昨今、カヤックフィッシング人気が高まり、これからカヤックフィッシングを始めたいと考えている人も多いでしょう
ですが、どんなカヤックを選べば良いか、全然わからないですよね。
水の上で自分の命を預ける物っですから、絶対に中途半端な選び方はしたくない…
そこでこの記事では、初心者におすすめのコンパクトなフィッシングカヤックを8種類紹介いたします。
エレキやサイドフロートなど、艤装に対応できるタイプも紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧ください。
一緒に大型魚を釣りに、カヤックで漕ぎ出しましょう!
- 釣り歴14年
- カヤック所有
南国沖縄生まれの釣り人。中学生のころに釣りにハマり、現在は沖縄でカヤックフィッシングを中心に、海のルアーフィッシングを楽しんでいます。東京に住んでいた時は、暇を見つけては近くの渓流や湖にルアーやフライを投げに行っていましたので、その経験も生かしてこれからも釣りを楽しんで行けたらなと思ってます。
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目次
コンパクトなフィッシングカヤックとは
簡単に言うと、小さめのカヤックのこと。
具体的には、全長3メートル前後(約10ft前後)になります。
湖などの止水域や、波かぜの穏やかな湾内で使用することが多いカヤックで、タイプとしてはほぼットオン・トップ・カヤックになります。
気軽に楽しむことができるので、カヤック人口も増加中。
YouTubeを見ていても、カヤックアングラーのチャンネルがめちゃくちゃ増えています。
コンパクトフィッシングカヤックの危険性
通常のカヤックであれば、カヤックの直進性(走破性能)が重視されているので、長距離の移動と素早い撤退が可能です。
ですが、コンパクトフィッシングカヤックは手軽さが重視されています。
そうなると、緊急時の素早い撤退がやりにくくなりますし、海上で漂流した場合は移動だけで体力がなくなってしまいます。
通常のカヤックより危険性が高く、命にかかる事故が起きやすいので、十分注意して楽しむことを心がけましょう。
コンパクトなフィッシングカヤックを使うメリット・デメリット
コンパクトなフィッシングカヤックを使うメリットとデメリットを紹介いたします。
メリット
コンパクトなフィッシングカヤックを使うメリットは、大体次の通り。
- 準備・撤収が簡単
- 小回りが効く
- 価格がお手軽
長さが3メートル前後で、重さは20キロくらいなので一人で十分持ち運ぶことができ、釣りの前の準備や終わった後の撤収作業が比較的楽です。
また、小さなポイントを細かく周り、できるだけ釣果に繋げていく釣り方にも向いていますね。
長めの直進性の高いカヤックに比べ、値段が手頃になる傾向があるので、初心者でも手を出しやすいのもおすすめのポイントです。
デメリット
反対にデメリットは次の通り。
- 波・風など天候の影響を受けやすい
- 長距離移動が大変
- スピードが出ない
コンパクトなフィッシングカヤックは、小回りがきき安定性が高く設計されていますが、その分スピードが出ず、性能も高くありません。
なので、風が強く波が高めになる外洋で使用するのは非常に危険です。
また、止水域や内湾でも、天候が悪い場合は危険が伴います。
コンパクトなフィッシングカヤックの選び方
次に、コンパクトなフィッシングカヤックを選ぶ際の選び方を紹介いたします。
ポイントは次の4点です。
- 船外機の有無(エレキ/エンジン)
- 最大積載量の確認
- ラゲッジスペースの大きさ
- ハッチの位置
船外機の有無(エレキ/エンジン)
コンパクトなフィッシングカヤックは、手漕ぎのものがほとんどです。
ですが、後付けでエレキや2馬力エンジンなどの船外機を取り付けられるものが、結構あります。
長距離を移動するのが苦手なコンパクトフィッシングカヤックに船外機を取り付けられるかどうかは、楽しみが広がるかどうかに関わってきます。
最大積載量の確認
最大積載量の確認は、必ず行いましょう。
コンパクトに作られている分、最大積載量が軽い場合がほとんど。
せめて自分の体重+60キロくらいはあった方が良いでしょう。
ラゲッジスペースの大きさ
ラゲッジスペースは、クーラーボックスを置くために必要なものです。
70ℓくらいのクーラーボックスが置けると、ある程度の魚は持ち帰ることが出来ますよ。
ハッチの位置
意外と見落としがちなのが、道具などを収納するハッチの位置です。
ハッチは、カヤックの内部に繋がっていて、ここに水が入るとカヤックが浸水して沈没する原因になります。
なので、ハッチの位置はできるだけ海面より高くなっているか、水が溜まる場所にないのが理想です。
コンパクトなフィッシングカヤックおすすめ8選
それでは、コンパクトなフィッシングカヤックを8種類紹介いたします。
シットオン・トップ・カヤックばかりになっていますが、有名YouTuberが使用しているモデルもあります。
性能面でかなり優秀なものなので、ぜひ参考にしてください。
【ストリームジャーニー】
バラクーダ
カヤックフィッシングを始める人は、このカヤックから始める人も多い、エントリーモデルです
本体重量も22キロと軽めなので、カートップもしやすく浜への搬入も楽にできます。
ラゲッジスペースが少し狭くなっていますが、クーラー設置用のマウントを自作するなど、艤装で楽しむこともできますよ。
【AFボート】
パワーカヤック
こちらも初心者におすすめの、超コンパクトフィッシングカヤックです。
特徴は、なんと言ってもこの小ささ。
全長は2メートル(7ft弱)で、重量が18キロ。
とっても小さくとっても軽いので、軽自動車に車載したり女性でも簡単に運んだりすることができます。
また、エンジンマウントが標準装備されているので、エレキや2馬力エンジンを取り付けることもできます。
【バイキングカヤック】
忍
安定感とスピード感のバランスが抜群の、人気フィッシングカヤックです
カヤックアングラーとしてYouTubeでも人気の「くーねる」さんも愛用し、巨大青物とのファイトを楽しんでいます。
初心者から中級者まで納得の、性能の良いカヤックですね。
【ウィルダネス・システムズ】
ターポン120
こちらも、カヤックフィッシング経験者も納得の、トータルバランスに優れた名品です。
一番の特徴は、スライドトラックシステムという特徴的なマウントシステムです。
カヤック本体をほとんど加工することなく、ロッドホルダーや魚探マウントなどを取り付けることができます。
つまり、それだけ余計な隙間を作らなくて済むので、カヤック内部への水の侵入が最小限で済むんです。
比較的安心な設計なので、海での使用もおすすめ!
