フカセ釣りの道糸おすすめ8選!号数選びを解説!

フカセ釣りでは様々な魚種を狙うことが出来るため、老若男女問わず人気を博しています。

そんなフカセ釣りで重要とされるのが、道糸の選び方です。

ウキやコマセなども重要とされますが、実は道糸も釣果に大きく影響するポイントとなっています。

今回は、そんなフカセ釣りでの道糸の号数などの選び方について徹底解説しますので、ぜひチェックしていってくださいね。

筆者おすすめの道糸もご紹介しますので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。

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道糸とは

そもそも道糸とはなんなのか分からない方もいらっしゃるかと思います。

フカセ釣りでは道糸とハリスという言葉が出てきますが、道糸はスプールに巻いてある糸のことで、ハリスは道糸の先に結ぶラインを指します。

ハリスは主にフロロカーボンラインが使用されますが、ルアーフィッシングではナイロンラインを使用することもあるので、絶対にフロロカーボンラインという訳ではありません。

道糸には様々な種類があり、フカセ釣りで定番となっているのがナイロンラインです。

その他で使用されているのはPEラインで、ルアーフィッシングでよく使われています。

ナイロンラインとPEラインでは特性が全くといっていいほど違うので、それぞれのラインの特徴をしっかりと押さえておく必要があります。

フカセ釣りに適した道糸(ライン)の選び方

フカセ釣りに適した道糸(ライン)の選び方ですが、結論からいって絶対にこのラインが良いというものはありません。

様々なラインがありますが、どれも使い方次第では強力な武器となるためです。

海の状況によってラインを変えるベテランアングラーもいるぐらいなので、まずはそれぞれのラインの特徴をしっかりと押さえて、自分の釣り方に適したラインを見つけていきましょう。

素材

フカセ釣りで使用するラインには様々なものがあり、ナイロンラインだけでも2種類存在しています。

ラインの素材によって魚へのアプローチ法は変わってきますので、素材によってどんな違いがあるのかを以下からご紹介していきます。

知れば知るほど奥が深くなっているので、ラインの性能の違いを知っているだけでもフカセ釣りでの釣果をアップしやすくなりますよ。

初心者の方はたくさんのラインの事なんて覚えきれないと思うかもしれませんが、そこまで難しい内容ではないのでご安心ください。

頭の中でイメージしながらだと楽しみながら覚えられるので、ぜひチェックしてくださいね。

ナイロンライン

フカセ釣りで王道ともいえるラインがナイロンラインです。

ナイロンラインは安価で入手しやすく、初心者にも扱いやすいので多くのフカセ釣り師が愛用しています。

人気の高いナイロンラインには2種類あり、フロートタイプとサスペンドラインがあります。

どちらも愛用者が数多いラインなので、それぞれの違いをしっかりと押さえて自分に合う方を選んでみてくださいね。

フロートタイプ

フロートタイプのナイロンラインは、その名の通り水に浮くラインとなっています。

そのため、仕掛けを投入した後に沈むことがなく、ラインメンディングを行いやすくなっています。

ラインメンディングはフカセ釣りではとても重要なポイントとなりますが、その反面、風や波に弱いという一面も持っているので注意が必要です。

風や波が強いとラインも一緒に流されて、アタリがあったとしても分かりにくいなんてことも。

しかし、ラインメンディングがしやすいということは、その分仕掛けをしっかりと馴染ませることに繋がるので、まだフカセ釣りに慣れていない初心者の方はぜひ使ってみてくださいね。

