バス釣りに使われるラインの中で特に使用率が高いと言われているのがフロロカーボンラインです。
フロロカーボンラインはその特性から、あらゆるルアーやリグへの汎用性があるラインとして、初心者からバスプロまで多くのアングラーに使われています。
そんなバス釣りで一般的となっているフロロカーボンラインにも使用時のメリットとデメリットがあり、その特性を理解し、使いこなすことが更に釣りのレベルを上げることに繋がります。
そんなフロロカーボンラインの特徴とバス釣りに最適なフロロカーボンライン8選をご紹介します。
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目次
- 1 フロロカーボンラインとは?
- 2 バス釣りでフロロカーボンラインのメリット
- 3 バス釣りでフロロカーボンラインのデメリット
- 4 バス釣りでフロロカーボンラインの太さは釣果に影響するのか
- 5 バス釣りのフロロカーボンラインの交換目安
- 6 バス釣り用フロロカーボンラインおすすめ15選
- 6.1 【クレハ】フロロマイスター
- 6.2 【クレハ】シーガー R-18フロロリミテッド
- 6.3 【サンライン】 ベーシック FC
- 6.4 【サンライン】シューター FC スナイパー
- 6.5 【ジャッカル】 レッドスプール 100m
- 6.6 【東レ】バウオ エクスレッド
- 6.7 【サンヨーナイロン】GT-R カモフラ フロロ
- 6.8 【バリバス】ノガレス デッドオアアライブ
- 6.9 【クレハ】シーガーR18フロロリミテッドハード BASS
- 6.10 【サンライン】シューター
- 6.11 【ダイワ】モンスター ブレイブ Z
- 6.12 【YGK】オルトロスFC
- 6.13 【バークレイ】バニッシュ レボリューション プレミアム
- 6.14 【東レ】ソラローム エクスレッド type NS
- 6.15 【バリバス】アブソルート MG
- 7 まとめ
フロロカーボンラインとは?
フロロカーボンラインはポリフッ化ビニリデン樹脂により作られたラインで、ナイロンラインと同様に単一繊維によって作られているモノフィララインです。
もともとフロロカーボンラインは、ナイロンナインやPEラインと異なる特性から、バス釣り以外でハリスやショックリーダー用として使用されてきておりました。
しかし、その特性がバス釣りに向いている事が分かり、バス釣りでメインラインとして使われるようになってきたラインです。
バス釣りでフロロカーボンラインのメリット
根ズレに強い
フロロカーボンのメリットとして根ズレに強い点があります。
バスはストラクチャーに身を寄せる習性があり、より釣果を上げるにはルアーを障害物へタイトに通してくることはバス釣りの基本となります。
そのため、ストラクチャーとラインのスレと言うのは頻繁に発生し、使用している間にいつの間にかラインがボロボロになり、バスがバイトした時には簡単にラインブレイクとなってしまう場合もあります。
根ズレに強いということは積極的にストラクチャーをタイトに攻めることが出来きるので、フロロラインと言うのは特にバス釣りに向いているラインであるといえます。
感度が良い
フロロカーボンラインはナインロンラインと比較すると伸びが少ないラインです。
このため、ラインが伸びてしまうことによる感度低下がなく、バスのバイトを手元で感じやすくなります。
特にこの感度は、巻き物を使用した時には、バスからのショートバイトの有無を感じることが出来ますし、底物を使用した時には障害物を初めとしたハードボトムの有無を感じることが出来きるようになるので、釣りをする上で貴重な情報を得ることができます。
PEラインと比較するとフロロカーボンラインには、ある程度の伸びがあるので、使用する状況が限定されやすいPEラインより、使う状況を選ばない汎用性の高いラインだともいえます。
水中で目立たない
警戒心の強いとされるバスを釣るには、水中にあるラインにも気を使う必要があります。
特にクリアレイクのバスなどは、目から得る情報で行動していると言われていますので、ラインの存在をいかに消すかと言うのは、とても大切になります。
