釣りに使うシューズは様々あり、適材適所適したものを選ぶ必要がありますが、気軽な釣りとの相性がいいのがサンダルです。
プライベートでも愛用する方も多いですが、釣りに使うのであれば、しっかりアウトドアに対応したサンダルでなければいけません。
特に滑りにくさは重要で、安全にもつながるので滑らないことは必ずこだわって選びたいポイントです。
そこで今回は、釣りに使える滑らないサンダルについて、選び方やおすすめ商品をご紹介します。
- 釣り歴15年
- 釣り具の販売経験あり
- 全国10都道府県へ遠征
北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
目次
- 1 滑らない釣り用サンダルを履くメリット
- 2 滑らない釣り用サンダルの選び方
- 3 滑らない釣り用サンダルおすすめ10選
- 3.1 【ダイワ】ストラップサンダル（DL-1380S）
- 3.2 【ダイワ】ラジアルデッキフィットサンダル（DL-1480HV）
- 3.3 【がまかつ】ラジアルノンスリップサンダル（GM4534）
- 3.4 【がまかつ】プロテクトサンダル（LE6000）
- 3.5 【MAZUME】ROUGH WATER デッキサンダル（MZSH-589）
- 3.6 【シマノ】EVAIR マリンフィッシングサンダル（FS-093L）
- 3.7 【ジャッカル】アウトドアサンダル
- 3.8 【双進】リバレイ RBBノンスリップデッキサンダル（#7598）
- 3.9 【クロックス】オフロード スポーツ クロッグ（202651）
- 3.10 【メレル】スピード ストライク レザー シーヴ
- 4 まとめ
滑らない釣り用サンダルを履くメリット
釣り用の靴と言えば、厚手のラジアルやフェルトやピンスパイクなどをソールに使用した、カチッとした作りのものが多いですよね。
安全を確保するべきシーンではそういったものが必要ですが、堤防や管理釣り場など、足場のいいシーンではもっと気軽に履けるものがいいでしょう。
滑りにくさと安全性を重視して選べば、足場のいい釣り場ならサンダルが最も気軽に履けます。
釣り場ではどうしても靴に汚れが付いてしまうので、車へ汚れを持ち込みたくない方も、サンダルなら気軽に履き替えられますよね。
サンダルなら通気性もいいので、特に暑い時期に長時間釣りをするなら、快適性にも優れていると言えます。
デッキソールを採用しているものなら、暑さが厳しい夏の船釣りも快適に楽しめるでしょう。
滑らない釣り用サンダルの選び方
釣り用に使うサンダルはどんなものでもいいわけでなく、滑らないことも踏まえてしっかり選ぶ必要があります。
必ずしも釣り具メーカーの商品でなくとも問題ありませんが、以下のようなポイントを踏まえて選ぶようにしましょう。
ソールの種類
滑りにくさに最も影響するのがソール（靴底）の作りで、普段使いようと釣りなどのレジャー用では大きく違いがあります。
普段使いのサンダルやビーチサンダルは、ソールが薄手で凹凸があまりないものが多いですが、これでは滑りやすく釣り場には適しません。
アウトドア用サンダルは凹凸が深く切ってあり、地面に追従し、水を排出して滑りにくくする効果があります。
滑りにくさに加えて重要なのが厚さで、凹凸のある地面を歩いたときにも足に負担が掛からず、クッション性がある作りになっていることも重要です。
特に滑りやすい船上で使う場合は、船のデッキに合わせて設計されたデッキソールを採用しているものを選びましょう。
脱げにくさ
ソールと同様に重要なのが、着用時に脱げにくい設計になっていることです。
いくらソールが滑りにくい作りになっていても、サンダルがすっぽ抜けてしまうと危険ですし、歩きにくくなってしまいます。
インソール部分が滑る素材だと、汗をかいた時などに滑りやすくなるので注意が必要です。
マリンシューズのように、スニーカーに近い設計のサンダルなら脱げにくく、ランガンなどで歩き回る場合はこのタイプがおすすめです。
もちろんサイズを合わせることも重要で、すっぽ抜けてしまわないよう、ある程度フィットし、きつすぎないサイズを選びましょう。
防汚性・防水性
釣り場では、突然の雨はもちろん、水たまりがあったり、撒き餌の汁がかかったりと、なにかと靴が汚れてしまいます。
このため、汚れや水分を吸ってしまう靴は適しておらず、汚れに強い素材で、水を吸わないものがおすすめです。
スポーツサンダルの一部にはレザーを使用したものもありますが、汚れや水に弱いので、注意して着用する必要があります。
長期使用を見越すなら、ナイロンやポリエステルなどの汚れに強い素材か、EVAやラバー系の素材で作られたものがいいでしょう。
足のカバー面積
サンダルは気軽に履けるのがメリットですが、釣り場では足を保護する役割も重要です。
堤防や管理釣り場であれば、渓流や磯などに比べれば危険は少ないですが、やはり不意な事故は起こりえます。
足をぶつけたり仕掛けが引っ掛かるなどの事故も起こりえますし、ある程度足をカバーできるサンダルがいいでしょう。
足をカバーしつつ、通気性が確保しやすいメリットも活かすのであれば、アッパー素材にメッシュを使用しているものもおすすめです。
