人気ターゲットのキジハタ（アコウ）専用に、様々なメーカーからワームやリグなどが登場し、狙い方も様々生み出されています。
その中でも、最も手軽でスタンダードな釣り方の一つが、ジグヘッドを使ったジグヘッド単体での狙い方です。
形状や重さも様々ありますので、使うシーンや特性も踏まえご紹介させて頂きます。
- 釣り歴25年
- 年間釣行150日超え
- 大会出場経験あり
新潟県下越地区出身。クリスマスや誕生日のプレゼントも釣り道具が第一希望でした。 最近では、特にソルトでのルアーゲームを主に、シーバス、ヒラメ、マダイなどショアから狙えるビッグゲームを楽しんでいます。 今後も季節ごとに釣れる魚を狙いつつ、まだ釣ったことのないシーバスのメーターオーバーが目標です。
目次
キジハタ用ジグヘッドの重さの選び
キジハタはソフトルアーでの釣行がポピュラーで、5～30g前後のジグヘッドを使うのが一般的です。
キジハタは20～50cm超の大型サイズまで幅広いため、ジグヘッドの重さも狙うサイズによって変える必要があります。
またフィールドによってジグヘッドの重さを変えることも、キジハタを釣るうえで大切ですね。
5～10gのジグヘッド
ポイント
港湾や堤防で飛距離の要らないフィールドで使う
20～30cmサイズ狙い
港湾や堤防などで、近距離のポイントでキジハタを狙う場合に使いたいジグヘッドです。
ボトムを意識していない時や潮流れが穏やかな時におすすめで、20～30cmクラスのキジハタを狙います。
10～20gのジグヘッド
ポイント
足場の高い堤防や磯で有効
適度な自重で扱いやすい
足場の高い堤防や磯場などで、狙うポイントが遠めのある場合におすすめのジグヘッドです。
ある程度潮流が速い時にも有効で、シンカーをセットすることでボトムを意識しやすい重さになります。
適度な自重があるので扱いやすく、初心者が使っても苦になりません。
良型のキジハタ狙いがしやすいジグヘッドですね。
20～30gのジグヘッド
ポイント
大型サイズ狙い
遠投で沖のポイントを攻めやすい
ハードロックフィッシュとして、大型サイズを荒磯などから狙うフィールドで使うジグヘッドです。
遠投で沖にいるキジハタを攻めやすく、50cmを超えるモンスター級との駆け引きも楽しめます。
キジハタがシャローエリアに入る産卵期も、サイズによって使い分けたいですね。
キジハタ釣りのジグヘッドの種類や使いどころ
丸型ジグヘッド
最もシンプルな形状の丸型ジグヘッドは、先端に重心が集中している為、垂直に沈んでいきます。
非常に操作しやすく、リフト&フォールといったワームを上下に操作する釣り方に最適です。
堤防や岩礁帯など、あらゆるシーンで使える万能なジグヘッドです。
円柱型ジグヘッド
錘が細長く、重心が後方まである為、遠投性能に優れています。
水平になりやすい為、遠投しリトリーブで誘う際には、バランスを崩さず綺麗に泳いでくれるので、スイミングで狙う場合に最適なジグヘッドです。
水深が深い、潮の流れが速い、遠投が必要といったシーンにおススメです。
矢じり型ジグヘッド
先端の尖った矢じり型は、アクションを加えることで、左右にダートさせることができます。
先端が尖った形状をしている為、根掛りしやすいのがデメリットですが、キジハタが口を使ってくれない時でも、リアクションで誘うことが出来ます。
岩礁帯とサーフが混在する場所や、堤防など根掛りがしにくいポイントがおススメです。
キジハタ（アコウ）釣り対応ジグヘッドおすすめ6選
【オーナー】
カルティバ ラウンドヘッドJH
ライトタックルでキジハタを狙う際に使いやすい、1/16（1.75g）から3/8（10.5g）までと軽めのウェイトラインナップです。
流行のベイトフィネスやライトゲームロッドなど、柔らかめのロッドで細いラインを使い、堤防や漁港などを繊細に狙う場合におススメです。
フックサイズも小さく、小型のベイトに合わせ、ワームサイズを下げた際に使いやすい大きさです。
【がまかつ】
ボトムノッカー オフセット
硬度と耐久力に優れた、ロックフィッシュ用のジグヘッドです。
6gから21gまでシンカーの重さも豊富なのも魅力の一つです。
オフセットフックは針先を隠すことができ、根掛りを回避しやすい為、根の荒いポイントや海藻が生い茂ったポイントでも攻略することができます。
根掛りを恐れ、攻められなかったポイントを安心して攻めることが出来るのは強みとなります。
【一誠】
海太郎 スイミング 根魚玉
浮き上がりにくく、水平にスイミングさせる事が出来るジグヘッドです。
10gから45gと重量のあるラインナップは、水深が深い場所や足場の高い堤防、潮が速い場所でも、しっかりと狙いたいレンジを攻略できます。
下向きにセッティングされたアイに、お好みでブレードを付けたりと、カスタムする事でアピール力を高めることもできます。
スイミング主体で狙う場合には、フッキング率を上げる為、トレブルフックを付けるのもおすすめです。
【ルーディーズ】
根魚狩りJ・H
キジハタを狙うジグヘッドで、近年特に注目されているルーディーズの根魚狩りジグヘッド。
アイの部分にセッティングされたバネを、ワームにねじ込んだ後、フックをセットすることでオフセットフックになる他のジグヘッドにはない構造です。
スイミングで狙う場合には、ヘッドで水を受け艶かしく誘うことができ、更に、ワームが立つ姿勢で着底する為、根掛りを回避しながら積極的にボトムも攻略することが出来ます。
専用に開発されたワームも有りますが、他のメーカーのワームを組み合わせても問題なく使用できます。
【オーナー】
カルティバ 静ヘッド
キジハタやフラットフィッシュ、シーバスなど多魚種に使用可能なコスパ抜群のジグヘッドです。
5gから36gとウェイトのラインナップも充実しており、針がかりも良く、価格もリーズナブルです。
無駄がないシンプルなデザインで、ダートアクションもスイミングでも使いやすいです。
大物とのファイトでフックが伸びやすい為、根掛りを回避した場合や魚を釣り上げた際にはチェックが必要です。
フックが伸びやすいことは、無駄なロストも防げる為、環境を考える上ではメリットかもしれません。
【コアマン】
アルカリダートヘッド
シーバスをダートで狙う為に作り出されたジグヘッドですが、キジハタにも非常に有効です。
注目すべきは鉛のヘッド形状です。
水をきりダートアクションが出来る鋭角なデザインに、浮き上がりにくいようにスリットが付けられています。
一定のレンジを綺麗にダートしてくれる為、ミスバイトの多いダートの釣り方でもしっかりとバイトさせる事ができます。
スイミングでも、レンジキープしやすい為、ダートアクションの他にも様々な誘い方が出来るジグヘッドです。
まとめ
ダイレクトにワームを操作する事が出来るジグヘッドだからこそ、早いアクションを加えることも、スイミングで誘うことも、アングラーの思うままにキジハタを狙う事ができます。
シンプルな仕掛けだからこそ、手元に伝わる情報もダイレクトです。
地形の変化を探ること、潮の流れを感じることが出来ることは、キジハタを狙う大きな武器となります。
その日にあった、誘い方を増やす事で、必ず釣果もアップするでしょう。
キジハタジグヘッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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