身近で釣れる高級魚のキジハタ（アコウ）を狙う為に、様々なワームが生み出されています。
ナイトゲーム（夜釣り）がメインとなる為、カラーやサイズなど、どれが良いのか悩みに悩んでいる方も多いのでは無いでしょうか。
キジハタ専用に作られた物や、専用では無いですがキジハタに効果的なワームを、シーン別にご紹介させて頂きます。
- 釣り歴25年
- 年間釣行150日超え
- 大会出場経験あり
新潟県下越地区出身。クリスマスや誕生日のプレゼントも釣り道具が第一希望でした。 最近では、特にソルトでのルアーゲームを主に、シーバス、ヒラメ、マダイなどショアから狙えるビッグゲームを楽しんでいます。 今後も季節ごとに釣れる魚を狙いつつ、まだ釣ったことのないシーバスのメーターオーバーが目標です。
目次
キジハタ（アコウ）釣りに使うワームの種類
クロー系
甲殻類を意識しているキジハタに効果的で、最も使用機会の多いのがクロー系ワームです。
特にナイトゲームで、ボトムを狙う際に欠かすことのできません。
磯や堤防、漁港など、ポイントを選ばず様々なシーンで大活躍します。
シャッド系
スイミングやリフト&フォールで広範囲を探ることが出来るシャッド形状ワームは、大型のキジハタほど反応しやすいワームです。
ナイトゲームでは、常夜灯周辺のポイントで効果を発揮します。
シンカーの重さを変える事で、しっかりと狙いたいポイントを探れるようになります。
グラブ系
クロー系のようにボトムを狙う事も、シャッド系のようにスイミングで狙う事も出来る万能ワームがグラブ系の強みです。
水の抵抗を受けやすい為、ゆっくりとフォールさせることが出来るのもポイントです。
他のワームで反応しない場合などに是非試していただきたいワームです。
キジハタ（アコウ）釣りにおすすめのリグ8選
直リグ（ジカリグ）
シンカーとフックが繋がっている為、ボトムを丁寧に狙う事が出来ます。
根掛りしにくいのが最大のメリットで、根の洗い磯や海藻の多い場所など、過酷なポイントでも安心して使う事ができます。
フォールが早いので、リアクションでバイトを誘うこともできます。
テキサスリグ
リグの中で一番シンプルで使いやすいリグがテキサスリグです。
テキサスリグ専用のシンカーも有りますが、丸形の鉛を使うなどコスト面を考えてシンカーを変えるのもおススメです。
シンカーをフリーにする事で、フォールを長くできます。
非常に簡単なので、入門にもおススメです。
ビフテキ
ビフテキとは、ビーフリーテキサスリグの略称です。
専用のビーンズシンカーにシンカーを止めるゴムをセットしたリグで、使い方はテキサスリグと同様の使い方が出来ます。
テキサスリグとの違いは、ビーンズシンカーを使う事で、垂直にフォールさせる事が出来ることと、根掛りにくいというメリットがあります。
フリーリグ
フリーリグとは、簡単に言うとスイベルが付いたシンカーを使ったテキサスリグです。
フリーリグの特徴は、テキサスリグのシンカーよりも早く、シンカー優先で沈み、シンカーの後を追うように、ゆっくりとワームが沈んで行くため、非常にゆっくりとアピールさせる事ができます。
渋い状況下で最強のリグです。
ジグヘッド
シンプルなジグヘッドは、操作性が良いのが特徴です。
感度に優れているので、ボトムの形状も把握しやすく、バイトも明確に感じ取る事が出来ます。
ダートアクションはジグヘッドならではのアクションですので、堤防や漁港などストラクチャーの少ないポイントで活躍してくれます。
キャロライナリグ
遠投先でもシッカリとボトムを狙え、ナチュラルに誘う事ができるリグがキャロライナリグです。
シンカーとワームを離してセットしてある事で、ノーシンカー状態のワームが自然に動く事でナチュラルに誘う事が出来るのもメリットです。
ブレードヘッド
ジグヘッドなブレードがセットされた物や、シンカーとブレードが一体になった物など様々あります。
ブレードを使う事で、アピール力を上げる事が出来ます。
特に日中など光量がある場合に、小魚の群れを演出したり、キラキラと光りでアピールさせる事ができます。
ダウンショットリグ
シンカーが1番下に来ることで、ボトムに着底した状態でもワームは浮いた状態で使う事が出来ます。
堤防や漁港など、足場が高いポイントで使いやすく、シンカーを持ち上げない様にアクションさせる事で、一点で誘う事が出来るのもポイントです。
キジハタ（アコウ）釣りに適したワームの選び方
大きさ（サイズ）
ポイントのベイトサイズに合わせる事が、サイズを選ぶ上で重要ですが、小さくすれば反応してくると言う事が無いのがキジハタの面白さです。
ベイトサイズと同じくらいの大きさか、それよりも少し大きいサイズのワームがアピール力も有り、反応しやすくなります。
メインとなるのは、3インチから4インチ、5インチまでの大きさがおすすめです。
