アジの締め方で首折りはあり？メリットデメリットも！

30cmを超える大型のアジを釣ったときには、お刺身で食べるのが一番でしょう。

持ち帰ってすぐに食べてもよいのですが、熟成させるとより旨味が増します。

しかし、生きているうちに締めなければ臭みがまわり、身もダレるので美味しさが半減するでしょう。

そこで今回は、ポピュラーな締め方の一つである、アジの首折りについて解説させていただきます。

便利なアジ締めツールもご紹介させていただきますので、美味しいアジのお刺身をご賞味ください。

柏崎隆之

執筆者

釣り歴20年
釣り大会の出場経験あり

静岡県在住。小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。

1 アジの締め方で首折りはあり？
2 アジを首折りで締めるメリット
3 アジを首折りで締めるデメリット
4 アジ締めツールおすすめ3選
5 まとめ

アジの締め方で首折りはあり？

サバの締め方として一般的な首折りは、アジにも適した締め方といえるでしょう。

首を折ることでエラの根元に傷が入り、海水氷に放り込めば簡単に放血することができます。

また、首を折ることで、神経を経つこともできるので、一発で即死させることができます。

アジが暴れて身が焼けないため、刺身にしたときには透き通るような美しさに仕上がるでしょう。

シーバスやタイのように背びれで怪我をすることもないので、安全性にも問題ありません。

首折りは手間も時間も掛からないので、数釣りになることが多いアジには適した締め方です。

アジを首折りで締めるメリット

アジを首折りで締めるメリットは道具を使わず、ハリを外しながら締めていけることです。

処理に時間が掛からないため、テンポよく締めていけばロスタイムがなくなり、数釣りを楽しめます。

また、首折りは両手で掴んで首を折るだけのシンプルな手法ですので、初心者でも失敗することはありません。

神経締めにこだわる方は、首折りで放血したあと、尻尾を切り落として金属線を尻尾側から差し込むとよいでしょう。

アジを首折りで締めるデメリット

アジを首折りで締めるデメリットは両手で魚体を掴むので手が鱗や血でガッツリ汚れてしまうことです。

首折りをして海水氷に放り込むときには頭を入れ物の下に向ける必要もあるので、必ず手が汚れてしまいます。

1匹ずつ締めるよりは時間を短縮できますが、魚を触ることがストレスに感じる方には向きません。

また、背骨付近の身が痛みやすいこと、頭が斜め上を向くので後から正確なサイズが測れないこともデメリットといえるでしょう。

アジ締めツールおすすめ3選

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