ギャフは、タモと同じくランディングに欠かせないアイテムのひとつです。
使い方にコツはいるものの、慣れれば狙った魚を確実にランディングできる優れものと言えるでしょう。
とはいえあらゆる条件でタフに使うため、強くて壊れにくいものを選ぶ必要があります。
そこで今回は、最強の呼び声高いチタン製のギャフを厳選して紹介いたします。
チタンのメリットやデメリットも解説しますので、ギャフを検討中の方はぜひ参考にしてください。
- 釣り歴21年
- 年間釣行50日以上
愛知県在住で休日はもっぱら釣りのことばかり。20年前、友人に誘わて行った根魚釣りに魅了され自らタックルを揃えるように。今はエギングとジギングメインで、地元愛知や三重を中心に、福井や富山にも遠征します。デカイカをこよなく愛する３児(0~7歳）の父で、いつか一緒に釣り出来る日を夢見て日々奮闘中。
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チタン製のギャフを使うメリット
軽くて使いやすい
チタン製ギャフに採用されるチタン合金は、他の素材と比べて軽いのが特徴です。
チタンの比重は4.51で、一般的なギャフに使われるステンレスの比重7.9かなり軽くなります。
そのためギャフを操作する時でも重さを感じず、初心者であっても容易にランディングを行えるでしょう。
一度チタンを使うと、ステンレス製には戻れないほどの軽さを感じます。
高強度でめちゃくちゃ強い
含まれる成分から「64チタン合金」と呼ばれる素材は、純チタンより圧倒的な強度を備えています。
先述したようにステンレスより軽さと強度に優れており、初めての方でも安心して使えるほどです。
チタンはギャフに必要な性能を高次元で満たす、理想的な素材と言えるでしょう。
またアルミの約3倍、鉄の約2倍の耐久性があるため、長く愛用できます。
優れた耐食性で錆びない
チタンは酸素と結合しやすい素材で、表面に酸化皮膜を形成ることで知られています。
皮膜があることで酸素を通さず、錆びないレベルは白金に匹敵するほどです。
特に海塩に対して非常に強いメリットがあり、チタン製ギャフは海で使用してもほぼ錆びることがありません。
海釣りに欠かせないアイテムとして、ギャフを検討中の方におすすめの素材です。
チタン製のギャフを使うデメリット
価格が高い
チタン製ギャフは、一般的なギャフより価格が圧倒的に高いのが大きなデメリットです。
コスト重視のアングラーにとっては、予算の兼ね合いで購入を断念することもあるでしょう。
チタンは性能的にメリットが高い素材ですが、価格面ではどうしても他の素材に水をあけられてしまいがちです。
とはいえチタンには、価格以上の実用的な利点が多くあります。
種類が少ない
チタンは釣りに適した素材ですが価格が非常に高額で、好みのものを選ぶほど種類がありません。
また高強度ゆえに加工が難しいことも、種類が少ない原因と言えます。
加工技術がある専門工場での加工が必要なため、コストダウンでこれから増えていく素材かもしれません。
種類が少ないとあるものを選ぶことになるため、道具選びの楽しさが減ってしまいます。
ケガのリスクがある
ギャフはフック同様に針が備わっており、使い方いかんではアングラーがケガをするリスクがあります。
そのため、自分や周りの方の安全に配慮しながら、細心の注意を払って使用することが重要です。
またギャフは魚を取り込む道具なので、他の用途で使用するとリスクが拡大するでしょう。
安全にギャフを使うには、本来の用途で慎重に使うことが求められます。
チタン製ギャフおすすめ6選
| 製品 |  Chonmage Fishing 64チタン製フライングギャフ |  Titanium Glint 64チタン 大型三角錐ギャフ |  Titanium Glint 64チタン 中型三角錐ギャフ |  Titanium Glint 64チタン 小型三角錐ギャフ |  Titanium Glint 64チタン ハンドギャフ |  Titanium System 64チタン 三角錐フライングギャフ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 価格 | 14,228円 | 5,800円 | 4,200円 | 4,500円 | 13,000円 | 8,800円 |
| 特徴 | 青物や石鯛の磯釣りに適した軽くて強い人気ギャフ | 陽極酸化で虹色に輝く大型サイズの最強ギャフ | 刺さりがよくバレにくい、大型魚にも対応する中型ギャフ | 小型と言えども性能は折り紙つき！しっかり簡単に魚を貫通！ | チタン合金＋皮膜処理でトップクラスの性能を誇るハンドタイプ | マグロやカジキに対応する強さのフライングギャフ |
| サイズ | 13.8×14.8×9.7cm | 全長27cm | 全長17cm | 全長17cm | 全長30cm | 全長19×17cm |
