岸から高級魚であるヒラメやマゴチ、シーバス、時にサワラやブリと言った青物などの美味しい魚が釣れる為、人気急上昇中のサーフフィッシングゲーム。
一般的にはスピニングタックルが使われてきました。
しかし、アプローチ方法やルアーの細分化に伴い、ベイトタックルの重要性が年々注目されてきています。
ここではスピニングリールとの違いやメリット、また船でのライトヒラメ等にも使用できるオススメのベイトリールをご紹介していきます。
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目次
ベイトリールのメリット
スピニングリールとの比較し、ベイトリールは一巻き当たりの巻き取り量が少ない傾向にあり、じっくりと魚にルアーを見せる釣りで活躍します。
またベイトタックルでのファイトは基本的にリールの巻き取りパワーで魚を寄せてくるスタイルになりますので、よりダイレクトなやり取りが楽しめる点も魅力の1つと言えるでしょう。
ラインキャパシティ
サーフ、船釣り共にラインキャパシティはその日の釣りを続ける上で必要不可欠な要素です。
最低でもPE1.5号:200mできればPE2号:200mのキャパシティがあれば何かのトラブルが発生してもその日の釣りを継続することができる為、安心感があります。
ブレーキ性能
ベイトリールの大きいトラブルの1つとしてバックラッシュが挙げられます。
特にPE2号クラスのラインでは、一度バックラッシュを起こし、ラインが絡まると解くのは困難となり、釣りを継続できなくなります。
現在はメーカーによりコンピューター制御によるブレーキシステムが搭載されているリールもある為、できるだけバックラッシュし難いリールを選びましょう。
ヒラメ釣り用ベイトリールおすすめ8選!
【シマノ】
SLX DC(70XG)
実売価格:2万円前半でありながら、シマノ独自の技術である「DCブレーキ」を搭載することで、キャスト中のルアーの姿勢や勢いの変化をスプールの回転数や回転速度で判別し、自動的にブレーキの加減を微調整し制御することで、バックラッシュを劇的に低減することを実現しています。
また「HAGANEボディ」や「S3Dスプール」などの上位機種に搭載されている技術も採用されている為、安心して快適に使用することが出来ます。
【シマノ】
スコーピオンDC(100HG)
SLX DCの上位機種で、DCブレーキもワンランク上の性能を持った「I-DC5」を搭載し、3つのモードから選べる内部ダイヤルに加え、ルアーウェイトに応じて4ランクから選べるセミオート&1ランクのオートを外部ダイヤルで選択可能にしたことで、容易にブレーキセッティングを行えるのが特徴です。
SLX DCよりもラインキャパが多い為、サーフや船釣りにもより使い易いモデルと言えるでしょう。
【シマノ】
エクスセンスDC XG
最新のDCブレーキを搭載し、且つシーバス向けにチューンされたハイエンドクラスのリールです。
PEラインの使用を前提として、通常モードに加えて追い風遠投モードやナイロンライン専用モード、フロロライン専用モードの4モード対し、8段階に渡るブレーキ力調整を実現している為、極端にバックラッシュが少ないです。
また「マイクロモジュールギア」の採用により、ギアノイズを低減させ、巻きの滑らかさや感度も比較的に向上させることで、非常に使い心地良い1台になっています。
【シマノ】
アンタレスDC MD
プロアングラーの村田基氏が全面的に開発に携わったフラッグシップモデルのリールです。
サーフや船釣り以外にも世界中の怪魚とも充分に渡り合える驚異の剛性、太糸での圧倒的なラインキャパ、驚愕の遠投性能、高いバックラッシュ回避能力と1つ1つの性能が非常に高い次元で設計されています。
決して安価とは言えませんが、どんな釣りにも使用できる1台の為、非常にオススメできます。
【ダイワ】
タトゥーラHLC(8.1-TW)
世界を基準に見据えたタトゥーラシリーズのタフコンセプトモデルです。
ミドルクラスの価格帯でありながら基本性能は非常に高く、HIPER LONG CAST(ハイパーロングキャスト)の頭文字通り、飛距離が売りのモデルです。
またTWS(T-ウィングシステム)の搭載により、キャスト時にレベルワインダーにラインが接触することを極限まで低減させることで、飛距離とトラブル低減の両立を実現しています。
【ダイワ】
ジリオンTW HD(1520XH)
実売価格:4万円程でありながら、ダイワ独自の「マグシールドボールベアリング」や「TWS(Tウィングシステム)」、「アルティメットトーナメントドラグ(UTD)」などの技術を余すことなく注ぎ込んだタフコンセプトに性能を振ったパワーフィッシングモデルです。
海での使用はベアリングの錆びが発生し易いのが難点ですが、その点も「マグシールドボールベアリング」の搭載により安心して使用できます。
【ダイワ】
モアザンPE TW(1000XH-TW)
ダイワのシーバス向けブランドの「モアザン」のベイトリールであり、シーバス向けにチューンされた専用モデルです。
最大の特徴は「マグフォースPEロングディスタンスチューン」の搭載により、キャスト全体を通して滑らか且つ伸びのあるブレーキ設定を可能にし、バックラッシュの低減にも大きく貢献しています。
また「オートマチックドラグシステム(ATD)」の搭載により、引きの強い海の魚とのファイトでも、上手くドラグで魚のパワーをいなしながらファイトできる為、魚へ主導権を与えずキャッチ率の向上にも寄与しています。
【ダイワ】
キャタリナTW(100SH)
元々はオフショアのジギング向けのシリーズですが、キャスティングも対応できる様、「マグフォースZ」を搭載しています。
どちらかと言うとチョイ投げメインになりますので、キャスティングメインで使用する際はブレーキ設定を強めにすることをオススメします。
またスーパーメタルハウジングの採用により、まるで丸型ベイトリールの様な剛性感があるのもこのリールの特徴です。
まとめ
近年、ラインナップ等の増加により、どのリールを選んでいいか迷う事もあると思います。
しかし、ブレーキ性能とラインキャパシティの2点さえ抑えて置けば間違いないです。
あとの要素はお財布事情やフィーリングによる好み、釣りのスタイルで決めることをオススメします。
ヒラメベイトリールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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