フロロカーボンラインは、他のラインより水の屈折率に近いラインであるため、水中では見えにくい特性があります。
ワームを使った釣りや、クリアレイクでサイトフィッシングを行う時などはフロロカーボンラインの特性を活かして、バスの警戒心を少なくすることが可能です。
沈みやすい
フロロカーボンラインにおけるもう一つの特徴と言えるのが“沈みやすい”です。
ナイロンライン及び、PEラインは、ラインの比重が軽いので水に浮きやすい性質を持っていますが、フロロラインは逆に比重が重いので水に沈みやすい特徴を持っています。
このため、底物を中心とした釣りでは、ワームやジグの動きを損なることなくルアーが持つ本来の動きを出すことが出来るメリットがあります。
また、ディープクランクなどを使って水深のあるエリアをプラグで攻略する場合においても、“沈みやすい”性質によってルアー本来が持つ最大潜行深度まで到達しやすくなります。
バス釣りでフロロカーボンラインのデメリット
ナイロンに比べて結束部が弱い
フロロカーボンラインのデメリットとして、ナイロンラインと比べて結束部が弱いことが挙げられます。
ラインの強度は直線強度のみではなく、“スレの強さ“や”結束部“の強さによってトータル的に考える必要があります。
特にラインを結束した後では、この結束部分が最も弱くなりやすいと言われております。
この結束部の強度はラインの”しなやかさ“に影響すると言われており、フロロカーボンラインはナイロンラインと比較して硬めであるため、必然的に結束部分がナイロンラインより弱くなる傾向にあるのです。
巻き癖が付きやすい
もう一つのフロロカーボンラインのデメリットがその巻き癖です。
ナイロンラインやPEラインと比べてフロロカーボンラインは硬く、巻き癖がつきやすいのです。
巻き癖は、タックルセッティングを行う時やルアー交換時などにトラブルの元となってしまいますし、ワームなどを使用したフリーフォールの釣りでもスムーズにラインが出なくなるので、釣り人のイライラの原因とも言えます。
フロロカーボンラインを使用する時には、必要以上のラインを出さないこととラインテンションを心がけることで、ライントラブルを減少することができます。
バス釣りでフロロカーボンラインの太さは釣果に影響するのか
フロロカーボンラインはファーストリトリーブの釣りで使うことはもちろん、特に食わせの釣りでは欠かすことが出来ないラインです。
ライン自体が沈む特性を持っている上に、フィネスな釣りに使われることが多いので、特にジンクリアレイクやサイトフィッシングを行う時などは、ラインの太さには気を付けておくべきと言えるでしょう。
ライン自体は細いほど、ラインによるプレッシャーを与えにくいと言えますが、細すぎるラインは積極的に障害物へのアプローチが出来なくなるため、フィールドに合わせた最適なラインの太さ選ぶと良いでしょう。
バス釣りのフロロカーボンラインの交換目安
フロロカーボンラインを交換する目安はラインの色合いです。
ナイロンラインと同様にフロロカーボンラインも紫外線によるダメージや吸水によるダメージが発生します。
透明のフロロカーボンラインであれば、このダメージが蓄積されるとライン自体が白色に変化してきますので、ラインを交換する場合の目安として覚えておくと良いでしょう。
また、フロロカーボンラインは根ズレ等のダメージを受けるとラインの表面がザラザラとしますので、ザラザラしている部分は必ずカットしておきましょう。
バス釣り用フロロカーボンラインおすすめ15選
【クレハ】
フロロマイスター
高いコストパフォーマンスで、アングラーからの人気が高いラインがフロロマイスターです。
他のラインより安めの価格設定となっていますが、高価格ラインに負けない強さを持っていることが、人気の理由です。
また、このラインはボビン巻きとなっているので、気になった時に気兼ねなくラインを交換できるのも魅力です。
バス釣りを始めた初心者からベテランアングラーまで使用される高コスパラインです。
【クレハ】
シーガー R-18フロロリミテッド
シーガーの最高品質フロロカーボンラインとして、多くのベテランアングラーやバスプロが使用するラインです。