| 素材 | 64ﾁﾀﾝ合金/ｱﾙﾐ/ﾊﾞﾅｼﾞｳﾑ | 64ﾁﾀﾝ合金 | 64ﾁﾀﾝ合金 | 64ﾁﾀﾝ合金 | 64ﾁﾀﾝ合金 | 64ﾁﾀﾝ合金 |
| 重量 | - | 185g | 46g | 41g | 98g | 152g |
| 線径 | - | 8mm | 5mm | 5mm | 5mm | 10mm |
| 詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
Chonmage Fishing 64チタン製フライングギャフ
| サイズ | 13.8×14.8×9.7cm |
|---|---|
| 重量 | - |
「軽さ」と「強さ」に優れた64チタン合金製で、高価格ですが圧倒的な性能を誇るフライングギャフです。
メーカー独自形状のフックポイントにより、掛けやすさとバレにくさを実現しました。
一度刺されば外れることのないギャフとして、磯釣り師から厚い信頼を得ています。
ギャフ掛けの精度にこだわり、初めての方でも使いやすい軽量モデルです。
| 素材 | 64チタン合金/アルミ/バナジウム |
|---|---|
| 線径 | - |
Titanium Glint 64チタン 大型三角錐ギャフ
| サイズ | 全長27cm |
|---|---|
| 重量 | 185g |
虹色のシルエットが特徴的な高性能ギャフで、軽さと強さ、錆びにくさを兼ね備えた人気モデルです。
一般的なステンレス製より軽くて頑強で、磯や船の大物にしっかり対応できます。
また185gの自重は、大型サイズのギャフとしてはとても軽く感じるでしょう。
ステンレスより40％も軽く、海水での腐食もなく使い勝手に優れた最強性能のギャフです。
| 素材 | 64チタン合金 |
|---|---|
| 線径 | 8mm |
| ネジ | 4分 |
Titanium Glint 64チタン 中型三角錐ギャフ
| サイズ | 全長17cm |
|---|---|
| 重量 | 46g |
64チタン合金を採用する中型サイズのギャフで、抜群の強さと軽さが特徴的な人気モデルです。
メーカー独自形状の針は懐が深く、刺さりも深いのでしっかり掛けることができます。
錆びないチタン合金の特性を活かすことで、海でもメンテナンスフリーに近い状態で使えるでしょう。
ギャフとしては高価格ですが、ステンレスにはない軽さを体感できます。
| 素材 | 64チタン合金 |
|---|---|
| 線径 | 5mm |
| ネジ | 4分 |
Titanium Glint 64チタン 小型三角錐ギャフ
| サイズ | 全長17cm |
|---|---|
| 重量 | 41g |
重量41gの小型軽量ギャフですが、チタン製ならではの頑強さを実現した実用モデルです。
針の先端が三角錐になっているため、誰でも簡単に魚を貫くことができます。
陽極酸化による虹色のシルエットも、釣り場では注目の的となる目立ちやすさと言えるでしょう。
またチタンは錆びない特性があり、海での使用後はサッと水で洗うだけで初期性能を維持できます。
| 素材 | 64チタン合金 |
|---|---|
| 線径 | 5mm |
| ネジ | 4分 |
Titanium Glint 64チタン ハンドギャフ
| サイズ | 全長30cm |
|---|---|
| 重量 | 98g |
64チタン合金では数少ないハンドギャフで、「頑強」「軽量」「耐食性」の3拍子が揃っています。
なかでも特筆すべきは耐食性で、チタンは1万年経過しても錆びないと言われるほどです。
四角錐の針先は魚を鋭く貫くため、ギャフに慣れていな方でも容易に扱えるでしょう。
ハンドギャフは、足場の低い釣り場や船釣りなどで活躍するランディングツールです。
| 素材 | 64チタン合金 |
|---|---|
| 線径 | 5mm |
Titanium System 64チタン 三角錐フライングギャフ
| サイズ | 全長19×17cm |
|---|---|
| 重量 | 152g |
64チタン合金にカラビナがセットされたフライングギャフで、三角錐の針先が大きな特徴です。
掛けやすさとバレにくさを両立し、狙った大物を確実にランディングできます。
チタン合金は錆びない素材なので、海で使った後でもほとんどお手入れの必要がありません。
メンテナンスフリーで使い勝手がよく、初めてのフライングギャフにおすすめです。
| 素材 | 64チタン合金 |
|---|---|
| 線径 | 10mm |
まとめ
チタン製ギャフは種類が少ないものの、どれも「軽さ」「強さ」「錆びにくさ」が備わっています。
メリットばかりでなく、デメリットも理解したうえで、使いやすいものを選ぶことが大切です。
お気に入りのギャフで、狙った魚を確実にランディングしてください。
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