青物御三家の1種であるヒラマサは、豪快や引きで釣り人を魅了するターゲットです。
主に九州や外房でのジギングで狙うことができますが、水深80mほどの岩礁地帯という特殊な地形が釣り人を困らせます。
そのため、適切なリールを選ばなければ、強引なファイトでヒラマサを根から離すことはできません。
そこでこの記事では、ヒラマサジギングで使用するリールについて解説します。
頑丈でパワーのあるおすすめのリールもご紹介させていただきますので参考にしてください。
- 釣り歴20年
- 釣り大会の出場経験あり
静岡県在住。 小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。 ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。 魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。 釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。 現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。 離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。
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目次
- 1 ヒラマサジギングでリールにこだわる理由
- 2 ヒラマサジギングリールの選び方
- 3 ヒラマサジギングリールおすすめ12選
- 3.1 【ダイワ】ソルティガ(8000-H)
- 3.2 【シマノ】ツインパワー SW(10000HG)
- 3.3 【テイルウォーク】ステルス(14000)
- 3.4 【ダイワ】セルテートSW(8000-P)
- 3.5 【シマノ】ステラ SW(10000HG)
- 3.6 【ダイワ】カルディア SW(10000-H)
- 3.7 【ダイワ】BG SW(10000-H)
- 3.8 【シマノ】ストラディック SW(8000PG)
- 3.9 【シマノ】スフェロス SW(8000HG)
- 3.10 【PENN】オーソリティー(8500HS)
- 3.11 【オクマ】TESORO(TSR-10000HA)
- 3.12 【PENN】スラマー4(8500HS)
ヒラマサジギングでリールにこだわる理由
破損を気にせずファイトできる
ヒラマサジギングでは20㎏を超えるヒラマサが掛かることも珍しくありません。
パワーとスピードを兼ね備えたヒラマサの引きはすさまじく、リールへの負担もかなり大きくなります。
破損を気にしてドラグを緩めると、根に突っ込まれてラインブレイクを起こします。
そのため、ボディやギアが頑丈なリールでなければ、安心してファイトすることができません。
根に突っ込むヒラマサを止められる
ドラグ性能の高いリールを選択すれば効きにムラがないため、ラインの放出を最低限に抑えたファイトができます。
根に突っ込むヒラマサの動きを上手くコントロールし、根ズレによるラインブレイクを軽減できます。
また、ドラグの滑りが滑らかなリールにこだわれば、必要以上にヒラマサを刺激しないので、ファイト時間を短縮できるでしょう。
体の負担を軽減できる
ヒラマサジギングは、ジグに水圧の掛かる80m付近狙うことが多いので、体への負担が非常に大きい釣りです。
使用するジグは200gを超えるとこもあるため、リールを選ぶときには軽さにこだわる必要があります。
軽いリールほど体力の消耗が抑えられるので、ジグアクションにブレがなくなり、ヒラマサのHIT率もUPします。
メンテナンスの手間を省ける
ヒラマサジギングは波しぶきをかぶる過酷な環境で釣りを行うため、錆と塩ガミが致命傷になることもあります。
そのため、釣行後は必ずリールのメンテナンスを行わなければ、どんな高級リールでもよい状態を維持できません。
防水性の高いリールにこだわれば、シャワー洗浄できるため、メンテナンスの手間を省くことができます。
ヒラマサジギングリールの選び方
剛性の高いオフショア用のリールを選ぶ
ヒラマサの引きは非常に強く、根に突っ込む前に浮かせる必要があるため、剛性の高いオフショア用のリールが適しています。
高いドラグ性能が求められること、ドテラ流しが多いことからスピニングリールを使用するのが一般的です。
