釣り用インフレータブルカヤックおすすめ6選!デメリットや最強の選び方も紹介!

カヤックフィッシングを始める際に保管場所の問題で購入をためらう方も多いと思います。

日本の住宅事情から考えると3m以上あるカヤックを、どこに保管するか悩みどころ。

そんな方にはコンパクトに収納できるインフレータブルカヤックをおすすめします。

空気を抜いて折りたためば室内やマンションのベランダなどで保管することができるので最強です。

それではおすすめの使用方法やメリット、デメリット。

釣り用に最強なインフレータブルカヤックを買う際のポイントをご紹介していきます。

佐々孝幸
執筆者
  • 釣り歴30年
  • カヤック所有

子供の頃にブラックバスブームがあり見事にハマり、その後クロダイのヘチ、前打ち釣りとシーバス釣りに明け暮れる。 岩手へ移住したのをきっかけにロックフィッシュへ転向。 ランカーサイズのアイナメ、ソイを狙い続け、3年前からフィッシングカヤックを導入。 あまり釣りを難しくせずに、シンプルスタイルをモットーに楽しんでいます。

インフレータブルカヤックとは

空気を入れ膨らませて使用するカヤックのことです。

カヤックフィッシングに適しているものは、強度の高い素材を使用しているものや、底面を強化しているもの、2重構造になっているなど強度面も安心です。

また、空気を入れる場所が2か所以上あるものは、たとえどこかに穴が空いても一度に空気が抜けることはありません。

インフレータブルカヤックを釣りに使うメリット・デメリット 

メリット

空気を抜けば軽量で折りたたむことができるので、車以外で運ぶことができるのも魅力的です。

バイクや電車などで移動することができるので、車を持っていない方も気軽にカヤックを楽しめます。

また、駐車場から出艇場所まで遠い場合や、ちょっと藪漕ぎをして出艇場所まで運ばなければならない場合も、軽量なので運搬が楽にできます。

乗り心地も良く、エアマットのように柔らかくラグジュアリーなのも魅力的。

大きな浮力体がカヤックの両側にあるため安定感があり初心者でも安心して使えます。

デメリット

喫水(カヤックが水につかっている部分)が少ないため風に弱く、強風が吹くとあっという間に流されてしまいます。

天気予報を十分に確認し、あまり風のない日に使用することをおすすめします。

空気を入れて使用する特性上材質がPVC等であることが多く、保管状況や経年劣化などで穴が開くリスクがあります。

また、釣りをしていれば針が刺さってしまう可能性もあるので、使用の際は注意が必要です。

釣り用インフレータブルカヤックの選び方 

使用場所(淡水/海水)

インフレータブルカヤックは風に弱いため使用場所には注意が必要です。

淡水では野池や湖、小規模ダムなどでのバスフィッシングがおすすめ。

立ち入り禁止やボート禁止などに注意して使用しましょう。

また申請が必要な場合もあるので事前によく調べてから使用してください。

海水では湾奥などの小場所で使用に向いており、シーバスやロックフィッシュがメインターゲットになってきます。

海では風や波で流されてしまうので、沖に向かって風が吹く場合は気を付けましょう。 

淡水、海水ともにあまり広い場所や、沖まで出てしまうと戻れなくなるリスクもありますので十分に注意してください。

乗船人数(1人乗り/2人乗り)