フロロカーボンラインでありながら、非常にしなやかに出来ているので使い易く、フロロカーボンラインのデメリットである結束部の弱さも克服している高強度のラインです。
また、一般的にナイロンとフロロを比較した場合、同じlb数であればフロロカーボンラインの方が太くなりますが、このR-18はナイロンより細く出来ている珍しいラインです。
高強度はもちろん、しなやかさも持ち合わせている最高のフロロカーボンラインです。
【サンライン】
ベーシック FC
日本のバスプロである下野正希プロが監修されたフロロカーボンラインです。
低価格の高コスパラインでありながら、各性能樹脂が単層コーティングすることで、使い易いラインに仕上げられています。
バス釣りはもちろん、積極的にバス釣り以外も行う下野プロが監修されているため、あらゆる釣りに対応できることで人気があるラインです。
商品ラインナップも2lbから20lbまで広く展開されているのも魅力の一つです。
【サンライン】
シューター FC スナイパー
サインラインから出されており、世界のトーナメントで戦うためのラインとして作られているのがシューター FC スナイパーです。
通常のラインとは異なり、各釣りに対して最高のパフォーマンスが得られる様、各lb数ごとに異なる原糸を使用することで糸質を変えている徹底的な作りこみとなっています。
このラインにはサインライン独自の三層コートであるTRPが使われており、耐摩耗性はもちろん、ライン滑りや耐吸水性も高いレベルで実現しています。
各タックルの能力を100%引き出すことが出来るラインなので、特にボートフィッシングをメインとする方には特におすすめしたいフロロカーボンラインです。
【ジャッカル】
レッドスプール 100m
ジャッカルから出されているフロロカーボンラインのレッドスプールです。
低伸度過ぎないラインとして仕上げられており、パンチングをはじめとしたカバーフィッシングを行う時に多く発生する、瞬間的な合わせ切れをラインで防ぐことが可能となっている、粘り強いラインです。
また、極限まで水の屈折率に近づけた素材を使用しているので、クリアレイクではラインの存在を消しやすく、ハイプレッシャーのデカバスを仕留めることが出来るラインとなっています。
【東レ】
バウオ エクスレッド
東レを代表とするフロロカーボンラインのエクスレッドです。
lb別でそれぞれの釣りに合わせて独自のライン特性が与えられている他、均一な直径と強度・耐摩耗性を極限まで追求して作られているラインです。
ラインナップされているlb数も多く、一般的な偶数lbのみではなく、奇数lbもラインナップされているので、自分自身のタックルや各フィールドに最適な一つを選ぶことが出来るようになっています。
【サンヨーナイロン】
GT-R カモフラ フロロ
サンヨーナイロンから出されているフロロカーボンラインです。
グレーとブルーの間となるカモフラカラーとなっており、水中では水に馴染むことでバスからの警戒心を少なくしつつ、アングラー側からは視認性が高く操作しやすいラインとなっています。
適度にしなやかなラインとなっているので、ベイトリールとスピニングリールの両方にマッチします。
特にワームなどを使用する際にはラインに出るバイトが読み取りやすいので、アグレッシブに攻めることが出来るラインとなっています。
【バリバス】
ノガレス デッドオアアライブ
プロトーナメンターが大事な場面で確実に一匹を取るためのラインとして開発されたのが、デッドオアライブです。
徹底的にラインの強さを求めて作られており、高次元の直線強度と耐摩耗性が与えられています。
また、ラインに適度な張りが残されているので、感度に関しても定評があります。
この特性から積極的にバイトを感知し、掛けて行く釣りを好むアングラーからは特に高い評価を得られています。
150m巻きで販売されており、コスパも高い一品です。
【クレハ】
シーガーR18フロロリミテッドハード BASS
クレハからリリースされているフロロカーボンラインの中でも、中,上級者向けに作り上げられているラインです。
R18フロロリミテッドと同様に高い直線強度や根ズレの強さをもちながら、フロロカーボンの中でも非常に張りが強くて固いラインとなっているので、高い感度を実現することが可能となっているモデルです。