製品名に「SW」などと記されているリールがこれにあたり、負荷が掛かった状態でも力強く巻き上げることができます。
最近のリールは安価なものでも性能が高くなりましたが、ヒラマサ釣りは大物釣りです。
そのため、定価2.5万円以上のリール、できれば信頼性の高いハイエンドモデルを選択してください。
一生に一度のチャンスを結果にするためには、リールの予算をケチらないことも大事です。
ギア比
一般的にジギングでは手返し良く攻められるハイギアを使用しますが、ヒラマサジギングではローギアも活躍します。
糸ふけの回収、ジグのスピード感、手返しのよさにこだわる方はハイギアを選択してください。
水深の浅い外房のように、ジグをキャストする釣り場でもハイギアが活躍します。
重いジグを使用することもあるため、巻の軽さで体力の消耗を抑えたい方はローギアを選択してください。
極端にギア比の高いキャスティング用のエクストラハイギアはデメリットが多くなります。
ハンドル操作が重くなり、ヒラマサを強引に寄せる力が必要となるので、おすすめしません。
番手
70㎝ほど(4㎏前後)のヒラマサではPEライン2号、これより大きいヒラマサを狙うときには3~5号を使用します。
ラインキャパは釣り場の深さにもよりますが、300m以上あれば問題ありません。
ただし、根に突っ込むヒラマサの性質から、ファイト中に無理矢理リールを巻くことも少なくありません。
そのため、ラインキャパだけでなく頑丈さ、パワーも考慮してリールの番手を選んでください。
最低でも8000番、体力のある方でしたら14000番の大型リールを使用しても問題ありません。
防水性が高いものを選ぶ
防水性の高いリールは、疲れて帰宅してからのメンテナンスによるストレスを軽減してくれます。
ダイワの「マグシールド」、シマノの「Xプロテクト」のような機能を参考にリールをチェックしてください。
また、ベアリングも防水性能の高いものを使用したリールを選択すれば、交換時期を先延ばしすることができます。
ギアの錆やベアリングの破損は思わぬチャンスロスを引き起こすため、できれば年に一度はオーバーホールに出してください。
ヒラマサジギングリールおすすめ12選
【ダイワ】
ソルティガ(8000-H)
ハイギアなのに楽巻きできる!
ハイギアを搭載したスピニングリールですが、大径タフデジギア搭載しているため、重いジグも楽に巻き上げることができます。
大型魚と戦うために進化してきた高級リールですので、ヒラマサジギングでも抜群の信頼を得ています。
ドラグの耐久性も非常に高く、しっかり締め込んでも効きにムラがありません。
剛性の高いアルミローターを採用しているため、負荷が掛かってもひずみにくく、ヒラマサの走りを強引に止められます。
【シマノ】
ツインパワー SW(10000HG)
ドラグの滑り出しが滑らか!
大型のヒラマサを狙うヒラマサジギングに最適な大型スピニングリールです。
ドラグを締め込んだ状態でも、滑らかにラインが出ていくので、強引なファイトを行ってもラインブレイクが軽減されます。
ラインローラーの防水性も高いため、悪条件の中で使い続けてもトラブルを起こしません。
ハイギアを搭載していますが、巻き上げが非常に軽く、リールファイトで浮かせる動作をスムーズにこなせます。
【テイルウォーク】
ステルス(14000)
最後まで巻き上げられるパワー自慢のリール
ヒラマサジギングに求められる、頑丈さとパワーを兼ね備えた、コスパ最高のスピニングリールです。
リールファイトで最後まで巻き上げられる性能を有しているため、根に突っ込まれる前に引きはがすことができます。
リールの心臓部にあたるパーツすべてが、錆に強いステンレスで作られているため、耐久性も抜群です。
手頃な価格で販売されているので、予備として購入しておくのもよいでしょう。
【ダイワ】
セルテートSW(8000-P)
フルメタルのモノコックボディがトルクのある巻きを生み出す
ヒラマサを掛けた瞬間から主導権を与えない、ローギアを搭載したスピニングリールです。
剛性と軽さを兼ね備えたアルミのフルメタルモノコックボディと、拡大されたドライブギアがトルクのある巻きを生み出します。
ジュラルミンで作られたギアは耐久性も高く、過酷なヒラマサジギングで繰り返し使用しても破損することはありません。
巻き始めが軽くなる特殊なローターを搭載しているので、軽快なワンピッチジャークでジグにアクションを加えられます。
【シマノ】
ステラ SW(10000HG)
キハダも狙える高級スピニングリール
ヒラマサジギングだけでなく、キハダジギングも楽しめる頑丈なスピニングリールです。