滑らない釣り用サンダルおすすめ10選
グリップ力重視でピックアップした、釣りにおすすめのサンダルをご紹介します。
機能性はもちろん、デザインも様々なので、ぜひお気に入りの一足を見付けてくださいね。
【ダイワ】
ストラップサンダル（DL-1380S）
通気性とホールド性、もちろん滑りにくさも重視された、釣り用にぴったりのストラップサンダルです。
ベルクロとバックルでホールドする設計なのでぴったり履くことができ、ソールは厚めながらEVA製で、軽量かつクッション性も確保しています。
ウェーブ型パターンにより、漁港のような足場のいいフィールドから、ゴロタ場までマルチに対応できます。
【ダイワ】
ラジアルデッキフィットサンダル（DL-1480HV）
滑りやすい船釣りでもしっかりグリップする、デッキソールを採用したフィッシングサンダルです。
水はけを重視したソールにより高いグリップ力を発揮するので、船釣りも快適に楽しめますし、デザインもダイワらしくこだわっています。
同シリーズには、滑りやすい中華料理店の厨房ですらグリップするハイパーVソールを採用したモデルもあるので要チェックです。
【がまかつ】
ラジアルノンスリップサンダル（GM4534）
スニーカーに近いデザインでウェアとも合わせやすい、フィット感と滑りにくさを重視したフィッシングサンダルです。
従来品よりも防滑性能が35%アップしたソールを採用し、ミッドソールにクッション性の高いEVAを採用したことで、ランガンにも対応します。
日本人の足にフィットしやすいE3型で設計されているのも高評価です。
【がまかつ】
プロテクトサンダル（LE6000）
ライトに履ける作りのサンダルながら、安全性も重視して設計された、本格派のフィッシングサンダルです。
普段使いにも使えそうなシンプルなサンダルですが、つま先には樹脂製の先芯が内蔵されていて、ぶつけても怪我をしにくい設計になっています。
ソールは独立したラバソールになっており、滑りにくいパターンを採用しています。
【MAZUME】
ROUGH WATER デッキサンダル（MZSH-589）
暑い時期や水濡れが気になるときも気軽に履けるストラップデザインと、長時間の着用も考えられたデッキサンダルです。
足とのフィット感を向上させる柔軟なインソールと、厚手のミッドソールにより、デッキから伝わる衝撃を吸収する設計になっています。
ソールはVibram社のノンスリップソールを採用し、グリップ力も抜群です。
【シマノ】
EVAIR マリンフィッシングサンダル（FS-093L）
発泡EVAを使用した軽量設計で、気軽に履けるシンプルなフィッシングサンダルです。
ビッグホールデザインは通気性と排水性も確保し水濡れにも強いので、サーフなどでの釣りにもマッチするでしょう。
かかとを留めないためホールド性がやや弱く使用状況は限られますが、グリップ力も高く一足持っておくと便利なアイテムと言えます。
【ジャッカル】
アウトドアサンダル
釣りはもちろん、水辺でのレジャーに幅広く対応する、使い勝手のいいアウトドアサンダルです。
スニーカーに近いソールを採用しており、歩きやすさと滑りにくさを両立し、堤防での釣りからボートの釣りまで対応します。
最低限のベルトでホールドするので通気性も抜群で、しっかりホールドしてくれるのでマルチに使えるアイテムだと言えます。
【双進】
リバレイ RBBノンスリップデッキサンダル（#7598）
低価格ながらしっかり作りこまれた、ハイコスパなデッキサンダルです。
特殊配合のラバーソールは防滑性、耐油性に優れ、アウトソールを3分割にしたことで柔軟性にも優れています。
気軽に履けるデザインながら、つま先から足の甲までは広くカバーできるので、オフショアキャスティングゲームにもおすすめです。
【クロックス】
オフロード スポーツ クロッグ（202651）
おなじみのクロックスを、アウトドアユースにも対応するよう再設計した、釣りにもおすすめのアウトドアサンダルです。
アウトソールは通常のクロックスよりも厚みがあり凸凹が深く、グリップ力が向上しています。
クロックスのソールは凹凸への追従性が高いので、ゴロタ場など多少足場が悪いエリアにも十分対応するでしょう。
【メレル】
スピード ストライク レザー シーヴ
トレッキングシューズのようなデザインと機能性で、釣りにもばっちりマッチするアウトドアサンダルです。
アウトドアシューズで培った技術をつぎ込んだ、スティッキーラバーアウトソールを採用し、高いグリップ力を誇ります。
アッパー素材がレザーなので激しい水濡れは避けたほうがいいですが、ショアからの幅広い釣りにおすすめのサンダルと言えます。
まとめ
サンダルは気軽な釣りとの相性がよく、予備のシューズとして用意しておくのもおすすめのアイテムです。
ただし足元は安全確保にもつながるので、しっかり履けて滑らないものを選んで、快適に釣りを楽しんでくださいね。
釣り サンダル 滑らないの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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