近年のアウトドアブームもあり、アウトドア用に作られた帽子の種類も豊富になっていますよね。
中でも人気なのが、頭を一周する形でつばのあるハットタイプの帽子で、釣り人でも着用する方が増えています。
釣り用の帽子と言えばキャップが定番でしたが、ハットにはほかの帽子よりもアウトドアとの相性がいいメリットがあります。
そこで今回は、釣り用におすすめのハットについて、選び方やおすすめ商品をご紹介します。
- 釣り歴15年
- 釣り具の販売経験あり
- 全国10都道府県へ遠征
北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
目次
- 1 釣りでハットを被るメリット
- 2 釣り用ハットの選び方
- 3 釣り用ハットおすすめ10選
- 3.1 【ニューエラ】OD ADV LT GTX PACLITE 223
- 3.2 【TAVARUA】プレミアムスタンダードサーフハット（TM1001A）
- 3.3 【ザノースフェイス】ゴアテックスハット（NN41912）
- 3.4 【ダイワ】ゴアテックス インフィニアム アジャスタブルハット（DC-1922W）
- 3.5 【シマノ】レインハット（CA-013V）
- 3.6 【ザノースフェイス】ホライズンハット（NN41918）
- 3.7 【マーモット】BC ワークハット
- 3.8 【マーモット】ゴアテックスハット（TOATJC46）
- 3.9 【チャムス】リバーシブルプリントハット
- 3.10 【SUNS】BIGアドベンチャーハット（H-051）
- 4 まとめ
釣りでハットを被るメリット
近年アウトドアレジャーでハットが人気なのは、デザインの好みだけでなく実用的なメリットもあるからです。
とりわけ釣り用としてはどのようなメリットがあるのでしょうか。
日焼け防止効果が高い
ハットはつば（ブリム）が頭を一周する形で覆っているので、首から上の全体を日陰にしてくれるメリットがあります。
キャップでは保護できない首の日焼けなども防止できるので、日差しの強い時期には特にメリットが大きいでしょう。
近年夏場の気温上昇が激しいので、熱中症対策を考えても、ハットの日よけ効果は大きなメリットと言えます。
首から上を広く保護できる
釣りでは仕掛けが頭にぶつかって怪我をする事故も少なくないので、事故防止のために帽子を着用するのが望ましいですよね。
キャップでもある程度は保護できますが、ハットであれば耳までカバーできるので、より保護面積が広くなります。
川歩きなどでは木の枝などからも守ってくれますし、険しいポイントでの釣りでは特にメリットが活きるでしょう。
雨除けにもおすすめ
ハットの保護面積の広さは日差しだけでなく、雨からも頭を守ってくれる効果が大きいメリットがあります。
アウトドア用のハットは水が染みにくい生地を使用していることが多く、防水処理されていればより安心です。
普段キャップを被っている方も、雨が降りそうなときのために防水性の高いハットを用意しておくのもおすすめです。
釣り用ハットの選び方
アウトドア用ハットにも色々な種類があり、どれも魅力的ですが、釣り用に用意するなら機能性も考えるとより快適です。
釣り用ハットを選ぶ際は、以下のようなポイントをチェックしておきましょう。
ハットの種類
ハットは、形状などによっていくつかの種類に分けられます。
英国紳士が礼服に合わせる帽子もハットの一種ですが、アウトドアレジャーには向かなそうですよね。
レジャー用としてよく使われているのがサファリハットやバケットハット、アドベンチャーハットなどで、釣り用にもおすすめです。
筆者もサファリハットを釣りで使用していますが、つばが広いので遮光効果も高く、薄手で軽いので非常に便利です。
それ以外のハットの場合、フェルトハットなどはのり付けで成形しているものもあり、汗や雨で型崩れすることもあるので注意しましょう。
サイズ
アウトドア用の帽子はサイズも重要で、頭に合わせたサイズ、そしてハットの場合はハット自体のサイズも重要です。
頭に合わせたサイズは、風に飛ばされにくいよう十分なフィット感があると同時に、長時間被っても不快感のない余裕のあるものが適切です。
ハットには、キャップのようにアジャスターがないものも多いため、クラウンと呼ばれる頭を覆う部分のサイズを確認しましょう。
もう一つ重要なのがハット自体のサイズで、あまりつばの直径が大きすぎると、竿の上げ下げなどの妨げになってしまいます。
バケットハットなどはつばがすぼまった形になっているので、シルエットが小さく邪魔になりにくいでしょう。
防水性
アウトドアでは突然の雨に見舞われることもありますし、釣りでは汚れが付いてしまうことも多いので、防水性は重視したいポイントです。
防水性があれば雨を弾くだけでなく、汚れが付いてしまったときも浸透しにくく、汚れを落としやすいメリットもあります。
アウトドア用に作られたハットの多くは、防水性のある生地を使用していることがほとんどですし、撥水加工されているものもあります。
撥水加工されていないものも、化学繊維の場合は防水スプレーを使用できるものも多いので、定期的に塗布しておくと安心です。
