釣りでは、防寒やケガ防止などのために手袋を着用する方が多く、釣り用に作られたフィッシンググローブも多いですよね。
フライフィッシングの場合、それらに加えてキャスティングやライン操作への影響も大きく、グローブ選びはとても重要です。
通常のフィッシンググローブを使うこともできますが、フライフィッシングの特性に合わせたものが必須です。
そこで今回は、フライフィッシング用グローブについて、選び方やおすすめ商品をご紹介します。
- 釣り歴15年
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北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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フライフィッシング用グローブの選び方
フライフィッシングには一般的なフィッシンググローブを使うことができますが、一部フライフィッシングでは使いにくいものもあります。
フライフィッシング用にグローブを購入する場合は、以下のポイントに注意すると扱いやすいものを選ぶことができます。
フィンガーレスがおすすめ
フライフィッシングでグローブを着用する方の多くが、指ぬきや手の甲だけを覆うフィンガーレスグローブを愛用しています。
これはラインの操作を指で行うためで、グローブが干渉すると感覚が変わり、糸を送り出す感覚が損なわれることがあるからです。
特に魚が掛かった時にラインを指で押さえているときに、滑ってしまうとバラしてしまうリスクも上がります。
また、フライはスナップが使えないため、交換時には結びなおさなければいけないので、グローブ越しでは結ぶのが難しくなります。
こういった理由から、フライフィッシングではフィンガーレスタイプが重宝されています。
必要に応じて、フィンガーガードと組み合わせて使うといいでしょう。
吸水しない生地
フライフィッシングはルアーフィッシングより飛距離が出しにくいこともあり、ウェーディングしながら釣ることも多いですよね。
つまり、魚を取り込むときなどグローブが濡れることも多くなるため、吸水しやすい生地では使い勝手が悪いです。
特に冬用フィッシンググローブの場合、保温性の高い生地を組み合わせていると、水濡れに弱い場合も多いです。
このため冬場のフライフィッシング用グローブは、吸水しにくく防寒性もある、ネオプレン素材などが良く使われています。
夏場に使用する場合は、薄手で速乾性のある素材を選ぶと、水濡れしたときも不快感が少なく、涼しさも感じられるのでおすすめです。
手のひら側が薄手のもの
フライフィッシングは、スピニングのようにリールフッドを指で挟んだり、ベイトロッドのようにトリガーもありませんよね。
しかも遠投時は素早くロッドを振るため、グリップをしっかり握りこんでいることが重要になります。
厚手でふかふかした素材を使ったグローブでは、しっかり握りこめないので、滑ってキャスティングしにくくなってしまいます。
このためフライフィッシング用に作られたグローブには、手のひら部分だけ生地がないものもあるほどです。
もちろん滑る生地も適さないので、特に薄手のグローブを選ぶときは、滑り止め加工の有無などもチェックしておくといいでしょう。
フライフィッシング用グローブおすすめ8選
上記したポイントを踏まえて、フライフィッシング用におすすめのグローブをピックアップしてご紹介します。
夏用冬用まとめて紹介するので、着用するシーズンも踏まえてチェックしてみてくださいね。
【SIMMS】
ソーラーフレックスガイドグローブ
しっかりした生地質で着用感もよく、フライフィッシングでの使用にピッタリのグローブです。
人差し指と中指には補強が入っていてグリップ力もあるので、指を保護しつつライン操作もしやすい作りになっています。
ロッドのグリップもしっかり握りこめますし、防水ゴートレザーを使用したしっかりした質感は、ハードな釣りにもおすすめです。
【フォックスファイヤー】
イージーバイブスグラブ
夏から秋にかけての釣りにピッタリの、機能性生地を使用したフィッシンググローブです。
トランスウェット・スコーロン素材が虫と紫外線を避け、加えて速乾性もあるので、汗や水濡れしたときには涼しさも感じます。
手のひらは地肌でロッドをグリップできるので、キャスティングへの影響も少なく、優れた機能性を生かしながら釣りができます。
【阪神素地】
鮎グローブ 手胛ショート(FX-785)
アユ釣り用に作られたフィッシンググローブですが、夏場のフライフィッシングにもおすすめのハイコスパアイテムです。
フライフィッシング同様入水しての釣りに使うものなので、水切れのいい素材が使われ、手のひらは素手でグリップできる作りになっています。
指ぬきも深く切ってあるのでライン操作の邪魔にもならず、この価格なら文句なしの商品と言えます。
【フォックスファイヤー】
イージーハンドカバー
手の甲から手首までを覆う、主に日よけや草負け対策に使用する手甲タイプのフィッシンググローブです。
こちらもトランスウェット・スコーロン素材を使用しているので、防虫、UVカット効果が期待できます。
手のひらも大きく開いているのでより暑さを感じにくく、グリップを握った感触を損ないたくない方にもおすすめです。
【フォックスファイヤー】
クロロプレン フィンガーレス グラブ 5020807
水に濡れても保温性を損ないにくい、寒い時期の釣りにもおすすめのフィンガーレスフィッシンググローブです。
1㎜厚のクロロプレン素材は水を通さず、動きも阻害しない柔軟性も確保され、手のひらは開いているのでグリップ力も損ないません。
指を覆えないので厳寒期にはやや厳しいですが、早春や晩秋の釣りにはベストなアイテムの一つです。
【フォックスファイヤー】
クロロプレンハンドウォーマー(5020805)
本格派のフライフィッシャーからの人気が高い、冬用の手甲グラブです。
手袋に比べると防寒性は劣りますが、ロッドやラインの操作性を損なわない設計なので、釣りに集中したいときに重宝します。
ループ付きなのでカラビナなどに浸けておくこともでき、価格も比較的お手頃なので、寒い時期の備えとして購入しておくのもおすすめです。
【モンベル】
ネオプレン フィッシンググローブ(#1126182)
必要に応じて指ぬき手袋として使える、寒さの厳しい時期のフライフィッシングにもおすすめのグローブです。
通常時は手全体をカバーできるグローブとして、フライを結ぶときなどは指三本をスリットから出して使用できる設計になっています。
手のひら側は滑り止め加工されているので、着用したままでも滑りにくく、ラインの操作も可能です。
【SIMMS】
エクストリームフォールドオーバーミット
厳寒期の釣りのために設計された、高い防寒性と機能性を備えたフィッシンググローブです。
防水性と防風性に長けた生地を使用したミトン付きなので、移動中などは完全防寒、ミトンをオープンすればハーフフィンガーで使用できます。
湿気を逃がせる通気性もあるので、長時間着用しても不快感が少ないのもおすすめポイントです。
まとめ
フライフィッシングは幅広い季節で楽しめる釣りなので、環境に合わせたグローブが必要です。
紹介したようにフライフィッシング向きのグローブにも様々なものがあるので、使用感や環境も加味して適したグローブを用意してくださいね。
フライフィッシング用グローブの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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