【パーセプション】
トライブ
バラクーダに近いタイプの、シットオン・トップ・カヤックです。
3メートル弱の長さで重量が22キロなので、一人での車載や持ち運びは全然平気です。
嬉しいことに、このカヤックには、カヤック用マウントの中でも人気の「RAMマウント」が、無加工で取り付けられるようになっています。
使い勝手も良いマウントなので、とってもお得ですね。
【HUNTER】
HKB270
ミニボートで有名な「HUNTER」ですが、もちろんカヤックも扱っています。
このモデルのカヤックは、初心者の入門用としてはもってこいのタイプ。
セット装備で、シート・アウトリガー・ロッドホルダーなど、カヤックフィッシングに必要なものが一通り揃っています。
お手軽価格で、カヤックフィッシングが始められるので、とってもおすすめですよ。
【オーシャンカヤック】
マリブ
3メートル30センチで26キロと、少し大ぶりなこのカヤックや、レジャーからカヤックフィッシングまで、なんでもこなすオールラウンドカヤックです。
性能も直進性と旋回性のバランスがよく、長時間漕いでも疲れにくいコックピット構造になっています。
中級者にもおすすめの、良いカヤックですよ。
【HUNTER】
ハンターカヤック2HP
このカヤックは、「コンパクト」という印象はあまりありませんが、実は結構コンパクトなんですよ。
全長は3メートル未満なので、カートップにして現場まで持っていくことが可能です。
ただ、重量が32キロもあるので、一人での持ち運びは結構大変です。
ドーリーや台車があると、楽に運べるでしょう。
コンパクトフィッシングカヤックの改造・艤装
コンパクトフィッシングカヤックは、自分好みに改造・艤装することで、より快適に安全に釣りを楽しむことができるようになります。
主な改造や艤装は次の通り。
- サイドフロート・アウトリガー
- 1~2馬力エンジン
- 魚群探知機マウント
- パラシュートアンカーのトロリーシステム
- ラダー&フットシステム
サイドフロート・アウトリガー
サイドフロートやアウトリガーは、カヤックの転覆防止のために取り付けるものです。
コンパクトフィッシングカヤックは、そもそも安定感抜群なのですが、より波に強く艤装することができます。
その代わり、全然進むスピードが出ないので要注意。
1~2馬力エンジン
エレキやエンジンなどを取り付けて使用している人もかなりいます。
代表的なものがAFボートのパワーカヤックですね。
サイドフロートやアウトリガーと組み合わせると、移動性能も安定性も高めることができます。
魚群探知機マウント
カヤックで釣りをするなら欠かせないのが、魚群探知機です。
いろんな人が様々な工夫をして船体に魚探を取り付けています。
できるだけ視認性がよく、釣りの邪魔にならないような艤装が良いですね。
パラシュートアンカーのトロリーシステム
この装備は釣りのスタイルによって全く使わない人もいます。
ちなみに僕は全く使いません。
風で流されるスピードと方向を制御してくれるパラシュートアンカーを、船体の前後左右どこからでも出すことができるシステムです。
自作でトロリーシステムを組む人は、かなりカヤックの艤装に詳しい人ですね。
ラダー&フットシステム
この艤装は、コンパクトフィッシングカヤックに舵と舵操作のためのふっとペダルを取り付けるものです。
手軽にラダー付きカヤックが手に入りますよ。
僕も、持っている格安フィッシングカヤックにラダー&フットシステムをつけて使っています。
まとめ
淡水であれ海水であれ、危険と隣り合わせのアクティビティであることは、肝に銘じておきましょう。
ちょっとしたことで命を落としてしまうことになります。
無事に家に帰るまでがカヤックフィッシングです。
それを踏まえて、楽しんでくださいね。
コンパクトなフィッシングカヤックの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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