色（カラー）
非常に悩むのがカラーですが、天候や濁りなど、状況別で目立つカラーにバイトが集中する場合が多いです。
万能色は、オレンジ、レッド、ピンクの3色です。
ナイトゲーム、デイゲーム共に光量がある場合は、クリアカラーが有効です。
濁りがある場合には、ブラック、グリーン、ホワイトとシルエットが見やすいものがおすすめです。
夜釣り（ナイトゲーム）で効果的なワームとは？
ナイトゲームでは、ボトムをゆっくりと狙う釣り方が中心になりますが、ポイントによってはスイミングにのみ反応することもあります。
周りに常夜灯など光量がないポイントでは、クロー系やグラブ系といった甲殻類を意識したワームでボトムを狙うのがオススメです。
一方、常夜灯や月明かりなど光量があるポイントでは、シャッド系やグラブ系のスイミングが有効になる場合があります。
どちらもストラクチャーを意識して、狙う事が重要です。
カラーは、レッド、オレンジ、ピンク、ホワイト、クリアと5種類有ると天候や水質にも左右されず安定した釣果が期待できます。
キジハタ釣り用ワームおすすめ12選
【エコギア】
グラスミノー
水流を受ける事でテールがプルプルと動き、ベイトフィッシュに似たシルエットでキジハタを誘います。
ワーム待ちもよく、値段も安いので非常にコスパに優れたワームです。
【マグバイト】
スナッチバイトシャッド
小魚をイミテートして作られ、リアルな外観と形状が特徴のワームです。
細かく震えるテールとリアルなシルエットでキジハタを誘い、少し硬めの素材を使っている為、ワーム持ちも抜群です。
【ルーディーズ】
ハタ喰い魚子
カチカチと音を出すためのラトルが付属してあり、ワームに内臓する事が出来ます。
ラトル音でアピールさせる事も、静かにアピールさせる事の、2パターンの使い方が可能です。
【エコギア】
バグアンツ
最強のクロー系ワームと言っていいほど、よく釣れるワームです。
やや細身の扁平ボディで、しっかりと動き、大きさの割にボリュームが少ないのもポイントです。
カラーも非常に豊富で、是非使って頂きたいワームです。
【ダイワ】
kjホッグ
ボディ全体に細かく入ったリブにより、ボリューム感も有り、水抵抗を受けやすいためフォールもゆっくりになります。
実績の高いカラーをメインに構成されており、カラー選択もしやすく、ボディ自体が細い為フッキングが良いのも特徴です。
【一誠】
ジャコバグ
柔らかく動くボディと、大きさの違う触覚が違う動きをする事で、フォール後も艶かしくキジハタを誘う事が出来ます。
スリムな形状は、根掛り回避にもなり、フッキングにもメリットとなります。
【バークレイ】
パワーホッグ
細身のボディに大きな触覚やツメが付いた、アピール力の高いワームです。
たて向きに付いたツメが、フォール時には細かく震え、ボトムで倒れる際は水を受け動く事で、フォールから着底後までしっかりとキジハタをアピールできます。
【エコギア】
熟成アクア バグアンツ
実績の高いバグアンツが更に、パワーアップした汁系ワームのバグアンツです。
ワームをより餌に近づけた事で、嗅覚、味覚で誘う事ができます。
何をやっても反応がない時に、最終手段として使って頂きたいワームです。
【エコギア】
キジハタグラブ
クロー系に似たファットなシルエットに、アピール力の強いテイルがキジハタを惹きつけます。
どんなリグにも対応し、スイミングやボトムを探る釣りなどシチュエーションに関係なく使えるワームです。
【エコギア】
リングマックス パワーオーシャン
カーリーテールで抜群の人気を誇るワームです。
メリハリのあるアクションと、シンプルな形状だからこその操作性の良さも特徴です。
細身でフッキング性も良く、非常におススメです。
【ダイワ】
kjカーリー
全身に細かなリブが入っており、控えめなテールで波動を生み出します。
非常に柔らかく、海毛虫の様なシルエットは甲殻類など底を意識したキジハタをナチュラルにアピールします。
【バークレイ】
パルスワーム
反応がない時の最終手段にオススメです。
形状は至ってシンプルですが、味と匂いで誘う事が出来るのが最大の特徴です。
新しく改良され非常に柔らかくなった為、動きでも誘える最強のワームです。
まとめ
ポイントに合わせ、リグを使い分ける事でセットするワームも変わってきます。
実績のある釣り方からスタートするのが鉄則ですが、あの手この手とワームやリグを駆使する事で、今まで分からなかった新しい発見で益々キジハタ釣りが楽しくなりますよ。
キジハタワームの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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