GORE-TEXなど防水性に優れた素材を使っているものもあるので、川歩きなど汚れやすい環境ではそういったものがおすすめです。
釣り用ハットおすすめ10選
上記したポイントを踏まえて、釣り用におすすめのハットをご紹介します。
様々な種類のハットから釣り向きのものをピックアップしたので、コーディネートも考えながらお気に入りのハットを選んでくださいね。
【ニューエラ】
OD ADV LT GTX PACLITE 223
ベースボールキャップのイメージが強いニューエラですが、高機能なレジャー向きのハットも展開しています。
生地はナイロンとGORE-TEXの2レイヤー仕様で、防水透湿の機能性を備えながら、軽量に仕上がっています。
ニューエラとGORE-TEXのロゴを大きくあしらったデザインも印象的で、普段着に合わせやすいデザインなのもうれしいですね。
【TAVARUA】
プレミアムスタンダードサーフハット（TM1001A）
生地に使用する繊維から縫製まで国産にこだわった、プレミアム仕様のレジャー用ハットです。
東レ製の糸を使用した生地は柔らかでドライな風合いで、汗ばむ気温や雨降りにも対応し、様々なフィッシングシーンに対応します。
ストラップはネオプレン素材なので、しっかりホールドしつつ不快感がないのもおすすめポイントです。
【ザノースフェイス】
ゴアテックスハット（NN41912）
本格派アウトドアウェアブランドのノースフェイスが展開する、本気仕様のアウトドア用ハットです。
生地にはGORE-TEXを採用し、シームシーリング加工によって縫い目からの浸水も防いでいるので、レインハットとしての性能も十分です。
機能性を充実させながら表地はコットン風で、アウトドアウエアにも普段着にも合わせやすくなっています。
【ダイワ】
ゴアテックス インフィニアム アジャスタブルハット（DC-1922W）
近年ウエアの評判もいいダイワが展開する、機能性抜群のレジャー用ハットです。
快適性と機能性を両立するGORE-TEXINFINIUMを採用し、フィッシングシーンで想定される様々な天候に対応します。
ワンタッチで調整できるアジャスターに、ハットのフチを折り曲げて固定できるボタン付き設計も便利ですね。
【シマノ】
レインハット（CA-013V）
高い防水透湿性とデザインを両立した、ベーシックタイプのレインハットです。
生地はフィッシングウェーダーにも採用されているシマノのドライシールド＋で設計され、雨でも快適な防水性と透湿性を兼ね備えています。
幅広い年代、性別に使いやすい落ち着いたデザインになっていて、普段着にも合わせやすいでしょう。
【ザノースフェイス】
ホライズンハット（NN41918）
夏場の釣りにおすすめの、ノースフェイスのラインナップの中でも人気のレジャー用ハットです。
高通気を重視した設計なので汗ばむ時期でも快適で、かつUPF15-30のUVカット効果もあり、日焼け防止用としてもおすすめです。
サイズのバリエーションやカラーバリエーションも豊富なので、コーディネートしやすいのもうれしいポイントです。
【マーモット】
BC ワークハット
収納可能な日よけを搭載し、夏場の釣りに幅広く対応するレジャー用ハットです。
元々日よけ効果の高いハットに、UPF50+のUVカット効果のある日よけを採用しているので確実に日焼けを予防します。
日よけには首周りを守る効果もあるので、枝木でのけがを予防するほか、虫の多い渓流釣りなどでの虫刺され予防も期待できます。
【マーモット】
ゴアテックスハット（TOATJC46）
明るいカラーデザインと、GORE-TEX素材を使用した高い機能性が魅力のレジャー用ハットです。
GORE-TEXによる防水透湿性は雨の日でも快適で、ムレを防止するシルリードも採用しているので、汗をかいても不快感の少ない作りになっています。
あご紐には、負荷がかかった時に自動で緩めるセーフティロックシステムが付いているのも安心です。
【チャムス】
リバーシブルプリントハット
デザイン性に長けるアウトドア用品で人気のチャムスが展開する、リバーシブルデザインのレジャー用ハットです。
表地に落ち着いたデザイン、裏地にはにぎやかなデザインの生地を採用し、その日の気分やファッションに合わせて選べるのが特徴です。
レジャー用ウエアでも、ファッショナブルに着こなしたい方におすすめのアイテムです。
【SUNS】
BIGアドベンチャーハット（H-051）
サイズもつばも大き目で、価格もお手頃なアドベンチャーハットです。
最大サイズは62cmで、サイズの問題でハットをあきらめていた方にも着用しやすく、大きなつばはワイヤー入りで角度調整も可能になっています。
生地にはシワ加工されているので、持ち歩くときは折りたたんでも気にならないのもうれしいポイントです。
まとめ
ハットは近年アウトドアシーンで人気が高まり、フィッシングシーンでもその機能性は大きなメリットになります。
紹介したようにデザインも様々なので、機能性とデザイン性を両立しながら、ハットを着用して釣りを楽しんでくださいね。
釣り用ハットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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