脳天締めや血抜きをしたり、釣ってすぐに魚を食べたりするときに使用する「フィッシングナイフ」。
各メーカーから釣り専用のフィッシングナイフが販売され、釣り人の間で注目を集めています。
そんなフィッシングナイフにはコスパに優れた安いモデルもあり、探している人も多いのでは。
そこで今回は、低価格で購入できるおすすめのフィッシングナイフを紹介します。
コスパに優れたモデルを選ぶ基準も解説するので、ぜひご参考にしてください。
- 釣り歴18年
- 年間釣行300日超え
- 調理師資格あり
三浦半島、真鶴半島、伊豆半島の地磯がメインフィールド。ターゲットは主にロックフィッシュで、アカハタやオオモンハタ、メバルを狙っています。家の近くにも海があり、時間があまりない日は近所でシーバス釣りやチニング、アジングなどを楽しんでいます。また調理師資格を持っており、釣り魚を使った料理も得意です。
目次
フィッシングナイフは高い安いで何が変わる？
フィッシングナイフは価格帯によって、切れ味や耐久性、強度が変わってきます。
もちろん価格が高いフィッシングナイフはいずれの性能も高く、使いやすさ抜群です。
しかし、近年では技術の進歩と企業努力により、低価格な商品が増えてきました。
価格が安いモデルは高いモデルに比べ、性能はやや劣りますが、それでも使い勝手が非常に良く、釣り人からも大人気。
格安のモデルでも十分な切れ味があり、しっかりと血抜きや脳天締めなどの作業をこなせます。
これからフィッシングナイフを購入しようと考えている人は、ぜひ低価格な商品もチェックしてみてください。
フィッシングナイフの相場価格！安い・コスパの基準は？
フィッシングナイフは700〜15,000円ほどまで、幅広い価格で販売されています。
高価なモデルでは、35,000円を超える高性能な商品も。
そのなかで安いフィッシングナイフは1000円以下、コスパに優れたモデルは1000〜3000円ほどが多い印象です。
価格が安い1000円以下の商品はコンパクトなサイズが多いため、小型魚を狙うときにおすすめします。
またコスパに優れた1000〜3000円ほどの商品はラインナップが豊富です。
さまざまな形状が販売されているので、使用用途や使いやすさを基準に選びましょう。
コスパ重視で安いフィッシングナイフを選ぶ際のポイント
タイプ
低価格なフィッシングナイフにも「フォールディングナイフ」「シースナイフ」「スライドナイフ」をラインナップ。
特に1000円以下の商品はスライドナイフとフォールディングナイフが多く、刃も短めでコンパクトなモデルが多いです。
一方、1000〜3000円の価格帯には、すべてのタイプがラインナップされているので、好みに合わせて選択しましょう。
刃の素材
海で使用することも多いフィッシングナイフは、刃にステンレスが使用されていて、錆びにくいモデルがおすすめ。
安いモデルやコスパに優れたモデルのほとんども、このステンレスを刃に採用しています。
錆に強いとはいえ、そのまま放置すると錆びる可能性があるので、使用後は必ず水道水で洗っておきましょう。
持ち手
低価格で購入できるフィッシングナイフには、握り込みやすい持ち手を採用しているモデルが数多くあります。
握り込みやすい形状をした持ち手は、力強く操作する必要がある脳天締めや血抜きをするのをアシスト。
特に中型から大型の魚に使用する場合には、力強く操作できる握り込みやすい持ち手がついたモデルを選択しましょう。
コスパ最高！安いフィッシングナイフ8選
【Chonmage Fishing】
ポケット フォールディング カラビナ ナイフ
1000円を下回る激安なフォールディングナイフながら、持ち手にカラビナを搭載しているおすすめの商品です。
刃を持ち手に収納すると非常にコンパクトで、持ち手につけられたカラビナと相まって高い携帯性が魅力といえます。
刃の長さは43mmとやや短めなので、アジやメバルといった小魚に使用する人には特におすすめです。
【第一精工】
MCナイフ#55
ロッドスタンドやフィッシュグリップで有名な第一精工が販売している格安でおすすめのスライドナイフです。
ライトゲームで人気が高いターゲットのアジやメバルを締めたり、捌いたりするのに最適な商品になります。
替え刃が別売りされていて、交換も簡単なので、メンテナンスしながら長期間使用できる魅力があります。
【タカ産業】
フィッシングナイフ V-130
低価格でも実用的な商品を販売し、多くの釣り人から人気があるタカ産業がリリースする商品です。
刃を折りたたみ、持ち手に収納できるフォールディングナイフで、安全に運搬できます。
使用時にはロックがかかるため、力を込めて作業をするときでも安心。
錆びにくいステンレスを採用しているので、長期間の使用に耐えられる点も魅力的です。
【シマノ】
シース小出刃
シマノが販売しているスライドナイフで、刃渡り70mmの小出刃となり、魚を締めるだけでなく、捌くにも最適な商品です。
コンパクトに収納できる商品ながら、持ち手が握りやすい形状で、力を込めたときにも滑りにくい点が魅力といえます。
また錆びにくいステンレスを採用し、使用している人からも錆びにくいとの声があります。
【ダイワ】
フィールドナイフ SL-78
ダイワが販売しているスライドナイフで、簡単に刃を出し入れできるおすすめのフィッシングナイフです。
持ち手にあるストッパーを外し、持ち手を開いて刃をスライドさせ、持ち手を閉じてストッパーをかけるだけ。
固定もしっかりとされて、安心して使用できます。
また切れ味も十分に高く、締める、捌く、の作業に対応します。
【カザックス】
フィッシングナイフ 245mm
錆びにくいステンレスを刃に使用し、海での使用にも耐えられるコスパに優れたおすすめの商品です。
刃を被えるナイロン製のケースが付いていて、バッグやタックルボックスに入れて安全に持ち運べます。
また持ち手が握りやすい形状になっていて、力強く操作できるので、小物だけでなく大物の血抜きにも使用できます。
【シマノ】
シースナイフ ロング（CT-513N）
錆に強いフッ素加工を施されたステンレスの刃を使用し、長期間愛用できる魅力があるシマノのおすすめナイフです。
樹脂製のシースは作りがしっかりとしていて、カチッと簡単に装着できます。
またシースには水抜き穴があり、水分がこもりにくい点も魅力的です。
さらに、持ち手が握り込みやすく、より安全かつ確実な操作ができます。
【がまかつ】
フィッシングナイフ GM1918
磯釣りや船釣りで人気が高いがまかつが販売する、日本製で品質が高いにもかかわらず、3000円以下で購入できる商品です。
刃渡り75mmで軽量なナイフで扱いやすく、初めて購入するフィッシングナイフとしても非常におすすめ。
持ち手は手に馴染みやすい木を使用し、操作性も十分に高く、まさにコスパ最強の商品といっても過言ではありません。
まとめ
今回は格安で購入できるコスパ最強のフィッシングナイフを紹介しました。
フィッシングナイフは釣った魚を持ち帰るキャッチアンドイート派の釣り人には必須のアイテムです。
この機会に購入し、釣った魚をより美味しい状態で持ち帰りましょう。
安いフィッシングナイフの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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