今回の記事では、釣りで使用するクーラーボックスを特集します。
釣りを1日通して楽しむ場合、クーラボックスの存在は必需品と言えます。
特に、気温が上がり始める5月〜真夏は保冷に関する様々な用途で大活躍します。
またアウトドアメーカー各社から様々なアイテムがリリースされており、良し悪しも分かりにくく選ぶのが難しいジャンルでもあります。
初心者でも安心して選べるよう、しっかりと解説していきます。
- 釣り歴24年
- 海外遠征経験あり
愛知県在住。普段はブラックバスや雷魚、シーバス、ロックフィッシュなどのルアー釣りがメインです。国内外を週末弾丸遠征で釣り歩くスタイル。石垣島、タイ、マレーシアでの釣りが大好きです。今後の目標は、日本三大怪魚制覇やカヤックでGTを釣る事、アマゾン・ボルネオ・パプアニューギニア・パリ遠征など、夢が尽きません。
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釣りでクーラーボックスを使うメリット!初心者にも分かりやすく解説!
魚を持ち帰れる
クーラーボックスを使用する最大のメリットと言えば、釣った魚を冷やして持ち帰れることです。
特に気温の上がる季節はクーラーボックスが無ければ、冷やすことができずに鮮度を保つことが不可能です。
1日通して釣りをする場合、魚を腐らせないためにも長時間保冷することのできるクーラーが重宝されます。
苦労して釣り上げた魚達を、家で美味しく味わいたい方には必須アイテムと言えます。
餌の鮮度
クーラーボックスを釣り場に置いておくことで、餌を保存して鮮度を保つことが可能です。
夏に1日釣行する際、温度が上がりすぎて生き餌は全滅してしまい、放置していれば腐ってしまいます。
中に保冷剤と餌を入れておけば、1日持たせることが可能です。
また、ボックスのフタに餌箱を内蔵しているモデルもありますので後半紹介します。
お弁当&飲み物
釣行時、お弁当や飲み物を冷やして保管できることも大きなメリットです。
お店が近くにある釣り場であれば買い物にいけますが、田舎の秘境エリアやオフショア釣行ではそうは行きません。
飲み食い無しで炎天下を過ごすのは、熱中症のリスクも有り大変危険です。
釣った魚や餌を冷やすことはもちろんですが、釣り人のコンディションを維持するためにも必須アイテムです。
椅子代わり
強度のあるクーラーボックスを選ぶことで、椅子代わりにして座って釣行を楽しむことが可能です。
特に、堤防でのファミリーフィッシングや1か所で粘るエサ釣りでは長時間立っている訳にはいきません。
極力荷物を減らしたいシチュエーションも多くあると思いますので、椅子を断舎離するのに役立ちます。
釣り初心者向けクーラーボックスの選び方
サイズ(容量)
釣りでクーラーボックスを選ぶ場合、サイズの選定は非常に重要です。
釣った魚を持ち帰ることを大前提としているため、魚のサイズより小さなクーラーボックスでは使い物にならないためです。
キャンプをはじめ、アウトドア用のクーラボクスの容量は(L/リットル)表記で表されます。
また『500mlペットボトル〇〇本収納可能』など分かりやすくうたっているアイテムもあります。
確かに、リットルで容量を把握することも大切です。
しかし、メーカーの表記で大容量モデルであっても、高さで容量を稼いでいる場合、魚を入れるのに長さが不十分な場合があります。
初心者の場合は釣る魚の大きさを基準にし『縦横高』の『一辺の長さ』を一番に確認して選んでください。
保冷力
クーラーボックスを選ぶ際、保冷力だけは初心者用だからといって手を抜いてはいけないポイントです。
魚や物を冷やす目的と、釣り歴は関係ないからです。
初心者の場合あまりリサーチせず、とにかく安く購入して済ませる傾向があります。
確かに、最初はそこまで良いものを買う理由がわからないと思いますし、予算等の問題があります。
しかし、クーラーボックスの値段と性能は、使用されている材質と保冷力と比例します。
秋冬〜春であれば、保冷力が弱くても氷が1日溶けること無く持ちます。
しかし、30度を超す真夏では保冷力は必須になり、弱いモデルだと数時間で溶けてしまいます。
初心者であってもベテランであっても、真夏の使用であればしっかりとハイエンドモデルを選びましょう。
材質
保冷力の話題が出れば、必ず確認することはクーラーボックスの断熱材の材質です。
数千円代のエントリーモデル〜ミドルクラスのクーラーには、ほぼウレタンが採用されています。
ウレタンは軽くて安価であり、そこそこの保冷性能がありコスパは良いです。
同じウレタンが採用されているアイテムであっても、使用量や厚さなどで多少保冷力は変わります。
気温の上がらない季節や、夏でも半日の使用であればウレタンモデルでも十分対応可能です。
対してハイエンドモデルには、真空断熱材が採用されています。
ボックスの何面に採用されているかで値段や性能は大きく変わりますが、3〜4日氷が溶けないモデルも存在します。
真夏の炎天下や、日陰のないボート釣行、更に丸一日使用する場合は真空断熱材モデルをおすすめします。
水抜き栓
釣りで使用するクーラーボックスの場合、水抜き栓のあるモデルをおすすめします。
氷を直接入れて魚を冷やす場合や、氷締めで氷と海水を入れる場合など、溶けたり不要な水をワンタッチで抜くことが可能だからです。
氷をたくさん入れると重くなるため、水を抜いて軽くする際にも役立ちます。
また、血や魚から出る水分をそのままにしておくと悪臭の原因になりますが、抜き栓があることで回避できます。
使用後、中に水を溜めること無く洗浄が可能なので後片付けも簡単です。
