エギングといえば、アオリイカなど大型のイカを狙うイメージが強いですが、近年ヒイカ(マメイカ)など、小型のイカを狙うライトエギングも人気です。
ライトエギングは一般的なエギングと異なり、使用するエギの考え方も変わります。
そこで今回はヒイカ狙いのエギの選び方から、安いけど釣れるおすすめ商品を厳選してご紹介します。
- 釣り歴15年
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北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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目次
- 1 ヒイカ(マメイカ)がよく釣れるエギの選び方
- 2 ヒイカ(マメイカ)用エギおすすめ8選
- 2.1 【クロスファクター】豆エギ 1.5号(CLK004)
- 2.2 【クロスファクター】サイコミニスクイッドグロー 1.5号(CLK008-15-ORG)
- 2.3 【ヤマシタ】ナオリー レンジハンター 1.5BS ホロイワシ(607215)
- 2.4 【デュエル】YO-ZURI アオリーQ RS 1.6号 SLPE(A1604-SLPE)
- 2.5 【デュエル】YO-ZURI アオリーQ RS ヒイカSP 1.8号(A1706-LPU)
- 2.6 【タカミヤ】エギボンバー 夜光 ピンク 2.0号
- 2.7 【ヤマシタ】ナオリー レンジハンター 1.5BS オールピンクグロー(607185)
- 2.8 【デュエル】YO-ZURI アオリーQ 大分型布巻 KVUH(A1348-KVUH)
- 3 まとめ
ヒイカ(マメイカ)がよく釣れるエギの選び方
ヒイカは、アオリイカなどとは大きさも行動パターンも違います。
このため、アオリイカ用にエギをそろえている方も、ヒイカに合わせて適したエギを選ぶ必要があるでしょう。
まずは、ヒイカが思わず抱いてしまうのはどんなエギか考えてみましょう。
1.5~2号の小型のエギを中心に
イカは賢い生き物なので、捕食できると判断できる獲物でなければ、間違って釣れることすらないでしょう。
特にサイズが合わなければ、イカは警戒して抱き着くことはないため、エギの号数は最初にこだわるべきポイントです。
ヒイカの場合、1.5号から2号程度、大きくても2.5号までで、できるだけ細かく取り揃えておくのが理想的です。
一昔前はライトエギング用のエギは数えるほどしかありませんでしたが、最近はヒイカ専用モデルも増えているので、選択肢は多くなっています。
シャロー・ベーシック・ディープの3種類用意しよう
エギの号数は主に全長で決められていますが、エギが追い付けて、かつ捕食欲を誘うためには沈下速度も重要なので、重さの選択肢も重要になるでしょう。
そこでエギには、同じ号数でも
- シャロー(S)
- ベーシック(B)
- ディープ(D)
と、重さや沈む速度の選択肢があります。
どれがベストというものはなく、その日のタナや、イカの食い気に合わせて、最低でもそれぞれ1つずつ用意しておくといいでしょう。
もし予算などに限りがあるのであれば、シャローやベーシックのウエイト部分に糸鉛を巻いて、沈下速度を調整する方法もあります。
カラーの選択肢でスレ回避
イカは目が良い生き物で、視覚に頼って獲物を認識し、捕食します。
つまりエギのカラーも重要になるので、同じサイズ、同じウエイトでもカラーの選択肢は多い方が有利になります。
潮が濁っていればオレンジなど派手目を、クリアならナチュラルやブラウン、ナイターはグローや蛍光と、ある程度パターンがあります。
しかし近年ヒイカ釣りは人気で、スレているシチュエーションも多いので、このセオリーにこだわらず、様々なカラーの選択肢を用意しておくのがおすすめです。
ヒイカ(マメイカ)用エギおすすめ8選
紹介したようなポイントを踏まえて、ヒイカ用におすすめのエギを厳選してご紹介します。
エギングでは色も影響も大きいので、それぞれのカラーがどのようなシチュエーションに適しているかも合わせて解説するので、ぜひ参考にしてください。
【クロスファクター】
豆エギ 1.5号(CLK004)
とてもコスパが良く、使いやすいカラーのエギです。
ウエイトは5gとやや重めで、1.5号としては底を取りやすい重量感ですし、小さめのスッテとの組み合わせにもちょうどいい重さです。
背がピンク、お腹が白にはっきり分かれているので、アピール力も十分でしょう。
ややカンナを下げて落ちる傾向にあるので、根掛かりを避けるためにも底があまり荒れていないフィールドにおすすめのエギです。
【クロスファクター】