インフレータブルカヤックには1人乗りと2名乗りのモデルがあります。

1名乗りのカヤックは軽量で小回りがききます、また準備や荷物が2名乗りも物よりも少なく済みます。

2名乗りのモデルは2人でカヤックを楽しめるのが最大のメリットです。

また、座席の位置をかえて1名で使えるモデルもあり、普段は広々と使えて時にはタンデムで使用することができるのは魅力です。

しかし、長さがある分重さがあり、小回りも効きにくいため狭い場所では使いにくい場合もあります。

ポンプの種類

インフレータブルカヤックを使うには空気を入れる必要がります。

気室が複数に分かれているので空気を入れるもの一苦労、効率よく空気をいられると楽に準備ができます。

ポンプの種類は手動、足踏み式、電動があり後者ほど楽に空気が入れられます。

手動のポンプでもダブルアクション(押す際も引く際も空気が入る)を使えば楽に準備することができます。

どのようなポンプが付属するのか、または別途準備が必要なのか購入時に確認しましょう。

気室の数

気室の数は安全性につながる重要なポイント。

気室とは空気を入れる場所のことであり、それが数か所に分かれていることでどこかが破損しても形が保たれ、すぐに沈没しない構造になっています。

一般的にはカヤックの左右に気室分かれており、それにフロアなどの数か所に分かれています。

購入する際は気室の数も確認してみましょう。

空気圧

インフレータブルカヤック一艇ごとに最大空気圧は変わってきます。

空気が少なすぎればカヤックの剛性がなく安定性や直進性が下がりますし、空気を入れすぎればバーストの危険性もあります。

価格の差が出やすい部分で、ドロップステッチ(空気を入れて膨らませる場所に高剛性の繊維を張り巡らせる構造)やPVCの多層構造などを採用しているものは高い空気圧に対応しています。

空気圧の単位はipsで表記されていますので、購入の際は確認してみましょう。

空気を入れる際に圧力計を使ってしっかり空気圧を管理することで、カヤックの性能をしっかりと引き出し、バーストなどのリスクを減らすことができるでしょう。

釣り用インフレータブルカヤックおすすめ6選 

【キャプテンスタッグ】
メイフライ2

コスパの良い2名乗りのインフレータブルカヤック。

3mと全長が短いですが、幅を持たせることで安定性を確保しています。

大人2名ではちょっと狭いので、子供とタンデムや一人でゆったりと使うのがおすすめ。

持ち運びしやすいバッグと空気入れもセットでついてきます。

【アクアマリーナ 】
Memba  ME-330-A

ちょっとしたツーリングから釣りまで使用できるモデルです。

デッキ部分はドロップステッチを採用しており、剛性が高い為安定した乗り心地です。

本体には高耐久ポリエステルカバーが被せてあるので、摩擦や衝撃にも強いデザイン、気室も3つに分かれているので安全性も十分です。

パドルやシートなどもフルセットでついてくるので、そのまま使えるのも高ポイント。

【キャプテンスタッグ 】
エアフレーム1  MC-1429

長年販売されている定番インフレータブルカヤック。

最大の特徴は切り立った先端部で、水や波を切り裂いてくれるので直進性が高いのが特徴です。

このしっかりとキールがたっているデザインがこのカヤックの魅力でしょう。

安全性も6気室に分かれており安心感があります。

【アクアマリーナ】
Tomahawk AIR-K 375

カヤック全体にドロップステッチを採用、たわみを極限まで減少させハードカヤックのような剛性を実現しています。

3気室に分かれており万が一ひとつの気室に穴が開いても、ほかの気室から空気が抜けることはありません。

船首と船尾はハードキールを採用しており、高い直進性と旋回性能が特徴です。

カヤックの先端と後端にスプラッシュガードがついているので、カヤック内に水か入りにくい設計になっています。

【アクアマリーナ】
Tomahawk AIR-K 440

タンデムで楽しみたい方はこのインフレータブルカヤックはいかかでしょうか。

カヤック全体にドロップステッチ採用で剛性は十分ですし、3気室に分かれているので安全性も高いです。

長さが4.4m、適応体重210Kgまでですので、2人で乗っても安心な広さがあります。

パドルを2本買ってタンデムツーリングを楽しんでみてください。

【アドバンスワークス】
MarineSpeeder330

カヤックフィッシングを目的に作られた本格的なインフレータブルカヤック。

PVC素材2重構造とドロップステッチを採用しているので、最大空気圧は15psiとかなり高め、それによってカヤック全体の剛性が高められています。

また、フックや魚のヒレが当たりやすい場所はPVC3重構造で強化してあります。

先端と後端はABS樹脂製で擦れに強く出艇する際などにも安心、切り立ったデザインで直進性も高いです。

まとめ

手軽に楽しめるインフレータブルカヤック。

ライフジャケットなどの安全装備もしっかりして、週末にゆったりと漕ぎ出してみてください。

最高のリラックスタイムが待っています。

紹介アイテム一覧

釣りのインフレータブルカヤックの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

キャプテンスタッグ
メイフライ2
アクアマリーナ 
Memba  ME-330-A
キャプテンスタッグ 
エアフレーム1  MC-1429
アクアマリーナ
Tomahawk AIR-K 375
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Tomahawk AIR-K 440
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