか、しっかりと確認しておきましょう。
カバーを中性洗剤で洗う
中性洗剤を薄めた水のなかにカバーを入れて、手洗いします。
ゴシゴシと洗うのではなく、汚れを下に落とすように軽く上から押すように洗うのがおすすめ。
ゴシゴシと洗うと、型崩れが起こるため注意しましょう。
陰干しをする
直射日光が当たらない場所に陰干しします。
日光が当たる場所に干すと、生地が日焼けし、色落ちの原因となります。
カバーを取り付ける
カバーが乾いたら、気室にカバーを取り付けます。
このとき、気室がねじれたり、変に折れ曲がっていたりすると、落水時に気室がしっかりと膨らみません。
必ず元にあった通りにカバーを取り付けるようにしましょう。
フローティングベストの洗浄方法（洗い方）
浮力体を取り外す
フローティングベストの浮力体は、基本的に洗浄はNG。
そのため、水洗いする前に浮力体を外しておきましょう。
カバーを中性洗剤で洗浄する
浮力体を外したら、カバーのみを中性洗剤を薄めた水で洗浄します。
汚れが付着しやすい前面、汗のニオイがつきやすい首周りは入念に洗っておきましょう。
陰干しする
水洗いが完了したら、ハンガーにかけて陰干しします。
直射日光が当たる場所に干すと、生地だけでなく、パーツも劣化しやすいため、必ず陰干ししましょう。
浮力体を取り付ける
カバーが乾いたら、浮力体を元の位置に戻します。
浮力体を間違えた場所に入れたり、折れ曲がったりすると、フィット感に影響を与えるので注意しましょう。
買い替えにおすすめのライフジャケット6選
| 製品 |  ジャッカル 自動膨張式ライフジャケット JK2520RS |  シマノ ラフトエアジャケット ウエストタイプ |  ダイワ チャイルドライフジャケット DF-2822 |  mazume レッドムーンライフジャケット VIII |  双進 RBB ロックショアシューティングベスト |  ブルーストーム エレファンタ L2-BSJ42 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 価格 | 23,622円 | 15,524円 | 13,937円 | 18,480円 | 16,553円 | 10,781円 |
| 特徴 | ジャッカルのロゴが可愛らしい | 腰巻き式のウォッシャブルタイプ | 体が小さな子供にマッチするチャイルド用 | フィット感をアップするウエストハーネスシステムを搭載 | 磯からのルアーフィッシングに最適なロックショアベスト | 通気性に優れたフローティングベストが欲しい人必見 |
| タイプ | 膨張式(自動+手動) | 膨張式(自動+手動) | 膨張式(自動+手動) | 固定式 | 固定式 | 固定式 |
| サイズ | ｳｴｽﾄ:70～100cm | ｳｴｽﾄ:60~105㎝ | ｳｴｽﾄ:45～90cm | ｳｴｽﾄ:～最大110㎝ | ﾌﾘｰ | ﾌﾘｰ |
| 浮力 | 7.5kg以上/24時間以上 | 7.5kg以上/24時間以上 | 5.0kg以上/24時間以上 | 7.5kg | 7.5kg | 7.5kg以上/24時間 |
| 桜マーク | あり | あり | あり | なし | なし | なし |
| 着用形式 | 肩掛け | 腰巻き | 肩掛け | 肩掛け | 肩掛け | 肩掛け |
| 詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ジャッカル 自動膨張式ライフジャケット JK2520RS
| サイズ | ウエスト：70～100cm |
|---|---|
| 桜マーク | あり |
ジャッカルの肩掛けライフジャケットで、前面にプリントされたロゴが可愛らしいおすすめの商品です。
高階救命器具株式会社が製造していて、品質が高く、安心して着用できます。
桜マークタイプAで、すべての船舶で使用でき、持っておくと重宝します。
またカバーが取り外せるため、カバーを水洗いすることが可能です。