サスペンドタイプ

サスペンドタイプのナイロンラインは、フロートタイプのラインとは違って水面から沈み気味の位置に浮きます。

そのため、風や波の影響を比較的受けにくく、仕掛けを安定させやすいのが特徴的です。

サスペンドタイプのラインはフロートタイプのラインよりも沈みやすいため、全遊動釣法やウキを沈める沈め釣りで使いやすくなっています。

ある程度フカセ釣りに慣れてきて、全遊動釣法や沈め釣りに挑戦したい方は、ぜひサスペンドラインを使ってみてくださいね。

ラインが少し沈み気味になるため、ラインがどこにあるのかをうまく把握できないという方にとっては見にくくなってしまうので、その点は注意が必要です。

フロロカーボンライン

フカセ釣りにおいてフロロカーボンラインは、道糸として使用することはほぼありません。

基本的にハリスとして使用する事となり、フカセ釣りにおいて欠かすことのできない存在といっても過言ではありません。

フロロカーボンラインは根擦れに強いため、底付近の岩などにラインが擦れたとしても切れにくくなっています。

魚の歯が当たってしまっても切れるリスクが減るので、そういった意味でもハリスにフロロカーボンラインは使用されています。

PEライン

PEラインは非常に軽量で細くできているので、仕掛け投入時の飛距離が大幅に伸びます。

そのため、今までは届かなかった場所も探ることが可能となります。

それだけでなく、沈め釣りなど穂先でアタリをとる釣りの際も、低伸度のPEラインであれば明確にアタリをとらえる事が可能となります。

強度の強いPEラインですが、突発的な力に対しては切れやすくなっているので、ドラグを緩めにしておいたり、ショックリーダーを組んだりと、初心者には難しいラインとなっています。

ショックリーダーはフロロカーボンラインである事が多いですが、中にはナイロンラインをショックリーダーにして、ショックをより和らげている方もいます。

両方にそれぞれメリットがありますので、気になる方は両方を試してみてくださいね。

号数

フカセ釣りで使用するラインは大きく分けてナイロンライン、PEライン、フロロカーボンラインです。

道糸としてはナイロンラインとPEラインで、ハリスとしてフロロカーボンラインを使用しますが、多くの方を悩ませるのが号数選びです。

太ければ太いほど強くなりますが、食いが悪くなり、細くすれば食いはよくなりますが、強度は落ちます。

対象魚との兼ね合いもあって選ぶのが中々難しい号数ですが、以下からは号数の選び方について解説します。

各ラインによって選び方をご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。

それでは早速チェックしていきましょう。

ナイロンライン

ナイロンラインの号数は2号が平均的なラインとなっており、バランスの良いラインでもあります。

磯竿の号数にもよりけりですが、磯竿1号程度の柔らかいものであれば1.5号程度のナイロンラインでも問題はありません。

根の荒い場所で魚を素早く浮かせにかかりたい場合などは、2.5~3号程度の太めのラインを使うこともありますが、食いが落ちてしまうので注意が必要です。

初心者の方は1.75号程度のラインを使えば、強度もそれなりにあり、細めに出来ているので食いも良いですよ。

ぜひ一度試してみてくださいね。

PEライン

PEラインはナイロンラインよりも細くできていますが、強度は段違いに高いので号数は0.6~0.8号程度あれば全く問題ありません。

あまり太くしすぎても飛距離を落とすことに繋がってしまうので、細めにしておくことをおすすめします。

PEラインの高切れを防ぐためにショックリーダーを組みたいという方は、フロロカーボンラインの2号程度を結んでおき、その先に任意の号数のハリスを結ぶようにしましょう。

フロロカーボンライン

フロロカーボンラインは主にハリスとして使用しますが、号数は道糸とのバランスが大事になります。

道糸のナイロンラインが2号であれば1.5~2号程度というように、道糸よりも強くならないようにすることをおすすめします。

ハリスの方が強いと道糸の方が切れやすくなってしまい、ウキをロストしてしまうなどデメリットが目立ってしまいます。

フカセ釣りに慣れている方であれば問題ありませんが、まだ慣れていない方は道糸の方が強くなるようにしましょう。

フカセ釣りで道糸の交換目安

フカセ釣りではナイロンラインとPEラインを道糸として使用しますが、それぞれのラインは交換時期に大きな差があります。

ナイロンラインは吸水しやすい性質を持っているため、釣行後にしっかりと水洗いをしていたとしても3~4回の釣行で巻き替えることをおすすめします。

また、3~4回使用していなくても、2か月程度期間が経っていれば劣化は進んでいるので巻き替えが望ましくなります。

PEラインはナイロンラインに比べて劣化しにくいラインなので、釣行後にメンテナンスをしっかりとしていれば少なくとも三か月は持ちます。

長くて一年間使用する方もいるので、毛羽立ちなどに注意するなどして、交換時期を決めてみてくださいね。

フカセ釣りの道糸おすすめ8選

ここまでフカセ釣りの道糸についてご紹介してきましたが、フカセ釣りで使用する道糸は非常に多くの種類があります。

フカセ釣りに精通している方であればそれぞれのラインの特徴が分かりますが、初心者の方にとっては何が違うのか難しいポイントとなります。

以下からは、筆者が厳選したおすすめの道糸を8個ご紹介します。

どれも使いやすいラインとなっているので、ぜひお気に入りのラインを見つけてみてくださいね。

それでは早速チェックしていきましょう。

【ダイワ】
ジャストロン(2号)

