釣り用スリングバッグおすすめ10選！防水タイプも！

フィット性に優れたスリングバッグは収納力に長けており、渓流釣りではベスト代わりに使用する方も増えています。

しゃがんでも水に濡れないので車のキーやスマホなども安心して収納できるでしょう。

しかし、普段使いと違って釣りに適したスリングバッグを選ばなければ、快適な釣りを楽しめません。

そこで今回は、釣りに適したスリングバッグについて解説させていただきます。

急に雨が降っても安心して使える防水性に優れた商品もご紹介させていただきますので参考にしてください。

柏崎隆之

執筆者

釣り歴20年
釣り大会の出場経験あり

静岡県在住。小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。

1 スリングバッグとは
2 釣りでスリングバッグを使うメリット
3 釣りでスリングバッグを使うデメリット
- 3.1 釣り具を沢山持ち歩くと肩への負担が大きくなる
- 3.2 夏場は蒸れやすい
4 釣り用スリングバッグの選び方
5 釣り用スリングバッグおすすめ10選
6 まとめ

スリングバッグとは

スリングは日本語に訳すと「吊す」という意味であり、スリングバッグとは「斜め掛けバッグ」のこと指します。

サイズがコンパクトで体にフィットするため、渓流釣りやランガンスタイルの海釣りに適しています。

ショルダーバッグのように肩からずる落ちることはないので、キャスティングの妨げになりません。

コンパクトなサイズですが、収納力が高いため、ルアーボックスや釣りに必要な小物をまとめて持ち運ぶことができます。

しゃがんでも、バッグ本体が水に濡れることはないため、水に立ち込む釣りでも活躍します。

防水性の高いスリングバッグを選択すれば、水しぶきがかかる釣り場や雨の日でも安心して持ち歩けるでしょう。

釣りでスリングバッグを使うメリット

キャストを妨げない

スリングバッグは1本の紐だけでバッグ部分を吊していますが、フィット性が高くキャストを妨げません。

ショルダーバッグのように肩からズリ落ちることはないので、思い切りフルキャストすることができるでしょう。

バッグを身に付けているストレスも少ないため、ベスト代わりに持ち歩くことができます。

ランガンしやすい

スリングバッグはコンパクトなサイズに仕上げられているので、最低限必要なものだけを持ち歩くことができます。

荷物が減ることで体への負担も減り、両手が塞がらないのでバッグを持っていない感覚でランガンできます。

やや大きめのサイズを選択しても、体にしっかりフィットするので歩きやすいでしょう。

しゃがんでも水に濡れない

スリングバッグは装着時に、バッグ部分が腰よりも高い位置になるように設計されています。

そのため、ショルダーバッグやウエストポーチのように、水に立ち込んだ状態でしゃがんでも濡れることはありません。

そのため、渓流釣りなどでは魚を水から引き上げず、しゃがんでフックを外すことができます。

ベストよりもおしゃれ

小物を多く持ち運べる釣りベストは非常に便利ですが、オジサン臭いと感じる方も少なくありません。

しかし、スリングバッグは装着したときの見た目がスッキリしており、釣りガールの方もおしゃれに使えます。

デザインによってはスーツや普段着にもあわせられるので、釣り以外のシーンでも活躍します。

中身が取り出しやすい

リュックのように背中に背負うスリングバッグは、一見中身が取り出しにくいバッグのようにもみえます。

しかし、ファスナー部分を引いて、簡単に全面へバッグ部分を移動されることができるので、すぐに中身を取り出せます。

そのため、素早くルアーを交換して釣りに戻れる、使い勝手の良さを体感できるでしょう。

釣りでスリングバッグを使うデメリット

釣り具を沢山持ち歩くと肩への負担が大きくなる

コンパクトサイズに仕上げられたスリングバッグは収納力をフル活用しても肩が痛くなる重さにはなりません。

しかし、D管を活用してプライヤーやフィッシュホルダーなどを持ち歩くと、想像以上の重さになってしまいます。

一本の紐だけに重さが掛かるので、肩への負担も考慮して釣り具を収納する必要があります。

夏場は蒸れやすい

フィット性の高いスリングバッグは、体とバッグ部分が常に密着しているので、夏場は蒸れやすいデメリットをもっています。

肩への負担を軽減するために、装着されたパッドも蒸れの原因となってしまいます。

背中が痛くならないように、パッドが入ったものも蒸れやすいので、通気性に優れたスリングバッグを選ぶ必要があるでしょう。

釣り用スリングバッグの選び方

容量をチェック

スリングバッグは様々なサイズの商品が販売されているため、自分が持ち歩く釣り道具の量にあわせて選ぶとよいでしょう。

大きいものは収納力に優れていますが、肩への負担も大きくなるため、最低限必要なサイズを選ぶことが大事です。

厚さ16cm、縦30cm、横20cmほどのサイズを目安に選択すれば、渓流釣りから海でのライトゲームまでカバーできます。

ルアーケースや釣りに使う小物など最低限必要なものを収納しながら快適にランガンできるでしょう。

防水性に優れたものを選ぶ

防水性に優れたスリングバッグを選択すれば、雨が降ってもすぐに中へ水が浸入することはありません。

水しぶきが掛かる滝や水際でも、気にせず釣りを楽しむことができるでしょう。

防水性ファスナーや裏生地が防水加工されたもの、表面生地を撥水加工したものなどを選んでください。

完全防水の商品を選択しなくても、転んで水没させない限り、水が侵入してくることはないでしょう。

機能に優れたものを選ぶ

タックルボックス感覚で使用できる機能性に優れたスリングバッグは快適な釣りをアシストしてくれます。

ロッドホルダーやドリンクホルダーなど自分が求める機能を、整理して選択するとよいでしょう。

迷ったときには、D管、使いやすいポケットの付いた商品を選択すれば間違いありません。

使う頻度が高い釣り具やランディングツールなどを整頓して持ち歩くことができます。

左利きの方は両肩に掛けられるものを選ぶ

スリングバッグのほとんどがベルトを左肩に掛けて使うように設計されています。

これは右利きの方が左肩に掛けることで、素早くバッグの中へ手を伸ばすことができるためです。

右手でベルトを操作して素早く体の全面へ移動させることも考慮されています。

そのため、左利きの方は使いにくいので、左右どちらの肩にも掛けられる商品を選択するとよいでしょう。

手を掛けるハンドル付きが使いやすい

スリングバッグはルアーケースなどを取り出す際に、体に全面へバッグ部分を移動させる必要があります。

そのため、手の感覚だけでバッグ部分を引っ張れるハンドル付きの商品をおすすめします。

車に積み込んだときもハンドルに手を掛ければ素早く取り出すことができるでしょう。

大きなファスナーなどが付いている商品も手で掴みやすいのでおすすめです。