| タイプ | 膨張式（自動+手動） |
|---|---|
| 浮力 | 7.5kg以上/24時間以上 |
| 着用形式 | 肩掛け |
シマノ ラフトエアジャケット ウエストタイプ
| サイズ | ウエスト：60~105㎝ |
|---|---|
| 桜マーク | あり |
シマノが販売する腰巻きライフジャケットで、カバーが取り外しでき、カバーを洗浄できる便利な商品です。
オーソドックスな形状をした桜マークタイプA付きで、おかっぱりだけでなく、船からの釣りにも対応可能。
ベルトの一部にゴムを搭載し、安定したフィット感を実現しています。
また生地の表面には撥水加工を施してあり、汚れが付着しにくいところも魅力。
| タイプ | 膨張式（自動+手動） |
|---|---|
| 浮力 | 7.5kg以上/24時間以上 |
| 着用形式 | 腰巻き |
ダイワ チャイルドライフジャケット DF-2822
| サイズ | ウエスト：45～90cm |
|---|---|
| 桜マーク | あり |
子供と釣りに行くときに、子供用の桜マークタイプAのライフジャケットを用意したいと考えている人におすすめの商品。
調整幅を大きく取ってあるので、成長が早い子供でも長期間使用できるところが魅力です。
また股ベルトを搭載し、落水時に脱げてしまうことを避けられるため、より安全性が高いといえます。
| タイプ | 膨張式（自動+手動） |
|---|---|
| 浮力 | 5.0kg以上／24時間以上 |
| 着用形式 | 肩掛け |
mazume レッドムーンライフジャケット VIII
| サイズ | ウエスト：～最大110㎝ |
|---|---|
| 桜マーク | なし |
ウエストハーネスシステムを搭載し、フィット感を調整しやすく、より快適に着用できるおすすめの1品。
バックパックは大容量で、多くのルアーを収納でき、また前面にはロッドホルダーがあり、ウェーディングゲームにも最適です。
背中にあるD管が大型化してあり、ランディングネットをスムーズにさせるところも本商品の魅力。
| タイプ | 固定式 |
|---|---|
| 浮力 | 7.5kg |
| 着用形式 | 肩掛け |
- メリット
-
- デザイン性に優れている
- 安全性の高さに期待できる
- デメリット
-
- 幅が長くてやや邪魔になる
双進 RBB ロックショアシューティングベスト
| サイズ | フリー |
|---|---|
| 桜マーク | なし |
ロックショアで青物や根魚を狙うアングラーにおすすめなのが、RBBのロックショアベストです。
ポケットがすっきりとしていて、小物を収納しても足の上げ下げの邪魔にならず、足場が悪い磯でも安全な移動を可能にします。
細目に設計された背面の中心には、メッシュ生地を採用し、通気性に優れているだけでなく、肩の可動域を広げられます。
| タイプ | 固定式 |
|---|---|
| 浮力 | 7.5kg |
| 着用形式 | 肩掛け |
ブルーストーム エレファンタ L2-BSJ42
| サイズ | フリー |
|---|---|
| 桜マーク | なし |
軽量であり、かつシンプルなデザインを採用し、前面の通気性も抜群に高いのが魅力の1品。
シンプルなフォルムながらも落水時には浮き姿勢が安定しやすく、安全性の高さにも期待できます。
ルアーケースが収納できるメインポケットのほか、プライヤーボルダーやフィッシュグリップホルダーもあり便利。
体を動かしやすく、カヤックやSUPでの釣りにも相性抜群です。
| タイプ | 固定式 |
|---|---|
| 浮力 | 7.5kg以上/24時間 |
| 着用形式 | 肩掛け |
まとめ
今回は、ライフジャケットの洗い方について、写真を交えて解説しました。
ライフジャケットを長期間使用するのには、しっかりとしたメンテナンスが重要。
ニオイを発生させないためにも、汚れたときには洗浄するようにしましょう。
さらに探したい方