引用:Amazon

ダイワから販売されているジャストロンは、500m巻きになっている非常にコスパに優れたナイロンラインです。

ナイロンラインは巻き替え頻度が多いラインなので、500mもあれば多く巻き替えることが出来ます。

少し下巻きをして100mずつ使えば5回も巻き替えられるので、コスパ重視の方にはイチオシのナイロンラインですよ。

【シマノ】
ベイシス磯ナイロン(2号)

シマノから販売されているベイシス磯ナイロンは、シマノではハイエンドに位置する磯竿である、ベイシスの名を得ているナイロンラインです。

価格は抑えられていながらも、劣化しにくいラインに仕上がっており、不意の高切れを大幅に抑えてくれています。

バランスの良いラインに仕上がっているので、初心者の方にもベテランの方にもおすすめしたいナイロンラインとなっていますよ。

【シマノ】
BB-X ハイパー-リペルαフロート(2号)

シマノから販売されているBB-X ハイパー-リペルαフロートは、中空構造なのでしっかりと浮いてくれるラインとなっています。

フロートラインはコーティングで浮くものもありますが、一定期間使用しているとコーティングが落ちて浮かなくなってきます。

その点、BB-X ハイパー-リペルαフロートは中空構造になっているのでその心配はいりません。いつまでも効果を持続させたい方はぜひ使ってみてくださいね。

【シマノ】
ファイアブラッド ストレッチナイロン サスペンド(2号)

シマノから販売されているファイアブラッド ストレッチナイロン サスペンドは、名前にストレッチとある通り非常に粘りのあるナイロンラインです。

大物が掛かった際などに粘りがある事によってラインが切られにくくなるだけでなく、魚を疲れさせる事にも貢献してくれます。

粘りで魚を獲っていきたい方はぜひ使ってみてくださいね。

【シマノ】
リミテッドプロ G5+ PE サスペンド(0.6号)

シマノから販売されているリミテッドプロ G5+ PE サスペンドは、PEラインでありながらも適度な張りでガイドに絡みにくくなっているPEラインです。

フカセ釣り専用に開発されただけあってフカセ釣りとの相性は非常に良く、魚のアタリをばっちり捉える事が出来ますよ。

PEラインでフカセ釣りをしたい方は、ぜひ使ってみてくださいね。

【釣研】
ネオフリクション磯(1.7号)

釣研から販売されているネオフリクション磯は、タフコンディションでも視認しやすいカラーに加えて、直線強度と劣化のしにくさが嬉しいナイロンラインです。

強度面が大切なのはもちろんですが、視認性の良さはフカセ釣りにおいては非常に重要なポイントなので、強度と視認性を両立したい方にはおすすめとなっています。

【デュエル】HARDCORE ISO CN(2号)

引用:Amazon

デュエルから販売されているHARDCORE ISO CNは、ナイロンラインとフロロカーボンラインを融合させたラインです。

CNはカーボナイロンと読み、ナイロンラインの弱点である根擦れへの弱さを、フロロカーボンラインを融合させた事で解消しました。

耐久性の高いラインに仕上がっているので、磯でハードなフカセ釣りをされる方はぜひ使ってみてくださいね。

【デュエル】
TGピースマスタービヨンド(1.75号)

引用:Amazon

デュエルから販売されているTGピースマスタービヨンドは、プロアングラーである平和卓也さんが監修したナイロンラインで、細くても抜群の強さを誇ります。

価格は少々お高めですが、劣化のしにくさや強度の高さ、扱いやすさなどを考えるととてもお買い得となっています。

ラインメンディングに慣れていないような初心者の方にとっては非常に扱いやすいナイロンラインとなっていますよ。

道糸の性能を引き出してフカセ釣りを楽しもう

フカセ釣りでの道糸選びは非常に奥が深いものとなり、多くのアングラーを悩ませるポイントです。

試行錯誤を重ねてお気に入りの道糸を見つけた時の喜びは非常に大きいものなので、本記事を読んで頂いた皆様もぜひお気に入りの道糸を見つけてくださいね。

紹介アイテム一覧

フカセ釣りの道糸の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

ダイワ
ジャストロン(2号)
シマノ
ベイシス磯ナイロン(2号)
シマノ
BB-X ハイパー-リペルαフロート(2号)
シマノ
ファイアブラッド ストレッチナイロン サスペンド(2号)
シマノ
リミテッドプロ G5+ PE サスペンド(0.6号)
釣研
ネオフリクション磯(1.7号)
デュエル
TGピースマスタービヨンド(1.75号)