特に感度を重視したボトムの釣りを極めたいアングラーには特におすすめしたいラインです。
【サンライン】
シューター
サンラインから出されているシューターは、日本のプロはもちろん、バスフィッシングの本場であるアメリカのプロも愛用するラインです。
ラインのlb別でフィネススペシャル、マリオネットスペシャル、パワースペシャルに分けられてそれぞれ異なる超低伸度設計が施されているので、釣りで最高のパフォーマンスが発揮することが出来るようになっています。
サンラインの最新技術が惜しみなく注ぎ込まれており、トーナメントシーンで絶対的な信頼を勝ち得ているラインとなっています。
【ダイワ】
モンスター ブレイブ Z
ダイワからリリースされている高品質なフロロカーボンラインであり、その名の通り、モンスターバスを獲るために作られたラインです。
モンスターバスを確実にキャッチする為の高い強度を追求しており、強度な表面コーティングが施されているので、長い期間初期性能が続く特徴も持っているラインです。
ファイト中のラインが伸びる状態でも非常に粘りが強いラインであり、ビッグレイクなどでマイレコードの更新を狙うアングラーを中心におすすめしたいラインとなっています。
【YGK】
オルトロスFC
フロロカーボンの断面強度が最高クラスの原糸を使用して作り上げられたラインであり、感度や強度が高い硬質な特性をもちながら、リールスプールへ馴染みやすい適度なしなやかさも持ち合わせているラインです。
YGKのライン技術であるa1+加工が施されているので、ライン太さのバラツキが少なく均一に作り上げられているので、常に安定した強度を出すことが出来るようになっています。
巻物ルアーはもちろん、ワーミングの釣りにもおすすめ出来るバーサタイルなフロロカーボンラインです。
【バークレイ】
バニッシュ レボリューション プレミアム
本場アメリカのトーナメントに参戦している青木大介プロの監修によって作り上げられたラインです。
フロロカーボンの特性でもある低伸度&高強度をとことん突き詰めて作り上げられたラインとなっています。
使用しているアングラーからは、特に細い番手の強度が高いことが評価されており、日本のフィールドに欠かすことが出来ないフィネスアプローチからでも大胆なファイトをバスと繰り広げることが出来るようになっています。
【東レ】
ソラローム エクスレッド type NS
数あるフロロカーボンラインの中でも、非常に扱いやすいラインとして人気を得ているモデルです。
しなやかなフロロカーボンラインとして作り上げられており、結びやすさから高い結束強度を得ることが出来るようになっている他、癖が付きにくいので、ライントラブルが少なく、初心者でも扱いやすいラインとなっています。
ナイロンラインを使いなれているアングラーにもおすすめしたいモデルです。
【バリバス】
アブソルート MG
バリバスシリーズのオールラウンダーラインとして作り出されているのが、アブソルート MGです。
ラインには非フッ素コーティング加工が施されていることで保護膜が形成されており、吸水による劣化の防止とガイド抜けが良い特性が持たされています。
水に馴染むマジカルグリーンカラーが採用されているので、ラインの存在を嫌うハイプレッシャーレイクの釣りにもおすすめしたいモデルとなっています。
まとめ
バス釣りにおいて、欠かすことの出来ないフロロカーボンラインを各種ご紹介しました。
バス釣りはボトムからトップまで幅広いルアー展開がされており、多種多様な攻めを行いますが、ビックバスほど警戒心が強く、ルアー性能を十分引き出す為のラインが必要となります。
同じフロロカーボンラインでも開発コンセプト、強度、しなやかさ、カラーなどは各種類それぞれなので、各ラインの特徴を理解し自分にとってのベストと言えるラインを選んでみてはいかがでしょうか。
バス釣り用フロロラインの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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