車中などでは、漏れのないように注意しましょう。
大型には多く備えていますが、全ての釣り用クーラーに搭載されているわけではないので後半ピックアップして紹介します。
強度
メリットで挙げたように、座って椅子代わりに使用できるよう強度のあるモデルを選ぶといいです。
あまり強度のないクーラーボックスに座ると、体重で変形してしまいます。
中身を入れて使用すると重さもありますので、不意に手を滑らせる可能性もあります。
硬いコンクリートの堤防やテトラポット、磯のようなポイントではぶつけたり落とすと強度のないモデルは破損する恐れがあります。
また、ソルトゲームでは毎回潮風に晒されるため、強度のないプラ製ボディだと色ハゲやボディ劣化も早いです。
他のアウトドアと違い、釣りは過酷な状況下での使用や移動も多いため、強度は必ず確認しましょう。
釣り初心者向けクーラーボックスおすすめ10選
【サンカ】
クーラーボックス
無名ブランドではありますが初心者の方で、激安モデルをお探しであればこちらをおすすめです。
かなり安いですが、しっかりと氷を多めに入れてやれば炎天下であっても1日持ちます。
フタも両開きで作業性も良いですし、座ってみても問題ありません。
筆者もライトゲームで魚を持ち帰ったり、飲み物やドリンクの保管に使用しています。
【TOURIT】
保冷 断熱バッグ
トウリトというメーカーの、保冷できるリュックタイプのクーラーです。
レアケースではありますが、ランガンしたいけどクーラーが必要なんて状況誰しもが一度はあったはずです。
リュックとして背負えるので、ロッドを片手にランガン可能です。
防水、漏れ防止もしっかりとしているので少量であれば釣った魚も持ち帰れます。
【DAIWA】
クーラーボックス クールラインα3
安心のダイワ製で、当メーカーの定番モデルです。
釣り用クーラーとしての性能をしっかりと備えており、保冷力、座れる強度に水抜き栓を完備しています。
両開きのフタで、使いやすく掃除も簡単です。
更に滑り止めのラバーもあり、船の上でも安心です。
【SHIMANO】
ホリデークール
こちらも安心のシマノ製で、最も初心者が手にしやすいエントリーモデルです。
アウロドア全般に開発された小型モデルでありタフユースには不向きですが、堤防でのライトゲーム、ファミリーフィッシングに丁度いいサイズ感です。
保冷力に定評があり、餌やドリンクの保温にも適しています。
氷も24時間キープしますので、釣った魚も安心です。
【SHINWA】
ホリデーランドクーラー
生活に必要な収納ケースをメインに制作しているメーカーの伸和製のクーラーです。
釣りメーカーでは無い分、他社よりも安く製作可能でありコスパ重視です。
しっかりとした強度と保冷力はもちろん、持ち運びに便利なサイドハンドルや転がして歩けるキャスター付きです。
8サイズあるので、狙う魚のサイズで選びましょう。
【DAIWA】
クールラインα ライトソルト GU1000X/1500X
DAIWAのアジングやメバリングをターゲットとした、ライトソルト用小型クーラーです。
内部に餌箱(別売り)を装着したり、ロッドホルダーを装着したりとカスタムが可能です。
持ち運びに便利なショルダーベルトに、滑り止めも付き、船の乗り降りや釣行時の滑り止めも完璧です。
【FIELDOOR】
ノーザンクーラーボックス
アウトドアメーカーのFIELDOOR製クーラーですが、その非常に高い保冷力と大容量が魅力で釣りにも適しています。
40〜60リットルクラスの超大容量モデルも対応しています。
そのため、船での遠征、大型魚を狙うオフショア釣行、真夏の炎天下のボート釣行に向いています。
フタ備えている、魚用のサイズスケールが遊び心をくすぐります。
【PYKES PEAK 】
クーラーボックス TOUGH GEAR
アウトドアメーカーのパイクスピーク製のクーラーです。
最大の特徴は、その高い保冷力で5日間氷をキープと謳っている程です。
また非常に頑丈に設計されており、高所から落としたりぶつけたりした程度ではビクともせず、かなりタフに使い込めます。
磯やテトラポットでの釣行、海が荒れる可能性のあるボート釣行などそのタフさを必要とするシチュエーションは少なくありません。
【SHIMANO】
スペーザ ホエール
断熱材に真空パネルを3面使用しているシマノ製ハイエンドモデルです。
45〜60リットルの大容量対応モデルです。
65時間保冷をメーカーは謳っており、その高い保冷力は鮮度命の大型青物に対応します。
魚の鮮度は初心者であっても、釣り歴は関係ありませんので大型オフショア釣行にぜひおすすめです。
【DAIWA】
トランクマスターHD II
こちらもダイワ製の真空パネル採用のハイエンドモデルです。
なんと驚きの5面真空パネル採用で、保冷力は最強クラスです。
座れるタフさに、大型青物対応ロングボディです。
かなり高額なので、グループや家族で共有するのも有りです。
内部は抗菌仕様で、洗えば常に清潔でハイエンドモデルならではの機能です。
まとめ
初心者向けにクーラーボックスを紹介してきました。
求めやすい激安モデルからハイエンドモデルまでありますが、初心者であっても用途で必要であればしっかりとハイエンドを選んでください。
釣った魚の鮮度を守り、家で食べるのは格別ですのでぜひ味わっていただきたいです。
釣り初心者向けクーラーボックスの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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