巻き心地が非常に滑らかで、ジグのアクションが手に取るように伝わります。
遠投性にも優れているので、キャスティングでヒラマサを狙うこともできます。
高額なリールですが信頼性抜群ですので、デカマサ狙いの方におすすめです。
スムーズで安定した効きをみせるドラグを搭載しているので、不意に大物を掛けても安心してファイトできるでしょう。
【ダイワ】
カルディア SW(10000-H)
ヒラマサジギング初心者におすすめのスピニングリール
高級リールのような滑らかな巻き心地はないものの価格が手ごろですので、ヒラマサジギング初心者におすすめです。
剛性の高いボディは10㎏を超えるヒラマサと強引なファイトを交わしても、安心感を与えてくれます。
上位機種にも負けないタフなギアを搭載しているため、強引なファイトを繰り返しても破損することがありません。
防水性も高いので、釣行後はシャワー洗浄だけで性能を維持することができます。
【ダイワ】
BG SW(10000-H)
デカマサ狙いにも最適なコスパよいスピニングリール
キハダゲームにも使用できるパワーと頑丈さが魅力的な、コスパ最強のスピニングリールです。
剛性の高いギアは負荷が掛かった状態でも噛み合わせが狂いにくく、力でヒラマサをねじ伏せるようなファイトが楽しめます。
エアローターを搭載しているので、巻き始めが非常に軽く、レスポンスよいジグ操作で口を使わせることができます。
ラインキャパに余裕があるので、太いラインを使ってデカマサを狙うヒラマサジギングにも最適です。
【シマノ】
ストラディック SW(8000PG)
非力な方でも扱いやすいローギアモデル
楽巻きできるローギアを搭載しているので非力な方でも安心してヒラマサジギングにチェレンジできます。
起伏の激しい岩礁地帯での釣りでも、根に突っ込む隙を与えず巻き上げることができます。
ミドルクラスのリールですがボディ剛性が高いため、破損を気にせずガンガン使い倒せるでしょう。
ボディだけでなくベアリングの防水性も高いため、初期性能が長く続きます。
【シマノ】
スフェロス SW(8000HG)
ヒラマサジギング入門に最適なスピニングリール
軽くてパワフルな巻き上げができるので、ドテラ流しで使用しても体力の消耗を抑えることができます。
ギアを含めた軽量化にも抜かりがないため、軽快なロッドをワークでジグにアクションを加えられます。
耐久性の高いドラグを搭載しているので、細いラインでヒラマサを掛けても安心してファイトできるでしょう。
価格の割に頑丈で、防水性能も高いため、これからヒラマサジギングを始める方におすすめです。
【PENN】
オーソリティー(8500HS)
IPX8等級の防水性能を有したスピニングリール
波しぶきがかかるタフシーンでも内部に水が浸入しない、鉄壁の防水性能を有したスピニングリールです。
フルメタルのボディがパワーロスのない巻き上げ力を生み出すので、デカマサを掛けてもグイグイ浮かせることができます。
常に安定した効きをみせるドラグが、ヒラマサジギングの大きなアドバンテージとなるでしょう。
収納用のバッグとスプールバンドが付属しているので、購入してすぐに遠征することができます。
【オクマ】
TESORO(TSR-10000HA)
大物にも負けない頑丈さが魅力的なスピニングリール
「オクマ」は日本での知名度は低いのですが、世界3位のシェアをもつ釣りブランドです。
同じ価格の国産ブランドと比較すると、ワンランク上の性能を有しています。
中でも「TESORO」は非常に頑丈でパワーもあるのでヒラマサジギングに最適です。
止めたいときにはしっかり止められるドラグを搭載しているので、根に突っ込まれる心配もありません。
【PENN】
スラマー4(8500HS)
他人と同じものは使いたくないこだわり派におすすめ!
オフショアの釣りに求められる剛性とパワーを兼ね備えたスピニングリールです。
海外の大物をねじ伏せてきた信頼あるブランド「PENN」は、こだわりの強いヒラマサジギング愛好家に選ばれています。
頑丈さ、パワー、耐久性と3拍子揃っているので、デカマサ狙いでも安心して使えるリールです。
デザイン性にも優れており、国産ブランドにはない、武骨なかっこよさを感じます。
ヒラマサジギングリールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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