サイコミニスクイッドグロー 1.5号(CLK008-15-ORG)
低価格ながら、少し独特な作りをしているエギです。
エギに巻いてある布には、イカが違和感を感じて離さないようにしたり、布の柔軟性で抱いているイカが動きやすく、フッキングしやすいなどの効果があります。
サイコミニスクイッドグローの布は、表面が柔らかかつ柔軟なので、そのどちらの効果にも適した素材が使われています。
カラーも適度なグロータイプなので、様々なシチュエーションで使える魅力的なエギだと言えるでしょう。
【ヤマシタ】
ナオリー レンジハンター 1.5BS ホロイワシ(607215)
エギのカラーは、まるでネオンのような派手なものが多いです。
もちろんイカも目を引く色ではあるのですが、イカは賢いので、ハイシーズンにはそういった色にスレてしまうことも珍しくありません。
そこで秘密兵器として一つ持っておきたいのが、ナチュラルカラーです。
エギのナチュラルカラーは貴重で、ライトエギング用となるとなおさらです。
ナオリー レンジハンターのホロイワシカラーも、見つけたら抑えておきたいエギの一つと言えるでしょう。
【デュエル】
YO-ZURI アオリーQ RS 1.6号 SLPE(A1604-SLPE)
筆者が最近ヒイカ釣りで特に多用するのが、スケルトンカラーです。
近年ヒイカ釣りはスレていることも多く、特に昼は最初の反応が重要ですが、スケルトンは比較的シチュエーションを選ばず使いやすいからです。
アオリーQ RSはスケルトンカラーを中心にラインナップされており、サイズもヒイカにぴったりでしょう。
筆者はSLPEが特におすすめですが、KVSIやSLMAなどのバリエーションも魅力的です。
【デュエル】
YO-ZURI アオリーQ RS ヒイカSP 1.8号(A1706-LPU)
商品名の通り、ヒイカ用に考え抜かれたイチオシモデルです。
ヘッドのウエイトまでヒイカにこだわっており、感度が良く、ナイトゲームが多くなるライトエギングでも扱いやすい設計になっています。
カンナも鋭くフッキングが良いので、箱出しでそのまま実長に持ち込むこともできるでしょう。
カラーバリエーションも多く、サイズも1.6、1.8、2.5号とヒイカ釣りにマッチする3種類展開なので、迷ったらこれと言っていい商品です。
【タカミヤ】
エギボンバー 夜光 ピンク 2.0号
エギは、根掛かりによるロスト、カンナ(針)の劣化、布の破れや汚れなど、ハードルアーに比べると消耗の激しい疑似餌です。
特に頻繁に釣りをしているとそのコストは大きくなるでしょう。
エギボンバーはそんな悩みを解決してくれるモデルで、その魅力は何と言っても安さです。
筆者が知る中でも最低価格に近いコスパで、ガンガン使っても安心です。
落ち着いた色を中心にカラーラインナップも多いので、カラーの選択肢を持つために、複数購入したい場合にもおすすめの商品です。
【ヤマシタ】
ナオリー レンジハンター 1.5BS オールピンクグロー(607185)
ヒイカ釣りのメインは夜なので、夜向きのエギの選択肢は十分に用意しておきたいところです。
ラメを仕込んで光を拾うギラギラ系のエギがセオリーにはなりますが、スレている場合、またはスレさせたくないときにおすすめなのが蛍光色です。
ナオリーレンジハンターのオールピンクグローは毒々しいほどの傾向ピンクで、アピール力は言うことなしでしょう。
色だけでなく、表層から中層を狙いやすい設計になっているので、夜のヒイカをピンポイントで狙い撃ちできるおすすめ商品です。
【デュエル】
YO-ZURI アオリーQ 大分型布巻 KVUH(A1348-KVUH)
派手目が多いナイトゲーム用のエギの中でも、ひときわ独特なカラーを発する注目のエギです。
蛍光はエギでも定番のカラーで、グローも珍しくないでしょう。
しかしアオリーQ 大分型布巻のケイムラパープルヘッドは、なんと1つのボディのなかにその2つのカラーを併せ持っています。
模様も相まってなんとも独特な色合いに仕上がっていて、アピール力は随一でしょう。
布の質感や、イカが抱きやすい太さにまでこだわった設計で、信頼性も抜群の逸品です。
まとめ
ヒイカを狙うライトエギングも近年人気が高まり、専用のエギも増えてきました。
もちろんどれも魅力的な商品ばかりですが、時合いやイカの反応を見て適したものを選ぶことには変わりません。
今回紹介したようにそれぞれ特性があるので、しっかり商品を吟味し、エギのチョイスも楽しみながら、ヒイカ釣りを堪能してください。
ヒイカエギの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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